「ピュアっとヒーラー」異世界からの孕ませ侵略者と戦ってエロで治療!? 作:白拍子
【告白】
丁度太陽が地に落ちようとし、黄昏が世界を曖昧に移すそれは逢魔が時。
トワイライトの桜町中央公園は、ぽつぽつと灯る街灯の薄い光に照らされつつも。
静かな闇が包みこんでゆく。
桜高校B組のケイは下校時に発見した手紙の内容を再度確認する。
『話たいことがある』それだけの要件と、場所と時間の指定。
公園の中でも奥まった、くつろぐにも散歩するにも不便になる場所だ。
そのため恋人たちが逢引に使われるとの噂もあり。
その噂に巨大な胸の中は、激しく鼓動が止まらない。
彼女は100に届いてしまうHカップの重い胸の膨らみと。
それに匹敵する大きな巨尻の豊満な体型。
緩いウェーブのロングヘヤーを揺らし。
年齢よりも幼く観られてしまう、可愛い童顔の持ち主。
気の弱い性格から、その体に対するセクハラや嫉妬からのいじめを受け続け。
痴漢に合う被害とエスカレートするいじめに、人が恐ろしくなり。
引きこもりにまで心は追い込まれいた。
それに手を伸ばし救ってくれたのが、同じB組のユウヤとヒナタ。
二人とも不良でありながら、時間をかけて対話を続け心を交わし。
セクハラやいじめを行っていた生徒と対決し。
外の世界での人と触れ合う楽しさを、再確認させてくれた。
人間恐怖症になりかけていた自分に、接し続けてくれたユウヤを、ケイは好きだ。
そしてヒナタも確かな友愛と、女性であるのを承知で愛してくれているのを感じ好いている。
「これヒナタの字、だよね」
手紙の内容をベンチに座ってあらためて確認する。その時が迫って、来る。
桜高校B組のユウヤは下校時に発見した手紙の内容を再度確認した。
『話たいことがある』ヒナタの字だが、つい先ほど下校時にすれ違ったはずだ。
それでいて時間と場所を指定する回りくどさは、彼女の剛毅な性格にしてはおかしい。
場所を目指し、公園の奥へと踏み込んでゆく。
行かなければ、何もわからないままだからだ。
彼は同世代の男子の中でも、小柄で色白な肌。
中性的な顔立ちからして女の子のようだと嘲笑の対象であった。
強さを、そして冷静さを求めた。
鍛えた、研鑽した、少なくともで見かけや体格で、馬鹿にするような奴がいなくなった。
しかし、その尖りが人を寄せ付けない剣呑な空気を纏い、不良と呼ばれてしまう。
その時、出会いがあった。
ケイに、一目ぼれだった。
同じくらいの背丈、優しい性格。そして豊満な体に一瞬で引き込まれた。
彼女を取り巻く悪意と対決した。
その過程で殴り合いにもなった、不良の女。
ヒナタとも知り合った。
ケイを救うために共に背を預け戦い、異性でも親友になったと思っていた。
しかし、お互いに出会う順番が違えば、そう思ってしまう事を思い知った。
ケイもヒナタも、同時に好きになっていた。
これは、いけない。
どこかで答えを出さなければいけない。
もしかしたらこの先が、その答えを出す場所と時間なのかもしれない。
曖昧な光に包まれる公園を、奥に奥にと歩んでゆく。
桜高校B組のヒナタは、いわゆる不良の素行の悪い女だ。
女だてらに170はある長身に、褐色の肌を支える無駄のないスレンダーな鍛えられた体躯。
南米出身の母を持ち、ハーフである事を酷くからかわれ嘲笑された。
男勝りの性格が、それに対する答えとして暴力となった。
偶然の出会いとしてケイを助け、同性愛者として惚れこみ。
些細な行き違いでユウヤと拳を交えた。
ユウヤと共に、ケイを救う道筋を同行するうちに気づいてしまった。
ユウヤも好きになってしまった事。
同性愛的にケイのことが好きだ、さらにユウヤとケイは互いに好きになっているという事も判っている。
悩んだ、ショートカットの髪をかき乱して悩んだ。
答えは出ないが解決は考えた。
二人に手紙を出して、同じ時間同じ場所に辿り着き『話したいことを話させる』ために。
「またせた、かな?」
「ううん、でも……ユウヤくん、なの?」
「いや違うよでも…『話したいことがある』」
ユウヤがベンチに座るケイに聞くのは疑問形。
差出人ではないからだ。
ケイの問う手紙の差し出し主への疑問。
そしてユウヤの望む話に、ケイの身は固くなる。
「ケイ、僕はあなたの事が好きだ。ずっとそばにいたい」
「でも、ヒナタのことだって大事なんだ、なんだか、ズルい気がするけど隠せない、隠したくない」
「ユウヤ、私もユウヤのこと……大好き…でもヒナタの気持ちわかるんだ、私、ヒナタのこと……女の子だけど……愛してる……」
ユウヤの声は震え、冷静な彼には珍しく熱がこもっていた。
ユウヤは自分に届いた手紙を見せる、ケイの目が潤む。
彼女ももらった手紙を示し、その手がユウヤの手を強く握り震える。
「………でも、ユウヤの気持ち………受け入れる……」
二人が見つめ合い、唇を重ねようとした瞬間
黄昏が堕ちる、逢魔が時というにも禍々しい、百鬼が夜行するよりもシンプルで、繫殖の精臭を撒き散らしながら、這進み寄る触手の群れが、二人に襲い掛かった。
【拙い奸計】
ほんの少し時間はさかのぼる。
ヒナタの出した答えは、ユウヤとケイを告白させ恋人同士にすることだった。
あたしがどちらかに先に出会っていれば、それに突き進むこともできたかもしれない。
だけどどうだ、互いに睨み合って遠慮しあって動けないじゃないか。
「だったらさ、背中蹴とばせばいいじゃないか」
そう考えると気持ちが軽くなった。
後でいっぱい泣いて、そして二人の門出を笑ってあげよう。
単純に切欠を作ってあげれば火は付く、それからは派手に燃えてくれればいい。
話し出せないその一言を、あたしがちょっと押して、おせっかいするだけでいい。
目論見は十分当たった、人気のない公園の奥で告白に追い込み、愛の証の一つでも見届けられれば、後はクールに去ればいいってことだと。
ゴムも同封しておいた方がよかったかなと、余計な考えがよぎるが。
それは多分、目論見が失敗する世界であろう。
そして木陰で見守り、二人の唇が重なろうとする瞬間。
ヒナタの胸は、喜びと痛みで張り裂けそうになる。
「よかった、これで……」
よくなかった
異形の冒涜的な触手の群れが。
二人に一斉に襲い掛かった。
【促し】
「我はガイア、地球の意思。選べし者よ、覚醒せよ。ハラマセーの脅威からこの星を守るのだ、ピュアとしてヒーラーとして目覚めるのだ」
時が止まっているようだった。
脳裏に流れ込む過剰な情報で、パンクしそうだ。
簡単に考えよう、それは。
「ケイを助ける力をくれ」
「あ…………ユウヤを守りたい……」
「ケイ、大丈夫、僕が守る」
両手に氷の障壁を展開し飛び掛かる触手を跳ね除けたユウヤ。
ヒーラーとして覚醒し、コスチュームは蒼のケープと白アンダー。
まるで魔法使いのような出で立ちで、股間はブーメランパンツがぴっちりと覆っている。
「う、うん……イヤァなにこれぇぇぇぇ!!!」
ケイのピュアとしてのコスチュームは。
白をベースに銀の意匠を凝らした、かろうじて乳首を隠し、乳肉がはみ出て膨らみを晒し。
ボトムは申し訳程度に股間の覆いに、Tバックが尻肉を晒し出す、マイクロビキニ姿。
薄絹が胸元と股間をふわりと纏っているものの、肌の露出度が大きいのは歴然としている。
体を隠すようにうずくまりそうな所に、触手達が襲い掛かかり。
「いやぁこないでぇぇぇぇぇぇ!!」
「すごい、パワーだ……それにしても、いったいこれは……」
ケイが腕を無茶苦茶に振り回しただけで、当たった触手が千切れ吹き飛ぶ。
ユウヤは、ほぼ裸体に近いケイのコスチュームと、暴虐な怪力に驚き。
混乱から抜け出せないでいて、無防備な隙を作ってしまう。
「ユウヤっ危ないっ!」
ケイはユウヤの背後から迫るゾンビーに気づいた。
その体を割り込ませ、突き飛ばすと彼方へとゾンビーは吹き飛んでゆく、しかし。
「い……イタイ、よう、助けて、タスケテ、ユウヤ」
胸から腹を大きく爪で抉られ、血があふれるのを手で押さえながら、ケイは座り込む。
地面には血が水溜りとなり、すぐに治癒が必要な状況だ。
「ヒーラーの力は、エナジーの伝達により発揮される。エナジーは生命の根源の力……最も効率的な方法は性行為、膣で子宮での吸収が最も効果的。選べし者よひーりんぐせよ」
「わかっている、わかっているけど。こんな……初めてなのに、こんな形で……いいのか?」
「私も、初めてだよ……ユウヤ……でも、ユウヤだから信じる……お願い、助けて」
ユウヤは冷静さは吹き飛んでいる。
感情が弾けた声で、葛藤をぶちまける。
ケイは痛みに顔を歪めつつ、ユウヤに微笑む。
声は弱々しくだが、決意に満ちている。
ケイを横に寝かせ、質量の満ちた腿を腕で抱えて、股を開かせる。
ケイの痛みを堪える荒い息に、胸も腹部も大きく上下しているのが妙になめかましく。
こんな状況なのに、淫蕩な蠢きにも感じてしまう。
ブーメランパンツが弾け、勃起しきった男性生殖器が露わになる。
「いい………よ」
ケイのTバックが解れ、厚めでふっくらして陰唇が露わにし。
亀頭の先端が触れ捻じ込むと、陰唇が割れ包み膣口を探り埋没してゆく。
処女膜の抵抗を押し広げ、根元まで飲み込ませると。
傷の痛みと破瓜の痛みは、快感に変わってゆく。
「だめっだめぇぇこれだめぇっだめになっちゃうぅぅぅぅぅぅ!!!」
「ケイ、中!! 蠢くっ!!!」
どくっどぶぶぶっっっどぴゅっ!!
腰を突き入れるユウヤの怒張に。
ケイの膣内の襞は無数に絡みつき、ちんぽを擦り細かく締め付けてゆく。
それを童貞が耐えられるはずもなく、膣内に大量に射精する。
ケイは激しく絶頂し、体に抉られた傷が徐々に塞がっていった。
【諦】
そしてまた時は少し戻る。
「なんなんだよ、なんなんだよこれ」
木陰で腰を抜かしながら、二人にバケモノが襲い掛かるという恐怖にヒナタは失禁していた。
バケモノが、二人を包み食らい尽くすかと思ったら。
正義のヒーローみたいに変身して、触手を薙ぎ払っているのだ。
「でもいいかこれで、もうこれで」
なにか二人が別の世界の人間に思え、それならばもうどうでもいいなと思った。
さらに二人が傷を癒すために、セックスをしはじめるのが、眼前に広がると。
もう、いい、もう、いい、あたしの入る余地はないと、心を塗りつぶしはじめる。
吹き飛んでいたゾンビーが、上半身だけで這い走って迫っていた。
無防備な二人に、飛び掛かろうとしているのが瞳の端に映る。
ヒナタは考えるよりも、飛び出した。
「恋人達のセックスを邪魔するヤツはぁぁぁ!! あたしに蹴られて吹き飛んじまえっ!!!」
ヒナタはピュアに覚醒し、コスチュームを纏い躍り出る。
明るいイエローの片胸を露出したアマゾネスの衣装、ボトムは短い股布姿で飛び込み、ゾンビーを蹴り潰すが───ヒナタも倒れ伏す。
ゾンビーとは相打ちで、爪が大きく体を抉り、傷が深く刻まれていた。
「ヒナタ!」
「ユウヤ、ケイ、あたし、二人とも……愛してるってやつさ、はは、バカだろあたし」
「でもさ、二人で幸せになってほしいって……あたしは、このまま……死んでも……いい……もう死なせてよ、ちくしょう」
ユウヤとケイが駆け寄る。
ケイは叫び、ヒナタの手を握る。
ヒナタは血に染まりながら、弱々しく微笑む。
彼女の声は震えている、涙が褐色の頬を伝う。
ユウヤとケイは同時に見つめ合い、大きくうなずく。
「バカ言うな! ヒナタ、僕も、お前を愛してる!」
「そうよ、私もヒナタの事好き!!」
「「だから死なせない!!」」
「俺たち三人でいいだろ、恋人とか普通の形じゃなくても、俺はお前たち二人を守る、ひーりんぐでもなんでもする!」
「生きて、それから考えよう……」
「バカ……そんなの……ずるいよ……」
ヒナタの目が驚きに揺れ、弱々しく笑う。
ヒナタの体をケイは抱きかかえると、ゆっくりと、自分が敷物になるかのように寝転ぶ。
腿でヒナタの足を浮かし開脚させる。ヒナタの尻を浮かしている格好になる。
「恥ずかしいな……その、ヤってくれ」
背後から開いた膣口にユウヤの肉棒が埋没してゆく。
処女膜を割き、蹂躙を飲み込ませる。
「はっあっ破れちまった、あたし犯されて、支配されて………いぃ……んっ!」
ケイは顔を寄せると、ヒナタと唇を合わせる。
そのまま吸い合い、女同士でも拒まない姿勢を行動で伝える。
傷が塞がってゆく、二種類の痛みを幸せな快楽に変えてゆきながら。
ヒナタを背後から犯す形になったユウヤの肉棒が、さらに激しく打ち込み射精へと脈動してゆく。
「はぁっはぁばっちり出してくれよ、ほぁぁっっ!!」
びゅくっぶっっっぴゅっぶじっぉ!!
射精を膣に受けると、ヒナタの体は震え一気に達しする。
【三人】
公園の夜空の下、三人は寝転び肩を寄せ抱き合っている。
「僕たち、普通の恋愛はもう無理かもしれない、でも三人で……なんでも乗り越えられるはず、だよね」
「ユウヤ、ヒナタ……だ~い好き、どんな形でも、一緒にいよう」
「二人ともずるいよ……もう……あたしも……二人が大好き」
ユウヤは呟く。
ケイは微笑んで。
ヒナタは涙を拭い笑って。
夜空を見上げた。
励みになりますので、感想評価お願いいたします。
アキラ達とはまた違った感じの関係にしてみました
一歩間違えなくてもドロドロですね