抜きゲーみたいな島に住んでいる狂犬はどうすればいいんだ? 作:神剣狩刃
検査の結果はかなり悪かった。運動能力はともかく認知機能や思考判断力がかなり低下しているらしい。揺れる帰りの船で少しがっかりする。
精
「元々のスペックが高かったのが一般人並みに落ち着いた……と、考えれば前向きですかね?」
糺川
「今回は丸々二日意識がなかったらしいから、その分肉体も衰えているだろう」
女部田
「鍛えれば戻るだろうから……それまではイクがしっぽり鍛えてあげるからね♪」
それは楽しみだと軽く笑って答える。会長はSHOのお偉いさんに呼び出されて責任追及をくらっている。あの人に押し付けるのはどうかと思うが、俺がどうこうできる話じゃない。
精
「……悩んでたって仕方ないですね。過程どうあれ休暇なんですから、俺の家でゆっくりしましょうか」
糺川
「そうだな。今は反省会も無しだ。それぞれの健闘を称えるとしよう」
女部田
「んー……そうだね、そうしよっか」
郁子先輩が何かを考えていたが何を考えていたのだろうか。ともかく船着き場に到着する。のんびりと俺の家に帰り──
女部田
「せっかくお付き合い始めたんだしさ、精くんとレイちゃん二人きりでドスケベセックスしたら?」
郁子先輩がとんでもない事を言い出した。礼先輩の顔がみるみる赤くなっていく。
糺川
「なっ、ば、バカなことを──」
精
「バカなことじゃありません。礼先輩とイチャイチャしながらドスケベセックスしたいです」
もうためらわない。俺は言い切るやいなや礼先輩の言葉を唇で塞ぐ。
精
「──いいですよね、礼先輩?」
礼先輩は何が起きたのかを次第に理解していき、覚悟を決めたようだ。
糺川
「……シャワー浴びてからだ」
精
「というわけで俺と礼先輩は今日一日連絡がつかないと思ってください」
郁子先輩に告げ、俺は礼先輩と一緒に浴室に向かった。
女部田
「──よかったね、精くん、レイちゃん……あ~あ、私も誰かとドスケベセックスしたいな~……」
礼先輩と一緒に入る浴室はいつもよりも狭く感じる。2人で入っているのだから狭いのは当たり前なのだが、それにしたって狭く感じる。心がはやっているからだろうか。
精
「礼先輩の体ってエロいですよね」
糺川
「……もっといい言い方があるだろ、バカ……」
礼先輩は頬を膨らませながら俺に体を洗わせている。おっぱい、お腹、おまんこ、脚、背中、お尻、どれをとっても欠点のない最高の体だ。
精
「じゃあ……綺麗です、礼先輩」
糺川
「……そう、か……あり、がと……」
泡だらけの体で俺に抱き着いてきた。ボディーソープの匂いに礼先輩のいい匂いがふわっと香る。
糺川
「……精にそう言ってもらうの、夢だったんだ」
精
「そういう夢が他にもありそうですね。叶えてあげますよ」
糺川
「じゃあ……早く精とセックスがしたい。……ずっと我慢していたんだぞ?」
礼先輩が上目遣いで俺を見る。会長や文乃ちゃんとはまた違った綺麗な瞳をしている。
精
「では、早く上がりましょうか。俺との初めてのセックスがお風呂場じゃ、ムードがちょっと足りないですから」
お互い体を流し、軽く浴室を流してから、一糸まとわぬ姿で俺の部屋に行く。
糺川
「その……精からリードしてくれ……」
精
「それも夢ですか? もちろんいいですよ。よいしょっと……」
優しく礼先輩をベッドに押し倒す。礼先輩は嬉しそうに、恥ずかしそうに、そして幸せそうに笑った。
糺川
「精……来て……」
すぐにでも挿れたい衝動を抑え、キスをする。今度は舌を入れて貪るようにキスをする。お互いの舌や唾液や吐息が混じっていく。
糺川
「っはぁ、はぁ……キスだけじゃ……足りないから……」
礼先輩が俺の手を掴んでおまんこにあてがう。すでに熱を帯びヌルついている。
糺川
「一緒に浴室にいた時から……こうだったんだ……もう、入れていいから……」
精
「……礼先輩」
俺は空いているもう片方の手で礼先輩の手を優しく握る。少し震えていた。
精
「……不安ですか?」
糺川
「ごめん、こんな時に……急に、変な感じになって……もし……嫌な気持ちになったら、どうしようって……」
礼先輩はこんな時でも優しすぎる。過去の自分に引っ張られているのだろう。──だったら俺がどうにかしなければならない。
精
「大丈夫です。
糺川
「精の……ために……」
精
「俺は礼先輩と気持ちよくセックスしたいんです。礼先輩の辛い過去を少しでも癒せるように、礼先輩が少しでも幸せになれるように……俺がそうしたいんです」
手を繋いだままキスをする。今度は舌を入れず、優しく、想いを伝えるように。
精
「礼先輩のことが好きなんです」
糺川
「んっ……うん……私も、精のことが好きだ……大好きだよ」
礼先輩の手の震えは止まっていた。受け入れる準備ができたということだろう。
糺川
「だから……入れて、ほしい。精を……感じたいから」
その言葉を、意思を確認してゆっくりと腰を落としていく。そして礼先輩の中におちんちんが入っていく。
糺川
「んっ……ふぅっ……」
礼先輩は風紀委員長として実戦経験はそれなりにあるはずだが、心まで強い訳ではない。不安が痛みを大きくしているのだろう。だから、手を握って、キスをする。
精
「……大丈夫です。礼先輩は気持ちよくなって良いんです。だって……俺がなっていいって言っていますから」
糺川
「……ありがとう……精がいいって言うなら……大丈夫だな……」
ゆっくり、ゆっくりと、受け入れてもらうように腰を前に進めていく。亀頭を咥え込んだ膣は、竿の部分も抱き寄せるように受け入れ、やがて────
精
「っ……全部入りましたよ、礼先輩……」
俺のおちんちんが礼先輩の中に全部入った。興奮よりも喜びや感動が勝った。
糺川
「ああ……やっと……精を全部受け入れられたんだな……よかった……よかったよ。全然嫌じゃない……あぁ……やっぱり……精……すごく嬉しいな……」
礼先輩も同じようにな顔をしている。その鳶色の瞳には嬉し涙が湛えられている。
精
「まだ泣くの早いですよ……ここから始まるんですから」
糺川
「ふふっ、そうだな……いいよ、精……いっぱい我慢させちゃったから、いっぱい動いていいぞ」
礼先輩の許可を貰い、俺はゆっくりと腰を動かしていく。
糺川
「んっ、ああ、やぁ、これ、すごいぃ……」
引くたび押すたび礼先輩の膣がうねり絡みついてくる。植物のツタのようにしなやかに、しかし決してきつくはない。
精
「うっ、ぐっ……コレ……すぐ出ちゃいます……!」
意識がなかったとはいえ2日射精していなかったのだ。俺の性欲での2日分は相当な我慢と言える。
糺川
「い、いつでも出していいからな……! 私も、んん、すぐに、イッちゃいそうだから……!」
だったら一緒にイキたい。だからと言って激しく動く訳にはいかない。俺の大好きな礼先輩だから、俺との初めてのセックスは思い出すたびに幸せになるようなものにしたい。何とかこらえながら腰を動かす。絡みつきが激しくなる。包みこむというよりは抱きしめるようになってきた。
糺川
「あっ、ああん、だ、だめ……もう、イク……! 精っ♡精ぃっ♡出してくれっ、出してくれぇ! 出してくれ、出してくれよぉ……!」」
礼先輩が震えだす。それに合わせて礼先輩の一番奥に入れる。
精・糺川
「「イッ……く……!!!」」
二人の絶頂が重なる。びゅくびゅくと精を吐き出す俺の肉棒に礼先輩の膣がねだるように締め付けてくる。射精の勢いは全く衰えず、膣の締まりも収まらなかった。
糺川
「せ、精の……熱い精液が……入ってくる……」
精
「くっ……ふふっ……」
こんな名前だからよくこういうことが起こる。普段ならくだらないとスルー出来るが、なぜか今はとても面白く感じてしまった。
糺川
「ば、バカ……こんな、時に……そんなこ、ことで……笑うな……」
そう言っている礼先輩もなんとか堪えているという感じだった。それすらも愛おしく見えて──
精・糺川
「「あははははは!!!」」
なんとも間抜けに大笑いしてしまった。
精
「だ、だって礼先輩が、そ、そんなこと言うなんて思わなくて!」
糺川
「し、仕方ないだろ! お前の名前が『精』なのがいけないんだぞ!」
先までのロマンティックな雰囲気はどこへやら、学生らしくばかばかしい笑いの雰囲気になってしまった。
精
「……まだしますよね?」
糺川
「当たり前だ。精も……まだ出し足りないだろ?」
こうやって笑い合ってる間にも俺のおちんちんは礼先輩の中で大きくなっていた。礼先輩の言葉に甘えて、腰を動かし始める。
糺川
「んっ、だ、だいぶ、馴染んだから、激しく動いていいぞ……」
精
「いいんですか……! 遠慮、しませんよ……!」
糺川
「あ、あんまりにも、んぅ、きつかったら、い、言うから……」
精
「その言葉、信じますよ……!」
礼先輩を信じて思いっきり腰を打ち付ける。ばちゅんと肉と肉のぶつかる音が響く。
糺川
「んっ、ああ……!」
その一発で礼先輩の体がびくりと跳ねる。イッてしまったようだ。
糺川
「だ、大丈夫……だから……もっと精を……感じたいから……受け止めたいから……」
精
「礼先輩のそういうところ……大好きです」
キスをしたらあとは全力でぶつかるだけだ。遠慮なく礼先輩に腰を打ち付ける。
糺川
「あっ、こ、これ、死んじゃう、気持ち、んん、よくて死んじゃう……」
精
「気持ちよく死ぬことはあっても、気持ちよくて死ぬことはありませんから……!」
打ち付けるたびに礼先輩のおまんこからぷしゅぷしゅと小刻みに潮が出る。
糺川
「あっ、あぅ、あたま、おかしく、なるぅっ」
何度もイッてその気持ちよさが脳にキているのだろう。
精
「また一緒にイキますよ……!」
糺川
「なんどもぉ、イッて、るからぁ、いつでも、イッくううぅぅぅ!!!」
再び同時に絶頂を迎える。一度目の射精も濃いものだったが二度目の射精もまだまだ濃い。
精
「……まだいけます?」
糺川
「もっと……もっと出してくれ……せいぃ……」
礼先輩の目がトロンとしている。相当気持ちよかったのだろう。嬉しい。股座がいきり立つ。
精
「今度は体位を変えましょうか。正常位だけじゃ物足りないですから」
今度は寝バックで中で出す。次はしめ小股で中に出す。次は松葉崩しで────
女部田
「────で、私とトーカちゃんが部屋に来るまで昨日からずっとエッチしてたと」
精
「はい。すっごく気持ちよかったです」
冷泉院
「大変ドスケベでよろしいですが……2人とも休暇中なのでほどほどにしてくださいね?」
糺川
「……返す言葉もございません……反省しています……」
俺たちは会長に縛り上げられるまで、およそ24時間ず──っとドスケベセックスしていたという。