※この作品はR-18です。

「ピュアっとヒーラー」異世界からの孕ませ侵略者と戦ってエロで治療!?   作:白拍子

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寮管理アプリ「ドミトリーシステム」の取り扱い説明です
設定にても記入追加


101「とりせつ」

【インストール】

 

夜の街はすでに静まり返り、送迎車から降りたピュアとヒーラーたちは、それぞれの家へと散っていった。

カオリの言葉は、まだ胸の奥で熱を帯びている。

不安もある。期待もある。

けれど──確かに、次へ進むための灯がともっていた。

 

ようやく自室の空気に触れた瞬間、全員が同じように思った。

 

「……今日は、長い一日だった」

 

ベッドに倒れ込む者。

ソファーにくつろぐ者。

机に突っ伏して深呼吸する者。

 

そんな中、ふとスマホが光った。

 

『新しいアプリがインストールされました』

 

「……え? こんなの入れたっけ?」

「ドミトリー……システム?」

「寮管理アプリ……?」

「いや、俺……触ってないぞ……?」

 

画面には、桜色の柔らかなアイコン。

タップすると、柔らかな光が広がり、システム起動画面が静かに立ち上がる。

 

《Dormitory System 起動中……》

 

説明書のようなページが自動で開き、そこには寮の設備、セーフハウスの位置、黒服やメイドとの連絡窓口、緊急時の避難ルート。

そして──ハラマセーの発生情報まで網羅されていた。

 

「……これ、完全にウチらのためのアプリじゃん」

「いつの間に入ったの……?」

「カオリさん……やっぱり抜け目ないな……」

「便利だけど……ちょっと怖い……」

「でも、使える。絶対に役に立つだこれ」

「勝手なのが、ちょいムカつき」

 

眠りにつく前の、ほんのひととき。全員が同じように、画面をスクロールしてゆく。

静かな部屋の中で、スマホの淡い光だけが照らしている。

 

 

【取扱説明】

 

ドミトリー・システムは、サクラ寮とセーフハウスの生活・任務・安全をすべて一つのアプリで管理する統合プラットフォーム。

 

電子キー

施設利用

通信

安全管理

物資管理

 

これらを連動し、ピュア・ヒーラー・黒服・メイドの生活と任務を支えています。

では、詳細の解説を。

 

 

1. 電子キー機能(個室・寮・セーフハウス)

● 個室キー

各自の個室に割り当てられた電子キー。スマホのアプリをかざすだけで解錠。

権限は個人ごとに設定され、他者は入室不可(合鍵の設定は可能)紛失の心配がなく、権限変更も即時反映。

 

● 寮の共用施設キー

寮エントランス出入口、エレベーター、浴場、トレーニングルーム、ゲストルームなどの入室権限を管理。

利用予約が必要な施設は、アプリから予約・解錠が連動。

緊急時は管理側が強制解錠可能。

 

● セーフハウスキー

セーフハウスの出入りも同じアプリで管理。

任務中の黒服・メイド、ピュア・ヒーラーの安全確認にも利用。

 

「……便利だな。鍵を持ち歩かなくていいのは助かる。でも、俺……設定した覚えないんだけど。いつの間に俺のスマホと連動したんだ……?」

「合鍵設定できるのは便利だけど……誰に渡すのよこれ……………う~~~ど、ど、どうしよ? そりゃまあ部屋に入るのにいちいち開けてもらうのも面倒だし。こういうのって信用とか信頼とか……それでけじゃなくってもう、何言わせんのよ、バカ」

「浴場もエレベーターもスマホで解錠……これ、完全に高級ホテルのシステムだろ」

「緊急時は管理側が強制解錠可能……絶対カオリさんの権限でしょこれ。『非常時ですわ、失礼しますわ』って入ってくるわ、絶対!」

「任務中の安全確認……つまり、位置情報も全部共有されるってことだな。まあ、セーフハウスに立てこもって救助を待ったり、必要な機能だな」

「セーフハウスで、必要なのは分かるけど……なんかもう、逃げられない感じするんだけど……!?」

 

アキラとアヤの夜は、それぞれの部屋でふけてゆく。

コベニの合図で。入浴中にアプリがイントールされていたのは知る由もない。

貴重品ロッカーの開錠しスマホ取り出し。メイド達によるアプリのインストールとコードネーム等初期設定。

それを終えたらロッカーの施錠。

何のことはない、勝手無断に行われていたのである。

 

 

2. 施設使用状態の表示

● リアルタイム利用状況

どの施設が使用中か、空室かを即時表示。

ゲストルームや浴場など、プライバシー配慮が必要な場所は「使用中/空き」のみ表示し、利用者名は非表示(権限者のみ閲覧可)

 

● 予約状況

トレーニングルーム、会議室、車両などの予約状況を一覧で確認。

予約はワンタップで完了します。

 

「利用状況……お風呂………は、わかる……ゲストルーム………………うう……恥ずかしいよう……」

「ゲストルームの何階が使用中とわかるから………そう言う事……ふふ、鍵がかかっていても、連絡すればいいわ……きっと」

「権限者………カオリさんだよねきっと…………」

「彼女なら適切に使うはず…………楽しむのはあるでしょうけど……」

「予約したら、忘れないようにしなきゃ……アラーム機能とかあるかな?」

「使いこなせば便利だけど……間違ってタップするかも……気を付けなきゃね……」

 

ケイは夜食の後。リサはお茶の一時を過ごしつつ、確認してゆく。

 

 

3. アプリ専用通信・メッセージ機能

● 個別通信・チャット

ピュア、ヒーラー、黒服、メイド間での連絡に使用。

任務連絡、緊急連絡、生活連絡などを安全に送受信。

 

● グループ通信・チャット

階層ごと、班ごと、任務ごとにグループを作成可能。

作戦室との連携もここで行われます。

 

● セキュリティ

すべて暗号化通信。外部アプリとの連携は不可。

メッセージの既読・未読の確認が可能。

 

「任務連絡も生活連絡も全部ここで完結するというわけか。活動に関して一元化するのは大事だし便利だけど……逆に言えばこれが止まったら終わりってことだな……あと誤送信だけは気をつけないと」

「なるほどね〜場合によっちゃ黒服さんとかメイドさんに連絡入れる時もあるわけだし。てか任務連絡と生活連絡が同じアプリってヤバくない?『敵襲です!』の次に『洗剤切れました〜』とか来そうでウケるんだけど〜。あ、だからグループ分けしてんのね、はいはい〜って感じ〜」

「作戦室との連携もここで……つまり、僕たちの動きは全部ログ残るってことだな。必要であるし作戦後の振り返りには必要」

「こういうのさ、作戦中は既読スルーNGなんだよね〜でもさ、もしスルーしてたら……まあ、そんだけ余裕ないってことなんだろうね」

「暗号化通信で外部アプリ連携不可……徹底してるな。まあ既存のものを経由しないことで、秘密を保持するのは正しい。使いこなすことで情報の共有が速やかにできるようにだな」

「返事おっそ〜とか言われそーだけどさ、状況によってはマジで何返せばいいのか困る時あるしぃ。そこんとこ気抜けないのは、ウチらも同じって感じなんだよね〜」

 

ユウヤは丹念に内容を確認し直し。アスカは確認後、スマホを放り投げるようにベッドに置く。

 

 

4. 緊急連絡・安全管理機能

● 緊急アラート

寮内の異常(火災、侵入、設備故障など)を即時通知。

ハラマセー関連の緊急連絡も通知されます。

避難経路の表示も自動で切り替わります。

 

● 安否確認

緊急時、ワンタップで「無事」「要救助」を送信。

警備防災センターに即時反映。

 

● セーフハウス連携

セーフハウスの施錠・解錠、入室者管理をアプリで確認。

 

「火災とか侵入とか設備故障とか、緊急時にわかりやすく通報だし。避難経路自動表示ってやつは、寮からすぐ逃げろって総員退艦ってやつじゃないか。まあ………ないよりもあるってことだしな、こういうのって」

「『無事』『要救助』タップスルヨユウガアレバデスケド。救援ヲ待ツニモ耐エラレレバデスネ、フウ」

「まっ、一番使いそうなのってやっぱ、ハラマセーの発生発見での対処だろうな。いままで適当にって探しまわって、ハラマセーが暴れてるのを感じるの引っ掛けてってとこだしな」

「必要ナ戦イ、ナンデスヨネ───」

「セーフハウスの鍵の使い方は、このアプリになるって感じで電子キー共通だな」

「チカラ………アワセル……デスカ……………」

 

ヒナタは、冷蔵庫から取り出したキンキンに冷えた炭酸を、クピっと喉に流しつつ取り扱い説明を眺め。

マリアは、鍵を回して老朽化したアパートの部屋に入ると。六畳の部屋に部屋は質素で、壁も薄い。隣の部屋のテレビの音と女の子たちの声が漏れ聞こえるのを耳にしつつ、取り扱い説明を流し読んでいた。

 

 

5. 物資・消耗品管理(倉庫・シェルター連動)

消耗品の在庫状況を確認。主に黒服やメイドの物資管理用。

必要物資の申請・受け取り予約が可能。

緊急時はシェルターの稼働状況も表示。

 

 

6. 利用ログ・行動記録(権限者のみ閲覧)

施設利用履歴、出入り記録。

任務中の位置情報(黒服・メイドのみ)

緊急時の行動ログ。

※一般ユーザーは自分のログのみ閲覧可能。

 

「本日は色々ございました………いきなり案内を押し付けられるなんて、超過勤務」

「物資管理の状況をスマホでも確認できるとは……革新的。個人的な注文も受け付けてくれて便利に。紙での申請は書式のミスなどで差し戻しも多く大変でして……しっかり見直すのが大事」

「出入りの記録は大事で必要。なにか事故、事件が起きた時、誰が何処にいたかが重要になります。疑わしきがある者がこの記録に怯えるのみ」

「任務中の大まかな位置把握は当然。サボタージュは許されないし、どこで何をしていたか、なにを確認したか、虚偽の報告は万死に値する」

「…………それでも少し気を抜くのを挟むのは、やる気には必要。気を抜くのが主になってしまってはいけないけど」

「気を抜いてお休みするのは任務外の時間に、自分のお部屋でゴロゴロできることですぅ~~~ふにゃ~~ん」

 

コベニは寮二階の自室でメイドの制服を椅子にひっかけ、下着にTシャツを着た姿にてベッドでスマホを弄り、勤務時間外としての時間を満喫していた。

 

 

【ユーザー名=コードネーム】(設定参照)

 

「ん? なんだ? ユーザー名が既に登録されていて変更不可?」

「登録名はと『ヒーラーフレイム』か。なるほど、いいじゃねえか」

「『ヒーラーフロスト』つまりヒーラーは特性に準じたネーミングというわけですね」

 

アキラとユウヤは、割り当てられたコードネームを確認する。

 

「『ピュアガーネット』ま、ピュアに変身した後のカラーイメージなんでしょうけど」

「『ピュアサファイア』宝石になぞらえているのは……カオリさんの趣味ね……」

 

アヤとリサは、変身後の髪やコスチュームの色から宝石のイメージを感じ。

 

「『ピュアローズクォーツ』長いからローズでいいっしょ」

「『ピュアスフェーン』緑デモ翠トナノハ、センスデショウケド、エメラルドより風ヲ感ジルカラデショウネ」

 

アスカとマリアは、自分達の印象に沿っての宝石名に頷き。

 

「『ピュアパール』ん~~ピュアとして活動している時は、本名で呼ぶなんて危険………そっか、そうだよね……」

「『ピュアアンバー』あ~~認識障害があっても、名前呼び合ってりゃどこで情報漏れるかって。そっか、そうだよなあ~~て、あたしって琥珀? まっ煌びやかな宝石よりらしいけどさ」

 

ケイとヒナタは、コードネームにより本名を隠すことで、敵や外部に個人情報を漏らさない手段を学び。

 

「拙者は『ピュアオニキス』そしてミナミ殿は『ヒーラースタリオン』われらは作戦名となることで、ハラマセーとの戦いへの気持ちの切り替えは大事。それは業務中は名ではなく番号で識別する黒服とメイド達どのも同じく」

 

コベニは思う。日常の自分から、ハラマセーと戦う自分へ切り替える。コードネームを帯びるのはその手段でもあると。

 

そして、カオリのコードネーム『ピュアダイヤモンド』に対しての感想は。

 

「「「「「「なんか、ズルい!!」」」」」」




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