それから、俺たちは定期的に三人でセックスをするようになった。高土さんを白藤さんが責めるパターン、二人で俺を責めるパターンなど、さまざまな形で快楽を共有した。
「んん……んちゅ」 高土さんが俺の陰茎を口に含み、舌を絡ませて丁寧に舐め上げる。彼女の動きはどこか初々しくも、熱心さが伝わってくる。
「うふふ、随分と上手になりましたね」 白藤さんが笑いながら言う。高土さんは最初、フェラチオを怖がっていたが、今では自分から進んで行うほど上達していた。
「私もしますね」 白藤さんがそう言うと、俺の乳首に舌を這わせ始めた。上と下、同時の刺激に、快感が全身を駆け巡る。
高土さんが口を離し、今度は陰茎を深く咥えて上下に動かし始めた。「ん……気持ちいいですか? 大神さん……」 彼女が嬉しそうに目を細める。
その刺激に射精欲が高まった瞬間、白藤さんが声をかけてきた。「大神さん、出すならこっちにください」 彼女は高土さんと交代し、騎乗位の形で俺の陰茎を膣内に導いた。
「あぁ……すごく硬いです……」 白藤さんが吐息を漏らしながら腰を動かす。彼女の肉付きの良い体は、高土さんよりも強い締め付けを生み、俺をさらに追い詰める。
激しい動きに耐えきれず、俺は果てた。膣内に精液が放たれると、白藤さんも小さく体を震わせ、快感に身を委ねた。「まだ。まだこれからですよ」 彼女はそう言うと、射精直後の敏感な状態のまま腰を動かし続けた。
俺の陰茎が再び勃起すると、白藤さんは動きを速めた。「あぁ……大神さん、もっと……もっと出してください……」 彼女の大きな胸が揺れ、結合部からは白濁した液体が溢れ、シーツを濡らしていく。
俺は彼女の大きなヒップを掴み、一気に奥まで挿入した。亀頭が子宮口を押しつぶすように当たると、白藤さんの体がビクンと跳ね上がる。膣内が激しく痙攣し、彼女は絶頂を迎えた。
ビクン、ビクンと震える彼女を抱きしめ、俺も再び奥深くに精を放った。抱き合ったまま、唇を重ね、舌を絡め合う。離れると、唾液が銀色の糸を引き、互いの唇はベトベトになっていた。それでも、興奮と幸福感がそれを上回っていた。
ゆっくりと陰茎を引き抜くと、コンドームには大量の精液が溜まっていた。「すごい量ですね……」 白藤さんがうっとりとした表情で呟く。
■
ゲームの完成を祝う打ち上げが、都内の大衆居酒屋を貸し切って行われた。部署内のメンバー全員に加え、白藤さん、高土さん、宮古川さんも参加してくれた。
乾杯の音頭が終わると、皆が談笑を始めた。あちこちで笑い声が響き、会場は和気あいあいとした雰囲気に包まれる。そんな中、隣に座っていた宮古川さんが話しかけてきた。
「大神さん、楽しんでます?」 彼女がビールを片手に笑顔で尋ねる。
「ええ、もちろんです」 俺は笑って答えた。
「でも、色々大変でしたね、今回のチーム。仕様がコロコロ変わるし、トラブルも多くて」 宮古川さんが少し真剣な口調で言う。
「まぁ、今回は仕方ないですよ。でも無事にリリースできて良かったです」 俺は頷いた。
「そうですね。こんなことが何度もあると困りますけどね」 宮古川さんがビールをぐいっと飲み干し、笑う。
「ところで、大神さんって最近、高土ちゃんとよく一緒にいますよね?」 彼女が急に話題を変えた。「一緒に帰ったり、ご飯に行ったりしてるでしょ?」
「え? ええ、まあ……単に帰りが一緒になることが多いだけですよ」 俺は少し焦りながら答えた。
「えー、なら、私も誘ってくださいよー。私も高土ちゃんと仲良くなりたいし」 宮古川さんが軽い口調で言う。
「高土さんとは、遊ばないんですか?」 俺は少し探りを入れる。
「そうですねぇ。高土ちゃんってシャイだから、話しかけてもあんまり答えてくれないし……。なんか距離を置かれてる気がするんですよね」 宮古川さんが少し残念そうに言う。
「まぁ、内向的な人ではありますね」 俺は頷いた。
「えー、そうなんですかぁ。でも、私はもっと高土ちゃんと仲良くなりたいなー。だから、大神さん、取り持ってくださいよ」 彼女が俺の肩を軽く叩く。
「まぁ、いいですけど……」 俺はチームの雰囲気のためにも、宮古川さんと高土さんが仲良くなるのは良いことだと思った。
「じゃあ、約束ですよ!」 宮古川さんが笑顔で言う。
■
後日、俺は高土さんを昼食に誘い、近くの定食屋にやってきた。テーブル越しに彼女と向き合う。
「今日は何の相談ですか?」 高土さんが少し緊張した様子で尋ねる。
「ええ、実は宮古川さんのことなんですけど、今度、宮古川さんと三人で飲みに行かないかって誘われまして、どうですか?」 俺が尋ねると、高土さんは首を傾げた。
「え? 宮古川さんですか?」 彼女の声に戸惑いが混じる。
「ええ……どうですか? 宮古川さんが高土さんとの距離を縮めたいらしいんですが」
「う、うーん……」 高土さんが言い淀む。
「宮古川さんは苦手なんですか?」 俺は少し心配になって尋ねた。
「いえ……むしろ、綺麗な女性だと思いますし、そういう女性も好みですけど……」 高土さんが恥ずかしそうに言う。
「でも……私みたいなオタクって、宮古川さんみたいな明るい人と何を話したらいいのか分からなくて……。それに、怖いですし」 彼女が小さな声で続ける。
高土さんの内向的な性格を思い出し、俺は頷いた。「分かりました。それなら俺がフォローしますよ」
「そ、それだったら良いですけど……」 高土さんが少し安心したように微笑む。
「なら、決まりですね。明日、宮古川さんと高土さんと三人で飲みましょう」 俺が言うと、彼女は小さく頷いた。新しい関係の始まりに、ほのかな期待が膨らむ――。
■
翌日、俺は高土さんと宮古川さんを連れて、個室の居酒屋にやってきた。落ち着いた雰囲気の部屋に、ビールや料理が運ばれてくる。
「じゃあ、乾杯しましょうか」 俺の音頭で、皆がビールの入ったグラスを掲げる。一口飲むと、早速料理に手をつけ始めた。
「ねぇ、高土ちゃんってお洒落しないの?」 宮古川さんが高土さんに話しかける。彼女の明るい声が部屋に響く。
「いえ……私なんて可愛くないですし……」 高土さんが恥ずかしそうに俯く。
「えー、でも高土ちゃん可愛いよ? ちゃんとした美容院に行って、髪もお手入れして、服もお化粧もちゃんとすれば、もっと可愛くなれるよ」 宮古川さんが熱心に言う。
「そ、そうでしょうか……」 高土さんが少し照れながら答える。
「うん、そうよ! 今度一緒に行こうよ。私が高土ちゃんをコーディネートしてあげるわ」 宮古川さんが高土さんの手を握り、笑顔を見せる。
「あ、ありがとうございます……」 高土さんが小さく微笑む。意外と気が合うのかもしれない。会話は自然に進み、悪い雰囲気もないので、俺は少し安心した。
「高土ちゃん、彼氏とかいないの?」 宮古川さんがふと尋ねる。高土さんは恥ずかしそうに俯いた。
「えっと……はい」 彼女が小さな声で答える。
「でも、学生の時はいたんでしょ?」 宮古川さんが興味津々に続ける。
「いいえ、ずっといないです……。ゲームとかアニメばかりしてたから、男性経験とか全くなくて」 高土さんが恥ずかしそうに言う。
「えー、そうなの? 可愛いのにもったいないな」 宮古川さんが驚いたように目を丸くする。
「私なんかを好きになる人なんていませんし……」 高土さんが消え入りそうな声で呟く。
「そんなことないわ。高土ちゃん、今どきの女の子にしては珍しいくらい控えめで清楚だし……きっと男性が放っておかないわよ。そうよねぇ、大神さん?」 宮古川さんが俺に話を振ってくる。
「そ、そうですね……高土さんは魅力的な女性だと思いますよ」 俺は少し慌てて答えた。
「い、嫌です……そんなこと言われても……」 高土さんが顔を真っ赤にして俯く。彼女の照れた姿に、居酒屋の空気が一瞬温かくなる。
それから、仕事や世間の話題で会話が弾み、時間はあっという間に過ぎていった。
「と言っても、私も高土ちゃんと同じで、彼氏いないんだけどね。前の彼氏と別れてからもう3年くらい経つし」 宮古川さんが少し自嘲気味に言う。
「宮古川さんでも彼氏いないんですね。意外です」 高土さんが驚いたように言う。確かに、彼女の美貌と明るさならモテそうに思える。
「私って遊んでそうに見られるから、チャラい男とかセックスしか頭にないような男しか寄ってこないのよ。面倒で振ってばっかり」 宮古川さんが苦笑しながら続ける。
なるほど、派手な見た目の宮古川さんには、彼女なりの苦労があるんだな。
「宮古川さんは綺麗すぎて高嶺の花なんですよ。だから男の人が萎縮しちゃうんですよ」 高土さんがフォローするように言う。
「ありがと、高土ちゃん。お世辞でも嬉しいわ」 宮古川さんが笑顔で返す。
「お、お世辞なんかじゃないですよ……本当です」 高土さんが真剣に言う。
「ふーん、大神さんどう思う?」 宮古川さんが俺の目を覗き込むように見つめてくる。
「え、あ……高土さんの言う通りだと思います」 俺は慌てて答えた。「宮古川さんはとても魅力的な女性だと俺は思いますよ」
「本当? 大神さんにそう言ってもらえて嬉しいわ」 宮古川さんが笑ってグラスを傾ける。
「ところで、高土ちゃんと大神さん、最近仲良いよね。何かあった?」 宮古川さんがからかうような口調で言う。
「い、いえ……特に何も……」 高土さんが慌てて答える。俺も思わずドキリとした。
「そうなの? なんか、最近の二人を見てるといかにも恋人って感じに見えるんだけどなぁ。前は白藤さんと大神さんが仲良しだったのに、女たらしですねぇ、大神さん」 宮古川さんが笑いながらからかう。
「そ、そんなことはないですよ」 俺は苦笑しながら答えた。
「でも、高土ちゃんって確かに大神さんと仲良いよね。本当に付き合ってたりしてー。うりうり」 宮古川さんが高土さんの頬を指でつつく。
「ち、違いますよぉ……」 高土さんが困った顔で抗議する。
「私も仲間外れにしないでよー」 宮古川さんが唇を尖らせ、茶目っ気たっぷりに言う。居酒屋の個室は、笑い声と温かな空気に包まれていた――。
「いや、そんなつもりはないですよ……」 俺は慌てて否定した。宮古川さんのからかいに、つい焦ってしまう。
「ふーん、じゃあさ。私と付き合いません?」 宮古川さんが悪戯っぽい笑みを浮かべ、目を輝かせる。
「え?」 俺は言葉に詰まった。
「どう? 悪くないと思うんですけど」 彼女が軽く首を傾げ、さらにからかうように言う。
「え……いや……」 俺は戸惑った。今、白藤さんとの奇妙で微妙な関係が続いている。まともな恋愛は諦めているし、黙って他の女性と付き合うほどふてぶてしくはない。
「高土ちゃんと半分こで良いですよ」 宮古川さんが笑いながら続ける。
「え!?」 高土さんが驚きの声を上げ、俺も目を丸くした。
「えっと……」 俺は返答に困り、高土さんをちらりと見る。
「い、いいですよ」 意外にも、高土さんが小さな声でそう言った。
「え? 高土さん?」 俺は驚いて彼女を見つめた。
「わ、私も宮古川さんとなら、上手くやっていける気がします……」 高土さんが恥ずかしそうに、しかしはっきりと言う。彼女の頬は赤く染まっている。
「へぇ、高土ちゃん、結構大胆ね。じゃあ、付き合いましょうよ? 美女二人が付き合ってあげるって言ってるんだから、断る理由ないじゃない?」 宮古川さんが茶目っ気たっぷりに笑う。
俺は考え込んでしまった。高土さん、宮古川さんと付き合う――単純に嬉しいことだ。高土さんの控えめで優しい人柄も、宮古川さんの明るく楽しい性格も魅力的だ。それに、白藤さんとの関係に、最近どこか物足りなさを感じ始めているのも事実だった。
「どうかしら? 大神さん」 宮古川さんが俺の目を覗き込む。
「……俺としては非常に嬉しいことです。ただ、ちょっと複雑な環境なんですよ。多分、普通の彼氏彼女としては過ごせないと思います」 俺は正直に答えた。
俺は宮古川さんに、白藤さんとの関係について説明した。「……というわけで、俺は白藤さんのお手伝いをしているんです」
「ふーん、まあ、そういう人もいるわよね。私は別に気にしないわ」 宮古川さんがあっさりと言う。
「そうなんですか?」 俺は少し驚いて聞き返した。
「ええ、結構、私って他人の恋愛には口出さないんですよ。そもそも男女って合わないものなんですよ。付き合ったり、離れたり、乗り換えたりするのは当然よ。結婚っていう縛りは無理があると私は思ってるから。恋愛はもっと自由であるべきなのよ」 宮古川さんがきっぱりと言う。彼女の考え方は、どこか新鮮だった。
「嫉妬とかしないんですか?」 俺は思わず尋ねた。
「うーん、しないですね。まぁ、悔しいなって少しは思うかもしれないけど、その関係や人と付き合うのは自分が決めたことだもの。他人を恨むなんて馬鹿げてるわ。互いに新しい関係を築くべきなんですよ」 宮古川さんが笑顔で続ける。
「高土さんはどうですか? こういう奇妙で理解しにくい関係でも良いですか?」 俺は高土さんに目を向けた。
「私は……大神さんも、宮古川さんも良い方ですし……一緒なら、大丈夫です」 高土さんが恥ずかしそうに、しかししっかりと答える。
「分かりました。でも、白藤さんと一回、会ってからで良いですか? やっぱり一度会って話さないと駄目な気がするんです」 俺は慎重に提案した。
「ふーん、律儀ですねぇ。でも、分かりました。白藤さんとお話してくださいね」 宮古川さんが笑って頷く。
その後、二人と別れた俺は、白藤さんに電話をかけ、後日会う約束を取り付けた。新しい関係の可能性に、胸が高鳴りつつも、どこか複雑な気持ちが残る――。