「ピュアっとヒーラー」異世界からの孕ませ侵略者と戦ってエロで治療!? 作:白拍子
【サクラ寮B2F:第二トレーニングルーム/ぎこちなさ】
ようやく、終焉が訪れる。
「んおっ!」
「お……」
カオリの膣口が、何度も滑ったアキラの亀頭を捉え。
潤んだ内壁がぬぶりと音を立て、ちんぽを飲み込む。
根元まで一気に沈み切った瞬間、カオリは品なく小さく吠え。
アキラがようやくとばかりに息を漏らす。
問題は、そこからだった。
カオリは腰を上下させ、飲み込んだペニスの挿入と排出を繰り返そうとする。
だが、その動きは明らかにぎこちない。
まるで処女が、あるいはほとんど能動的な性行為をしたことのない初心な娘が、見様見真似で騎乗位を行っているとしか見えない。
事実、床に固定したディルドでのオナニー経験はあるが。
自ら腰を振る騎乗位は、これが初めてだった。
「どうでしょうかしら? わたくしのおまんこの感触は……んっ、はぁっ……んくくくっ」
それでもカオリは、ハッタリに近い尊大な態度を崩さない。
確かに膣壁の締まりは悪くない。
むしろ各所をバラバラに締め付ける感触は、極上である。
しかし腰の動きと、膣内で咥えこむ感覚の連動が噛み合っていない。
腰の動きが上下左右へぶれが強く、しかもリズムが安定しない。
気持ちよくなる、快楽を得る所を探るにしても、無駄で不自然な腰使いが今一つ過ぎる。
じわりと気持ちいいが、一気に快楽が襲ってくるようなものではなかった。
アキラもそれなりに、経験を積んでいる。
童貞ならあえなく暴発していただろうが、回数も人数もこなしている彼には、まだ十分に耐えられる刺激だった。
周囲のピュアたちと、傍で見ていたユウヤも、次第に気づいてしまう。
(カオリさんって……実は、エッチなこと経験豊富ってわけじゃないの?)
(人は見た目によらない……ふふ)
(まあ~ウチらも、プロってわけじゃないけどさぁ~)
(回数重ねて……おたがい気持ちよくなろう、なってほしいって……頑張った……)
(むしろ……下手だろありゃ?)
(ナンダカコウ~腰ガぎったんばっこんデス)
感想がひそひそと、共有されてゆく。
アキラは視線をアヤに飛ばし『なんかこう~タスケテ』と、無言の訴えをかけてしまっている。
一方、ユウヤは小さく口を開きかけている。
「カオリさん、腰の動かし方───」
プライドを傷つけてしまいそうな、余計な助言を無神経に挟もうとしていた。
もしカオリの耳に届けば、致命傷だ。
それをいち早く察したアスカが、リサとヒナタの肌を軽く叩き、素早く目配せを走らせる。
次の瞬間、冷静なリサと長身のヒナタ、二人の素早い反応と速度がユウヤに飛びつき、マットに引きずり倒す。
「ここは……黙ってなきゃ……不味いの」
「今はよう、余計な事いうなっての」
リサは体を重ね乗り、ヒナタは顔面に騎乗し、おまんこを押し当て口を塞いで、動きと言葉を封殺する。
「ユウヤ……善意であっても、指摘しちゃいけないこと……あると思う……」
「ソウイウトコ、のんでりデス」
ケイもマリアも、さすがにそれはダメと呆れてしまう。
アヤは腕を組み、何かを考え続け。
コベニは対岸で、祈るばかりだ。
というか、干渉したくない。
マットの上では、カオリが依然としてぎこちない腰使いを続け。
焦りの混じった、吐息のような喘ぎを漏らしていた。
【面子と茶番】
アヤは短く息を整え、アキラだけに見える位置で静かに手を動かした。
まず右手の指で自分の胸元を軽く刺し、そのままその手を目の前にかざす。
『自分たちに見せるな』
次に両手で何かを抱え、ゆっくりと回す仕草をしたあと、素早く右手を背中側へ回す。
『向きを変え。背を向けろ』
最後に、左手の指先を自分の唇に軽く触れ、すぐに指を揃えて手の甲を口の前にかざす。
『喋らせないで』
言葉を使わず、カオリに気づかれないように伝えた合図だった。
アヤの放ったそれを……アキラは確実に受け取り解釈する。
アキラは挿入したままの状態で、カオリの腰に手を添え、乞うように声をかける。
「カオリさん……向きを変えてみて」
「挿れたまま……背中を見せる感じに」
アキラの提案にカオリは戸惑うが、自らが主導している体裁を崩したくないのか、短く頷いた。
「な、なるほどこれは……斬新ですわ……」
アキラは慎重に体を支え、重みの負担を軽くし。
カオリは挿入したまま抜かないよう、ゆっくりと回り背を向け、体勢を入れ替える。
いわゆる、花時計だ。
膣の締め付けに向けていた意識を、繋がったまま体を大きく動かし、体制を変えることに向かせ。
ぬるりと膣壁が擦れる感触を保ったまま、カオリが背面騎乗位の姿勢になる。
カオリが完全に背を向けた瞬間、アキラは上体を起こす。
彼女の体を両腕で包み抱え、背面座位の形に引き寄せ。
さらにマットにつけた自分の尻を起点に体を半回転させ、ピュアたちの方へ背中を向ける。
カオリの姿も表情も……ピュアたちからはほとんど見えない角度を向け、アキラの大柄な体躯で隠す。
そして、アキラは片手でカオリの口を優しく、しかし確実に覆った。
「……くっ、おっ! カオリさんっその腰の使い方……やばいっ! 俺のチンポ、中で締め上げられて……このままじゃ、出るっ出ちまうっ!」
アキラがわざとらしく、責められている側の声を上げる。
あくまでもカオリが主導し、アキラが翻弄されているという体裁を崩さないためだった。
カオリは口を塞がれたまま、驚いたように身を硬くする。
最初は、なにをなさり、なぜそのような事を言っているのかであったが。
アキラの腕の中で、ただ小さく息を詰まらせながら、徐々に───理解をしていた。
余計な言葉で、ちぐはぐな意図を漏らさないようにと。
周囲のピュアたちも、この茶番を理解する。
アヤは短く目を細め、アスカは肩の力を抜く。
リサとヒナタは、ユウヤを押さえ続けたまま、無言で頷く。
ケイとマリアは、安堵の溜息を漏らし。
コベニは、やれやれご苦労様ですと。使用人のメイドにあるまじき感想を感じる。
(とりあえず、面子は……保った……かな)
マットの上では、アキラがカオリを抱きかかえたまま、挿入した状態で小さく腰を揺らす。
表向きは「令嬢に責められている男」の形。
実態は、皆で協力してカオリを気遣うための、優しい茶番であった。
「も、もう、恥ずかしいですわ、わたくし」
「今はこれで、いいじゃないですか。カオリさんなんですから」
カオリが、少し拗ねた声を小声で漏らすのを。
アキラが受ける。
「それにカオリさんの中、熱くて絞られて、ほんと、気持ちいいっすよ」
「で、でしたらっ、わたくしのおまんこに。たっぷり、どぴゅどぴゅ射精してあそばせですわっ」
年相応の恥じらいに顔を真っ赤に染めつつ、アキラの背中越しに伝えると。
アキラの腰と尻の筋肉がうねり、深く挿入された勃起が。
膣内をゆっくりと抉って掻き回す。
「んっんむむっ、おふっ、ぐっ、くぅぅっ、おまんこをゆっくり内側から削られて、子宮がぶにゅぶにゅっ降りてきますわ」
「こんな、こんなっ、ゆっくりなのにっ、ずっとイキまくっているっあふぅっ」
「だめっだめっ、精液びゅっとはじけさせてぇぇ、おまんこおまんこっもっといじめてぇぇ」
覆われた口元から漏れる、淫らで品の無い言葉にアキラは驚きながらも責め続け。
カオリを細かく絶頂させながら、最後に膣内で弾ける射精で、深い絶頂を味あわせた。
【建前と独白】
アキラとの繋がりが、ゆっくりと抜け。
ぬぷっ、という小さな音とともに、熱を帯びた精液がカオリの膣口からあふれ出る。
白い濁りが太腿の内側を伝い、マットに粘液水溜りを作る。
カオリはまだ上体を起こせず、股を広げたままぼんやりとした目で息を整えている。
その眼前に、拘束を解かれたユウヤが立っていた。
カオリの視線が、ゆっくりと彼に焦点を合わせる。
尊大さを完全には失っていない令嬢の表情に、建前と虚飾への恥じらいが薄く混じる。
今の自分の姿───膣口から精液をこぼし、まだ余韻で余裕のない、脚を閉じきれない姿を。
精液を注がれた相手でもない男に見られているという事実が、胸の奥で刺さる。
見知らぬ男たちを救うために、輪姦を受けるひーりんぐとはまた別であり。
この場で交わると決めた事なのに、勢いが一区切りすると、襲って来る恥ずかしさに戸惑うのは。
財閥の令嬢であり、ピュアとヒーラーを率いる支援者であり、自らも戦う覚悟のピュアであるまえに…………
ただの、一人の女の子である。
明確にその意識が言葉として紡がれたわけではないが、漠然と形にならないままに感じている。
快楽の余韻と、羞恥が胸の奥で混ざり合っている最中。
次に受け入れることになる男が、眼前にいる。
「わたくしは……いつも立場を意識して生きてましたわ……」
「財閥の令嬢として、活動の支援者として、戦うピュアとして……」
「でも、今こうしていることが、ただの裸の女であるのが……」
「戸惑ってますわ……」
カオリは視線を上げず、声だけは令嬢らしい落ち着き。
それでいて、まるでぬいぐるみ相手に、独り言を漏らしているかのようである。
「貴女の立場は重い。だからこそ……今ここで身体を重ねるのを、軽くは扱わない」
ユウヤの短く、しかし明確な言葉。
けっして器用ではないが、カオリから漏れた本音を、無視するほど無神経ではない。
カオリは小さく息を吐き、ようやくユウヤの顔を見上げる。
「貴方もわたくしも、どうにも堅苦しく考えすぎかもしれませんわね」
「情欲も、快楽も……今はこの場の一部ですしね」
「まったく、だからこそ真の裸の付き合いですわ。アヤさんたちには感謝をですわね……ですから今は、贄となりなさい」
カオリはユウヤとの短い会話で、肩の力を抜く。
態度と舞台と動きが噛み合わず、慣れていないのは明白である。
それでも───女として備わる艶は、確かにそこにあった。
カオリはゆっくりと身を起こし、あらためて大きく股を広げる。
汗と愛液と精液に塗れているが、隠すような仕草はしない。
「ならば、わたくしを女として、受け入れるのがよくてよ」
誘う声は、尊大さの中に羞恥が揺れているが、逃げてはいなかった。
カオリの指先が、戸惑いを見せながら滑り込み。
生黒い陰唇を開いて膣口をさらすと、先ほどの名残が滑っている。
堅苦しさを少しだけ手放した令嬢が、ユウヤを静かに、しかしはっきりと雄として求め。
未熟でありながら、確かに一人の女が男を誘う艶を帯びていた。
【かんばせ】
ユウヤは臆せず応える。
カオリの誘いを受け、静かに彼女の開いた股に膝をつく。
脚の間に身を沈め、潤んだ膣に亀頭を押し当てた。
カオリが「女として受け入れて」と求めたその言葉に、まっすぐ応える動きだった。
向かい合う正常位のまま、ゆっくりと腰を沈める。
先ほどのアキラの精液がまだ残る内壁を、熱い肉茎が押し分けて奥まで埋まる。
カオリの背中がマットに沈み、大きく胸が上下し熱い吐息が漏れる。
一方的に犯される、という感覚ではなかった。
男に身をゆだねる、という、似ていて異なる感触。
主導権を完全に奪われるのではなく、自ら開いて、受け入れ、預けている。
ミナミと行っていた快楽の貪りとは違う。
その微妙な差異が、カオリの感じ方を変えていた。
ユウヤはアキラとは違うやり方を、意識して選んでいた。
最初は深く、ゆっくり。
内壁の形を確かめるように擦り上げ、徐々に腰の振りを強く、角度を変えて抉るように突き入れる。
どこが反応するかを観察し、そこを繰り返す。
「んっ……ひっ! ぁ…………そこは……くぅぅぅっん……だ、だめっおよしなさい、そこは……あへっ! おぅふっっ!!」
カオリの声が、令嬢らしい抑制を失ってゆく。
最初は押し殺していた甘い吐息が、徐々に露骨で下品な響きを帯びて部屋に散った。
ユウヤはペースを落とさない。
カオリの腰を両手で固定し、さらに深く、強く抉る。
彼女の巨乳が激しく揺れ、陥没していた乳首がわずかに顔を出す。
脚がユウヤの腰に絡みつき、自ら奥へ迎え入れるような動きになる。
「あおっ! ほぉんっっ! いくいくいくぅぅっ! なんどでもいっちゃうっ! おまんこに精液どぴゅどぴゅちょうだいっ! もっともおっとぉきでぇっ! あっあふっっ精子きたぁぁ! いぐぅぅっ! あへぇんぅ!!」
絶頂が、下品な喘ぎとともに訪れる。
膣が大きく収縮し、ユウヤのものを強く咥え込み、各所を縊るように締め付ける。
締め付けを利用するように、さらに数度強く突きこみ、絞り出された熱い精液を膣の奥へ大量にぶちまけ。
カオリも激しく絶頂に達し、正気を失ったイキ声を上げる。
まだ、動きは止まらない。
「ま、まだ、そのままなんてぇ~~おまんこのなかぐちゃぐちゃにこわされるぅぅっ! こわしてぇっ! えぐっでぇぇ! お゛っお゛お゛お゛っっおんっ!!」
「いっいやっ! 抜かないでっ、いやいやっ、どうして!?」
射精の脈動が残るまま、強い挿入を続ける。
余韻で過敏になった内壁を擦り上げ、カオリの声がさらに下品に上ずらせ、絶頂を繰り替えさせる。
そして、抜く。
粘液塗れの繋がりの切れた、射精寸前のびくつく脈動する肉を。
恍惚で緩みきったカオリの顔の前に持っていく。
意図は明確だった。
屈辱と屈服の形を、わざとぶつける。
雄の獣欲の部分を、隠さず叩きつけるような顔射。
びゅぷるぷるっびゅっどぴゅっ!
白濁の精液が、整った令嬢の顔に大量に浴びせられる。
額、鼻筋、頰、唇、わずかに開いた口元、顎を汚してゆく。
カオリは目を細め、しかし顔を背けなかった。
快楽の絶頂の余韻の中で、この行為もまた───男を満足させる一つの形だと感じ取り。
カオリは、女として身をゆだねた先にそんな理解を、快楽の中ぼんやりと意識に置いていた。