突然ムチムチ爆乳に成長した俺の幼馴染がドエロすぎる! 作:緋枝路 オシエ
とろらんたん様に手掛けていただきました!
「すげー……! 人は多いけど渋滞はしてねぇし、前行った海よりずっとのびのびと遊べそうだな!」
例え宝物がこの砂浜に埋まっていなくても、宝物が海の中に隠れていなくても――
夏の大きな魅力の一つが凝縮された宝石のような光景こそ、真の宝物である。
大自然を独り占め! ……は残念ながらできないが、砂浜と青い海に紛れる肌色の数は我慢できるレベルだ。
2日目の15時過ぎまでは、この海を好きなように、好きなだけ、好きなタイミングで遊び倒せる。
「だなぁ♪ 準備運動も済ませたし……まずはッ!!」
――メシッ!!
日焼けしている身体をさらに焼く。
プチ旅行が終わった時には、水着跡以外は褐色肌となっているだろう。
ここで、二人のお腹の虫が申し合わせたように鳴る。
爆笑しながらまずは腹ごなしだと、ビーチサンダルを履いた二人は絶品とテレビでも紹介された事のある、ボリューム満点の海鮮丼を提供する海の家へとダッシュ。
「とうもろこしも食うぜ!」
「スイカも食うぜーー!」
ヒャッハーしながらダッシュ、ダッシュ。
一直線のルートなのに砂を撒き散らしながら自由を堪能する二人は、急旋回したり逆走したりと、やりたい放題に笑っている。
「華月」
「あ?」
「水着似合うぞっ!」
その言葉を聞いた瞬間、華月は失速して砂浜の中央に立ち尽くす。
「に、似合うって言われても……学校のと同じじゃん……」
両手を背中の後ろで組みながらソワソワなのか、モジモジなのか……落ち着きの無さは褒められた嬉しさを少しでも、誤魔化そうとしているのだろう。
そう、華月の水着は何の変哲もない、水泳の授業で使用する新スクール水着まんまだ。
「見た事あるとか無いとか関係ないよ、似合うものは似合うんだから!」
違いはスイムキャップを装着していない、それだけのスク水姿を華月は不満に思っていた。
本当は女の子としての自覚が少しずつ出てきたので、直央の好きそうな……例えばビキニにしたかったのだが、如何せん華月サイズのビキニを探す時間が足りなかったし、披露したさはあるも恥ずかしさも強かった。
なので代り映えしない、期待していた直央をガッカリさせてしまうかも……
「……………………そっか♪」
なぁんてネガティブに考えていたのがバカらしい、華月は今度こそ直央の誉め言葉を素直に受け止められた。
「直央も似合うぜっ!」
「これだって去年の水着まんまだぞ?」
直央は直央で、サイズなど気にしなくていいから買おうと思えば、新しい水着を買えたのだが――
「似合うものは似合うんだぞっ!」
「パクりやがって! なぁ、来年は一緒に新しい水着買いに行こうぜ?」
「う…………うん♪ お互いがお互いに似合うものを買う……でいいよな♪」
見えないけど、見える流れを逃さずに、来年の約束へと早くもこぎつけた直央。
彼も彼で身体ではなく心が成長しているのだ。
少なくとも「どんな言葉をかければ、華月が喜んでくれるか」が、分かるようになるまでには。
(直央♪)
非常に機嫌が良くなった華月は、イジワルっぽく笑いながら直央の耳元へと囁く。
その際に密着度が高いので、ロケットおっぱいの先端が直央の胸と、接触しているのは言うまでも無い。
(あれだろ? オレにせまぁ~~い面積のビキニ♪ 着て欲しいんだろ?)
大きすぎる胸部をギリギリ支えられている、な事は無く、横から乳肉が漏れ出しそうで「1-2 皐月晴」のゼッケンが歪みに歪んで、古代文字の如く解読不能なおっぱいスク水もエロくて大好き……
だが――
(……うんッ! 色々な姿の華月を見てみたい!!)
(…………♡ ニシシ♡ ドスケベがよっ♡ 来年絶対だぞ? 一緒に水着買いに行くんだぞっ! もっかい約束っ!!)
きゅっ……指切りげんまんをした二人は、今度こそ海の家へとどちらが速く着くか、競争し始めた。
*こちらは直央の妄想です、ドスケベエロビキニを着たおっぱい幼馴染*
朝ごはんはたらふく食べて来たが、長旅と35℃の気温が二人に空腹を訴えている。
海の家には様々なメニューがあり、多数の美味しそうな香りが「俺を食え!」と誘惑してきたが……
二人は名物の一つである海鮮丼の大盛りと、フランクフルト、そしてフライドポテトまで注文した。
組み合わせとしては微妙だが、とにかく腹が減っていたので好きなものを、食べたいだけ頼んだのだ。
ちなみに軍資金として両親から中々の金額を与えられているのだが、何故か軍資金を渡してくれる際に二人の両親(特に母親)はニヤニヤとしていた。
「そーいやさぁ」
「んあ?」
中学生になってからワサビを食べられるようになった直央、まだちょっと苦手なので少しだけ乗せて貰った華月。
時折つ~~んとした刺激が口内に広がり、ガツガツ動かしていた箸が停止するのが面白い……
直央はフランクフルトを食べながら、マヌケ気味に華月へと返事をした。
「見ないのかよ、ビキニ着たおねーちゃんやら、ギャルやら……いっぱい居るじゃん?」
「あぁ、そんなコトか」
嚥下を終えた直央の顔つきは至って平静を保っているが、華月はまたソワソワと何処か不安げな瞳であった。
「そんなコトじゃねーだろ、おっぱい大好きじゃんお前」
「まぁそうなんだけどさ……見る必要ねぇし」
「えっ…………?」
「だって俺が見るのは華月だけだからさ」
隣のテーブルに座っている大学生カップルの方が恥ずかしくなる程に、恋愛小説のワンシーンのようなセリフを、さらっと言葉にしてきた直央。
「んえええっッ!!? なっ、なァ…………」
「……………………~~~~っ!!」
やっぱり直央もちょっと恥ずかしかったらしい。
「いやだって、一番可愛い女の子が華月だし……一番おっぱい大きい女の子も華月だし……他の女の子は別にって感じ……」
「うあっ…………♡ ば、バカッ…………♡ 勿体ねぇなぁ……♡ 見たいんだったら見りゃいいのに♡」
「おぉ! じゃあ見るぜっ! じっーーーーーーーっ!!」
「って! オレのおっぱい見つめんじゃねぇよぉぉ~~~~!!」
「見ていいって言ったじゃんっ!!」
「そーゆー意味じゃなかったんだよっ…………♡」
このタイミングで隣のテーブルの大学生カップルは退席した。もう聞いている方の体温が上がってきてしまうからだ。
「他の女の子は見るなっ、とは言ってねぇじゃん…………」
あの時――華月がママさん達に嫉妬した時――は「他の女を見てもいいけど、自分のおっぱいはもっと見ろ」だった。
なので制限などは命じられていないが、それでも直央は華月以外の異性に興奮しなくなったし、眼で追うという行為も無くなっている。
「華月が悪いんだぞ、華月が好きすぎて他の子が眼に入らないんだ!」
「♡♡♡……………………わ、分かったよ♡ オレのせいって事だろ♡ はいはいっ♡ 分かったから早く食べて泳ぎに行くぞっ♡♡」
「俺はもう食べ終わってるぞ?」
「ふひゃぁぁっ!?? ちょっ、ちょっと待っとけっ!!」
好きなものはやっぱり好き。
葛藤するけど結局「好き」に戻ってくる。
例え何回人生をやり直しても、絶対に華月を好きになるのだろうと確信すらある。
「…………まっ! オレで童貞捨てたんだもんな直央はッ!!」
「ぬあッ!!? とっ! 突然何言ってんだよ華月ぃぃ~~~~!! …………まぁそうなんだけどさっ!」
そして二人して笑い合ってしまう。
恥ずかしすぎるので話題を強制中断させたが、まるで頭の周囲にハートマークが舞っているかの如く、華月は上機嫌に海の家の昼食を食べ終えたので、二人して「ごちそうさま!」と両手を合わせた。