「ピュアっとヒーラー」異世界からの孕ませ侵略者と戦ってエロで治療!? 作:白拍子
【サクラ寮B2F:道場前通路】
「ピュアのばっかやろ~~~~~~~!!!」
道場内から、アキラとユウヤの声が響き渡った。
いきなりで、いきなりなどら声に、ピュアたちは足を止めてしまう。
「いっ、いったいなんですの!!」
「待って」
カオリが道場に踏み込もうとするのを、腕を横に広げ止めたのは。
「もう少し───聞いてあげましょ」
「そうね……そうですわね……」
「………………」
アヤの、にっこりとした笑顔での提案に、カオリは気圧されてしまう。
リサは無言で、アヤの表情は穏やかだが、その内側では静かな核融合炉が唸っているのを感じ取り、自分も静観することにした。
【道場内/アヤに関して】
道場からはアキラとユウヤの会話が、大声で漏れ聞こえる。
ピュアたちはそれを……清聴し続けた。
「アヤの……率先して引っ張ってくれる即断即決。感情豊かで笑うとその、空気が一気に明るくなってくれるんだよな」
「わかります、理屈よりも行動って感じだけど。その行動力が必要って時に、みんなの士気を盛り上げてくれる元気さはすごいです」
「いつものツンケンした態度も、優しさを覆う照れ隠しだと思うと、すっげえかわいいんだよなあ」
「それを理解できる境地は、時間とアキラの包容力あってのことです、がんばったのですね」
「おう、結構引きずりまわされたけどな、ははは」
「でもさあ~あいつ短気すぎるんだよなあ~すぐ怒るし~~」
「あれなんですか? 心に瞬間湯沸かしですか?」
「気持ちが最短距離なんだよなあ~優しいのに、素直に優しくできないって、表現が辛いっていうか、もどかしいっていうかぁ~」
「ツンデレですね」
「怒ったら怒ったで、手が付けられないし。泣かれるともっと辛い」
「それにその、あんまり深く考えないで、勢いで突っ走るとこありません?」
「ああ……追っかけるの大変。だけど……追っかけて並びたくなるんだよなあ~へへっ。あいつの『ついてこい!』は俺の元気だぜ」
「熱いですね、そういうのも……なんだかいい」
「でもよ、普通に普通で普通に可愛くて、気持ちいいだよこれが、普通なのに。体もおっぱいも尻も普通だけど、なんかこう抱きしめるのがすぽっとハマるというか。おまんこの具合も普通~~~に気持ちいい!」
「あ~~なんかわかります、普通が一番落ち着くというか」
「だけど責める時の一方的っていうか! したいことや、してほしい事の欲求がねっ!」
「こっちのペース考えないで、ガッツンガッツンくるのがもう。ちんこ出せとか荒っぽい照れ隠しが、可愛いを超えてですし、いつもあんな感じですか?」
「そんな感じだ。そして満足するまで精液を搾り取る」
「なるほどですね、搾り取られましたよ」
「わはははははは!!」
アキラとユウヤはアヤを持ち上げ……下ろし。
さらなるエロトークにアヤは……ぷるぷる震えているのを。
足を留めているのをピュアたちは、ハラハラしながら見守った。
まだよ……まだ……と小さく声を漏らすのが聞こえる。
【ケイに関して】
「ケイの、やわらかで穏やかな雰囲気、傍にいるだけで落ち着くというか癒される……」
「わかる、そして守ってあげたいって感じ。ありゃ反則だわな、でもそれだけの可愛いくて優しいところ。貴重だと俺は思うぜ」
「それによう。めっちゃ食べるじゃん。あれってさ、見ててこっちが幸せって感じなるぜ。ほんっとうに、いっぱい食べるキミが好きっ! こういうことなんだよなあって」
「そうなんですよ、こっちも食欲がわいてくるっていうか。食べてるだけで可愛いっていうか……ちょっとエロい……」
「わかるっ!」
「でも……ちょっと……いやだいぶ、内気なのは。いじめで引きこもった影響もあるけど、もっと改善していかなきゃって……でも、急がせたりするのはいけないし」
「ああ、弱気だなって俺も感じたし、そういう理由があったのかって。ちょっとなにかあると、ごめんなさいって謝っちゃうのそうだったんだ」
「自己肯定がまだ低すぎる、もっと自信を持ってほしい。物事を決める力も」
「それに関しては、クレーンを倒してぶつけにいったり、頑張ってるってところあるぜ」
「驚きましたよ、けど強く間違った決断をしないようにって心配ですし」
「それを見守って修正するのが、仲間だろ」
「はい……」
「まっ心配しちゃうよなあ~~~」
「それにしても、おおきなおっぱい、むっちりとした腿、たっぷりとしたお尻。抱き心地のいい豊満さは最高」
「だよなっだよなっ! くぅぅ! 俺の方にはいなかったタイプだから、存分に楽しませてもらったぜ!」
「よかったですね!」
「よかったぜ! あのもっちりした重量感、むにっとした柔らかさ、お腹のぽっこりも、なでなでしたくなる愛らしさ!」
「そうかわいい豚ちゃんですよ、ふふふ……その可愛さに潜む、おまんこの中がうねうね蠢くのがもう……僕も童貞で初めて入れる女の肉穴が、こんなにも複雑で気持ちいいなんて、入れてすぐ射精しちゃったし」
「ミミズ1000匹ってやつだよな。俺も入れた時うおっすげっって、膣内の絡みつきに驚いたってやつだ、外見可愛くおまんこがうにゅうにゅ」
「あとフェラが大好きって感じで……ちょっと食事しているような感じが恐いのと。顔の下で揺れてる胸が……」
「気になるよなあ~~確かに」
「献身的におちんちんを気持ちよくしてくれるし。射精するまで咥えていて、精液も味わって飲んでくれるの嬉しいけど……パイズリもしてほしいっ! でも射精した直後じゃ頼みにくいというか」
「挟んで擦ってほしいよなあ、確かに」
ケイは恥ずかしさで顔を真っ赤に茹だらせ、頭を壁にゴスっと預け、小さく意味の無い呻き声を上げ続け。
だって飲みたいんだもんと声を漏らすのを、ピュアたちは生暖かく見守った。
【リサに関して】
「リサはさあ、ほんっと頭いいんだよ。理解力高いって言うか、説明したら一発で飲み込んでくれるし」
「わかります、僕の案も噛み砕いてわかりやすくしてくれましたし。冷静で冷酷で怜悧な、戦いの中でも強いと感じましたよ」
「芯が強い、ブレない。そして意外と行動力もある。アヤが一緒に並んで戦うなら、リサは背中を任せられるって存在だぜ」
「それは頼もしい。その軸になっているのが、ハーレムの主アキラってやつですね」
「よせやい、照れるぜ」
「でもよう……リサってちょっと……いやだいぶヤバいところあるんだよな」
「聞きましたよ、一歩踏み越えたらヤンデレのストーカーとか」
「そうそれ。倫理的に常軌を逸してくるんだよな。昔ほどひどくはないけどさ」
「冷静さも度が越えて、残忍に見える時ありますよね。敵を本当に害獣を処理するようにとか」
「ほんとそれ、だからこそ理解したいんだよな。なに考えてどう行動したいのかって。まあその、ちょっと怖いけど、ほっとけない」
「普通にしたい、矯正したいじゃなくて、理解を深めたいというアキラだからこそ。二人とも嫁になるのが成立すると思いますよ」
「それはユウヤもだぜ、三人ともいい嫁だぜ」
「ありがとうございます」
「そしてぇ! リサの細身の体からは思いもよらない、ふっくらまんこ!」
「ぷにっとした恥丘の盛り上がりは、まさに薄い胸の代わりですよね。大陰唇も発達していて膣口はきゅっと締まって根本を咥えこむ」
「ああ、出入りのたびに、根本握られて精液を扱き出される快感。入り口まわりの発達がもうなんというか、なあ」
「おちんちん入れたら、膣から逃がさないってヤンデレまんこですよね~~」
「うまいっ! そう、奉仕系の技も積極的で、身を任せたい、いや任せろな謎の強制力!」
「それはそれで慈愛を感じる、献身的な優しさも、ふわっと温かく感じましたよ」
「認めた相手には、しっかりご奉仕! お前は認められたのだぞ、同志ユウヤスキー」
「ありがとうございます、同志アキラビッチ」
「あと……うん、こればかりはなあ……それも個性だけど、胸が薄い」
「いっちゃだめですよそれ」
「それでもだ、むにゅっとわしっと揉める女の子たちに対してだな。むにぽにと掌に包む慎ましさ、いやそれに貴賤はない。それでもだそれでもだなっ、俺が言いたいのはっ! おっぱいっ!おっぱい!!」
「おっぱい!おっぱい!」
リサは最初は客観的な意見と、頷いて聞いていた。
自分がどう見られているか、過去の事も含めて、それでも歩み寄ってくれる男達に熱い気持ちを感じ、嬉しくもなった。
性的な部分も照れはあるも、個性を捉えてくれて今後の参考になるとだが。
話が胸の大きさになると、無表情のまま道場への突入しようとし。
それを、アヤ、ヒナタ、コベニという面々が必死で止めるのを。
乳房が豊かな女子たちは、黙って見守るしかなかった。
【ヒナタに関して】
「ヒナタは……下手な男より伊達っぷりがいい、陰湿さの無い真っ直ぐさ。褐色肌の見上げる長身も、僕にとっては羨ましくも悔しくもあるけど……魅力的なんだ」
「ああ、あの気風のよさかっこいいぜ。アヤとは違う場の空気を和まし纏めるムードメーカーってやつだな」
「戦いでも先陣を切ってくれるのが頼もしいし、なんといっても危険を察知する感が凄い」
「ただその……感情的でガサツなのが、その、そこまで男っぽくなくてもいいって感じが……」
「まっ、口より手や体が先に動いちまうってやつだよな。あまり深く考えずに突っ込んで、結果オーライでいいだろって感じがするぜ」
「一番怖いのは。あいつ自己犠牲の精神が強すぎる。怪我深いのに殿になろうとするし。残されるみんなの気持ち考えてよ…………本当に……」
「まあ、本人はそれが最善ってやつだけど、そうじゃねえものな自分を大切にしてもらうのも必要ってやつだ」
「重ねて言うけど、白いシーツの上に褐色の肌。すっごく股間にクル! 張りのある躍動的な長身に挑むのが、勃起が止まらないってやつです」
「おう! それでいて俺の時は『あたしより、デケエやつって初めてだ』って。かわいいっていうか、なんというか」
「それはちょっと悔しいなあ~けど確かにその……最初は男を支配したいって、主導権取りたい感じだけど……実際は……」
「実際は?」
「こっちが責めて屈服させると。かわいらしい奴隷女というか、すっごく服従した乙女というか、ちょっと虐めたくなるような、しおらしさに包まれるというか」
「本当は支配されたい女豹ってやつだな!」
「そうそれ! あと、尻穴が弱い」
「なん、だと」
「こんど掘ってみてください。乱れっぷりと喚きっぷりが、可愛いが爆発します」
「お、おお、むう……他の女にも試せるかな?」
「今後の課題ですね」
ヒナタは顔を真っ赤にして、今にも踏み込みそうなのを……耐えた。
みんなが耐えているのだ、あたしが耐えなくてどうすると言い聞かせていたが。
肛門が性感帯で、アナルセックスをばらされると。
尻を手で隠すように抑え、やめろ、あたしをそんな目で見るなと、挙動不審な動きを繰り返す。
ピュアたちはハラマセーに犯された時。
主に触手にだが、肛門に挿入される凌辱調教経験があるため、アナルセックスは不可能ではない。
けど積極的に求める嗜好やメンタルは、ほとんど無かったので。
ヒナタに対して、そういう性癖あるのねと、生ぬるい視線が飛び刺さった。
【アスカに関して】
「アスカって、見た目も言葉も軽っ!てギャルしてるけど。あれって一種の演技なんだよな」
「ですよね、周囲をちゃんと観察して、的確な意見を刺してくるのは、頭が下がります」
「アヤと衝突した時、何度仲裁してくれたか。揉め事にすっと入って冷静にしてくれる、普通できることじゃないです」
「だよな、調子のっちゃって浮ついてる時とか。感情的になりすぎたり、判断が不味かったりしているとき、きっちりと釘を刺してくれるんだよな」
「触手城にリサを取り返しに行く時も、目的と目標をきっちり線引いて確認してくれた」
「本来なら憎まれてしまう役です。それができるのは……すごいことなんですね」
「ただその……ちょっとばかし距離置かれてるなって。いや、俺ももうちょっと詰めなきゃって焦りがあるよ」
「難しいですよね。引いた視点だからこそ俯瞰できるというのもあるですし、人の集まりにはそういう人がいるというのは大事だと思います」
「だよなあ、頭に血が上ってる時。水ぶっかけてくれるって、必要なんだよなあ」
「そして彼女はそれができる。でも僕たちはそれに甘え続けるわけにもいきません」
「ああ、大きな人ってやつに、ならなきゃだよな」
「それはそれとして、日焼け肌にメリハリボディの巨乳巨尻!」
「いやあ、あのエロバランス。まさにヤらせてくれそうなギャルぽさが反則ですよね」
「それも演技演出ってやつだよなあ~それでいて、おまんこのびらびらが、どエロにはみ出ているのが火力でかすぎ!」
「どれだけエロいんですかですよねあれは。そして入り口が緩やかに受け入れてくれるのに、奥の吸い付きが到達感の極み」
「だよなだよな、あの子宮口がキスしてくれるように、亀頭にぐにぃってキテ。まわり全体がちゅうちゅうって吸い付き締めるのが、タコカイナーって気持ちよさ!」
アスカは腕を組んで、ウチはそんな偉いもんじゃない。
相手を不愉快にしても、痛い所突いてしまっても、言わなきゃもっと不味いことになる時に口を出してるって思いはある。
本当にそれが正しいのか、ただの皮肉や嫌味になっていないか?
でも誰かが……なら、それはウチだという自負はある。
でも……寄りかかりたい時もあると思ってると……
いやまあ。外見エロくしてるのって、確か~にワザとだよ。
まんこだって外も中も、エロいのわかってる。
でもねでもね、直接聞きたくはないんですよ~~~それに何? その表現のしかた~~と、もがくのを女の子たちは頷くしかなかった。
【マリアに関して】
「巨体とおおらかさに安心する、包まれるような優しさが神秘的。懸命な頑張りが目に見えるのが応援したくなる」
「留学って大変だよな~なんとか言葉が通じても、意味やニュアンスを頭の中で変換しなきゃいけないし」
「それを克服してこそですが、支えてあげたくなる感じも、魅力の一つかと」
「一見、物語の巨人族みたいな近寄りがたい感じだけど。本当は人間味あふれる、応援したくなる女の子なんだよなあ。うんうん」
「ただ……言葉や文化の自身の翻訳がどこかズレて、解釈の意味が理解不能な時がありますね……反応が鈍いのは考える時間もですけど、それを考慮に入れても遅い方かなと」
「ガイジンさんあるあるだよなあ~的外れな発言とか行動とか、リアクションが予想外過ぎるってあるし」
「本質的に、天然で無邪気で自然体なんですよ、それが可愛いのですが。ちゃんとわかってあげないと、なに考えているのかわからない人になってしまう……あと、壊滅的に方向音痴」
「無自覚に困った所を認めたうえで、トラブルにならないように注意が必要ってやつだな」
「それも含めて、純粋さを理解するですね」
「巨体に十分以上の爆乳巨尻は、裸で草原に山脈に砂丘に身を任せるようなまさに雄大な大地」
「俺のちんぽもゆうゆうと飲み込む、ゆったりと包み込むまんこは、ある意味安心の大地母神だな」
「ですよね、もう入れっぱなしでもいいやってなる温もり、素直で柔軟な膣内の感触」
「それによ、ちょっと乱暴にガツガツ腰振ってぶち込みたいって気分の時に、遠慮なくそれができるって、いいよな」
「ゆったりも、激しくも、等しく味わえますものね」
「でもな……その、ぶっちゃけ」
「ユルマンですよね~それもまたマリアらしさです」
「それにしてもだ……そのでかい体はその……持て余しちまう。正直俺よりでっかい女って初めてだったし。気合と勢いでなんとかってやつだけど、やっぱ正直扱いに焦った」
「僕の時もその……最初はケイとヒナタに手伝ってもらってで……もし僕一人だと…………」
「頑張って持ち上げとかやったけどよ、重いっていうのは絶対口に出せないぜ……」
「僕も……頑張りました……後に持ち上げられましたけど……」
「お~うらやましい~~~」
マリアは理解と応援には感謝しつつも。
自分のペースが精神も肉体も、人との誤差がある指摘に落ち込みそうになるのを、周囲の女の子達の支え励ましに心を立て直すが。
緩いオメコの良い所の指摘が恥ずかしく、やっぱり緩いにまた落ち込むのを励まされる天丼。
巨体にはついに、大きくてなにが悪いデスカと、さすがにキレそうになるのを、寄ってたかって宥められていた。
【コベニに関して】
「正直、まだ一緒に戦った事も無いし、ひーりんぐを一緒したこともないけど。以前からカオリさんと連絡を繋いでいたり、情報や案内など大事な役目、ご苦労様ってやつだ」
「黒服さんなどもそうですが、代々財閥に仕えている忍者が、黒服とメイドに時代の変化として変わっていったそうですね」
「メイドさんというだけで大変だろうに、さらにピュアとしての戦いもだからな」
「まさに現代のくノ一ですね」
「小柄なボディにメイド服。反則じゃね?」
「鍛えられた肢体を包むメイド服……いいですよね」
「おっぱいは寂しいが、すらっと見える腕や脚の筋肉の付き方、半端じゃないぜ」
「ええ、胸は残念ですが、瞬発力と反応は見事ですもの」
「あとさ、ミナミに突っ込んでるというか、突っ込まれてるのはさ」
「そういう事ですね、野暮なことは言わないでおきましょう」
「だよなっ!」
コベニは清聴していた。
自分の役目と性能に対する賞賛を嬉しく思いつつ、胸に関しては怒りを抑え込む。
ただミナミの話になると、きっちりわからせてもらいますよ…………ミナミ!
そう小さく呟き。みんなは「えっ? そっち?」と困惑した。
【カオリに関して】
「カオリさんって、財閥の令嬢という肩書だけじゃなく、ほんっとにリーダーだよなあ。ただのお嬢様ってわけじゃなく、ピュアとヒーラーを集結させたっていうのも、ある意味カリスマだぜ」
「ええ、組織とお金の力をちゃんと理解し運用し。その効力を僕たちに示す事で、より大きな戦い方ができると実感ですよ」
「落ち着いた振る舞いはよ、あれって身に染みつけて育たないとってやつだな」
「まさに、セレブリティ。富裕と社交の経験を積み重ね、説得力を用意してそれを伝えるのは見事です」
「でもよお、ちょっとどころじゃないくらい、無自覚に傲慢なとこってあるよなあ~」
「本人に悪気は皆無ですが、独善的というか上から目線が慣れきっていますものね」
「いわゆる、庶民との意識の乖離っていうか。まあその、普通の感覚ってやつがズレちまってる時あるな。あれ、たまに困る」
「慎重さと大胆さのバランスも、時折悪いと言いますか。石橋を叩きすぎな所もありつつ、急に性急な決断を見切り発車な時ありますよね」
「だがよ、それをまわりが支えてやるってものじゃねえか。足りない所を埋めてやるってね」
「修正案はしっかり意見するですよ。イエスマンを置いてはいけないタイプでしょう」
「ああ、多分調子に乗る。完璧じゃなくていいんだよ、俺たちも頑張るんだし」
「まず彼女がいませんと、寮が組織として回りませんものね」
「それにしてもぉぉぉ! あの! ものすごい! エロボディ!!」
「ですよね、重力に逆らいまくった爆乳に、無駄なく縊れた腰、豊かで張りのある尻」
「そしてぇ! 陥没エロ黒巨乳輪乳首というレア存在。どれか一つでもエロいのに、全て乗せのゴージャス仕様。これが……まさに金持ちの令嬢というものなのだろうか」
「陰唇もねっとり黒く、まさにプレミアムなエロスの集合体は、男ならば抱きたいという欲望を喚起させますね」
「まったく、専属ヒーラーといってもいいミナミがうらやましいぜ」
カオリはただその場に立ち尽くした。
褒められた部分は誇らしくもあるが、それを当然のこと受け止める落ち着きを見せ。
足りなく配慮の無い部分の指摘には。
肩を僅かに強張らせ、指先が苛立つように震わせる。
怒りや否定でなく、胸に刺さる痛みを静かに受け止める。そんな微かな仕草であった。
しかし自分の体のエロさや、下衆い欲望を聞いてしまうと。
聞いてはいけないものを聞いてしまったような衝撃に、羞恥と困惑が表情に行き来するのを、周囲のピュアたちは苦笑いしながら見守るのであった。
【酒の席オンパレード】
「それに……時々女って、怒ってるのか拗ねてるのか、わかんねえ時ある。俺がなにかしちまったのか、誰か説明してくれよぉって」
「察してほしいって、オーラ出してる時とかありますよね。僕はエスパーじゃないんですよ、まったく」
「頭切り替わってないのに、唐突に話題変えるし。えっえっえっ?てなった追っつかない俺が悪いのかって」
「ランドリーの占拠とか、屋上で洗濯物干すのを長々とか。作業よりも会話時間の方が多くないですか?」
「アレ取ってとかで違ったもの持ってきたら、ものすごっく不満たらたらされるの勘弁してほしい」
「買い物に付き合ったら、目的の場所に直行すればいいのに。どうして用のなかったはずのテナントを、あちらこちら寄りまくり。商品も選ぶ、戻す、また選ぶが延々と続くのがなんとも」
「それでいて、店員さんがアドバイスをしても。自分で探す決めるって意固地になるの、あれはなんなんだ?」
「終盤には、こっちの体力気力を無視して、お茶したいって……早く帰りたい」
「エロい時はいいよ、でも普通の時に通路で下着姿のままうろつくのは……なんというか、まあ嬉しいけどよう」
「ちょっと無防備な時もあって、同居といいますか同棲しているようなものですしね」
「この前なんか、シャワー浴びたあとらしく、パンツにタオルだけだった」
「さすがに突っ込みいれなきゃですよね。こっちもエレベーターホールの大きいテレビで見たかったのと時間なかったからって、バスタオルで身体拭きながらは、どれだけ実家ですかと」
「まあ……セックスする仲になったら、女に幻想ばかりを抱いちゃいけないってやつだよな」
「ええ、現実を見つめて、それを合わせて、一緒に生活しなければですものね」
「だいたいだよなっ、ヒーラーひとりに対してピュアの方が人数多いって、わかってるのかなあって」
「それですよ……ひーりんぐの時も、傷の具合とかで順番とか時間とか、かなり違いますし。待ってもらうのって、かなりプレッシャーなんですよ」
「だけどよ、おちんちんは一本しかないんだぜ。まあ同時にベッドに上がらせるのもやるけどさあ、一対三以上って最初から無理してるよな、おれたち」
「それをなんとかしてこそヒーラーなのでしょうけど。ピュアたちの理解も、もっと欲しいです……」
「ああ、待ってる子の『まだ?』って視線が結構クル」
「女の子は連続して絶頂もあるでしょうけど、男は……そうじゃないです、インターバル必要ですものね」
「まったくだ、金玉に精子を再チャージするのにも、ご協力をってやつだ」
「余裕のある時には……その間の戯れもまた楽しみとなんですけど、戦場では無防備ですからね」
「ああ、いちゃいちゃな余裕ある時はいい。だけど余裕が無い時に、心と体の勃起を維持するのも大事な事なんだぜ」
「かすり傷レベルで、向こうからは言い出せないからって、チラチラ見ながらそっちから提案してねと、無言で欲求してきますし」
「おう、口で飲む?って、フェラチオでいいんじゃないかなって提案したら、ものすごく不機嫌ぶっつけられたし」
「強めに犯したら、ケダモノ扱いですよ。本当に」
「逆にちょっと緩やかにってしてたら『疲れた?』って言われて凹んだぜ」
「真面目に反省会しなきゃと、ベッドルーム入ったら。みんな、くぱぁと広げて待っていて……我慢できませんよあんなの」
「一通り終わった後、すりすりしてきて。もうちょっと欲しいって握ってくるの嬉しいけど、こっちの体力も考えてくれってね」
「がんばらなきゃいけないのですね、男ですから。いや相手が多いですけど」
「ちょっとエロく煽る冗談にも、殴るわどつくわ」
「無言で不満を、じーと見つめられるのも、きっついですよまったく」
「ぐだぐだ言うな! ちんぽぶち込んで、アヘアヘ言わせるぞってな!」
「そうですよ、あんあん言って、びっくんびっくんしてればいいんですから!」
「俺のちんぽに平伏しろっ!」
「おちんちん欲しいんでしょ? このいやしんぼたちってね」
「だよなあ、あははははははは」
「ですよね、あっはっはっはっ」
「「せ~~の」」
ピュアたちは最初は苦笑いするしかなかった。
まあ、そう思われているという部分は、確かにあって認めるしかない。
ただ自分達の何気ない行動や言葉が、男達には負担として愚痴られてくれば、さすがに表情に強張りはじめる。
話がひーりんぐ───セックスに入ると、確かにヒーラーの負担も理解している、しているが。
羞恥とも、気まずさとも、怒りとも、不安とも、複雑な高揚とも言えない形が混ざり合い、腹の奥底へと沈殿してゆく。
アキラとユウヤの笑い声が続く中、ピュアたちは考えと感情の整理がつかず、視線を彷徨わせていた。
その乱れほつれた糸を、アヤは引っ張り纏め方向を揃えた。
「じゃ、みんな。そろそろ行こうか。私たちの覚悟───知ってもらわなきゃね」
リサは後に語る。
この時に浮かべたアヤの穏やかな顔は、忘れられないと。
臨界に達した核融合炉に……わくわくもんだ~であったと。
「ピュアのばっかやろ~~~~~~~!!!」
再度アキラとユウヤの声が響いたのを区切りに、ピュアたちは道場へと踏み込んだ。
男同士の駄目な酒盛り会話に、女の子たちの地の文ですが。
気が付いたら一万文字近くに……
お酒って恐いですね。
☆9一つ追加、ありがとうございます!
お気に入り200件突破しました、ありがとうございます!!
こつこつと……がんばれた感じが、ひしひしとです
励みになりますので、感想評価お願いいたします
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