東方二次創作劇場「月と太陽」 - 月の章 - 作:俄かさん。
「迷いの竹林」の何処かにある洞穴、暗い、暗い、その奥深く。
数多の白骨の残骸が累々と埋め尽くす地面の上で、ぐったりとうつ伏せで横たわる博麗の巫女が一人。
力なく顔だけを上げ、霊夢が目の当たりにしている光景は、まさに「地獄絵図」そのものだった。
ぶ ち っ 。
霊夢の見てる前で、女童の両手足が一本ずつ鬼の手によりその根元から「捥ぎ取られていく」。
それでも「まだ」生きている女童は、恐怖と激痛にその表情を歪ませ、引き裂くような悲鳴をその度に上げる。
そうやって捥ぎ取った手足を鬼はさもうまそうに手羽先を頬張るかのように肉だけをこそぎ取り、器用に骨だけを引き抜いていく。
そう、女童は「生きたまま」この鬼に「喰われていた」のだ。
「屍鬼(しき)」という鬼の種族がある。
その文字の通りに人の屍を喰らういわゆる「食人鬼」のひとつ。
戦や飢饉、疫病が起きるたび、累々と屍の山が積み上がる折には、「必ず」この鬼が現れる。
さらにこの鬼は人里にも現われ、埋葬されたばかりの墓までも掘り起こし、その遺体すら貪る。
それでも満たされぬときには、「生きた人」までも襲い、喰らう。
迷いの竹林に「何時の間にか」棲みつくようになった「八尺鬼」は、まさにその類の鬼であった。
「あ、あ、ああっ」
新鮮な生肉を咀嚼し、残った骨さえも嚙み砕く音。
鬼の口端から唾液とともに滴る紅の鮮血。
首と胴だけになるも、未だ「死ねない」女童のあまりにも無残なありさまと、その口から洩れる咽び泣くような悲鳴。
「い、や、ハナちゃん……」
そんな凄惨な光景を前に、その鬼により肩関節と股関節を「外されていた」霊夢は立ち上がって逃げることも両耳を塞ぐこともできない。更に一度「心を喰われた」影響で、頑なに両目を閉じることすらもできないでいた。
「救えなかった」女童の哀れな末路。
そんな末路へと追いやったのは、他ならぬ「自分」。
その「報い」を思い知らせるように目の前で展開される「生き地獄」。
弱りきった霊夢の心は、途方もなく深い「絶望」で黒く、黒く、塗りつぶされていく、そして。
ぶ ち ん っ 。
鬼の鋭い爪で撥ねられ、飛んでいく女童の「生首」。
そこでようやく「絶命した」女童はその断末魔の凄まじき表情を浮かべたまま、ただ呆然と見上げる霊夢を見下ろした、ような気がした。その互いの目線が交錯した瞬間、霊夢は「完全に」心を壊してしまい、あまりのショックで「じょろろろぉお」と「失禁」までしてしまう。
「……嗚呼、なんだ?妙にくせぇと思ったら漏らしたのか?」
ほのかに立ち込めるその匂いに気付いた鬼は、無造作に手元に残った女童の「胴体」を投げ捨て、それと入れ替わりにもはや「生きる人形」となった霊夢の頭をみしっと掴んではずるずるとその袂へと手繰り寄せる。そうやって袂へと手繰り寄せれば、「がこっ」と霊夢の顎関節すら外してしまう。
「け、小便くせぇ娘だな。まあ、文句は言うまい」
己が欲望のままに生きる鬼にとっては、そこからの行動は「明白」であった。
「食欲」を満たせば次は「性欲」とばかり、夥しい数の生首をぶら下げた腰蓑から猛々しく突き出た赤黒い「怒張」をそのままに、だらしなく開きっぱなしの小さな口へと宛がい、後頭部を強く抑えつけていく。
「う、うぇっ」
顎を外されても口内に収まりきらぬ、それ。その大きさと太さはヒトの男性の比ではない。
頭を抑えつけられたまま喉奥まで突き込まれたそれを霊夢は吐き出すこともできず、ただただ虚ろに見開いた双眸を涙で滲ませつつ、「巫女でありながら」延々と望まぬ「鬼への奉仕」を強いられ続ける。そして鬼は朱に染まった口元を喜悦に歪ませたまま、掴んだ巫女の頭を前後左右に揺さぶり「おなほ」の如く弄ぶ。
そんな拷問が果てなく続くかと思われたその矢先、爆ぜんばかりの勢いで穢れに穢れた禍々しき「鬼の白濁」を巫女の喉奥めがけぶちまけるのだ。
「ん、んぐ、ぐっ、ぅう……」
容赦なく雪崩れ込んでくるその濁流を吐き出すことも呼吸をすることさえもままならず、霊夢はただ小さな喉を動かして胃袋へとそれを送り込む。そんな巫女の様子を満足げに眺めた鬼は、その口から怒張を引き抜くや、その残滓を飛び散らせ巫女の黒髪やら左頬に刻まれた爪痕残る顔やら身に着けていた赤い巫女服までも「白く穢していく」。
「へへっ、いいツラだなァ。じゃあ、その口のついでに『下の穴』でもいただくとしようかねェ?」
その大きな手に握力を籠め、みちみちと頭を掴んでは外れた顎を元に戻すついでに、巫女の穢れに穢れたその小さな身体を宙へと吊り上げる。その状態でただぶらんと四肢を伸ばしたまま、思い出したように小さく咳き込む巫女の顔を愉しげに眺めながら、鬼は更なる「昂り」を感じていくのだ。
びりびりっ。
巫女服の襟元に突き立てられる鬼の爪が、胸にきつく締め付けたサラシと履いていた下着すらも巻き込んで身に纏う一切の着衣を縦に引き裂く。はらりと左右にそれらを寸断され、そこから露わになる「巫女の肢体」を頭から爪先まで上から下へと舐めるように眺める鬼は、その目線が下まで辿りきったところで不意に目を細め、そして「しらけた」とばかり、か細いため息をつく。
白い素肌。小振りな胸。そして股の間からぶら下がる、「豆粒」のような大きさの「✕✕✕」。
そんな巫女の裸体を目の当たりにした鬼は、危うく掴んでいた頭すらそのまま「握り潰しそうに」なった、のを辛うじて堪える。それでもそれまで抱いていた期待を裏切られた故の落胆からか、それこそはち切れんばかりに漲っていた昂りすら、萎れかける。
「……ニンゲンの『性癖』というモノはつくづく理解できやしねぇな。その『格好』で『◯◯』かと思えば『✕✕』とはなァ?」
「やれやれ、すっかり騙されたもんだ」とぼやきながら、それでも鬼は萎れかけても尚、収まりのつかぬそれを入れる穴をなんとも未練がましいその目線で探る。そしてそれは必然的に、ぶら下がる✕✕✕の後ろにある穴へと辿り着くのだ。
「仕方ねぇ、『ここ』にブチ込むとするか。……が、貴様はこの俺様を『欺いた』。その報いは受けてもらう」
ぐるんっ。
己に背を向けるように巫女の身体を反転させた鬼は、まるで幼子に粗相をさせるようにその内股を外へと大きく開かせ、その野太い肉槍の切っ先を迷うことなく「巫女の尻穴」へと宛がう。次いで逃げられぬように細腰に左手で抑え込み、華奢なその肩へと右手を添えた瞬間、「躊躇いもなく」そのまま勢いよくその穴へと押し込んでいくのだ。
ぶちっ。
「ひぁっ」
その小さな小さな「窄まり」を無理矢理拡張され、「破瓜の瞬間」以上の痛みと苦しみを前に、霊夢は小さく悲鳴を上げる。更にそれが無慈悲に根元まで押し込まれた瞬間、たまらずくんっと白濁まみれの黒髪を舞い上がらせながら細顎を仰け反らせる。
「貴様をこのまま『犯し』、そのついでに『喰って』やろう。さて、『どこから』喰ってやろうか、まあ、なんにせよ」
そ の ま ま 「 死 ね 」 。
そんな鬼の呪詛を聞いた霊夢は、そのままふっ、と虚ろに見開いたままの双眸から「完全に」光すら失う。
もう、その双眸には「何も」映らない。絶えず上下に揺れ動く視界の中で、足元に転がる女童の「生首」すら感じ取ることさえもできずに。
そうして博麗の巫女はこの残忍な鬼に「犯され」、「喰われ」、女童以上の痛みと苦しみ、絶望に打ちひしがれながら、その「短い命」さえも迸る鮮血ともに散らしていくのだった……。