※この作品はR-18です。

突然ムチムチ爆乳に成長した俺の幼馴染がドエロすぎる!   作:緋枝路 オシエ

81 / 104
夏の終わり~♪


彼女と夏祭り!

 和太鼓を演奏する音が街全域へと響き、盆踊りで舞う浴衣姿の住民達がお祭りと一体化し、夏の最後に彩を添える……

 華月と直央の家は隣同士、だから最強の幼馴染。

 例えば学校がある日は、どちらかの家で朝食を食べそのまま一緒に登校。

 何処かへ遊びに行く際も準備を終えたら、どちらかの家の前で待ち一緒にお出かけ……が毎度の事だ。

 

(アイツと待ち合わせをするなんて……初めてな気がするぞ?)

 

 夏祭りの会場。

 入口の前でわなわなと落ち着かない様子で、スマホに表示されるディスプレイを5秒間おきに確認している少年……直央だ。

 

 直央と華月は両親に連れられて、夏祭り用の浴衣を昨日買って貰った。

 

 浴衣を着てお祭りに行く……初めてではないが、小学4年生から着るのが面倒になって二人とも以降はフツーの私服で、お祭りに来ていた。

 

 二人の気持ちをよぉぉぉく……「理解」している両親は、金に糸目をつけず思春期真っただ中なカップルへと、プレゼントをしてくれたのだ。

 

 大好きなお父さんとお母さんを、さらに好きになった瞬間だった――他の誰よりも産みの親達が華月と直央の幸せを願ってくれていたのだ。

 

 直央が買って貰った浴衣は、シンプルで洗練された豊紺の近江ちぢみである。

 父親にバッチリコーディネートして貰い、男前な直央がカッコよく浴衣を着こなしている。

 

 祭りへと向かう途中や、現在進行形で待ち合わせしている最中、通りかかったクラスメイトの女子には「直央くんカッコいい……♡」

 おば様達からは「あの子いいわね……♡」と、好意と色欲の眼差しを向けられているのだが、本人は全て愛想笑いで躱している。

 言うまでもないが直央には華月という可愛くて、エッチで、最高に仲良しな幼馴染と付き合っているので、他の女から向けられる視線など完全に跳ねのけられるのだ。

 

(ま、俺らが付き合ってるって、まだ親しか知らねぇんだけど)

 

 その件に関しては直央達にも考えがある。

 もう暫くは二人きりの時以外は「ただの幼馴染」として振舞うと、二人は決めているのだ。

 

「16:57……もう来るか」

 

 待ち合わせの時刻は17:00だ。

 

 お互いの家には5秒で到着するのに、わざわざ待ち合わせる事になったのは……デートっぽくする為だ。

 ただの幼馴染として振舞う事と、デートっぽくする為は矛盾しているようだが、人前で抱き着いたりキスしたりをしなければ、直央と華月がカップルだとバレる事は絶対にない。

 男みたいな女である華月とは、どれだけ距離が近くとも幼馴染から不変であったので、街の住人一人だって疑う事はしないだろう。

 ……実はママさんバレーの方々を含めた、+αな方達には感付かれてしまっているのだが仮に出会ったとしても、空気を読んでくれるだろう。

 

「直央♪」

「ッーーッ!! 華月ッ!!」

 

 嬉しさが堪えきれない。

 どれだけ遠くで、どれだけ小声で合っても、絶対に取りこぼさないのは彼女のハツラツとした呼び声だ。

 

「なーーおーー♪」

「かーーづきーー♪」

 

 っと、本当は抱きしめ合いたいところだが、それは家の中でたっぷりしたので……

 減速して拳と拳を軽くコツンッ、お祭りを支配する最強コンビが今此処に在り。

 

「待たせちまったなぁ!」

「待ってねぇよ、俺が15分くらい早く来ちゃっただけだし!」

 

 これは華月が悩みに悩んで買って貰った浴衣だ。

 純白の生地に咲き乱れるのは、赤、淡いピンク、水色、紺色そして花の柄と同じ藤色。

 薄紫色の帯で細いウエストをより細く演出し、桐で制作され和柄の鼻緒を持つ下駄を履いている。

 

「ニシシシ! どーだ! オレの真の姿ぁ♪ ファイナルフォームは!」

 

 その場でクルンッ。

 下駄なのに転倒する気配なく華麗に一回転、オマケで二回転もしてしまうのは流石の運動神経だ。

 長い袖下とお祭り用の巾着袋も、持ち主と一緒にクルンッ♪ 

 

 前髪を結ったデコ出しとアンダーツインの髪型はそのままである事が、華月という見慣れている素材を最大限に活かしている。

 何から何まで変えればイイってもんじゃない、華月ママが監修しただけの事はある!

 ちょっと前の華月が同じ装い、同じ動きをしても何の感動も無かった。

 それかあんまりに似合わないので、笑ってしまっていたかもしれない。――けど……

 

(可愛いぞ華月!)

(……………………♡)

 

 一瞬だけ華月の耳元へ近づいて、心からの感想を伝える直央。

 他のどんな女子よりも目の前に居る「男っぽい女の子」の浴衣姿が、最高に似合っている。

 浴衣姿はお互いに昨日披露してあるが、背景がホンモノのお祭りなので風情が溢れる。

 お祭り自体が華月の可愛さを際立たせる舞台……とすら思えるのだ。

 

(直央も似合うぜ♡ あっ~~本当はキスしたいのにっ~~~~!!)

 

 華月も同じ事をして大好きな彼氏に感想を届かせた。

 文字通り背伸びしての囁きであったので、兄と妹にも見えた……とは道行く人の弁。

 

(俺だってキスしたいけど……それはお祭りが終わったらだ!)

 

 本当なら浴衣姿の彼女と汗だくイチャラブ中出し野外セックスをしたいッ! 

 …………それはデザート、別腹、まずはメインを楽しんでからだ。

 

「んじゃ行こうぜ! 俺達のお祭りに!」

「おぉ! 夏休み最後のイベントを楽しもうぜっ!」

 

 笑い合う2人はそこそこな至近距離でラブ握り……は出来ないので、軽く互いの手を繋ぐ。

 手を繋ぐ程度は「いつもの事」だ。

 これだって本当はラブ握りしたり、おっぱいがブチ当たる距離まで詰めたい……

 

「腹減ったー! 食うぞー!」

 

 昼食も軽く済ませている二人は、お小遣いを貰っているので夕食はお祭りの屋台を回って、たらふく食べるつもりである。

 

「屋台全制覇すっか! 腹減り過ぎて余裕で出来るけど……華月は?」

「あ? 行けるに決まってんだろっ!」

 

 歩き始めた直央は和太鼓や屋台のおっちゃん、お祭りに集う客達で混み合う、夏の風物詩に参戦できた興奮で、瞳を星形に煌めかせる幼馴染を一回、いや、二回……三回四回と見てしまう。

 

 ぼるンッ♡ どプンッ♡ ぶるッ♡ ぶるンッ♡

 

(…………浴衣なのに主張しすぎてるだろっ!!)

 

 どれだけの巨乳であっても、浴衣や着物を着れば構造や着付けの仕方で、バストを抑えられる……のだが――

 

「お?」

「いやあのっ……だからな……」

 

 直央はジェスチャーを駆使して、「お前 おっぱい デカすぎ」と伝えた。

 

「…………これでも抑えたんだっつーの……」

 

 であるのに、普段とほぼ胸の膨らみが変わっていない。

 

 帯にKカップのロケットおっぱいが、完全に乗っかってしまっている……

 シャツを虐め倒していたので、今度は帯を虐めるつもりなのだろうか?

 

 制服のブラウスには無数の天然ズリ穴が生成されたが、浴衣なのにもうっ……バンッ! とおっぱいの圧に負けて爆発しそうなシワが密集している……

 

 ハッキリと申せば乳袋。

 浴衣なのに乳袋……もうちょっとでも帯が緩まったら、深くて長い谷間がご登場してしまうに違いない。

 

「…………よっ、よし、行くか」

「お、おぉ……」

 

 おっぱいの話題中、アイコンタクトをした二人はムラッ……とした。

 だが今はお祭りを楽しむべきと、昼間よりも明るく、賑やかな、提灯が作り出す光の道へと足を踏み入れ――

 

 この夏、二人にとって最後のイベントは、本当の意味で「今」始まったのだった。

 

 

 

 

「おじさーん! 焼きそば二つください!」

「おじさん! じゃがバター二つください!」

 

 1つの店で2つ分の料理を注文し、即食べして感想を交えたらまたすぐに、別の店へと突撃していく直央&華月。

 毎年参加しているこのお祭りには、日雇いバイトを採用せずその筋のプロ、いや「職人」と称される者達が屋台を構えているのが特徴だ。

 バイトがテキトーに作った焼きそばなんかじゃない。

 

 創業ウン十年以上。

 拘りと伝統のソースを使用した焼きそば専門店のおじちゃんが、心からお祭りを楽しみながら作ってくれるから――

 

「さいっ…………こうにっ!! 美味いッ!!!」

 

 じゃがバターにお好み焼き、から揚げ、イカ焼き、チョコバナナにリンゴ飴にベビーカステラ……などなど。

 全ての屋台にその筋の専門店を経営している職人が、同じ想いとなって魔法のように生み出してくれたのだ。

 

「うめっ……うめっ……うめっ……!!」

「うめぇぇ…………ちょーうめぇよぉ……!!」

 

 お母さんが作ってくれる料理が一番。

 であるが、今夜だけはお祭りに出店している、あらゆる屋台の料理が「一番」だ。

 

 感動するぐらい美味しい、毎年食べてるけど美味しい、ていうか毎日でも食べたい……

 でも一年に一回だからこそイイ。

 

「直央~♪ リンゴ飴買ってきたぞ♪」

 

 粉もの系とつまみ系をあらかた食い終え、口直しとして甘い物を見つけて来たのが華月。

 履き慣れてない筈の下駄なのに、ケンケンパとスキップを混ぜ合わせた動作をしながら、直央の下へと戻ってきたのだから恐れ入る。

 

「ほらよっ♪」

「あ…………」

 

 リンゴ飴の1つを直接手渡さず、直央の唇へチョンッ……とくっ付けてきた。

 

「……………………」

「……………………」

 

 そうか、と直央は納得し――

 

「んまっ! このリンゴ飴ってあのおばあちゃんの店だよな!」

「当たり~~! リンゴ飴は何店かあるけどさー、アソコが一番だよなー!」

 

 真横から一口、そのままリンゴ飴を引っ張って自らのものにした直央。

 

 所謂「あ~~ん」なのだが、別に恋人になる前――華月のおっぱいが急成長する前――にも食べさせ合いっこはしていたので、昔と同じ事をしただけだった。

 

「あ~~~~ん♪」

 

 今度は華月へしてあげる番だ。

 

「んっ、んまぁ♪ このわはあめもぉ! いひばんおいひーみへのらよなぁ♪ んもんもぉ♪」

 

 直央が手にしていたわたあめを、真横から頬張った華月。

 これでお互いに五分、友達同士が食べさせ合いっこをしているだけ。

 周りの者達にはそう見えているだろう「何時もの事だ」と。

 

(こーすりゃあイチャイチャしてもバレねーもんな!)

(う、うん……♡ これくらいならな♡)

 

 とまぁ、直央が考案した作戦通りなのだが。

 流石に口移しまでしたら二人の関係性が「めちゃくちゃ仲良しな幼馴染」以上になったであろう事は、バレてしまうので大量の参加者の中で出来るのはこれくらいである。

 

「次は何食おうかな~? あ゛ぁ゛!? チキン見つけたぞっ! お゛ぁ゛ぁ゛!? きゅうりの一本漬けもあったー! アレ食うぞ直央ッ!!」

 

 お祭りの熱気と美味しい食べ物、直央と人前でイチャ付けたブーストにより、テンションが非常に高い華月が目当ての屋台を指差しながら、直央の右腕を引っ掴んでくる。

 もうちょっと引き寄せられたら、深い谷間へと二の腕が吸収されていた。……それはエッチの時まで我慢だと、谷間ギリギリのところでブレーキをかけた。

 

(ちょっとだけ指先がおっぱいに触れちゃったけど……)

 

 浴衣の上からでも柔らかくてデカかった……背は小さいのに、おっぱいはえげつない大きさと長さ、それが大切な彼女の――

 

「おいっ! 皐月晴華月っ!」

「あ?」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。