突然ムチムチ爆乳に成長した俺の幼馴染がドエロすぎる! 作:緋枝路 オシエ
屋台でチキンステーキを購入。
……しようとした瞬間、背後から名前を呼ばれた華月はダルそうに振り返る。
(あいつら…………)
直央と華月が産まれ育った地元で、お祭りが開催されているのだ。
同級生のエロガキ共だって、このお祭りに参加していても何らおかしくはない。
「うおっ…………やっぱりすげっ……おっぱいでっっっか!」
「浴衣来てもトンガってんじゃん……エロすぎだろ皐月晴……ッ!」
「なーなー! 俺らとお祭り回んねー? おっぱい触らせてくれたら奢ってやるからさー!」
エロガキ共と顔を合わせるのは、夏休みの登校日以来である。
ドスケベな欲望を隠していない台詞から伺うに、人混みや角度の関係で丁度直央の姿が見えていないらしい。
華月もすっかり彼らの存在を忘れていた。
これが夏休み前の状態だったならば、奢りに釣られて簡単におっぱいを揉ませて
が――もう華月はフリーでもなければ性知識が皆無でもない。
「……………………♪」
華月は直央へアイコンタクトをする。
エロガキ数人程度、浴衣&下駄のハンデがあっても容易く蹴散らせる……のだが、敢えて今回は直央に頼る事にしたのだ。
「よぉ、俺も一緒に回っていいか?」
熱気に包まれているお祭り会場、突き当りとなる場所に冷たい夜風が、低く、敵意を剥き出しにした言葉と共に横切った。
「げぇ゛ぇ゛!?? 織宮直央ォ゛ォ゛!??」
まるで妖怪を目にしたかの如く、華月に手を伸ばそうとしていたエロガキ共は、驚きのあまり後退しそのままマヌケにも転倒。
華月と直接対決で勝てっこない、だから食べ物で釣っておっぱいを好きにする予定であったのに……
最強コンビの片割れ、直央まで登場してしまってはもう無理だ。
どうあっても直央は騙せないとエロガキ共は身に染みているのだから。
「で? 一緒に行ってもいいか?」
「ひっ………………!?」
表情こそ軽く笑みを浮かべているが、さらに声質を低くした直央からは、恐怖、そして声では表せない「ナニか」を感じる。
本能でヤバいと察したエロガキ共は、尻もちから立ち上がって出口へ向かってダッシュ。
下駄が脱げても構わないと、只管にダッシュしてお祭り会場から消えてしまった。
誰にもぶつからず被害が出なかったのは幸いである。
「…………ありがとな」
〝頼りにしてる〟
休みの登校日にもエロガキ共にちょっかいかけられた。
その時は華月自らぐちゃぐちゃにしてやったが、今の華月には彼氏が居る。
あえて助けて貰った、甘えさせて貰った、だから華月は何もしないで立っていた……
だけなのに、胸の奥がドクドクドクッ……
浴衣の上からぎゅぅぅ……と、胸を抑えている。
「守るって言ったからな」
そして威圧感を消失させながら、優しく耳元で呟いた――
(彼氏だからな!)
(…………ニシシッ♡)
さぁ、邪魔者は消えたのでお祭りは再開だ。
食べたいものを食べたいだけ食べた二人は、お腹がいっぱいになったので――
「腹ごなしの運動だっーー!」
お祭りと言えば美味しい料理を提供する屋台、だけではない。
二人の次のターゲットはゲームである。
射的はともかく、金魚すくいや輪投げが運動のカテゴリーに入るか、些か怪しいが食べる事以外は運動になるのだろう。
「直央ぉ! スナイパー華月様の実力を見とけよなー!」
おじさんからコルク玉の詰まった銃を渡され、テーブルに上半身を突っ伏しながら的に狙いを定める華月は、実に得意げである。
彼女は毎年バカスカ賞品を獲得してしまう為、一部の屋台からは「華月ちゃんはお手柔らかにねぇ~」と、冗談半分に言われ
「おらぁッ!」
ボンッ、今年も開幕一発目から順調。
撃ち落とされた的を見ておじさんは「華月ちゃんには敵わねぇよ!」と、諦めながら拍手をしている。
「悪ぃなおじさん! 残り4発も全部当てちまうからなっ!」
限界いっぱいまでテーブルに身を乗り出し、銃を操る華月は全く気が付いていない。
(でかっ…………)
(でっけ…………)
(あの子学生……だよな? デカすぎんだろ…………)
テーブルに押しつぶされるおっぱい。
平べったくなろうとするも、大きすぎてまん丸バスケットボール形状へ戻るおっぱい。
走っても平気だったのに浴衣の胸元が崩れつつありアングルによっては、谷間が見えてしまえるおっぱい。
「…………華月、もうちょい身体持ち上げてな」
「あ? ……………………あっ、あぁ……そうだな…………」
今更気が付いても遅い。
精通もまだな小学生の男子達は「あのおねえちゃん、おっぱいおおきかったなぁ……」と、悶々とした気持ちでおちんちんを膨らませてしまっていた。
彼女や嫁といったパートナーが居る者でさえ「あの子のおっぱいでパイズリされてぇ……」と、華月に見惚れてしっていた。
今夜だけでどれだけの乳罪を作ってしまうのだろうか……?
射的が終わり、次のゲームとして選ばれたのは金魚すくいだ。
「直央ぉ! オレの金魚すくいの実力見てろよな!」
何だか先ほども同じ言葉を聞いた気はするが……
こちらも華月が毎年バンバカ取ってしまう。
射的と違って金魚はキャッチ&リリースなので、射的ほど恐れられたりはしていないが。
「………………ふっ!」
あまりに鮮やか。
超速でポイを斜めに入水させ、二匹同時に金魚をゲットしてしまった。
狙っていた金魚の動きを観察し一瞬の隙も逃さず捕らえてしまうその姿、まさにハンターだ。
「直央は金魚すくいだけは下手だもんなぁ♪」
「うぐぐっ……今年は一匹くらい取ってやるし!」
ポイポイ器へと金魚を集めながら、悪戯っ子な笑みを向けてくる幼馴染。
次で十匹めだ、眼に留まらない速度でポイを入水させ、ひと際太っている金魚をゲット――
「…………お? やべやべ、こっちでゲットしちまった♪」
「おまっ…………早く取れって!!」
すくったデブ金魚が大きく跳ねて、容器から脱走した。
着陸先は華月のおっぱい、谷間である。丁度スポッ♡と金魚がハマっており心なしか、金魚の眼がエロく思えてくる……
本当は直央が谷間に手を突っ込んで、金魚を取ってあげたかったが――
「じゃあな~! はぁ、取った取った~♪ こんくらいにしとくよおじさん!」
華月が自力で取り出し水槽の中へと戻してあげた。
射的が終わってからしっかりと帯を結び直したが、直央も華月も浴衣の着付けは分かっていない為、すぐに緩まってしまってしまう。
(急にエロくなっちまったな……)
直央も揺れるデカパイと金魚すくいを、交互に見ていたくらいに夢中だった。
もし二人きりであったならばこの場で、縦パイズリをして貰いたかったくらいである。
「直央~♪ 次はアレやろーぜ!」
「おう! 輪投げなら勝てるぜ!」
「やってみろよ、ニシシッ♪」
今だけは秘密にしているカップルは、同じ位置に付いて、同じタイミングで輪を投げ始め、スコアを競い合うのだった。