「ピュアっとヒーラー」異世界からの孕ませ侵略者と戦ってエロで治療!? 作:白拍子
【見舞】
ハナは、ハラマセーに強姦されて入院した。
その話は、メッセンジャーである、ピュアのコベニから、真っ先にアキラに届いた。
その必要があったからだ。
ハナがハラマセーに襲われ。
それを保護し、病院へと収容したが。
「ヒーラーの対処が必要です、もう一方は今手が離せませんので……」
「ハナちゃんはいったい……なぜっ! どうしてだ!」
事務的にコベニは伝える。
ユウヤ達は、レイニーを追うも、翻弄され続けていた。
病院へと移動しながら。
激情を抑えきれず、アキラはコベニに説明を求める。
「ハラマセーに強姦され、孕んでいます……至急ひーりんぐが必要です…」
「せめて、送っていれば……ちくしょうっ!」
淡々と説明するコベニ。
アキラは怒りをどこにもっていいのか、わからない。
事故と言うにしても凄惨だ。
雨が降ったのだから、せめて追いかけて行って。
傘くらいなんとかすれば、よかったじゃないかとも思う。
選ばなかった未来よりも、想定にない可能性だ。
どんな仮定を並べて後悔しても、しきれるわけではない。
「この病室でござる……」
個室の一つだ。
一通りの検査を済まし、強姦の肉体への傷はほとんどないが。
孕んでいる事を自認したショックが大きく、錯乱もあるため。
薬物の投与で、おちついてもらっている。
その孕みの対処にひーりんぐが必要と、アキラに連絡を取った。
それが、コベニの弁だ。
「そうか……」
「それでは……」
アキラ一人を病室に残し、場を辞するコベニ。
取り残されたアキラの目の前で、ベッドで苦悶を浮かべ続けるハナ。
掛け布団を……はぐる。
入院着は着ておらず全裸だ、ひーりんぐしやすいようにとの配慮であろうが。
アキラの目の前には、小柄な体に異様に膨らまされた胎が目に飛び込む。
時が…………………………よぎる。
ハナとの今日一日の出来事、ついさきほどまでの笑顔、別れた時の表情。
それらはアキラに圧し掛かり、ひーりんぐを行う事を。
迷ってしまう
【夢現】
「せん……ぱい………?」
ハナは朦朧としたうつつの中、うすぼんやりとした大きな人影。
雨に濡れた香りをふわりと感じる。
恐ろしい目にあった、雨の中どこまでも追ってくる。
けどこの目の前の人は…………安心できる───
「あぁ…………………………ゆめ、ですね、せんぱいがここにいるはずないし」
「わたし、恐い人に襲われちゃって、どんなに助けを呼んでもだれもこなくて……」
「ほんとうはせんぱいに、あげたかったのに、うばわれて………………………」
「それに、へんなのがばけものがおなかに、あかちゃんしてるの、わかるんです………………………」
「うっ……ううっ……うえぇぇえぇぇぇっっ!! せんぱい、せんぱいっ!!!」
「………たすけ……て……………」
「ああ、これは夢だ。とびっきりに悪い夢だ」
「けどな……………俺が、いい夢にしてやる」
アキラは全裸になり、ハナをゆったりと抱きしめる。
これが現実なのかそうでないのか。
うつつのままハナは、アキラの体温に包まれる。
「はぁ~~~~~せんぱい、あったかいですう~~~」
唇を合わせる。
二度目のキスは、ゆっくりとしっかりと、互いの唾液が混ざり、舌が触れあい絡む。
染みつく温もりにとろとろと委ねつつ。
触れあう境目のない感触にハナは身を預ける。
軽い、小柄な体に、どれだけの酷さを刻み込んだのか。
無理やり処女を奪い、孕ませたのか。
それを癒すためとはいえ、ハナを抱いていいのか。
悩みつつも、ひーりんぐは進む。
「せんぱい、来てくれて、よかった………やっぱり、夢じゃ…ない、ですよね……………」
「夢ならこんなに、ドキドキしません……」
アキラの手の平が小ぶりの乳房を包む。
どくんどくんと強い鼓動を感じる。
生きたい生きるべきだ。
そのために、心を潰すような事にはさせない。
「いいや……夢だ……夢…なんだよ」
「そんなこと……あっ……………おおきい……たしかに、ゆめ、なの、かな……あはは……………」
アキラの勃起した20センチ巨根が、ハナの肌が触れる。
ハナは肉棒に手を伸ばし包み握る。
その巨大な感触が、非現実にも思えるが───この熱い手触りを脈動を感じ取る。
「せんぱいの…おちんちん……りっぱすぎます……」
「きっとわたしの………りそうなもうそーですねこれ……………そっか、ゆめなら……」
両手で巨根を包み、ゆっくりと扱きはじめる。
器用とはいえない扱きが、徐々に強く激しくなっていき。
「あぁ………だしてください……精液、せんぱいのおちんちん……」
「こうやって射精させるのって、ゆめだったです………わたし、えっちですね……」
「そんなことない、気持ちいいぞハナ……出すぞっ」
アキラ手の平がぽふりと、ハナの頭を包み撫でる。
そして放った射精で、胸に膨らんだ腹に、精液が飛び散る。
「ふぁ~~すっごいです、せんぱいの射精………」
「ちゅぺろっ、えへへ、ゆめならどれだけ、えっちにしても、いいですよね………」
恥ずかしそうに、亀頭を舐めはじめ。
精液の残滓を舌ですくい舐めとる。
そのまま刺激を与え続けようと、握った手は扱き続ける。
「もっと、えっちなこと……………したい、です………」
ハナは寝転んで……徐々に足を開く。
初々しく閉じた陰唇をさらして、アキラを促す。
陰唇が掻き分けられる。
膣口に亀頭の膨らみがくちゅっりと重なり、徐々にゆっくりと埋没させてゆく。
「ゆめでもいい………せんぱい、せんぱいっ………わたしのなか………はいって……る……………………うれ……しい……」
根元まで飲み込み、膣内を押し広げる。
子宮口に亀頭が擦れ、埋没したまま動きはほとんどないが。
ハナの荒い息と体の震え、膣肉のひきつきが、ハナの欲求を示すかのように。
「せんぱいせんぱい、アキラっっ! ハナの中に、いっぱい精液っだしてくださいっっ!!」
「あっあっっぁぁぁぁぁぁぁぁっっっいくっうぅぅぅぅぅ!!!」
急に現実を感じ夢から覚めたかのごとく、ハナははっきりと告げ。
高ぶった快感での膣の搾りが、肉棒を搾り上げつつ絶頂を迎える。
「ハナ……出してあげるぜ、腹いっぱいにな………」
どくぅっどぶっどぶぶぶぶっっぶぢゅうぅぅぅぅぅぅぅぅっっっ!!
「アキラ!! わたし、いっぱいせーえきそそがれてますぅ!! うれしいっ! こんなにっいっぱいっっ! いっぱいですぅぅぅぅぅぅっっっ!!!」
膣内に子宮に、大量の精液を注ぎ。胎に孕んだハラマセーは堕胎する。
絶頂でくったりとしたハナを、アキラは抱きしめ……
しばらくそのままに、抱きしめ続けた。
【雨降】
「………………………………」
病室から出てきたアキラを、コベニが迎えた。
『ご苦労様です』と、声をかけそうになったが。
それは憚れ息を飲み込む。
「頼まれものでござる……」
代わりに資料を差し出した。
ハラマセー、モンスター級のレイニー
元は強姦の犯罪歴のあるホームレス。
雨天時にしか犯行を行わない奇妙なこだわりがあり。雨の日にしか活動していない模様。
別のピュア達が足跡を追っていたがる
雨天にしか現れないのと、ほとんど交戦せず逃げ。
追跡もすぐ撒かれてしまうため、いままで対策がとれていない。
彼らの尽力により、人間だった時の犯罪歴などが、ようやくわかった感じである。
そのため記録からの外観や、顔写真もそろっている。
「この資料を、アヤ達にも……………雨か………」
コベニに依頼しつつ、窓の外では雨がまた降りはじめていた。
「見つけたぞ、レイニー」
赤地に黒のヒーラーのタイツ姿のアキラは。
雨の中、レイニーと遭遇できた。
気を緩めながら、次の獲物を物色していたのだろうか。
レイニーは緊張感のない足取りで、雨の中をあるいていた。
アキラのハラマセーを感じる力は、そう強くは無い。
しかし微細な反応を拾うことができ。
ピュア達を待たず、急ぎ近づいた結果だ。
「へえ~ヒーラーのにいちゃん一人かい、ピュアのおねえちゃんが希望なんだけどね」
振り返って、アキラ一人と見ると。
軽口を叩きつつ、向き直った小汚いホームレス姿。
ほぼ人間と遜色ない姿だが、纏う下卑た空気は人外のものだ。
他者を貶め辱め、己の欲望のためならば、罪悪感も躊躇もない。
既に人間でなくなって、ハラマセーであることを受け入れるのは。
性犯罪者がひとでなしゆえ、ハラマセーとなっても自我を持つモンスター化しやすいのかもしれない。
「まっ一人なら、ちょっと遊んで」
ぱしゃ
水音が響いた時には、レイニーは既にアキラの懐に入り、拳の一撃を見舞う。
アキラはいきなり間合いを無視した一撃に、ガードもできずにパンチを喰らう。
「やろうかなってね」
次の一撃を警戒し構えると。
既に距離が開き、間合いが空いている。
踏み込みが見えない、足さばきも、移動の前ぶりもなかった。
「へっそれはどうもってね!」
炎を放つ、その火の矢が当たる前に。
ぱしゃっ。
また姿が消え、ガードを構えていない方向に出現し、殴られる。
パンチ自体はそれほど重くはないものの。
何度も喰らっていいものではない。
何度かの応酬と、受ける殴打。
そこから見極めたのは。
「なんてこった、テレポートとか転移かよ。だったら勘でカウンターしかねえな」
「やーれやれ、だからあんまり戦いたくねえんだよなあ、ネタバレしちまうし」
炎を転移で避けながら、レイニーが愚痴る。
「となると、殴り合いたくねーなあー。それにしてもよ、なんでおまえ戦うんだよ」
「おまえらみたいなハラマセーから、人々を守るためだ」
何を当然と言い返すと。
「そうよそれ、まったくもったいねーとおもわねえか?」
「ヒーラーならよ、黙っていても女と犯りほうだい。ピュア達が怪我するの待っていればいいじゃないかあ」
「それにまあ俺達が孕ませた女も、堕ろすために犯れるし、よければさ~組まねえか?」
レイニーは、なれなれしく誘いはじめる。
「ほどほどに適当に戦って、ピュアに怪我させて俺は引くし」
「ネタバレしなきゃ、そうそう捕まえられないだろしーな」
「女と犯りまくりを互いに続けあうって、いいアイディアじゃねえか~」
「おまえさんも女と犯るのは好きだろ? 気持ちいいしな~」
「そうそうついさっき犯した子なんか、泣きわめきながら先輩助けてとか、さ、燃えるねえああいうのって」
「処女だったし、思わず孕ませるまで頑張っちまって、中出ししまくりだったぜ」
「中出し、二、三発あたりから、アヘってきたけどよ。先輩先輩ってエロい声がうるせーのっ、どんだけその先輩と、セックスしまくりたかったんだよってね」
「言いたいことは、それだけかっ! 腐れ下衆野郎!!」
炎を放つが。
ぱしゃ。
また転移で避けられる。
違和感、なぜ今のは殴ってこない?
「やーれやれ、もうちょっとさ頭よく立ち回ろうよ、お互いのためにさ~」
「雨はいいぜーどんな罪も洗い流し、隠してくれる」
「このやろぅぅぅぅぅぅぅっっ!!」
レイニーは濡れた地面を見て。
ぱしゃ。
また転移しアキラを蹴り上げる。
炎が踊る、舐めるように幾重もの放射が走り、地面を叩きつける。
「ちっわるあがきが」
ぱしゃ、水溜りが跳ねる
その一瞬に踏み込み、組みつく。
転移は短く、雨の溜まった水溜りが、レイニーの門と気づいた。
炎を放ち続け乾いた場所には、水溜りが無い。
そうなれば次に転移する水溜りを、一つに搾らせ、それをアキラは抑えた。
「なっ!?」
「燃え尽きやがれっっっ!!」
顔面を掌で捕らえる。そのまま直接炎を流し込む。
レイニーは燃え尽きた。
【傘】
アキラは雨の中立ち尽くしていた。
これで、ハナの仇を討ったと言えるのだろうか?
彼女には、ハラマセーに強姦された事実が、傷痕として残る。
孕みを解除したとはいえ、心の傷は永劫だ。
ただ……ただ…………雨の中立ち尽くしている。
雨が遮られる、見上げると傘。
傘の持ち主のアヤが、アキラを見上げている。
「ハラマセー倒したんでしょ」
確認するかのように、アヤは聞く。
「ああ」
アキラは短く答える。
「ハナちゃん……救ったんでしょ」
「……………………………………」
アキラは……答えない。
「やれることを、やれるだけやったのよ、だれも褒めてくれないけど、私が褒めてあげるわ」
「それにひーりんぐを戸惑ったら、ハナちゃんはね、もっと酷い事になってる」
「アキラにしかできない救いをやったの、だから私は褒める」
「でも俺は……………………………………」
アキラは……まだ答えられない。
「あ~~~~もうっ、ぼっこぼこに殴られてるじゃないのっ」
「ヒーラーはねっ、こんな血の上ったことしちゃだめよっ……まったく……ついてきなさいっ!」
アヤはアキラの答えを……待たない。
打撲だらけのアキラの手を引いて歩き出した。
「雨、止んだみたいね」
アヤの部屋、アヤはベッドから裸身を起こし。窓外の様子を伺う。
「………………………………ひーりんぐって、心も癒すんだな」
まだアヤのベッドに横たわりながら、アキラが独り言を呟く。
「ばかねえ、さっきまでのはね、ひーりんぐなんかじゃないわよ」
笑って、笑ってアヤはアキラの呟きに答えた。
独り言は誰かに聞かせたいから、口に出してしまうのかもしれない。
「…………雨、止んだな」
「さっき、それ言ったわ」
【寝坊】
「アヤーもう起きないと、遅刻するわよーー」
「はぁぁぁいっ、まってまってねっ今着替えてるところだからっはいんないでっ!」
「あぁぁぁ、ふつー朝方、こっそり出ていくでしょっ、なにぐーすか寝てんのよっ、このっバカ!!」
「しょ~~~がね~~だろぅぅっ! アヤだって、さっき起きたばっかりしゃないかぁ!」
「服着て、服。えーと、ブラどこにいったっけ?」
「はいこれ」
「ありがとっ、て、服着ろってんのっ!!」
アヤの部屋はてんやわんやだった。
二階の窓からアキラと一緒に、こっそり窓からの帰宅。
自室のベッドでセックスした後、互いに寝落ちした。
そして朝を迎え、二人とも全裸寝起きの騒ぎである。
「アヤー、リサちゃんとアスカさんも迎えに来たよ~」
「は~~いって、うぇぇぇどうしよっ!」
「パンツ、見当たらねえ」
「なに?……………部屋に突入すべきと、わたしの勘が反応している……んん?」
「やめておきなよ、下手したらアキラ、責任取らされるし」
玄関口では、アヤの部屋に踏み込もうとするリサと、それを止めるアスカだった。
挿絵は、アヤの部屋で「雨、止んだみたいね」のイメージです、窓の外は気にしないでください。
【挿絵表示】
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