「ピュアっとヒーラー」異世界からの孕ませ侵略者と戦ってエロで治療!? 作:白拍子
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「フッフッフッフン!!」
錆びついた鉄骨がむき出しの廃ビル。
その静寂を打ち破るように、巨躯のハラマセー、ゴリアテは黙々と瓦礫を持ち上げていた。
筋肉は獣のように隆起し、汗が床にぼたりと音を立てるたび、空気が震える。
ゴリアテの前には、場違いなほど普通な細身の男子高校生が立っていた。
細身の体に背負ったスポーツバッグ。
曇り一つない眼鏡の奥の憧れの瞳が、揺るがぬ決意を宿している。
「僕を強くしてください。金なら……いくらでも出します!!」
少年が差し出した財布の中には、ぎっしりと詰まった紙幣。
当然の事ながら、ゴリアテは一瞥すらせず、ただ無言のまま、次の瓦礫を持ち上げる。
少年の声が、廃ビルの空間に静かに吸い込まれていく。
ゴリアテの沈黙は拒絶か無視か、それともなにかの予兆か。
だがその背には、金などでは動くはずのない人外の哲学と。
己の道しか考えぬ者の重みが漂っていた。
【奪われる】
駅裏の寂れた通り。
その細身の男子高校生は、壁際に追い詰められていた。
三人の不良たちが取り囲み、鞄を足で蹴り転がしている。
「いい財布持ってんじゃん。坊ちゃん?」
汗ばむ額の奥で、少年はじっと歯を食いしばる。
言い返したい気持ちはあっても、勝ち目のなさの悔しさが滲み出している。
「おい、そこのモブども、ウチのサトルになにしてんの?」
不良たちが振り向くと、そこにはピンクのツインテールに派手なメイクを施したギャルの姿。
腰に手を当て、あざ笑うような目で睨んでいる。
その背後には、さわやかな筋肉質の男子生徒が無言で腕を組み、静かな威圧感を放つ。
さらに、その男の両脇には、ポニーテールのツンとした美少女が拳を握り、もう一人の穏やかそうな美少女は、静かな微笑みを称えている。
「ここ、ウチらの学区だよね?」
問答無用のギャルの蹴りが、短いスカートを跳ね上げ下着を見せながら、不良の一人を捉える。
筋肉男子がもう一人の肩口を掴み、そのまま壁に叩きつける。
残る一人には穏やかそうな少女が、手首を取って捻り体制が崩れた処に、ポニーテールの飛び蹴りが顔面に炸裂した。
スカートの中身を最後の瞬間丸見えにできたが、彼はもうそれどころではないであろう。
「まったく……サトル、まぁた変な奴らに絡まれて、もっと遊ぶ場所えらびなよ」
その皮肉めいたアスカの笑みに、サトルと呼ばれた男は小さくうなだれる。
「あ~~~~もうしょうがないじゃん、送ってくよってね、いいっしょ? みんな」
サトルの悔しそうな落ち込み具合を放置できないのか、アスカはサトルに一緒に帰る事を提案する、アキラ達も誘ってだ。
「サトル君だっけ、アスカの知り合い?」
アヤが心配そうに、サトルの様子を伺いながら尋ねる。
「弟」
短く端的で簡潔な、アスカの声に。
「にてね~~~~」
「あっでもちょっと、雰囲気は似てる感じ、なんか向こう気は強そうって」
「でも…………その…実力が追いつかない……かな」
リサの感想が一番ひどく届き、さらにサトルは落ち込むしかなかった。
【訪問】
「お~~~~けっこうでけ~家」
「アスカの家って、お金持ちなんだ」
「たしかに市内では……よい地価の場所………」
庶民丸出しで、アキラとアヤは、アスカの実家の豪邸に気押される。
郊外の同程度の豪邸から、通学しているリサは動じない。
「あ~~~~ただいま」
「おかえりなさいアスカさん、また野良猫みたいに遊び歩いてるの? いっそ帰ってこなくても、いいんですよ」
「まあまあ派手なお友達まで一緒に、茶くらいは出さないと品位を疑われますものね」
やや不機嫌そうに帰宅を告げるアスカ。
それを、薄い笑みを浮かべた、神経質そうな中年女性が迎える。
言葉の端々に、トゲを隠さないサトルの母。
アスカにとっては義母となる。
「はいはい、今日はサトルと一緒になったから、友達と一緒に帰っただけ。お茶ありがと、ごちそうになるわ」
応接間へと進む途中、穏やかな中年男性。
アスカとサトルの父と遭遇する。
「おぉ~アスカ、ひさしぶりだな。小遣いは足りているか? サトルは最近金遣いが荒いな~なにか打ち込めるものでもできたか? 女の子だったら糸目を使わず使えよ。パパは応援するぞ」
と、言いつつ、アヤとリサを交互に見比べている。
優しいのか無神経なのか、評価に困る。
応接間、やや冷えた紅茶が並ぶ。
白いクロス、磨き上げられた銀のティーセット。
そのすべてが、アスカと来客の存在を、無言の圧力で咎めているようだった。
「なっによっ!あのおばさんっっ!!」
「ん~~~まあ、色々複雑そうだな」
「そうね……」
アヤが瞬間湯沸かしをしたので、他の者たちは冷静になれる。
アキラは居心地悪く漏らし、適宜に切り上げる理由を考えはじめているようだ。
リサは静かに茶を楽しみつつ、サトルの様子を観察する。
「助けてくれって、言って、ない」
「はいはい、強がり強がり」
「でっ、他にいう事は?」
どう見ても強がりな、サトルの言葉。
舌打ち混じりに、アスカが返す。
「……姉さんは俺のこと、守るべき弱者って思っているの?」
「違うなぁ、サトルが誰かに踏みにじられて、それ黙って見てるウチが、一番ムカつくっつーの」
「姉さんだって、父さんと母さんに、何も言えてないじゃないか!」
大きく舌打ちをするとアスカは立ち上がり、するっと流れる動きでショーツを引き抜き、それをサトルに叩きつける。
「これでシコっときなっ!いいズリネタなんでしょ! 直に見たいんなら、いまくぱって、してやろっか?」
アスカを睨みつけ立ち上がるサトル、そのまま応接間を去っていき、気まずい空気だけが満たされる。
「さすがにあれは、ないんじゃないかな」
「………ごめん、久々に親にも会って、血が上ってるってやつ、ほんとごめん」
アキラがたまらず、言い咎める。
アスカが頭を下げて謝罪、そしてしばしの沈黙から。
「ちょうどいいや、つまんないけど聞いて」
アスカは家の事情を、話はじめた。
アスカの父は大きな企業の役員。
今の妻、サトルの母、アスカの義母とは出世のため紹介された結婚だ。
アスカの母とは、その結婚以前に上司と部下として、男と女として付き合いがあり、母はアスカを身ごもった。
その事実を隠し、母は父から離れ───アスカを産んだ。
シングルマザーの生活は楽ではなかったが、アスカを育んだ。
だが、中学に上がった直後、アスカの母は事故で急死する。
途方にくれたアスカを……母の行方を捜していた父が見つけ、娘として迎えた。
父は温厚で優しいが、愛情を表すのは物や金銭ばかり。
新しい母、義母はアスカを、前の女の遺物としか見ていない。
父の足枷、過去の過ちの塊だと。
「父の会社でのやり方を見せつけられた。下請けの小さな会社達を、無造作に切り捨ててた。働いてる人たち、十年、二十年も尽くし付き合ってたのに、一言で終わり」
「非効率ってさ……家に陳情に訪れた人たちも、よりいい話でもなければ、話にもならないって」
「ウチの母もそうやって捨てたの? て聞いたらさ、頬、張り飛ばされたし」
「それ……言っちゃったの?」
アキラは目を伏せ、アヤは息を漏らすしかできない。
リサが静かに確認する。
「うん。それから強くなりたいっておもってね~」
「派手に化粧して髪も染めて肌も焼いて」
「過去に囚われて、誰かを憎んでるだけじゃ、前に進めないっしょ」
「でもさ───ウチが誰かを守る側に立てるなら、今ピュアやってんのが……それでやっと、母さんに胸張れると思うんだ」
何を言っていいのか、どう言葉に表現していいのか。
若い三人には、まだすぐにアスカに対し、気持ちを伝える事が出来なかった。
それにアキラとしては、ノーパンスカートで、足を組みなおしたりする、アスカが気になってしまう。
ピュアのコスチュームは、もっと露出しているが、それはそれこれはこれである。
「で、サトルはさっ、初めて会ったあとさあ」
「ウチの下着でオナニーして精液ぴゅってしたのょね~」
「ま~ウチも無防備っていや無警戒だったし。だって弟って言われてもなんかこまるしぃ」
「いきなり部屋入ったら、ちんちんに下着包んで、シコシコオナニーで射精しちゃってたし」
「距離感が滅茶滅茶だっかなぁって思うけど、あんときはねっすっごく寂しかったってウチもどっかおかしくなってたんよ」
「そこからその~~気まずい関係が現在に至るって事でぇ」
「「「修復しろっ」」」
アスカのサトルに対しての、目を反らしながらのぶっちゃけに。
三人は反省を促す事を唱和した。
【渇望】
「姉さんっねえさんっっっ!!!うっ!」
どぴゅっどくどくどくっっ
サトルは先ほど投げつけられた、アスカのショーツを肉棒に纏わせ、クロッチに射精する。
射精の快楽と満足感、そして腹違いの姉を汚している虚無。
「もっと、もっと、強く、強くなりたい」
サトルは呟きながら、次の射精に扱きはじめた。
【堕】
「フッフフフ」
「ゴリアテの旦那、なに思い出し笑いすっか?」
朽ちた家具の並ぶ広い空間。
巨大なソファーでくつろぐ、ゴリアテの含み笑いにプリズンが尋ねる。
「ナアニ、蟷螂ガオノヲ振リアゲヨウトスルノハ、タチムカウ勇気デハアル、ガ」
触手が一匹、ゴリアテの足に触れる。
「タイガイは、フミツブサレル」
足元を這っていた触手を、無造作に踏みつぶすゴリアテ。
「真理っすよね~まっ、俺達もピュアどもに、足元すくわれねーようにしなきゃってね~」
プリズンに返事を返さず、ソファーから立ち上がるゴリアテ。
「またトレーニングっすか、マメですねー旦那は」
「鍛エハ、裏切ラナイ」
トレーニングに使っている、廃ビルに向かったのであろうを、プリズンは見送る。
「まっあっちはあっちで、楽しんでるしってね」
「まっそれは下手すりゃ、もっと身近にってやつですけどね、旦那」
「まあ~断れない力関係って厄介ってやつだしねえ~~まったくよう」
「ああぁっんっ!! あんあんっ! もっとぉぉぉせーえきちょうだいっいくぅっいくいくいくいくっっっ!! またきたぁぁ! 孕むっうん、あふっっ!」
孕み肉奴隷ピュアに、精液を膣内射精し続ける元ヒーラーのハラマセー。
今はフォールンの名を持たされている。
元々はパートナー同士であった二人は、延々と朽ちたベッドの上で、交尾を続けていた。
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