クラスの陰キャ美少女の弱みを握ったので、脅してエロいことをさせまくる! 作:真喜屋五木路
「――どうだ、来島?」
午前中とおなじように、日向は浩人の隣を歩いていた。
けれど午前中と違って日向が歩くペースはゆっくりで。浩人が歩幅をかなり狭めて自分に合わせてくれているのが分かる。
理由は明白だ。
「そ、その……スースーして、誰かに見られてるんじゃないかって感じがずっとして……」
改めて今の状況が鮮烈に意識され、日向は鞄でお尻を隠し、パーカーの前裾を掴んで下へと引っ張り下ろす。
その下には、本来彼女を守っているはずのショートパンツはおろか、ショーツすら存在しない。
もちろん上も、ブラウスとブラが没収されて、すべて鞄の中に入れさせられていた。
全裸にパーカーだけ。五月の風はすでに温かなもののはずだが、それ以上に熱く濡れた秘所や充血して火照った乳首には冷たく感じられる。
(それにこれ、体の線が……)
パーカーは薄手なせいで歩くたびに裸身へとまとわりついてきていた。自分のシルエットが、下着すらつけていないということが、ありありと浮かび上がってしまっているのではないかと思えて仕方がない。
それでもこれがまだ人通りの少ない所なら、ここまで緊張することはなかっただろう。
だが、今日は日曜日。場所は沿線で一番の繁華街。
周りには自分と同じ高校生ぐらいのグループや家族連れ、そしてカップルなどがひしめいている。ありとあらゆる方向から視線を注がれているような気さえした。
思わず日向はパーカーのファスナーを上限以上に上げようとして――その手を浩人に握り止められた。
「おいおい駄目だろ? なに隠そうとしてるんだよ、来島は変態なんだからさ」
そう言いながら浩人はパーカーのチャックを胸元ギリギリまで下げていく。
「ぁ、や……っ」
普通に立っていても膨らみの内側がぎりぎり見えない程度。屈んだりすれば間違いなく尖り立ったピンクの先端まで見えてしまうほど大胆に。
反射的にファスナーを上へ戻そうとするが、浩人の力は強く、抵抗など許さないと言っているようで。
「そのまま歩け、命令だ」
冷たく言い捨てられた言葉に、日向はゆるゆるとファスナーから手を離した。
(め、命令だから……逆らっちゃダメだから……!)
心臓は銅鑼のように鳴り響いているが、日向にできることは自分を納得させるようにそう繰り返し、かちこちと固まった関節を何とか動かして歩くことだけだった。
無防備になった鎖骨を風がくすぐって熱を帯びさせる。
胸元を視線で舐められるような感覚に鳥肌が浮かぶ。
日向はいつの間にか前が見えないほど俯きがちになって――ドンッ、と肩に衝撃が走る。
体をふらつかせながら振り向くと、どうやらカップルで並んで歩いていた男性とぶつかってしまったらしい。
彼の方もわざとではなく、パートナーの方を向いていて意識が逸れていたのだろう。目を見開いて慌てたように振り返ってきた。
小心な日向は反射的に頭を下げてしまう。
「ぁ、す、すいません……ぼーっとしてて……!」
「い、いえ! こちらこそよく見てなく……て……?」
男性が言葉に詰まった。
彼の視線は吸い付くように日向の無防備な胸元へと向けられていて。
驚いた男の目の奥に獣欲の色が滲んだ瞬間、ぞわりとした感覚が日向の全身を駆けのぼる。
(もしかして……おっぱい、見られた……?)
今更ながら屈んだらどうなるかを思い出し、慌てて胸元を手で隠す。
カップルの女が日向の方へ向いたのはその直後だった。
「ちょっと! なに他の子に見とれてんのよ!」
「っ痛!? ご、ごめん……」
頭を叩かれて、男は思い出したように顔を前へと戻して去っていく。
日向はようやく人心地ついた気がした。
あのまま見られ続けていたら――
「ほら来島、あんまりぼーっとしてるとまたぶつかるぞ?」
「ぁ……は、はい……」
浩人に手を引かれたことで、日向も顔を戻して歩みを再開させた。
「……もしかしたら、今の男に見られたかもな。あいつお前の事じーっと見てたし」
「ぁ、う……」
浩人の言葉で粘つくような視線が思い出されて、胸元が落ち着かない。
「まあ、誰でもいいからセックスしたかった来島には見られるのもご褒美か」
「そ、そんなこと……っ」
日向は唇を噛みしめて俯き――自分の手が浩人に握られていることに改めて気付いた。
意識した瞬間、下腹が熱くなってぶるりと体が震える。
「あ、あの……」
「なんだ?」
手を繋ぎっぱなしでいいのかと訊こうとした日向だったが、浩人はまるでそうしていることに気付いた様子はなくて。
もし指摘したら手を離されてしまうかもしれない。
「ご、ごめんなさい……何でもないです……」
少し考えて、日向は浩人に手を引っ張られるのに任せることにした。
――――――
日向が連れて行かれたのは繁華街の中心から少し離れたところにある自然公園だった。
初夏も近いとあって、陽の光が濃い緑にキラキラと反射するのが眩しい。
だが浩人はそれに目もくれず淡々と歩を進め、公園の中心にある円形の広場まで日向を連れて行った。
そこは中心に地面から噴き出すタイプの噴水があって、子どもたちがはしゃいでいる。
広場の端にはその光景を見守れるようにだろうか、ベンチが少し距離を置いてぐるりと周囲を取り囲み、親やカップルたちが座っていた。
「ここでいいか。座れよ来島」
浩人は空いていたベンチの一つへ座ると、その隣を視線で指す。
「し、失礼します……っ?!」
日向が少し離れて座った瞬間、浩人がずいっと真隣に密着し、肩をかき抱いてきた。
不意打ちに思わず跳ね上がりそうになった日向を押しとどめるほど、肩に回された手は力強い。
(わ……さっきも思ったけど、ご主人様の手、がっしりしてて……)
胸がドキドキして、秘裂から愛液が染み出す。
そこへ更に追い打ちとばかり、浩人が太腿へともう片方の手を置いてきた。熱を帯びた皮膚を軽く撫でられて、ぶるりと全身が戦慄いてしまう。
「あ、あの……! ご主人様……!」
こんな風に密着して触ってくれるのは嬉しい。けれどこのままでは濡れすぎてパーカーの背中に染みができてしまう。
日向がそう訴えようとしたところで、浩人はパーカーの裾をずり上げてきた。
まるで局部を晒させようとするそんな動きに、甘くほどけかけていた日向の体に緊張が走る。
「ぁ、や……?!」
「なあ、俺ばっかりじゃなくて前のほうも見てみろよ。反対側のベンチに座ってるあの男、来島のま×こ見てるんじゃないか?」
「――~っ!?!!」
言われて日向が振り向くと、正面の反対側に座っていたのは夫婦と思しき二人組だった。
妻らしき方は夫に顔を向けて話しかけているが、確かに男の方はこちらへと真っすぐに視線を向けてきている。
……いや、この距離で見えるはずがない。それに、夫婦であればただ単に噴水で遊んでいる子供を見守っているだけのはずだ。
なのに意識してしまうと体が竦み、思わず太腿をきつく閉じてしまう。
「来島、何見えないように脚閉じてるんだ?」
「ぁ、や……」
けれどそんな抵抗は、浩人の手によりあっさりとこじ開けられてしまった。
外気がすぅ、と火照りかけていた秘所を急冷させる。
(~~っ、ダメ……、おま×こ見られて……っ)
一度見られているかもと思うと、一斉に視線が集まったかのような気がした。
前に座る夫婦だけではない。噴水のまわりを犬と散歩する人、斜め前のベンチで横になっている人、果ては噴水で遊ぶ子供たちですらこちらをチラチラとみているのではないかと錯覚してしまうほどに。
反射的に立って見えないよう隠そうとするも、肩を押さえつけられて阻止される。
「おっと、そんなすぐ立たなくてもいいんじゃないか? 午前中は歩きっぱなしだったから疲れてるだろうしな」
意地悪い言葉に、今更ながら浩人が肩を抱いたのは、自分を逃がさない為だったのだと理解する。
見られるかもしれないのに――全身がぶるりと粟立った。密着している浩人にもその微振動は伝わったのだろう。
「はは、もしかして知らない奴に見られてるかもって興奮してるのか? ……なら、いっそ本当に見せてやるか?」
浩人の手がパーカーの裾をがしりと掴む。
その手つきからなんとなく普段の脅しではなく、本当にされてしまいそうな圧を感じて。日向もパーカーの裾を掴んで思い切り引き下ろす。
「そ、それはイヤ……っ」
「何がイヤだよ、どうせ見られてるって思って濡らしてるんだろ?」
今度は浩人の手がパーカーの下へと潜り込んできた。ぬちゅり、と秘裂をなぞりあげられる。
浩人の指が振れた場所から、ひやりと冷めきった秘所が再び発熱する。
「あぅ……っ♡」
「ほら見たことか、こんなに濡らしてるじゃないか」
そのまま何度か縦唇を擦られて緩められたあと、ちゅぷん、と浩人の指が内側へ入ってくる。
「あっ……あっあっあっ――♡」
膣口をいじられ、尿道口をつつかれ、そして一番敏感な突起の皮を剥かれて撫でられる。
日向は喉を晒し、舌先を震わせかけた甘い声を呑み込んだ。
「来島は相変わらずココ弱いなぁ……雑魚ま×こでごめんなさいは?」
「ご、ごめんなさいご主人様……っ♡ あくッ、んんんぅ――ッ♡」
ぐりっ、と乱暴に敏感な肉粒を圧し潰されて、日向は軽い絶頂へと達してしまう。
足先がぴんッ、と反り返り、ぶるりと腰が震える。
「あーあ、もうイったのか? 本当に雑魚ま×こだな。折角こっちでイかせてやろうと思ったのに」
「あッ、そっちは――――っ!?」
今度は膣口へと指があてがわれ、躊躇なく押し込まれる。
節くれだった男の人の――ご主人様の指。
自分のものより太くてごつごつした指が蜜洞の襞を掻き出そうとうするように、指先を立てて入り口に向かって引っ掻いてくる。既に愛液をたっぷりと含んでいたため痛みはないが、荒々しい動きに快感神経を掘り起こされているかのようだ。
カリカリカリッ――と掻痒感をともなう快感が腰の中全体に反響して、膣口が引くつくのを感じる。
「はは、こっちも敏感だな。まあ自分で膜破っちゃうような変態だもんな」
「あうぅ……っ♡」
後悔と羞恥で更に蜜が分泌されたのが日向自身にも分かる。
最早蜜壺は小籠包のように熱々の愛液でいっぱいで。そこへさらに深く浩人の指が潜り込んで、入り口から蜜が溢れた。
「そんなんじゃココ触られたらどうなるんだろうな?」
浩人の指が曲げられ、指先がぐっ、とGスポットへと押し当てられる。
日向の背筋がぞわりと震えた。
「あっ、そこは……お願いします、本当に……そこ、今はダメ……っ」
日向にとってGスポットは慣れ親しみすぎた性感帯だった。
特に、深くディルドを入れて失敗して以来、浅く触れて、けれど確実に気持ちいい場所。散々触って開発してきた場所。
だからこそ、そこを触られたら今いるのが真昼間の公園だということも忘れて、本気でイってしまうということは容易に想像がついた。
けれど。
浩人の指が弱点をぐるりと撫で上げた。
「何がダメだよ、突っ込まれただけで熱くしてるくせに。俺の指を火傷させる気か?」
「や、違……ほんとに――――ッ!?!!」
とんッ、とGスポットを指先で叩かれた。
びりっ、と全身へ望まない喜悦が走る。
これ以上は本当にバレてしまうかもしれない。日向は縋るように浩人の方へ顔を向け、泣きそうな目で許しを請うた。
だが目の前の浩人は口元を残酷に薄く引き裂いただけで、冷たい視線で見下ろしてくる。
「駄目だ」
とんとんとんッ――浩人の指が連続で日向の弱点をノックし始めた。
「あッ……はッ♡ あぁッ……♡」
快感のモールス信号を絶えず叩き込まれて、あっという間に全身が快感で満たされていく。
このままでは本気イきしてしまう。
「ご主人様……っ♡ お願いします……ほんとに、んひッ、ダメなんです……っ、ゆるして……ッ♡ んおッ、なんでも、しますからぁ……♡」
腕を掴んで愛玩する日向に、さすがの浩人も指の動きを緩めた。
「何でもするんだな?」
「あっ……はっ……はいぃ……っ」
ようやく快感がやんで、荒くなった息を何とか整えようと、日向が全身に張り詰めていた力を抜いて。
「――じゃあイけよ」
「ぇ――? ――――~っっっッ!!!」
どすんッ――と、Gスポットどころか恥骨の裏を直接殴られたような衝撃が下腹を貫き、全身が快感電流で感電する。
ぶるぶるぶるっ、と太腿が震え、背筋が折れそうなほど反り返る。
口を押える手が間に合わなかったら、絶叫していたかもしれない。
「――――っ!! はッ、はっ、はぁ、はぁ……っ」
ようやく耐えられる程度になったところで目を開くと、いつの間にか浩人の胸の中へ倒れ込んでいたらしい。
日向は気だるい体をなんとか離す。
「ぁ……ご、ごめんなさい」
「別に謝らなくていいさ。倒れそうになるぐらい派手にイったってだけなんだから、この衆人環視の中で」
言われて、ここが公園だったという事実が頭の中へ戻ってきた。
「~っ!!」
イった弾みではしたなく開いていた脚を閉じ、口元に垂れた法悦の残滓を手で拭いとる。お尻の下に敷かれたパーカーの背中側に、大きな染みができているのは間違いなかった。
(う、ぁ……わたし、こんなところで……っ)
今のを見られていないかという緊張感に感覚が研ぎ澄まされる。日向は視線を左右に振り――噴水で遊んでいた子供の一人が、ぽかんと口を開けてこちらを凝視しているのに気付いた。
(見られ……た?)
勘違いかもしれない。
そうじゃなくても、子どもだから何をやっていたか理解はできないだろう。
けれど他人に見られたという事実に、躰へさきほどとは別種の震えが走った。
「はは、来島は外だろうが人前だろうが関係ないんだな」
「そ、そんなこと……」
「いやいや、現に見られながらイってるじゃんか。さすがセックスがしたくて、適当な男に自分から脅されにいった変態は違うな」
「うぅ……」
浩人の嬲るように吐き捨てられた言葉を、けれど否定できない。
現実としてそうだったし、今日の浩人はなんだか怖い気がした。
「ま、濡れたなら何だっていいさ。ほら立てよ来島、行くぞ――」
……デートというより調教では?
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