※この作品はR-18です。

抜きゲーみたいな島に住んでいる狂犬はどうすればいいんだ?   作:神剣狩刃

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5-09 ずりていく

 連日の甘い共同生活での鈍りを取り戻すべく、俺は新天地に臨む必要があった。放課後、生徒会室に立ち寄った。

 

 精

「失礼します、会長」

 冷泉院

「あら土口さん。またマフィンを焼いてくれたのですか?」

 精

「……俺にあなたの技術を教えてください」

 

 会長が驚いた顔でこちらを見ている。

 

 精

「先日の裏風俗摘発で自分の無力さを思い知りましてね。ただ鍛えていくだけでは足りないと思い、あなたの羅漢銭と糸の技術を学ぼうかと思いまして」

 冷泉院

「土口さんは十分強いではありませんか? その件の失敗は──」

 精

「俺はもっと強くなりたいんです……少なくとも、今の俺では卵に顔向け出来ません」

 

 会長はふむふむと俺の言葉を咀嚼し、ではこうしましょうと何かを閃いた。

 

 冷泉院

「私と勝負をして、勝ったら教えましょう」

 精

「いいですよ。実戦で決めるのは無にして──」

 冷泉院

「土口さんらしい勝負にしましょう」

 

 俺らしい勝負とは何だろうか。なんにせよ、勝って会長の技術を物にしてやる。

 

 

 冷泉院

「勝負は簡単です。今から土口さんには色々な拘束をし、その上ですごくエッチなことをします」

 精

「イッたら負けですか? 簡単な勝負──」

 冷泉院

「いえ、『何で射精したか』を当ててもらいます」

 

 なるほど。どの感覚が封じられるのかにもよるがいい勝負になりそうだ。早速仰向けになる。

 

 冷泉院

「両手両足を拘束して……目隠しと猿轡をして……耳栓をしたら開始です。良いですね?」

 

 俺は頷いて答える。会長が俺に様々な枷を付けていく。最後に耳栓がされる。ここからが勝負だ。いきなり仕掛けてくる気配はない。体内時計で三分経ったがまだ来ない。焦らしプレイで感度を高めて、強い刺激で一気にイカせて分からなくさせるつもりか。会長らしい意地悪なプレイだ。やっとズボンのチャックが空き、おちんちんが露になる。

 

 精

「……んふう……」

 

 流石にまだ完全に勃起していないが期待で半勃ちはしている。さて何が来るか? おちんちんが温かな何かで刺激される。人の皮膚だ。少し拙い感じで震えながら刺激している。サイズから言って足だろう。鋭敏になっているせいか会長の足が想像以上に大きく感じられる。両足で挟み込んで上下にしている。悪くない刺激だ。感覚的に我慢汁が出ている。

 

 精

「……んふう?」

 

 その足が離れる。なるほど足コキだけじゃないと。そして再びおちんちんが繊維で刺激される。そして分かりやすく陰茎を握られる。手コキか──そう思った瞬間亀頭を掌でグリグリされる。

 

 精

「んっ、ふう……!」

 

 中々のテクニックだ。会長も手癖が悪────なぜか礼先輩の匂いがする。まさか先から刺激しているのは礼先輩なのか? そう思った瞬間に気持ちよさが段違いになる。あの礼先輩が足コキや手コキをして亀頭を攻めている。その表所は一体どんなものだろうか? 羞恥、緊張、侮蔑、恍惚……どの顔でやっていても興奮する。

 

 精

「んんん!!!」

 

 もう我慢できない。そのまま掌に射精する。掌で受け止めきれなかった精液がズボンに落ちる。かなりの量の射精になったようだ。耳栓を外される。

 

 冷泉院

「さて……土口さんは何で射精しましたか?」

 精

「そんなの簡単です……足コキからの亀頭攻めでしょう」

 

 危ない所だった。礼(・)先(・)輩(・)の(・)足コキからの亀頭攻めだったら不正解にされただろう。なにせ、礼先輩の匂いを感じたのは手コキになってから、よって手袋から礼先輩の匂いがしたということ。手袋の内側ならともかく、外側から礼先輩の匂いがするのはおかしい。意図的に礼先輩の匂いを感じさせようとした証拠だ。つまり、礼先輩ではないということだ。

 

 冷泉院

「……具体的には誰からの──」

 精

「いっつ……それは冷(・)泉(・)院(・)桐(・)香(・)の(・)足コキからの亀頭攻めでしょう。まさかその手袋、礼先輩から無断で借りたんじゃないんでしょうね?」

 冷泉院

「…………やはり鼻も塞ぐべきでしたね……正解にしてあげます」

 

 妙に引っかかる言い方だが、俺の勝ちだ。色々外してもらい、おちんちんも拭いてもらって服を整える。

 

 精

「さて、約束通り教えてもらいますよ?」

 冷泉院

「教えますが、場所を変えましょう。この匂いの中では訓練どころではなくなってしまいそうですから」

 

 

 会長を抱きかかえて訓練場に行く。

 

 冷泉院

「まずは羅漢銭から教えましょうか。羅漢銭は心理的盲点を突くため不意打ちに効果的です」

 精

「モーションを見せない、あるいは別のモーションで隠す、と言ったところでしょうか」

 冷泉院

「その通りです。土口さんなら何回か撃てばものにできますよ。ちょっと出しますね……っん……」

 

 会長がおまんこから羅漢銭を取り出す。暗器としては最高の隠し場所だろうが、俺がやるのは無理そうだ。早速掌で転がす。指と指の間に挟んだり、真上に弾いたり、シャドーボクシングしながら放ったりする。

 

 精

「悪くないですね。後で発注してもらってもいいですか?」

 冷泉院

「もちろんいいですよ。備品としての発注ですからお金は気にせずに──」

 精

「あと、さっきの手袋、俺が処分しておきますよ。持ってくるの忘れちゃいましたから、取りに行ってきますね」

 

 会長が何か言いかけた気がするが気にしない。別の誰かに見つかったら大問題だ。生徒会室の扉を開け──礼先輩が精液べったりの手袋を顔を赤くして見ている。やばい。一番見つかってはいけない人に見つかった。

 

 糺川

「ひゃあ!? せ、精!?」

 精

「……ま、待ってください。話せばわかります……」

 

 礼先輩に事情を話す。"生徒会長との勝負で俺が手袋に射精した"。真実だがあまりにもおかしな話だ。"礼先輩への想いが抑えられなくて盗んでオカズにしていた"の方がよっぽど信じられるだろう。礼先輩は非常に困った顔をしながら唸っていた。

 

 糺川

「……ま、まあ、桐香様の名前を出しておいて嘘ということはないだろう……」

 精

「……ありがとうございます。その手袋は責任もって俺が処分して──」

 糺川

「い、いや、私の管理不足が原因だからな。私が責任をもって処分しよう」

 

 礼先輩が手袋をそそくさとビニール袋に入れる。すごく申し訳ないが、そうしてもらおう。

 

 糺川

「…………気持ちよかったか?」

 精

「まあ……それぐらい出しましたし……気持ちよかったです……」

 糺川

「そ、そうか…………ならよかった……」

 

 礼先輩なりの気遣いだろうか。ぎこちない笑顔で送り出そうとしている。

 

 精

「っと、会長を待たせているんでした。礼先輩、ホントすみませんでした!」

 

 激しく頭を下げながら生徒会室を後にする。道中でふと考える。足コキをしていた足は本当に会長だったのだろうか? 会長の身長から考えてみたらやはり大きかった。俺のおちんちんのサイズから考えて24はあったはずだ。訓練場に戻って早速会長に聞いてみる。

 

 精

「会長……会長の靴のサイズってどれぐらいですか……?」

 冷泉院

「えーと……履かせてもらいやすくするために大きめの24にしていますね」

 

 つまり実際は23か23.5だろう。そうなると会長の足コキではない可能性が出てきた。では誰だ? 足のサイズ的に郁子先輩でもないだろう。第一、郁子先輩がやっていたらアレだけではすまない。────まさか礼先輩? 足のサイズもそれぐらいだろうし、そもそも手袋の件で協力は確定している。だとしたら、会長の『正解にしてあげる』というのは『誰で』は間違っていたが、『何で射精したか』があっていたからそう言ったのか?

 

 精

「いっつ……あんま深く考えないほうが良さそうだな……!」

 冷泉院

「……そうですね。土口さんは考え過ぎるきらいがありますからね」

 

 あんたの変な言い回しのせいだろ、と心の中で叫んでやった。

 

 

 冷泉院

『土口さんをご自由にできますので生徒会室に来てください』

 

 突如、桐香様から来た連絡は私を試させた。私が精を自由にしていい? そんなことしていいのか? いや、先日まで同居させたじゃないか。そのお礼だ。そういうことにしよう。

 

 糺川

『砂丘に行きます』

 糺川

『早急に行きます』

 

 生徒会室に入ると、目隠しと耳栓と猿轡をして、両手両足を縛られている精が仰向けになっていた。桐香様と話し合い、私が精を射精させることにした。精を射精させた後、机の下に隠れて精液の付いた手袋を眺めていた。

 

 糺川

「精が……私の足と手でこんなに出したのか……」

 

 徐(おもむろ)にたってそのまま匂いを──生徒会室のドアが開いた。そこには固まった精がいた。

 

 糺川

「ひゃあ!? 精!?」

 精

「……ま、待ってください。話せばわかります……」

 

 話し合いの果てに手袋を手に入れることができた。すぐに寮の自室に戻りビニール袋を開ける。むわぁと漂う濃い雄の匂いが鼻腔を刺激する。心臓が高鳴り、おまんこが濡れてくる。

 

 糺川

「お前がいけないんだぞ、精……!」

 

 精の匂いを嗅ぎながらおまんこを弄る。座ることも面倒で、すぐにぐちゅぐちゅと愛液の音が響く。

 

 糺川

「お前のことがこんなに好きなのに……! お前とイチャイチャしたいのに……!」

 

 私のしてきた過去がそれを許さない。それなのに募っていく想いはどんどん大きくなっていて。こんなことでもしなければはじけてしまいそうで。

 

 糺川

「んうぅ……! ぁん、あっ、精……精……せいぃ……! んんん……!」

 

 匂いを嗅ぐのも、指を動かすことも、喘ぎ声を出すことも止められない。響く水音と共に気持ちよさが大きくなっていく。脳がチカチカして、絶頂がすぐそこまで来ている。

 

 糺川

「うう、ああ、イッ……くぅ…………!!!」

 

 びくりとのけぞって絶頂を迎える。そして────

 

 糺川

「……っ! ああ……待て待て待て……!」

 

 急いでビニール袋の口をおまんこに当てる。そのまま情けなくじょろろろと薄黄色の液体が袋にたまっていく。

 

 糺川

「はあ、はあ……何をやっているんだ私は……」

 

 自身の痴態の証が袋八分目になったところで止まる。これを精に見られたら自殺物だろう。

 

 糺川

「……あまり深く考えない方がいいな。早く寝よう」

 

 袋と手袋を処分してシャワーを浴びベッドに沈む。人に頼り方を教えておいて、自分がこの有り様だ。いっそのこと精にすべて打ち明けてしまえば楽になれるだろうか。でもそれは、私がやるにはあまりにもわがまますぎる。




礼先輩におしっこネタが多い?作者の癖で、それを持ちネタにできるの礼先輩ぐらいじゃないですか。
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