突然ムチムチ爆乳に成長した俺の幼馴染がドエロすぎる! 作:緋枝路 オシエ
「うぎゃっ!? 痛ぁぁ…………くない! 柔らかすぎて…………痛いのに感じない…………? 全部おっぱいに飲み込まれて…………ああっ!?」
「オレは直央の変な顔が見たいんだよっ♪ おらおらっ、オレのおっぱいつえーなぁ♪」
照れ隠しか?
積極的にパイしてズる華月は、ここから30分、おっぱいからチンポを解放しようとしなかった。
7月31日。
7月最後の日は……直央と華月が大好きで、ドハマりしているカードゲームの大会日だ。
それもただの店舗大会ではない、日本選手権の予選が行われる大変重要な日なのだ。
「優勝だっ! 優勝だっ! 優勝だっ!」
「全勝だっ! 全勝だっ! 全勝だっ!」
時刻は9:06。
チャリンコをこぐ華月と直央の無敵コンビは、朝っぱらから最高にテンションが高い。
今大会は二人の家からわりと近くにある会場なので、電車ではなく自転車で移動しているのだ。
にしても大会開始は11時からなので、二時間前行動する二人は張り切り過ぎている。
この日の為にいっぱい練習した、デッキ調整はたっぷりできた、環境メタやプレイング向上の為に一緒に動画を見た。
ちなみに、直央も華月もカードの大会に出場するが、二人の両親はテントではなくコテージを借りた一泊二日のバーベキューに出かけている。
以前話題にしていたが、毎年必ず行っていたバーベキューの日にちと、大会の日にちが被ってしまったのだ……
本当ならどちらも行きたいが……直央と華月はカードを選んだ。
別に二人の両親は怒らない、どころか、カードには結構理解がある両親なので、「出場するからには優勝してきなっ!」と、美味しいお弁当を作ってくれたのだった。
「おぉーーい! 直央ぉぉぉっ!!」
「華月ぃぃぃ!! なんだぁぁ!!」
先頭を走る直央へと、チャリで夏風を切り裂く音に負けないくらい、大きな声で華月は「信頼」を投げかけた。
「オレ達が優勝と準優勝だよなっ!!」
「当たり前だろっ! 今日の大会は俺達のものだっ!」
信号が青になったと同時に、笑いながら発進する二人。
「もちろんっ! 俺が優勝で華月が準優勝で幕を閉じるんだけどなっ!!」
「な訳ねぇだろっ!! 逆だ逆っ! 優勝プロモカードはオレがいただくんだよっ!!」
掛け替えのない友達、産まれた時から一緒の幼馴染の二人も、今日だけは拳をぶつけ合うライバル同士である。
時刻は10:40。
会場内はクーラーを全開にしているが、たった一つの優勝をもぎ取ろうと全国から押し寄せたプレイヤー達や、応援しに来た家族や友達の熱気に押されているので、薄着だろうが汗が流れて身体にもんもんと熱が籠る。
トーナメントの組み合わせが発表され、プレイヤー各々が会場テーブルに割り当てられてある、番号の書かれた椅子に座っていく。
――オレはKブロックだ! 直央は?――
――俺はCブロック、はははっ! 順調に勝ち進めば決勝で当たるって事じゃん!――
――だなぁ♪ オレと当たるまで絶対に負けんじゃねぇぞ? 決勝戦で会おうぜ!!――
――それはフラグだから止めろってw 華月も負けるなよ! 俺以外の奴らは全員ブチ倒せっ!!――
トークアプリを通じて、トーナメント開始前最後のやり取りを終えた二人は、お気に入りのプレイマットをテーブルに敷いて、魂を込めて構築した最強のデッキをテーブルに置く。
直央と華月は中学一年生となっているので、今回出場するのは「大人の部」
少し周りを見渡しただけで、高校生に大学生、30過ぎと思われる男性まで幅広く、勝利に飢えた眼差しで対面する相手を睨む表情を作り上げている。
つまりこのトーナメントに出場している大体のプレイヤーが、華月達よりも年上なのだ。
(だからなんだっつーの!)
(関係ない! 全員倒す!)
……最も、二人はこの程度でビビる性格をしていないので、年上に囲まれるプレッシャーで集中力が削がれる事態にはならない。
(カドショでも年下年上関係なく、バトってるしな!)
(俺はデッキと自分を信じるだけだ!)
――そしてトーナメント開始、一斉に「よろしくお願いします!」と挨拶したプレイヤーは、デッキからカードを引いていく。
「オレの先行!」
ひと際大きな華月の声が、直央の耳には確実に届いていた。
「一回戦突破ぁ! よゆー♪」
「油断するなって、一戦一戦全力で慎重に戦えよな」
「わぁーてるよっ!」
二人は危なげなく一回戦の相手に勝利した。
トーナメントは夕方まで続く、半日バトルしっぱなしなのは、カードプレイヤーにとって天国だけど地獄でもある。
トーナメントの合間には休憩も兼ねて、自販機の前に集まると決めていた直央と華月は、コーラとメロンソーダを片手に談笑している。
もちろん、誰が聞いているのか分からないので、デッキの内容や戦術については口にしない。
「でもさぁ! ビックリするくらい余裕だったんだぜ! プレミ連発してくれてさぁ♪ 大会に慣れてなかったのかな?」
「どうだろ? 華月の対戦した人を調べてみたけど、中部地方では結構強いプレイヤーって………………あ゛っ゛!?」
ぷるッ、ぶるッ……ンッ。
メロンソーダを一気飲みし、ゴミ箱へナイスシュートする華月の姿を見て、直央は「なぜ相手がプレミ連発したのか?」……理由が分かってしまったのだった。
(…………おっぱいだ、絶対におっぱいだ……多分テーブルにおっぱいが乗り上げてるから、相手の人はおっぱいにしか眼が行かなくなって……)
どれだけカードが強くたって……男はおっぱいに弱すぎる。
もしもだ、バストが急成長する前の華月であれば、対戦相手は冷静にプレイが出来ていただろう。
だってその頃の華月は「男みたいな女」のまっ平なバストなのだから。
毎日見ているし、毎日揉んでパイズリもされている直央ですら、練習中にチラ見してしまう事がしょっちゅうなのだから、初見でJCのKカップをスルーしろは…………不可能である。
「なんか気の毒だな…………まぁ、どんな理由でも勝ちは勝ちだ、時間だから次行くぞ華月っ!」
「おうっ! 次終わったら弁当食べようぜ!」
カバンの中に入っている、美味しいお弁当は絶対に美味しさが倍増するだろう。
何故なら勝利という味をトッピングされるからだ――