8 白文天、輸送中に奴隷童女を弄ぶ
「緊張するでないぞ。穴を緩めておらぬと、怪我をするぞ。無様な尻の穴にはなりたくないであろう? 指を入れられるときには息を吐け。忘れるでないぞ、
輸送隊の指揮官車である馬車の中。
「あ、あい、ご主人様……」
馬車の床に跪き、文天に可愛らしい尻を向けた香孫女が、小さく息を吐く。
それに合わせるように、文天は潤滑油を載せた指を、菊穴の周囲へと滑らせた。
この行軍の指揮官は文天だ。だが、自分は、州都の高官に引き立てられて高級将校に収まっただけの男であり、兵の指揮など一度として経験がない。
だが、人を見る目だけはあるつもりでいた。
いまも、帝都である
高俅が帝都に復帰すれば、自分も必ず引き上げられる――。文天はそう信じていた。
そのために必要なものがあれば、差し出すことを惜しまない。
高俅や県令に女をあてがうことも、文天にとっては政道の一部でしかなかった。
つい先日も、高俅の関心を引きそうな商人の若夫人を罠に嵌めて差し出した。
その結果、夫は冤罪で投獄され、商家の財も没収された。
高俅の歓心を得ただけではない。財の一部を分け前として手にしたうえ、陵辱の宴にも加われた。
結局、夫人は命を絶ったが、城郭に目をつけている女はまだまだいた。
今回の任務で北州都へ向かうと決まったとき、文天は新たな慰みものを求め、奴隷商を回った。
そこで童女を一人買い入れている。道中の慰みとして童女の尻に興じる。──それが、この行軍の本音だった。
この輸送隊の目的は、
主たる積荷は銀貨。それを積んだ二台の輸送車を中心に、食糧や物資を積んだ荷駄馬車が続く。
それらを、百人の兵――騎馬隊と歩兵――が護衛する構えだった。
さらに州軍の旗も掲げている。
官軍であることを誇示していれば、そう簡単に盗賊が襲ってくることはない。文天はそう信じて疑わなかった。
従ってきた将校は、まだ二十歳。
経験は浅いが、文天にとっては使いやすい駒だった。なにより、文天の命令に口答えをしない。
この任務でも、名ばかりの文天に代わって実質の指揮を執っていたのが、この若い将校だった。
「お呼びですか、隊長?」
窓越しに、小隊長が声をかけてくる。車内での童女の調教中は、扉を開けさせない。それが文天の命令だった。
「馬車が揺れる。速度を落とせ」
文天は小隊長に命じた。
「ですが、隊長。現在は梁山湖の近傍。賊徒にとっては格好の地形です。このまま進軍すべきかと」
小隊長が、めずらしく異を唱えた。
「黙れ。梁山湖の賊が官軍を襲うか? そんな前例は聞いたこともない。盗人どもは、旅人や村を狙うのが関の山だ。百の兵と州軍の旗を掲げて進む軍隊に、手を出す道理がない。いいから、命令に従え」
言い切ると、文天は窓を閉めた。馬車の揺れは間もなく収まり、人の足並みにも似た進行になった。文天は満足げに息をついた。
「さあ、待たせたな。続きをするぞ、香孫女」
文天は、童女の菊座の周辺を揉みほぐす作業に戻る。
指で潤滑油を擦り込むようにすると、童女の菊門がひくついてきた。
しかし、文天は思ったよりも、香孫女の肛門筋が弛緩していることに気がついた。
肛門にはかなりの弾力があり、緊張して固く萎まっているという感じではない。
むしろ、柔らかい。
もしかしたら、すでに肛門の調教がなされているのか?
文天は疑念に思った。
この香孫女を出発先の東平の城郭の奴隷商で購ったのは、この輸送隊を出発させる直前だ。
今回の任務で北州都に向かうことになったことで、何気なく城郭を回っていたとき、奴隷商の店先で、尻を丸出しで掃除をしていたこの奴隷童女に目がいった。
尻にあったのは、奴隷の印だ。
奴隷は首輪と奴隷印を絶対に隠してはならないというのが法である。
だから、娘は下袍の後ろ側をくり貫いた特殊な服を着ていた。もちろん、下着は身につけてなかった。
平民女に適当な罪を作って軍牢に入れれば、遊びでいたぶる女などいくらでも調達できるので、これまで性奴隷など買ったことはなかったのに、なぜかその奴隷童女だけはどうしても欲しくなった。
そして、行軍の最中に、この童女の肛門を調教すれば道中の退屈が紛れるだろうと考えて、奴隷商からその童女奴隷を買い取ったのである。
それが、この香孫女だ。
それにしても、文天はそのときの自分の感情がいまだによくわからない。
確かに、この香孫女は可愛いらしい顔立ちをしており、奴隷にしては人目を引く可愛い童女だ。
しかし、文天はこれまで、大人の女を抱いた経験しかなく、こんな幼い童女を抱いてみたいと思ったことはない。
だが、なぜか、この香孫女にはひと目で虜になった。
しかも、猛烈に肛門調教を施したくなったのだ。
香孫女の肛門を犯したい……。
童女奴隷の尻を調教したくて、したくて我慢できなくなった。
いてもたってもいられない気持ちというのは、ああいうことを指すのだろう。
そして、早速から始まった行軍において、香孫女の肛門調教を夢中になってやっていた。
だが、いま、その香孫女の肛門に違和感を覚えた。
「香孫女、もしかしたら、お前、これまでに肛門の調教を受けた経験があるな?」
文天は、香孫女の尻穴を愛撫する手を休めて訊ねた。
すると、香孫女が急に焦ったような様子を示した。
「あっ……あ、あい……。ま、前のご主人様に……」
香孫女は小さな声で言った。
「前のご主人様?」
文天は声をあげてしまった。
奴隷商からは香孫女の年齢は十二歳と聞いていた。
だから、すでに手がつけられていた可能性は考えなかった。
そう考えると、急に香孫女に対する興味が薄くなるのを感じた。
「あっ、で、でも、経験は張形だけです。前のご主人様は女の方でしたので」
香孫女が慌てたように言った。
「女?」
すると、文天は急に再び心が沸き立ってきた。
相手が女なら、別に使い古しということにはならんだろう。
尻の調教は終わっているかもしれないが、考え方によっては、面倒な作業はすでに終わっていて、すでに愉しめる状態になっているということだ。
「その尻で、男を受け入れたことはないのだな、香孫女?」
「あい……。前のご主人様は、高齢の女の方でした。あたしが三歳のときに購入してくださったのです。でも、半年前に亡くなられました。それで、遺族の方に処分されて、あの奴隷商で売られていたのです」
「ほう、三歳からというと、お前は奴隷の娘か?」
奴隷という立場になる場合のほとんどは、犯罪者だったり、あるいは、税などが払えない場合に家族が子を売り払ったりしてなるものだが、それ以外にも、奴隷の産んだ子は奴隷ということが法で定まっている。
三歳ですでに奴隷だというのは、奴隷の子だった可能性が高い。
「そうです」
香孫女は、こちらに尻を向けたまま言った。
「わかった。じゃあ、末永く可愛がってやるぞ……。だが、さっきの話であれば、もう俺の一物を尻で受け入れるな?」
「で、できると思います……。で、でも、本物を受け入れた経験はありません」
「わかった。では、挿入するときには息を吐け。息を吐けば穴が拡がる。それから、緊張しないことだ。できるだけ、気持ちを楽にしろ。まあ、難しいかもしれんが」
「頑張ります、ご主人様」
文天は、再び香孫女の肛門に潤滑油を塗る作業を再開した。
だが、今度は周りを弄るのではなく、油剤をまぶした指を肛門に挿入する。
「くっ……」
香孫女の尻が跳ねた。
結構、敏感なようだ。
指で円を描くように、肛門の中で動かす。
調教されていたというだけあって、やはり肛門の筋肉は柔らかい。
ただ、やはり、まだ身体が幼いだけあって肛門の中は狭そうだ。
それでも簡単に、文天の指を付け根まで飲み込んでみせた。
「んんん……い、いや……くううっ……」
奥深くまで入った指を軽く動かすと、香孫女が噛み殺したような喘ぎ声を出し始めた。
文天はほくそ笑んだ。
「感じているのか、香孫女?」
「か、感じています……。も、申し訳ありません……。あっ、ああっ……」
香孫女が身体を震わせながら言った。
十二歳の可愛らしい童女奴隷が、肛門という羞恥の器官を弄ばれ、しかも懸命に快感に耐えようとしているのはいい眺めだった。
それにしても、肛門調教は経験があるということだが、それでも尻をいたぶられるのは嫌なのだろう。
すでに快感を身体で表してきたというのに、まだ肌の粟立ちは収まってはいない。
「はあ……はっ、はあっ……」
香孫女の喘ぎ声が心なしか大きくなった。
文天は指の抽送を速めた。
それでも香孫女の尻は、指を問題なく受け入れている。
それだけではなく、また、愛蜜がぴったりと閉じている前側の合わせ目から滴り落ちてきた。
快感を覚えているのだ……。
すっかりと尻の調教が終わっているというのがそのことでも確かめられる。
出発前に浣腸の洗浄も終わっているから、このまま性交も可能だ。
文天は予定を変えて、この馬車で香孫女を犯すことにした。
「いくぞ」
軍装の下袴を脱ぐ。
すでに、文天の一物はいきり勃っていた。
香孫女の上体を前に曲げさせて、尻たぶに両手を添える。
そして、尻穴を開くようにしながら、十二歳の奴隷童女の菊座に剛張をあてがって、ゆっくりと沈めていく。
「はああ……はああっ……」
香孫女が大袈裟なくらいに盛大に息を吐き始める。
息を吐けと言ったのを忠実に実行しているのだろう。
可愛いものだ。
文天は、自分の太い肉根をわずか十二歳の童女の肛門が受けれていくのを感動するよう心地で味わっていた。
本当に受け入れている……。
香孫女は驚いていた。
もっと苦痛に泣き叫ぶのかと思っていたのだ。
だが、香孫女は菊門に怒張を受けることで、苦悶どころか全身で快感を示す声さえ出し始めた。
「はああ……ああ……ああ……」
香孫女は、前の座席に頭をつけ、脚を伸ばした状態でこっちに尻を向けている。
その尻の中心で肉が盛り拡がりながら、香孫女の肛門は、ついに文天の怒張をついに根元まで飲み込んだ。
「あ、ああ……ご主人様……き、気持ちいいです……。へ、変な気持ちです……あ、ああ……」
香孫女が喘ぎ声を出して悶え始めた。
だが、さすがに狭い。
しかし、その締めつけがいい。
文天は、ゆっくりとした律動を開始した。
「こ、これは病みつきになりそうだ……。上等の尻穴だ……」
香孫女の桃色の菊の皺が、文天の肉根が浮き沈むたびに山を作り谷を作る。
怒張が出ていくとき、香孫女の肛門の内肉はしっかりと文天の肉根を締めつけながら、最後の最後まで包み込もうとする。
そして、入っていくときにはまるで内側に吸い込むかのように柔らかい肉が全周から迫ってくる。
男根が香孫女の肛門に溶けてしまうようだ。
しばらく、香孫女の尻肉の感触を味わっていたが、不意に香孫女の総身が揺れ始めた。
「あ、あああ……うくう……はあ……」
香孫女の声が甲高いものに変わった。
こいつ、十二歳のくせに、尻を犯されて一人前に感じている……。
そう思うと、なんだかおかしかった。
「股間を自分の手で弄れ。気をやるまで続けろ」
文天は、肛門への抽送を続けながら言った。
「あ、あい、ご主人様……」
香孫女が頭付近に置いていた右手を自分の股間にやった。まだ一本の陰毛も生えていない股間で香孫女の指が動き始める。
「ああ……はあ……んん……」
香孫女は自分の肉芽を回すように動かしている。
股間の前側の割れ目から、透明の蜜がどっと流れ出す。
「いく……いきます……」
香孫女がか細い声で言った。
「いっていいぞ」
文天は心持ち肉根の抽送を速めた。
そろそろ精を達しそうだったのだ。
「はああっ……いきます……うっ、んんんっ……」
香孫女がぶるぶると激しく腰を振って身体をのけ反らせた。
どうやら、達したようだ。
文天はそれに合わせるように、香孫女の肛門に熱い精の迸りを注ぎ込んだ。
「本物では初めてだったはずだろう? それなのにはしたなく達するのか? しかも、その幼い身体でなあ……。なかなかに性奴隷として素質がある。これからも可愛がってやろう……。ほら、呆けてないで、俺の股間をしゃぶってきれいにせんか」
文天は、香孫女の肛門から精を放ち終わった肉棒を抜いて、馬車の座席に座り直した。
「あい……。申し訳ありません……。すぐに……」
虚脱していた香孫女が慌てたように身体をこっちに向けた。
そして、床に跪いて薄層の開いた脚のあいだに顔をうずめる。
「お、お掃除をします……」
香孫女がたったいままで自分の尻の穴に入っていた文天の一物をぺろぺろと舐めだした。
性奴隷として一応の教育は受けているようだ。
安い値段ではなかったが、これは儲けものだったかもしれない。
文天は、香孫女の舌の奉仕を受けながら思った。
そのとき、馬車が急停車してぐらりと馬車が揺れた。
「んんっ」
香孫女は、とっさに手を座席に踏ん張らせて顔を文天の股に叩きつけられるのを防いだが、逆に文天は思い切り馬車の背もたれで後頭部を打ってしまった。
文天は後頭部の痛みに呻きながら窓を開けた。
「な、何事だ──」
「わ、わかりません──。先頭で異変があったようです──」
従兵の声が震えている。金属音と怒号、前方からは喚声が混じった悲鳴が飛んでくる。
「襲撃──? 何をやっているっ、対応せよ──」
窓を開けた文天の目に、従兵の喉元へと突き立つ矢が見えた。馬から弾き飛ばされ、地面に崩れる。
「襲撃──襲撃──。戦闘配備につけ」
小隊長の絶叫が響いたが、それも混乱の喧噪に飲まれて消えていった。