「ピュアっとヒーラー」異世界からの孕ませ侵略者と戦ってエロで治療!? 作:白拍子
【サクラ寮B2F:道場/直感】
ピキ───キュイーン!
財閥の当主にして元ヒーラーのトキジロウは、若きヒーラーたちのピュア話を肴に酒を楽しんでいた。
彼はなにかを察知し、すらりと立ち上がる。
「若人の話に聞き入ってしまったよ。名残は惜しいが私もそろそろ行かなくてはならないのでね。まあ……この後も楽しんでくれ」
「はい! ゴチになります!」
「狼のトキと同席できたのは……名誉です」
アキラもユウヤもグラスを掲げ、道場から辞するトキジロウを見送った。
【サクラ寮B2F:道場/ピュア突入】
「「せ~~の」」
「ピュアのばっかやろ~~~~~~~!!!」
「ええ、その『ばかやろう』たちが来たわよ」
アキラとユウヤのどら声に、アヤの静かな声が……するりと差し込まれた。
硬直する男二人。
おそるおそると、ゆっくりと振り返る。
そして視界に入るのは道場に上がり込んだ、アヤを先頭にしたピュアたち全員の姿。
アキラとユウヤは、ほぼ同時に顔を上げ。酔った目の奥に、一瞬で正気が戻った。
では、そのプロセスを見てみよう。
アルコールの酩酊の中、危険を察知すると、副腎皮質ホルモンが急激に分泌される。
これは、戦闘時の集中力を引き出すための反応である。
それに伴い、肝臓のアルコール脱水素酵素と、アルデヒド脱水素酵素が急激に活性化。
通常の数倍の速度でアルコールを分解する。
心拍数が上がり、血流が一気に脳へ集中。
酔いによる、ぼんやりとした感覚が強制的に解除される。
戦場を経験しているからこそ、緊急対応能力として、戦う男に備わった感覚に、ヒーラーの身体強化が後押しした結果。
酔いがぶっ飛び、素面が戻ったわけである。
アキラの肩がピクリと跳ね、ユウヤはグラスを置く手の指先がわずかに震えた。
二人とも、顔から血の気が引いていく。
さっきまでの砕けた笑い声は消え、この危険な状況をどうすればいいか、思考を巡らせるが打開策など浮かぶはずがない。
アキラは口を開きかけて閉じ、ユウヤは額を押さえた。
酔いは完全に消えていた。
───終わった。
───絶対聞かれてたな。
──────どうしよう。
言葉にはしない。
しかしピュアたちの表情が、その事実を雄弁に語っていた。
聞いていた、と。
背筋に冷たい汗が流れる。
その焦りは、戦場の危機よりも深刻だった。
なぜなら、相手は敵ではなく、大切な仲間であり、戦友であり、守り愛すピュアたちだからだ。
言い訳できない、ごまかすなんてとんでもない、謝るにしても言葉が浮かばない。
二人のヒーラーは逃れられない、女の子たちが見下ろす視線の重力に捕らわれていた。
【ヒーラー連行】
「おっす、てめえらもきっちり『話し合い』を、したってやつだな、うんうん」
ヒナタがアキラとユウヤが上半身裸で、あちらこちらに痣や治療の痕跡が見えるのを見て。
男同士の納得しあったぶつかりがあったのを感じて、嬉しそうにカラカラと笑う。
「うんうん。それでね、私たちも色々と話し合っていたの───で、その結果をちゃんと伝えなきゃって……ね」
「まあ、もう逃れられないっしょ。覚悟もみんなできてるって感じだし、男同士もウチらにも、ね。ここまできたらさ、腹括っちゃってね」
アヤがにこやかな、圧力が質量をもった笑顔で二人を見下ろし。
アスカが諦めを勧めるように、事実上の降伏勧告を行う。
アキラとユウヤに最大級の警報が心に鳴り響く。
しかし……しかし、逃げたりしたら、一生、女の子たちに頭が上がらなくなるであろう。
逃げちゃだめだ。逃げちゃだめだ。
「アヤ……みんな……第二トレーニングルームの予約おっけい…………ふふ……ふふふふふ」
「うん……だからね……わたしも決めたの……だから……ね……飲み物と栄養補給の食べ物…………現地に配達済……」
「俎板ノ上ノ、チンチンデス。ろーしょん絶ヤサナイヨウニ頼ミマスネ」
各々にスマホを操作し。
リサが道場と同じ地下二階の、性行為に関する座学や実技を鍛練する、第二トレーニングルームの利用を申請し。
ケイは水分と電解質の補給として経口補水液に、手軽で軽い栄養補給食として、バナナやナッツを注文する。
マリアは、さらに足りなくなったら途中で補給するよりはと、ローションも追加で届けてもらうよう手配する。
カオリはその様子を、口を挟まず腕を組み悠然と見守っていた。見守るだけであった。
傍らのコベニは思った。
これはきっと、自分がなにをしていいのか、わからないのでしょうね。
下手に口を出したりするよりも『わたくし、全て理解していますわ』という感じを出しながら沈黙を保っていれば、威厳に満ちた感じでボロが出ないと。
「ソレジャ、行キマショウカ~」
「まっ、そういうこった」
「念のためっていうかさ、こういうのって様式美だからね~」
呆然としていると。
アキラの背中から、自分よりも上背のあるマリアに抱きかかえられ。
ユウヤは左右を、ヒナタとアスカに左右から腕を組まれる。
これでは、ジャンピング土下座も封じられてしまう。
ピタリと身を寄せられ、当然それを振りほどく事は出来ず拘束され。
二人は連行されるしかなかった。
「では、行くわよ~みんな!」
「はい……ふふ」「行くっしょ」「うん……」「おー!」「ハイデス」「では、参りましょうか」「…………」
アヤの号令に、ピュアたちは応え。
ヒーラーを連れて、道場を後にした。
【サクラ寮B2F:第二トレーニングルーム/アヤ、背面騎乗位+フェラチオ】
床には防水と弾力のあるマットが敷き詰められ、性具や性行為の技巧の資料が収納されている。
性行為に関する座学や実技を鍛練するトレーニングルーム。
元々は黒服やメイドが潜入を行う時に、ハニートラップのための性的技巧を身に着ける教育鍛練する場が大元であり。
ピュアとヒーラーにも、知らないよりは知っておいた方がよいとの配慮で整備された部屋である。
浴場に上がれる階段もあり、汗や体液を流すのに最適である。
「よ~し。ひん剥け!」
この部屋に到着するや否や、アヤの号令で二人のヒーラーは全裸に脱がされ、マットに転がされる。
そしてピュアたちも次々に衣服を脱ぎ、全裸となる。
『二人がかりで、みんなを満足させれば。まだなんとか!』
アキラとユウヤは視線を交わし、最後の望みに覚悟を決める。
「みんな、一人三発以上抜くのを目標って感じで」
アヤはさらりと、しかし残酷に言い放ち。
ヒーラー達は『あ、だめだこりゃ』と絶望する。
床一面に敷かれた防水と弾力のあるマットは、むせかえるような熱を帯びた肌の匂いと、既にうっすらと浮かんだ汗の湿り気を、吸い取とっていくようであった。
もはやピュアたちがなにをするのか、なにを行うかは明白である。
これは───ひーりんぐではない。
ピュアたちの覚悟は、あまりにも直接的に性急な勢いを飲みくだした、性欲と肉欲と快楽の淫靡な表し。
アキラとユウヤは、その引き金を引いたのを理解している。
酒の席とはいえ、ピュアに対する賞賛と不満と、体のエロ具合をぶちまけているのを、まるっと聞かれてしまったのだ。
抵抗や抗弁は無意味だ、ピュアたちの覚悟を受け入れるしかない。
道場で殴り合った以上の覚悟を決めるしかない。
覚悟完了!
そうは思っても、されるがままにな状況は、男としてはその……うん、でも今は反撃できない。まる。
「それじゃ、私たち……ピュアたちの覚悟。ちゃんとわかってもらうわよ」
アヤの宣言。
ピュアたちの頷き。
アキラとユウヤの無言の了承。
宴は、はじまってしまった。
アヤはマットの中央にユウヤを仰向けに寝かせ、彼は吐息を抑えて天井を見ている。
アヤは彼の両太ももを押し広げ、自分の腰をゆっくりと沈め、重ねていった。
「アキラ……ちゃんと見てなさいよ」
アヤの声はいつものツンデレらしい強気さを保ちつつ、放射する波のような熱を帯びていた。
彼女はユウヤの股に跨り、背面騎乗位の姿勢を取り。
ぱっつりと形良い尻をユウヤの腹に押しつけ、自分の濡れたおまんこを擦りつけながら、おちんちんを勃起させてゆく。
正面に直立させているアキラを、マリアが背後から、ヒナタとアスカが左右に拘束するように密着している。
もはや抵抗するなんて考えられないが、演出としての逃れられないのと。
これからアヤが行う事から目を反らさせないために、アヤが望んだのだ。
アヤの眼前に、半勃起したアキラのおちんちんが揺れる。
アキラの……エロと豪快を装った中の繊細な心に、複雑さが滲んでしまう。
目の前でユウヤにまたがり、おまんこの擦れで勃起させてゆくアヤの艶姿に、心がざわつかないはずがない。
アヤはアキラの……少し揺れる視線を真正面から受け止めて微笑み。
ユウヤのペニスを、股を広げた自分の膣口に押し当てた。
「んっうっっ、ふぅ~~~~」
ゆっくりとゆっくりと腰を沈める。
ぬぶりと、勃起ちんぽが奥まで飲み込む感触に、アヤの太腿がびくっびくっと震える。
根元まで埋まった瞬間、彼女は長く息を吐き、アキラの方を見て唇の端を上げた。
「見てる? ユウヤのおちんちん、おまんこの奥まで入ってるの。私がこうして……全部、咥え込んでるところ」
アヤは足を広げた背面騎乗位のまま、挿入の繋がりを見せつけた。
本来ならば───恋心な幼馴染を目の前にして、正気でない所業。
アヤの勝ち誇ったような笑顔が……わずかに震えている。
瞳が涙があふれそうになるのを……潤ませて堪えている。
「ああ! 見てるぜ! こんちきしょう!」
アキラの───豪快な声が明るく放たれ。
その一言には、拳を握りしめつつ、悔しいけど見事と言わんばかりの、前を向き目を反らさない男の負け惜しみと、アヤを認める潔さがあふれていた。
グンっ!と腰を突き出し、急速に硬く勃起させ膨らんだ亀頭が、アヤの瞼に触れるか触れないかの掠めで涙を払う!
アヤは目の前を掠める亀頭に驚きながら、小さく『バカ』と呟きながら、ゆっくりと腰を上下に動かしはじめる。
尻肉がユウヤの腹を軽く叩き、肉の弾ける音が鳴る。
アヤは意図的にアキラの方を向き、腰をくねらせながら喘ぎはじめる。
「はぁっ……んっううっ! アキラの目の前で、ユウヤのちんぽ奥まで食べてるっ!気持ちいいのっ! ほらぁ、もっと見て。私がユウヤのちんぽで、こんなに感じちゃってるところ。あはっひんっ! うふ、いいとこ当たってるうぅ!」
膣口を肉棒が出入りし、粘った水音を立てながら陰唇が震え、クリトリスが勃起しているのを、わざと露悪的に煽りながらアキラに見せつけ喘ぐ。
アキラのペニスは、その光景を見てさらに硬く張り詰め、ビキバキと血管が肉茎に絡みつくように浮き出る勃起を見せる。
アヤはそれを見逃さず、ユウヤと繋がり腰を振ったまま体を前に倒し、アキラの股間に顔を寄せ、伸ばした舌先が濡れた亀頭を舐める。
「こ~んなに硬くして、アキラも興奮してるんだ。私とユウヤがやってるの見て」
わかっていても下衆な煽りは止められない。
止めるとなにかもう全てが駄目になるような気がして、アヤには止められないのだ。
「んぷっ! れろっ……んむっ……んぅぅぅっねろっ! はあはあっ中も、いい……あん、二人ともガチガチすぎっ!」
アヤは舌に触れた亀頭をそのまま唇で咥え、深く飲み込み頭を前後に振って、あふれる唾液がちゅぱちゅぱと音を立てさせながら熱烈なフェラチオをはじめる。
腰は同時にユウヤの上で、アヤの尻が徐々に激しく大きく打ち込み、膣内で彼のものを締め付け擦り上げ、ユウヤが快楽の呻きを漏れあふれさせる。
「アキラ! ユウヤのちんぽ! 中でびくんびくんしてる! もうすぐ精液発射しそう! 私もきちゃうっっ! んっうっ、アキラ! 精液出しなさいよ! 口の中で熱くなってるの……わかってるんだからっ!! 両方、出して! いっぱい! 私の中でっっ!! あぁぁっあんっっあはっ! でちゃうっ! 出しちゃえっ!!」
アヤは二人を同時に刺激し続け。激しい口と膣の責めに、二本のペニスは震え、部屋には水音と肉のぶつかる音、アヤの甘く湿った喘ぎが満ちていく。
どびゅっびゅくるっ
ぶびゅっどぴゅぴゅ
肉棒が激しく脈打ち、熱い精液が弾け放たれる。
アヤはどちらも逃さず受け止め、口内と膣内に精液を弾けさせながら、自身も腰をガクガクと震わせ達した。
しばらくの静寂の後。
アヤは精液を口の端から少し垂らしながら、アキラのペニスを吐き出し、満足げに息を整え。
膣から射精したユウヤのちんぽを抜くと、どろっと精液と愛液の混合液が太腿を伝う。
他のピュアたちも、アキラたちの射精後の様子を見ながら、静かに火照った息を飲み込み弾ませ。
射精後もおさまらないヒーラーの勃起おちんちんから目を離せない。
「あ、あはっ。出してくれた、両方に…………まだ、はじまったばかりよ、あはははっ」
アヤの少し壊れた笑い声が、部屋に響き渡った。