抜きゲーみたいな島に住んでいる狂犬はどうすればいいんだ? 作:神剣狩刃
どうやら淳之介は青藍島にまだ慣れてないらしい。
俺達の発言にツッコミを入れているし、何より『匂い』がしない。
昼休み、淳之介を問いただそうとしたら
女子達が一足先に初物狩りをしようと淳之介君に群がっていた。
精
「おいおい、お前達。淳之介君が困ってるだろ?
まだ青藍島慣れしてないんだから…」
淳之介
「あ、ああ、すまない土口…」
ここは俺が青藍島の流儀を教えるために脱ぐことにしよう。
精
「『金色の狂犬』が青藍島のプレイを教えてやるぜ!
8Pは無理だが7Pはできる!口と両手両足とちんこを使ってなあ!
そこで尻の穴かっぽじってよく見てな淳之介君!」
ということで、淳之介君に青藍島の性の六芒星を見せつけた。
これを見れば青藍島に慣れるのも時間の問題だろう。
プレイが終わってみてみると淳之介君はいなかった。
精
「ふっ、あれを前にして我慢できなくなったか…
あっ、郁子先輩になんて説明しようかな…まあいいか。」
代わりに俺が相手すればきっと満足してくれるだろう。
初物も大切だが、ブランド物を味わうことだって大切だ。
おかしい。淳之介君はあれを前にしてもドスケベセックスをしていない。
ちょっと問いただす必要があるな。HRももう少しで終わる。
精
「あっこら、淳之介君!?走って出ていくと危ないぞ!?」
委員長の号令が終わるかどうかの所で、淳之介君は教室を飛び出していった。
言わんこっちゃない。礼先輩に捕まっていた。何とか開放してもらえたらしい。
いや、ここを逃す訳には
糺川
「おっ、土口か。ちょうどいい、条例違反者の処罰なんだが…」
しまった。今度は俺が礼先輩に捕まってしまった。
流石にSS関連のことで逃げることはできない。
謎は日を改めて解明するしかないか。
やはりおかしい。新人姦迎回にも参加していなかった。
流石に何かあると思い、俺は放課後に淳之介君を捕まえた。
精
「淳之介…ドスケベセックスはしたかい?」
淳之介
「ああ、昨日なんかあの片桐奈々瀬として」
精
「君の体から女の匂いがしない。嘘は止めてほしい。
…事情があるなら言ってくれ。事情がないなら…SSとして処罰をしなきゃいけない。」
気付けない方がまだよかった。でも、気づいてしまった。
俺を恐れないで接してくれる数少ない人間だ。大切にしたい。
だからと言って、見逃したらSSとしての誇りがなくなる。
そうなったら俺は卵に向ける顔が
淳之介
「実は…インポなんだ。」
良かった。それなりの事情があった。俺は一安心する。
精
「それは言い辛かったな…無理に聞き出して悪かった、すまない。」
淳之介
「同性相手ならまだ言えるからいいさ。…他の人にも言ってくれないか?
俺の口からはちょっと言いにくいからさ。」
精
「任せな。友達の為になるならいくらでも言うさ。」
俺の言葉に、淳之介君は処女が顔射を喰らったような顔をしていた。
淳之介
「とも…だち…?」
精
「ああ。一緒に飯食って、悩みうち開けたらもう友達だろ?」
淳之介君は俺の手をがしりと握った。
淳之介
「ああ…!そうだな…!友達だよな…!」
精
「ちなみに俺の友達は淳之介君だけだ。よろしく頼むぜ。」
SSという『同志』はいても、気軽に笑い合える『友達』はいなかった。
『金色の狂犬』というレッテルが人間関係をも狂わせていったのだ。
折角だから友達らしいことをしよう。
精
「そうだ。今日、淳之介君の家に遊びに行っていいか?
SSの訓練休みなんだ。うまい飯振舞ってやるぜ?」
淳之介
「うまい飯…!?…あっ、でも…アサちゃんがどう言うか…」
淳之介君は何やらぶつくさ言って悩んでいる。
精
「まあまあ、妊婦に外出しで千摺るよりヤるが楽しよ。
問題があったら淳之介君の家で解決してやるからよ。」
淳之介
「日本語喋ってくれよ…まだこの島の言葉分からないんだ…」
精
「それも含めて色々教えてやるからさ。」
ということで俺は淳之介君の家に遊びに行くことにした。
精
「あれ、めっちゃ近いじゃん。お向かいさんだったか。」
淳之介
「本当だ…世間は広いようで狭いな。」
精
「そういう時は股間はガバいようでキツいって言うんだぜ?」
淳之介
「テストに出るなら覚えるよ…」
青藍島古文のテストに出るから覚えてもらう必要があるな。
それはそうと、家が近いのは好都合だ。
精
「ちょっと調理道具と食材持ってくるわ。
チャイム連打するからそれが俺が来た合図な。
カリ首洗って待ってろよ!」
淳之介
「普通にチャイムを鳴らしてくれよ?
あとそれは、首を洗って待ってろってことか?」
友達にそんな無礼なことは言わない。期待して待ってろの意味だ。
俺は自宅に荷物を置いて、色々持っていく。
そして、卵の仏壇に報告する。
精
「お兄ちゃん、友達ができたぜ。いつかお前のことも紹介するよ。」
きっと、卵も喜んでいる事だろう。
俺が成長すれば、あの世にいる卵も胸を張っていられるはずだ。
青藍島語って難しいですね…何を食べればこんな言葉思いつけるんでしょうか…