※この作品はR-18です。

「ピュアっとヒーラー」異世界からの孕ませ侵略者と戦ってエロで治療!?   作:白拍子

14 / 165
今回は戦闘に挑戦

【モンスター/剛力無双:ゴリアテ登場】


013「おかいもの」

【ショーウィンドウの太陽】

 

高級ブランドが、軒を連ねるラグジュアリーな通り。

 

煌びやかなショーウィンドウに、淡い琥珀色のクリスタルガラスが輝くバレッタが飾られている。

陽光を受け、夕暮れの橙色に染まるその髪飾りは、まるで溶けた陽のぬくもりを放っている。

 

アヤはツンとすましたポーズで立ち尽くす。

ポニーテールが揺れ、引き締まった体が、グラフィクデザインシャツ越しに浮かぶ。

強気な瞳が、バレッタを睨みつけている。

 

「べ、別に、欲しいわけじゃないしっ!」

 

独り言が漏れる。

アキラの声が脳内で再生される。

 

『へ~こういうので髪まとめたらさ、似合うんじゃね?』

 

買い物の通り道で、ひょいと目に留まった装飾に軽く言った言葉。

そ の 時 は、それを全力でスルーしたはずが───後日、確認に来てしまった。

 

「は、はあ? こんなの私の小遣いで買えるわけないじゃないっ!!」

 

値札を見て絶望。

所持金では桁が二桁足りない。

だが、視線はバレッタから離れない。

頬が紅潮し、指が無意識に財布をまさぐる。

 

 

隣で店のドアが開き、気品溢れる令嬢が颯爽と現れる。

 

豪奢な髪型、完璧な所作、胸は知人で知る巨乳のアスカを凌駕する、三桁オーバーの爆乳。

その爆乳を支える均整の取れた体幹に、大きく艶のある巨尻。

金持ちオーラが眩しく輝くがごとくである。

 

傍らには、ドレス姿の小柄な付き人が静かに可憐な笑みを浮かべ。

背後には日傘を構えた、これも小柄で無表情のメイドが、警戒の目を光らせている。

 

「あれって……人間の感情が暴走してる瞬間?」

 

ドレスの付き人が、アヤの仕草を、うっすら首を傾げながらつぶやいた。

令嬢はその視線の先を追うと。

ショーウィンドウ前で、心の葛藤モーションを、全力展開中のアヤを見つける。

 

「あれは、買いたいのに買えない顔ね」

「ものすごく、正直に顔に出るタイプですね、お姉さま」

 

真剣なまなざしで、一応見守る令嬢。

ドレスの付き人は、控えめながら的確に判断を述べる。

 

「主殿、不用意に近づいたり、声を掛けたら。照れて襲いかかって来るでござる、あの手合いは」

 

メイドは護衛として、安全な距離を提示すると。

三人は軽くうなずき合いながら、まるで珍しい渡り鳥でも観察するような距離を保って、彼女の表情変化を堪能していた。

 

金持ち連中って、無意識に酷い。

 

 

一方その頃、アヤの脳内は修羅場だった。

 

「ていうかあたしがこんなの使って飾って、誰が喜ぶのよっ!」

「でも、でも、アキラが『つけたら可愛い』とか───」

「う、うわ~~考えるなぁぁぁぁぁ!!」

 

額にうっすら汗を滲ませながら、心と瞳はバレッタに張り付いたまま動けない。

 

令嬢達は店から椅子を取り寄せ、サイドテーブルまで用意させる。

さらに茶を楽しみながら、アヤが主役の独演に、すっかり観劇に入っていた。

 

店先の歩道であり、本来ご迷惑ですので、おやめくださいだが。

圧倒的な令嬢の雰囲気が、既に歩道は劇場の固有結界を構築しており。

一般市民は避けて通るしかない。

避けるしかないのだ、ごきげんよう。

 

「??───あ……」

 

煩悶し悶える主人公のアヤ。

不意にその瞳に、隣の店で扱っているシュシュが目に留まる。

 

太陽のような温かな布地、華美ではないが落ち着いた品。

値札を確認すると、痛い出費だが買えない値段ではない。

 

アヤは店に飛び込む。

決意が揺らぐ前に、行動を起こす。

 

「この一つの買い物が、妥協となるのか。それとも、新たな一歩となるのか───ふふ」

 

茶器を下ろし令嬢は一息をついて、一人悦に入り込む。

 

「あの、姉様……そろそろ……」

 

歩道を占拠している現実を注進し、さすがに移動を促す。

幕が下りたため、令嬢も我に返りその場を辞そうとする。

 

「あの御仁、監視しているピュアでした。今からでも接触なされますか?」

「そうね……今は楽しい買い物を、邪魔してはいけませんわ」

「また後日と、いたしましょう」

 

令嬢の護衛メイドのコベニが、ようやく重要な事実を伝える。

観劇を邪魔をするのは、メイドにはできないからだ。

女の子の買い物を邪魔してはいけない。

 

令嬢の判断は、後で後悔を呼ぶ。

 

 

「べ、別に深い意味なんてないんだけどさっ……!」

 

翌日の教室。

アヤは頬を赤らめ、視線を逸らす。

ポニーテールをまとめた髪の根元には、ふわふわの太陽の光のようなシュシュが揺れていた。

 

「ゴムだと髪痛むし、たまには気分変えなきゃって思って」

「あと、朝急いでてもちゃんとまとめられるし、それに、ほら……その、ねっえっと」

 

言葉が途切れる、次に何言っていいのかわからなくなる。

 

「似合ってるじゃないか、へ~こぉ~んな可愛いんだあ」

「べ、別に! あんたのためとかじゃないわっ! 好きで使ってるだけだから! 勘違いしないでねっ!」

 

アキラは手放しでほめる。

他意もなく素直にだ。

アヤは次の瞬間、すぐそっぽを向いて、慌てたように早口で付け足した。

 

「ふぅぅぅぅ……この瞬間だけで……大盛ごはんが美味しく食べられる……うふふふふ」

「あんたも大概、変ね」

 

尊さで錯乱しているとしか見えないリサに、突っ込むしかないアスカだった。

 

 

【太陽のシュシュ】

 

桜市の廃ビル街。

 

過去の災害と、バブル崩壊の残骸が並び、再開発も入らない。

錆びたネオンサインが歪み、ひび割れた大理石の床が響く。

空虚なショーウィンドウは、希望の亡霊を閉じ込めた棺のよう。

根城にしていたホームレスが消えてゆき、ハラマセーの狩場と化したこの地。

 

触手が犠牲者を引きずりこみ、ゾンビーが新たな繁殖を繰り返す。

精液臭とぬめった粘液が、空気を汚す。

 

「人通りの多いとこじゃなくて。襲って人が消えても、すぐにはわかんないようにって、選んでいそうね」

 

アヤが睨みつけながら言葉を放つ。

ピュアに変身したコスチュームでも、太陽のシュシュがポニーテールを彩る。

彼女は上機嫌だ。

 

「つまり……今のところは、ハラマセーも大事にしたくない?」

「せこく立ち回って、触手やゾンビーを増やし。一気に都市を飲み込めるまで、数を蓄えるって感じじゃねーか?」

 

リサとアキラが、受けて答え。

 

「だったらさ、いままでみたいにそれを潰し続けて、こいつらを送り出してるヤツを、引きずり出せるようになるまで、戦ってやるわ!」

 

パンっと自らの拳を合わせ、気合を入れるアヤ。

 

 

触手が押し寄せ、ゾンビーが咆哮する。

ハラマセーの波動が空気を震わせる。

 

アヤは突進し、正拳を喰らわせゾンビーが粉砕される。

肉が飛び散り、精臭が鼻をつく。

 

「おーおーテンションたかたか~こりゃ負けてらんないわねってっ~~デカっ!」

「オマエモ、デカイ乳ダナ」

 

アスカの眼前には、巨躯のハラマセーが立ちふさがる。

小麦色の巨乳を、見下ろされる。

 

そのハラマセーは……自我と知性のあるモンスターだ。

 

 

触手の群れが四方八方から襲い、ぬめった先端が亀頭のように脈動する。

今のアヤは周囲の動きが肌で感じられ、目に頼らなくても、距離が、迫る速さが、重さが、感じられる。

 

数発の打撃がかすめるが、拳の突きと蹴りが、触手を迎撃してゆく。

先ほど一撃を入れたゾンビーが立ち上がり、爪を薙ぐ。

 

身をかわし、背を向け。

その動きの勢いに足を踏み切り、地を蹴っての、バック転の飛び上がり。

ミニスカートが大きく捲れ上がり。

ノーパンの股間を露出しながらのオーバーヘッドキックが、ゾンビーの頭を捉え粉砕する。

 

大きくたなびく紅いポニーテールの根元を、シュシュがキュッっと纏めてくれる。

 

「はぁぁぁぁ! なんかいいっ!! 私の周りっエナジーを感じるっ! 感じさせてっ!!」

 

アヤは自らのタンクトップの胸倉をつかむと、布地を容易く引き裂く。

 

乳房を腹筋を露出し、桃色の普通サイズの乳首がツンと勃起している。

肌をさらに晒す羞恥よりも。

エナジーを感じ戦う感覚が、肌を燃焼させるかのように感じる。

 

さらに鋭敏になった感覚が。

足元を這い寄る触手の群れがアヤを囲みこみ、それが一斉に脚を絡め這い上ろうと襲うのを察知する。

 

トンっと、地を蹴り飛び上がる。

腕を胸前で組み縮め、足を揃え畳み、小さく鋭くひねりを込めて宙を回る。

 

触手達が襲いかかろうと伸びあがるが。

亀頭のような先端が、アヤの飛ぶ高さに次々に空ぶってゆく。

 

そして力を込め、両足が大地を踏み込むように着地する。

ミニスカートがまくれ上がり、薄い陰毛に包まれた割れ目が露わになる。

 

着地点に小さなクレーターを穿った衝撃波が、触手達を爆散させてゆく。

 

 

体のキレのある動き。

ピュアの力の掌握の満足に、アヤは一瞬浸ると。

 

「んっ!! なんかひどいヤツがいる感じっ! 行かなきゃっ!!」

 

ハラマセーの強い波動を、鋭敏になった感覚が捉えると。

そちらに向けて駆け出してゆく。

 

 

【巨人と梃子】

 

巨躯のモンスターと殴り合うアスカ。

他のゾンビーや触手達を、好調なアヤが抑え込んでいてくれるし。

巨躯の取り巻きのゾンビーたちは、リサとアキラが対処しているからこそ、こいつに専念できるようなものだが。

 

「ちょょょょっと! 辛いって感じっしょ、これっぇぇ!」

 

純粋なパワー負け。

体力の削りあいになってしまった打撃戦は、相手にとっては望む所でもあったろう。

 

それを覆すほどの戦う技術や、駆け引きができるほど、アスカも経験を積んでいるわけじゃない。

打撲と疲労が響いてくる。その時。

 

「はあっ!!」

 

アスカの周囲を掃討していたリサが、担当していたゾンビーを破壊したので。

巨躯モンスターに、高く飛び上がり強い一撃を狙う。

 

脚を振り上げミニスカノーパンのため、恥丘の膨らみと陰裂の歪みを晒しながら。

踵を巨躯モンスターに見舞い、肩口に突き刺す。

 

肩口に決まる……が。

その肩に受けた細い脚を、巨躯モンスターは腕で抱きかかえる。

 

「梃子ヲシッテイルカ? 肩ガ支点、腕ガ力点、ソシテオマエの脚が」

 

ミギィと、嫌な音が響く。

 

「作用点ダ」

 

リサの脚が砕ける、骨折。

 

「脚が……ッ!! 動かない……動かせない……なんでこんな……っぅうっぅうぅっぅぅ痛い……イタイ痛いっっっっ!!!」

「クルとワカッテル大技など、カクゴがあれば、耐えラレル」

 

地面に転がり痛みに脚を抱え、悲鳴というよりも。

驚愕と混乱の混ざった叫びを上げるリサ。

 

巨躯モンスターも、踵を受けた肩も砕けたのか。

その腕はぶらりとと、力なく垂れ下がっている。

 

「アキラっ! リサが脚をやられたっ! おっ折れてるっ!」

「時間稼ぐから! ひーりんぐをっおねがいっ!!」

 

「フ、か細イカラダにイタミにナキワメク穴ヲ、ジュウリンするノがスキだ……」

「ソシテ気ノツヨイメスを泣カセ、ヤメテを無視シテブチコムのは……モットスキダ!!」

「サラニサラニ、血ノ沸キ踊ル戦イハ! モットスキダ!!」

 

倒れ伏すリサに、更にもう一方の足を踏み潰そうとする巨躯モンスター。

それを体躯を叩きつけて阻止するアスカ。

 

アスカの眼前に、バキベキと勃起した巨大で凶悪なペニスを見せつけ。

先端から先走った射精を、びゅくるびゅくっと放っている。

 

狂気の悦楽を、アスカに言葉と射精で叩きつける巨躯モンスター。

 

「早漏ヤロー、ウチはそんなに、安っぽいマンコじゃないっしょ!」

 

精液の飛沫を浴びながら。

精一杯の強がりを、アスカは吠えた。

 

 

【骨折接合の衝撃と快楽】

 

「大丈夫じゃねえ!! 今すぐひーりんぐする!!!」

「うっくっっ、アキラ……ゴメン………ひっくっ……ぅぅ」

 

ハラマセーと人目を避けるため、廃ビルの一つに運び込む。

リサは、痛みに泣き顔を歪ませて、いつもの感情が表に出ない、余裕の表情などない。

 

アキラは、折れた足に負担がかからないようにと抱きかかえ。

まずは落ち着かせようと、唇を強く奪う。

唇を挟み込みあい、唾液が漏れ啜りあうかのようにしゃぶり、舌が絡み口内をなぞる。

 

「ん~~~~~~ふっうふぅっんふっっふぅぅぅぅぅっっ」

 

リサは夢中で唇を吸う、痛みを紛らわせる。

いや本当に、紛れるからだ。

 

座ったまま抱きかかえ、アキラの腰に乗らせるように体を重ねて、対面の座位になる。

ずぶぅっりっと、突き上げる挿入が。

リサの狭い膣口を、容赦なく押し広げる。

 

「アキラ、アキラっっっ、リサ貫かれてるぅぅぅぅぅぅぅいいっ!」

「あぉぁぁぁぁぁぁっっ!! いだみがっほねっっっ! ひびぎぃぃぃっきゃうっっっっ!!!」

 

「だ、大丈夫かっリサ、リサッッ!!」

「やめないでっ! やめないでぇぇぇっ!!」

「いぐっいってるのにっっ!! もっどぉぉぉぉほね゛ぇがぁっつなぎゃって! ぎぼぢぃっいひぃっっっ!! あびゃっあっ! いぐいぐいいぐぅぅぅぅ!!!」

 

リサが骨折からの接合回復という、強烈すぎる痛みからの快楽に。

ドロドロに蕩けたアヘ顔と、狂乱の悦楽に塗れる嬌声。

 

自ら腰を揺すり叩きつけてゆき、膣口の搾りが精液を搾り取るべく。

噛みつくように、ギチュッギジュッゥと、根本を締め付けてゆく。

膣内の包みが、肉棒を掻きまわさせ、射精を求める。

 

びゅぐびゅぐっっぶびゅっ

 

弾けるような射精が、膣内に叩きつけ弾け。

大量に搾りあげた射精を繰り返させてゆく。

 

骨や筋肉組織のつながった脚を、ピィーンっと伸ばし。

深く鋭い絶頂を示し。

 

だらしなくも幸せな、狂気のトロイキ顔で白目を向いて。

リサは快楽失神して、意識を堕とす。

 

 

【引き際と不在】

 

「やだやだっ~マジやばいって、これっ……んっ!?」

 

巨躯モンスターとの戦いは、防戦に徹する事で時間は稼げていたが。

攻め手がなくなり、これは勝つことはできないとアスカは悟った。

 

しかし

 

「ムッ!?」

 

何処からか飛来するクナイ。

それを巨躯モンスターは避けると、アスカとは間合いが空く。

 

「フウムゥ───惜シイガ、ココマデだ、オマエを犯スノハ、タノシミとってオコウ」

 

自分以外のすべてのハラマセーが全滅しており、謎の援軍もある事から。

この巨躯モンスターは『無理をせず退く』ことをしっかりと選び、瓦礫の狭間に身をひるがえし去った。

 

 

「すまない遅れた」

 

気絶したリサを丁重に寝かせ。

アキラが駆け付けた時には、既に戦闘は終わっていた。

 

「ま、なんとかだけど、ヤバかった~~マジ救ってくれるやつがいなかったら、犯られてたかも」

「そうか、アヤが間に合ってくれたか」

「違うみたい……てっアヤは?」

 

リサのひーりんぐ、アスカの奮戦で、いっぱいになっていて。

アヤの姿が見えないことに。

 

今になってアキラとアスカは、やっとアヤがいないことに気付く。

 

 

アキラとアスカの胸に、不安が広がっていった。




ツンデレなアヤちゃんがどうなるのか、気になるのでしたら。
感想評価を、お願いいたします。

まず目指す目標:お気に入り100越え 感想と評価を受けられるよう、頑張ります。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。