こちらに上げたのと同じになっています。ご感想、ご意見、お待ちしています。
「…サクラコさんが、お休みを?」
朝の、いつもの部室。後輩のセリナからの話を聞いていた私は、驚きを隠せずにそう訊き返してしまっていた。
「はい…私も人から聞いた話でしかないのですが、熱があって、うつしてはいけないからと言って誰とも会おうとしないそうで…」
「…なるほど、そんなことが…」
…昨日のお茶会では特に体調の悪そうな様子もなかったのに、何故だろうか。頭の中で様々な可能性を模索するも、答えは見つからない。だが、サクラコさんが…友人が病気で困っているというのに、私に選択肢など初めから存在しなかった。急いで救急箱と薬、そして銃を片手に立ち上がった私は、セリナに向かって告げた。
「…病気の人がいるのなら『救護』するのが私の務めです。セリナ、後を頼みましたよ。」
「ちょ、ちょっと!?ミネ団長…!」そう呼び止める声も聴かず、私の足はサクラコさんの部屋へと向かっていた。彼女も組織の長だ。もし、誰にも困った姿を見せられず、一人で苦しんでいるのなら?…そう思うと、足は自然と早くなる。そうしてサクラコさんの部屋の前に着く頃には、私の息はかなり上がってしまっていた。
「歌住サクラコ」とだけ簡単に書かれたドアの前に立ち止まり、一呼吸着く。落ち着こう。例えどんな症状だったとしても、私が助ける。それが救護騎士団の団長の務め──決意を新たにし、部屋の戸をノックした。
「サクラコさん?私です、ミネです。熱があるという事で往診に──」
そこまで言いかけた時だった。
「ひゃう!?み、ミネ団長…!?そ、その、どうして…いや、今はその…!」
驚いた様子のサクラコさんの声と共に、カチリと部屋の戸の鍵が掛けられた音が聞こえた。往診だと言っているのに、何故ここまで拒むのだろうか。私は疑問に思いながらも、ドアの前で言葉を続ける。
「どうしたのですか?サクラコさん?何故鍵を…?」
「そ、その…ええっと、その、あの…」
それっきり言葉に詰まってしまったのか、言葉が帰ってこない。
─まさか、熱にうなされて倒れたのでは?
そう想像すると、背中にひやりと冷たいモノが走る感覚に襲われる。頭の中が熱くなる。もはや一刻の猶予もないのか…?仕舞っていたショットガンを抜きながら私は叫んだ。
「っ…!サクラコさん!今鍵を壊すので、少々離れていて下さい!」
「わーっ!ま、待ってください!す、ストップです!ミネ団長!い、今開けますから!!」
ようやく叫び声という形で返事が返ってくると、私は安心したのか、それとも普段聞かないサクラコさんの叫びに驚いたからか、引きかけた引き金から指を離した。しかし…熱にうなされているにしては案外元気そうではないだろうか?そんな状態の人間があんなに叫べるものだろうか…?そう考えていたが…開かれる様子の無いドアを前に、そんな思考は薄れていった。
「サクラコさん?どうかされたのですか?」
今度はなるべく優しい口調でそう語り掛ける。ほんの少しの静寂の後、ドアの向こうからか細い声で返事が返って来た。
「…その、ミネ団長。…例えどんな事があっても、笑ったり、軽蔑しないと…そう誓ってはくれませんか…?」
私には言っている意味が解らなかった。病気の人間を前にして、何を笑ったり軽蔑する必要があるのだろう?…仮にそんな人がいるのなら、私が強めの『救護』をするだけだ。
「言っている意味が良く解りませんが…えぇ、誓いますよ。何があろうと、決してそんなことはしないと誓います。」
そう告げると、カチリと鍵の開く音と共に…黒色の寝巻に包まれたサクラコさんが、顔だけを覗かせる形で此方を見つめてきた。が、一つ不思議な点がある。…顔色が普通なのだ。熱があるようにも、どこか具合が悪いようにも見えない。一体どうしたのだろうかと考えている内に
「その…ち、散らかってますが、どうぞ…」
ひどく遠慮がちに声を掛けてきたサクラコさんの誘いのまま、私は部屋へと入っていった。
散らかっている、という言葉に反し、サクラコさんの部屋は整理は行き届いていた。サクラコさんはもじもじとしながらベッドに腰掛け、私はその前に膝をつく形で座り込む。
「熱がある、ということでしたが…意外と顔色が良いようで安心しました。どこか他に悪い点でもあるのですか?」
「…その、実は…熱は無いのですが、ええと、どう話したものか…」
そう告げて脚をぴったりと閉じ、赤面するサクラコさん。…妙だ。私は瞬間、そう感じ取った。部屋に入ってからというもの、サクラコさんはしきりに股間を気にしている…私の直感はそう感じていた。
「…先程から股間を抑えているようですが、もしかして…そこに何かあるのですか?」
そう訊いた瞬間、「はゃぅっ!?」という鳴き声と共に、サクラコさんは咄嗟に手で股間を覆った。どうやら直感は正しいようだ。私は立ち上がり、サクラコさんの隣へ腰掛けると…優しく腿へ手を添えながら話し始める。
「サクラコさん。誰にも言いませんから…どうか素直に話して頂けませんか?」
「友人として、そして救護騎士団の団長として、困っている人は見捨てられない性質なのです。」
「ですので、ゆっくりで構いません。話してくれますか?」
そう告げると、サクラコさんは泣きそうな顔で此方を見つめた後
「…本当に、内緒、ですからね…?」
そう言って手を除けた瞬間。…私は、思わず目を丸くした。サクラコさんのズボンが膨らんでいる。いや、膨らんでいるというよりは…何か、下にある。想定外の事態に私はやや驚いたが、すぐに落ち着きを取り戻すと
「これは…その、可能ならば服を脱がせても…?」
そう訊くと、サクラコさんは顔から火を噴いたような表情になりながらも、するりとズボンを下ろした。
そこには─本来ある筈の無いモノ。紛れもない、男性器が…あった。
「そ、その…朝起きたら、何故かコレが…」
恥ずかしそうに話すサクラコさんを他所目に、流石の私も動揺を隠せずにいた。こんな症例は聞いたことも見たこともない。…が、ここで退く訳にもいかない。まずは患部…もとい、男性器の観察から始めることにした。
「…その、私も男性のモノを見るのは初めてなのですが…意外と小さいのですね。触ってみても?」
こくり、と頷くサクラコさん。了承も取れたことだしと、私は触診を始める。皮を被ったソレを、なるべく丁寧な手つきで剥いてみると、赤い亀頭が現れた。昔読んだ書物の知識のみを頼りに、優しく揉んでみると…ぷにぷにとした感触に交じり、饐えた様な、しかし不快ではない、そんな不思議な匂いがする。手元を下にずらし、睾丸を優しく揉んでみると…こちらもぷにぷにとした感触がする。全身ぷにぷにで、柔らかい。意外と可愛いかも…そんな感想を心の中で抱いていると、私は妙な感覚がした。
ふと視界を元に戻すと、先程より陰茎が大きくなっている気がする…いや、気のせいではない。まるでサクラコさんの脈に合わせるかのように、ゆっくりと鎌首をもたげて、大きくなっている。
「あっ…ま、また、ですか…!?その、ミネ団長…み、見ないで下さい…」
「いえ、これも必要なことですから…どうかお恥ずかしがらず、私に任せてください。」
そう言って股間を覆い隠そうとしたサクラコさんの手を払い除け、私はもう一度股間に眼を遣ると…ほんの十数秒で、股間の男性器は様子が変わってしまっていた。先程までの小さく…ちょっと可愛さもあったソレは影すら残っておらず。血管が浮き出て、優に20センチ近くはあろうか…それ程までに膨張─いや、勃起、していた。パンパンに亀頭も張り詰め、今にも爆発しそうな程のソレに眼を奪われる。男性器は性的な興奮を覚えると勃起する、そう知識として知ってはいたが…まさかこれほどとは…私がそう驚いていると、サクラコさんは今にも消え入りそうな声で私に語り掛けてきた。
「あ、あの。もう大丈夫ですから…!その、ひ、一人でなんとかしますので…!」
そう言いはするものの、サクラコさんの瞳には切なそうな涙がたっぷりと溜まっており、肩で息をして…とても苦しそうな様子だ。…私にこういった経験は無いが、こんな状態の友人を放ってはおけない。私は一呼吸置くと、意を決して口を開いた。
「…私には、書物で得た知識しかありませんが…サクラコさんは、苦しいのでしょう?」
「ならば…ここで退く事などできません。私が、サクラコさんの勃起を処理して差し上げます。」
「はぅ…っ!?」と、素っ頓狂な声を上げるサクラコさん。だが、私の意志は固かった。すっかり勃起しきった男性器の中頃に指を這わせると、優しく握り…ゆっくりと上下に動かす。
「確か、一度射精すれば男性の勃起は収まる筈です。…もしかしたら、一度射精すればコレも何とかなるかも知れません。」
「そ、そんな…!一人で何とかしますか─」
「いえ、こうなったのは私の責任でもあります。サクラコさんは座っているだけでいいので、どうか楽になさって下さい」
「は、はい…」
そう言って、上下に手を動かす。女性器と同じく、男性器もデリケートな部分の筈。優しく、上下に、ゆっくりと扱く。すると…とろり、と割れ目から透明な液が漏れ出てくる。カウパー液…所謂、先走りというものだろうか。気が付けば、それは男性器全体に行き届く程に漏れ出てきていた。掌がカウパー液まみれになるが、そんなことは気にしない。私はサクラコさんの方を見上げ
「どうでしょうか。痛くはありませんか?」
そう質問すると…またも違和感に気が付く。サクラコさんの視線が、私のある一点に集中している。視線と辿ってみれば…それは、私の乳房に集中していた。上下に扱く度、僅かに揺れる私の乳房。それを一心に見つめていたが…私の視線に気が付くと、慌てた様子で視線を戻し
「は、はい…大丈夫、です…!」
そう答えるも、視線はチラチラと私の乳房に遣られる。…乳房や臀部に男性は性的な興奮を覚えるらしいが、今の男性器が生えたサクラコさんならば、もしや…私の乳房に興奮しているのでは。そう考えた瞬間。胸の奥が熱くなったのを感じる。身体の内側からまるで湧き上がってくるかのような熱。…何故、サクラコさんの性処理で、私の胸が熱くなったのかわからないが…とにかく、サクラコさんが私の乳房に興奮しているのなら、やることは一つ。
「ふむ…少々お待ちを、今ボタンを外しますから。」
そう言って手を止めると、私は上着とシャツを脱ぎ、普段邪魔にならないようにと買った小さめのブラジャーを外すと…ぷるり、と乳房を露わにした。
「さ、さ、サクラコさん!?い、いい、一体何を…!?」
「乳房を露出した方が、男性は性的な興奮が高まるそうなので…宜しければ、揉んで貰っても構いませんよ?」
「も、揉みっ…!?それは、その…恥ずかしくないんですか!?ミネ団長は!?」
そう訊かれた私は、恥ずかしくない。そう答えようとした。当然、これは医療行為の一環。何も恥ずべきところなんて無い…はず、なのに。何故だろうか…胸の奥が、どんどん熱くなる。スポーツで身体を動かし終わったのと似た、しかしそれとは異なる高揚感。…正体不明の感情に苛まれ、自然と恥ずかしくなってくるも…これはサクラコさんの為。自分にそう言い聞かせて
「も、問題ありません。これでサクラコさんが射精できるのなら…ぜひ、どうぞ…っ」
そう告げると、再び手で扱き始めた。動かす度に、ぬちょ、ぬちょ、といやらしい音が響く。先程は顔を近づけないと解らなかった匂いが、今では鼻いっぱいに広がる。…この匂いを嗅いでいると…何だか、頭がぼんやりする。何故かはわからないが…身体が、本能的にこの匂いを求めている。もっと、嗅ぎたい。もっと、触れたい…そんな衝動に駆られていると
「あぅ…そ、その…じゃあ、失礼、しますっ…!」
そう告げると共に、サクラコさんが私の胸を揉んできた。指を沈み込ませ、私の乳房の形を歪める。どこか必死な手つき…そんなに乳房を揉むのが気持ちいいのだろうか?と最初は疑問に思っていたが…
「さ、サクラコさん…その、もう少し…」
「あっ…い、痛かったですか…?」
「いえ、痛くは無いのですが…その、優しく…!」
しばらく揉まれている内に、段々とそれが気持ちよく感じてしまう。サクラコさんに揉まれる度、身体が悦んでしまう。…自分は、サクラコさんに求められている。そう自覚する度、心が熱く…幸せを感じてしまい、もっと揉んで欲しくなる。そして、目の前の男性器をもっといじってあげたくなる。上を見上げれば、私の手つきに合わせるようにサクラコさんは肩で息をし、恍惚とした表情で私の乳房に夢中になっている。
─サクラコさんが男性…つまり、雄の本能で快感を得ているのなら、もしかして、私は女性…雌の本能で、快感を感じている…?そう気が付いた時だった。
「み、ミネ団長…!な、何か、出そうでっ…!」
サクラコさんがそう訴えると共に、陰茎がピクピクと痙攣を始める。…ここまでの知識は無い筈なのに、本能的に分かってしまった。─サクラコさんは、射精が近いのだと…
「そのまま、その感覚に抗わないで下さい…っ。全部、出し切る積もりで…!」
扱くスピードを上げる。サクラコさんの胸を揉む手つきが激しくなり、指の痕が付きそうな程に強く揉んでくる。気が付けば、私の方まで息が荒くなっていた。不思議と、射精が待ち遠しい。何故かはわからないが、サクラコさんの精液が欲しい…抗いがたい欲求に胸を締め付けられていると
「ミネ、団長っ♡もう、げんか…っ♡何が、出ます…っ!♡」
そのサクラコさんの喘ぎと共に─
びゅぐ♡びゅぅ…っ♡びゅっ♡どぴゅっ…♡
私の身体目掛けて、大量の精液が放出される。ドロドロとした白濁が、私の顔に掛けられ、胸へと落ちていく。時間にすればほんの数秒の出来事だったが…なぜか、私の心は喜びを感じていた。サクラコさんの精液が射精される度…胸が、どく♡どく…♡と熱くなる。身体が熱くなって、頭が蕩けてゆく…
射精を終えたサクラコさんを見遣れば、男性器を痙攣させながら…舌を仕舞い忘れて気持ち良さそうに息を熱くしていた。…私はといえば、そんな風に快楽で歪んだサクラコさんが…何故か愛おしかった。抱きしめて、頭を撫でてあげたい。いっぱい甘やかして、もっと射精させてあげたい…♡
─いや、そんな邪な考えなど…!私は頭をぶんぶんと振ってそんな考えを振り払いながら、側にあったティッシュで精液を拭きとってゆく。が、一枚で足りると思っていたものが…二枚、三枚と増えてゆく。射精は平均で3ミリリットル程度と聞いていたが…何だかそれより多い気がする。ふとそう思って、精液を拭ったティッシュを見つめると…何故か、さっき以上の濃厚な匂いに、またも身体が悦んでしまっていた。腹の奥がきゅんとなるような感覚…これ以上はいけないと、何とか本能に抗ってティッシュを捨てる。何はともあれ、これで終了だ。そう思ってサクラコさんの方を振り返ると─
「終わりましたね。これで勃起も─」
び、ぎ…♡
そこには、未だ収まらない…いや、さっき以上に硬くなったモノが、天井に向かって反り立っていた…
「あぅ…そ、その、すみません、ミネ団長…っ!」
サクラコさんはそう言って顔を真っ赤に染め、恥ずかしそうにシーツを握り締めている。私といえば…それが、どこか嬉しかった。サクラコさんが、私に興奮して、勃起している。そう考えると、頭がぐるぐると回って、思考がある一つの結論で固まってゆく。そは─
「み、ミネ団長?どうして、服を…?」
「…サクラコさん。どうやら手ではそれは収まらないようです。ならば─」
「…男性器の、本来挿れる場所─私の膣で、収めて差し上げます…!」
─ナカに、挿入れたい…♡
救護という本来の目的から外れていることにも気が付かず、私は服を脱ぎ、サクラコさんを押し倒し、その上へと跨った。射精を浴びた時から感じる、お腹の─正確には、子宮に感じる疼き。気が付けば、私の股は愛液でどろどろに溶け切ってしまっていた…♡
「み、ミネ団長!?それは、その…!?」
「ほ、本来男性器は…ここに挿れる為にある物なのですから…こちらに挿入すれば、もしかしたら…」
「で、ですが…!それでは、ミネ団長の、その、しょ、処女が、失われるのでは…!?」
そう言われ、私はふと考えた。確かに、そうすれば私の処女は失われることになる。が…不思議と、抵抗感は全くなかった。むしろ…私の心は、喜びすら感じていた。初めてを、サクラコさんに貰ってもらえる。その事実が、何故か嬉しくてたまらない…♡
「…私は、それでも構いません。サクラコさんの為ならば、本望です。」
「み、ミネ団長…」
「…挿れますよ、サクラコさん…!」
ゆっくりと腰を下ろすと…ずぶり♡と、私の中へとサクラコさんのモノが入ってくる。やや痛みは感じるものの、それ以上に…身体の悦びの方が大きかった。欲しかったところに、欲しかった物が入って行く…それが、如何しようもなく心地いい。
「ふ、ぅっ…♡は、ぁ…♡」
思わず漏れてしまう声を抑えることも出来ずに、私は腰を下ろしてゆき…やがて、サクラコさんのモノは全てナカへと収められた。感じるのは、微かな痛み。そして、それを塗り潰す多幸感と、快楽。まるで凹凸がぴたっと嵌ったかのように、子宮に届いた亀頭が気持ち良い…♡
「はぅ…♡サクラコ、さん…全部、入りましたよ…っ♡」
「っ、あ…な、何だか、熱くて、気持ちよくて、こんなの、知らなっ…♡」
サクラコさんの方も、快楽で顔がすっかり蕩けてしまっている。そんなに私の膣は気持ちいいのかと思えば、また心が幸福感で満たされてゆく。いつの間にか、私の方も顔が蕩けてしまっていた。
「動きますよ…っ♡痛かったら、言ってくだいね…っ♡」
そう告げると、私は腰を上下に振り始める。上げて、下げて、また上げて。単調な動きの筈なのに、奥を突かれる度に快楽を感じてしまう。ミリ単位でサクラコさんのモノの位置が分かる程にまで、私の感覚は研ぎ澄まされて…そして、それが余計に快感を増幅させていた…♡
「は、ぅ゛…♡あ、っ…♡ひぐ…♡」
口から情けない喘ぎ声が零れる。抑えきれない。突き上げられる度に、私はそんな声を漏らしながら、本能のままにサクラコさんの上で腰を振り続ける。頭が快楽で塗り潰される─痛みなんてとっくに消え去っていた。満たされるようでもあり、切ないようでもあり。人生で初めての経験に、私は自分を抑えられずにどんどん腰のスピードを速くしてしまう。
「ミネ、団長っ♡もっと、優し─あ、っ…♡それ、駄目…♡」
サクラコさんがそう言ってスピードを落とすよう要求しても、私は自分を抑えられなかった。寧ろ、どんどん腰遣いを激しくしてしまう。根元まで挿入したまま前後に動いてみたり、一度抜きかけてから…一気に奥まで挿入したり。とにかく腰を振る度に感じる快楽に全くもって抗えなかった。
「ごめんなさいっ♡サクラコさんっ♡でも、腰っ♡止まらなっ…♡」
ぱちゅんっ♡どちゅ♡ずちゅっ…♡いやらしい破裂音が加速していく。その度にサクラコさんも、私も、互いに喘ぎ声を漏らしながら快楽に溺れていく。そうしていると、身体の奥から何かが込みあがってくるのを感じた。何か、漏れそうな…でも、不思議と抗えない…そんな感覚…♡どんどん増長していくその感覚と共に、サクラコさんのモノも痙攣を始めた。先程と同じように、私の中でピクピクと跳ねている。
「ミネ、団長っ♡もう、出ますっ♡出ちゃいますっ…♡」
そう告げると共に…サクラコさんの両手は、私の尻を激しく掴んでいた。無意識らしい、本能の手つき。
─私の中で、射精したいのだ。瞬間的に私はそう理解した。外に出さないと、いけない、のに…身体が、それを望まない。このまま最後までシたい。このまま、ナカで、サクラコさんを、受け止めたい…♡
「サクラコ、さんっ♡サクラコ…さんっ…♡」
そう思った時だった。私の唇は、自然とサクラコさんの唇と重なっていた。初めての、キス。何故ここでキスをしたくなったのかは分からない。が、本能的に…サクラコさんを離したくなかった。もっと、サクラコさんを感じていたかった。舌を捻じ込み、強引にサクラコさんの舌と絡ませる。上の口でも、下の口でも、サクラコさんと私が結ばれた、その瞬間─
「みね、だんひょ…♡もう、でま…っ♡」
どびゅぅ゛…♡どびゅぅ゛…♡びゅぐ、びゅぐ…♡どぽ…♡
中が熱い。爆ぜるような衝動─そして、私の方も…漏れそうな感覚それに刺激され…ふわり、と頭が真っ白になった。快楽以外何も感じられない。数秒が、永遠に感じられる。電気のように全身に駆け巡る快楽と共に、私は─サクラコさんと共に、果てた…♡
「…その、大丈夫ですか?やっぱり、い、痛かったのでは…」
「いえ、その、ご心配なく…むしろその、良かった、と言いますか…」
全てが終わった事後、私は股から溢れる精液を拭き取りながら、心配そうにするサクラコさんを宥めていた。周期的に妊娠の可能性は低いとはいえ、あとで念のため薬を飲んでおこう…そう思った時。
ぽふ、と肩に何かが触れる。振り返ってみれば…そこには、サクラコさんが、私の肩に身を寄せるようにしていた。
「…その、わ、私…もしものことがあれば、責任をお取りしますので…」
そう言いながら、ぎゅっと私の掌を握り締める。…ああ、私は、サクラコさんが好きだったんだ。今更気づいたその感情を噛みしめ、サクラコさんに向きなおったその時…
「あ、あれ…きえ、てる…!?み、ミネ団長!消えてます!おちんちんが消えてます…!」
驚いてそこを見遣ると、確かにさっきまであった男性器は消え去っていた。まるで最初からなにもなかったかのように…
「…え、ええと、治療成功、なのですかね…?」
困惑する私と、歓喜に沸くサクラコさん。…告白の言葉は、ついぞ言えなかった。
「…そう言えば、結局アレはどうして生えたのでしょうか?」
「さ、さぁ…?私にも、それはさっぱり…」
「…強いて変わったことと言えば、シャーレで頂いたこのドリンクくらいでしょうか?」
「これ、ですか?どれ一口…ん、これ、甘くておいしいですね…」
「でしょう?ご自由にとあったので一口貰ったのですが、つい美味しくてもう一本貰ってきてしまったのです」
「…まぁ、こんなのを飲んだだけでアレが生えてくる訳がありませんね!」
「…えぇ!そんな筈ないですね!」
「ま、マズいのだ…悪戯でシャーレに置いた筈の激辛ドリンクが手元にあって、おちんちんが生える薬が手元に無いのだ…!と、取り違えたのだぁ…!!!」
陽の光が差す。鳥の鳴き声が聞こえる。静かで、穏やかで、ありふれた…平凡な朝。私はベッドの上で目を覚ますと、大きく背伸びをした。予報通りの快晴。時計を見れば、まだ登校までは十分な時間がある。散歩にでも出かけてみてもいいかもしれない─そう思いながら身を起こした私は、違和感に気が付いた。股間が、いつもと違う。何か変な感覚がする─まさか、いや、そんな馬鹿な事がある筈がない。そう自分に言い聞かせ、心を落ち着かせながら慎重に寝巻の下を確認し──
「な、な、何ですか!?これは…!!!」
私、蒼森ミネは、男になっていた…
「─はい、解りました、ミネ団長。今日は幸い先生がトリニティにいらしゃるそうなので…ミネ団長はゆっくりお休みなされて下さい。」
「…本当に申し訳ありません、セリナ。今日一日、頼みます…」
「いえいえ!お気になさらず!」
そう言ってセリナは通話を切った。一先ず風邪という事にして、今日は休みを取らせて貰った…そこまでは問題ない。問題は─さっきから寝巻の下で窮屈そうにしている、コレ。
「…まさか、今度は私に生えてしまうだなんて…」
改めて寝巻の下を確認すれば…所謂、朝勃ちという物だろうか。大きく膨れ上がったソレは、今にも爆発しそうなのではないかとさえ思われる程に怒張していた。恐る恐る握ってみれば、まるで身体中の熱が全てそこに集中しているかのように熱い。しかも太さも凄く、指で輪を作っても嵌らない程度にはある。我ながら立派なモノが生えてしまった、などと自嘲交じりに心の中で呟いてみるが、そんな事をしたところで状況は好転するはずもない。
「やはり、あのジュースでしょうか…くっ、まさかあんなもので…迂闊、でしたね…」
心当たりはある。先日のサクラコさんとの一件の時だったのだろう。私は好奇心のまま、サクラコさんがシャーレから持ってきたという一本のジュースを飲んでしまっていた。今思えばなんと浅慮な行動だっただろう。過去の自分に最大級の殴打を浴びせてやりたいが…そんな事を願っても仕方がない。恐らくはアレが原因でコレが生えてしまっている…それならば、サクラコさんと同じようにすればコレも消えてなくなる筈だ。そう思った私は、溜息交じりに寝巻を脱ぎ捨てると、射精する為の行為…即ち、オナニーを始めるのだった。
「確か…こう、上下に扱いていれば、その内…っ」
そう呟き、ペニスを上下に扱き始める。誰も訪れる筈など無いが、もし誰か訪れたのなら…私はその場で腹を割いてしまうかもしれない。脚を大きく開き、射精の事を考えながら一心不乱に性器を弄っている姿…そんな情けない自分の恰好を恥ずかしく思いながらも、文字通り脇目も振らずに性器を弄り続ける。すると、不思議なことに…最初は何も感じなかったのが、次第に快感に変わってゆく。特に、亀頭を掌が通り過ぎると、どことなく気持ち良いような気がした。
「ふ、ぅっ…ん、っ…早く、射精してしまわないと…」
しこ、しこ、と扱き続けると、段々と快感は大きくなり、身体も次第に熱くなってくる。漏れ始めた先走りがちょうど潤滑材の役目を果たし、より快感を増幅させる。早くコレを消してしまいたい。そう思いながら、一生懸命扱いていると…徐々に何か、おしっことは違う物が出そうな感覚がする。ペニスに何かが溜まって行き、それが少しづつ限界に達してゆくような感覚…本能的に理解できた。これが、射精しそうな感覚なのだと。これならすぐにでも射精に至れる…心のどこかでほっとしながら、ラストスパートと言わんばかりにペースを速めてゆく。が──
「で、出ない…出そうな、感覚はあるのに…どうして…っ!?」
──精液が、出ない。恐らくやり方は間違っていない筈なのに、何かが発射されそうな感覚はあるのに…扱けど扱けど、射精に至れる気配は全くない。掌がやや痛みを感じる程に頑張っても…駄目。一先ず落ち着こう、そう考えて一旦自慰を中断した私は、先走りまみれの手をティッシュで拭いながら、仰向けにベッドへ寝転んだ。何故?頭に疑問符が浮かぶ。何かが足りない…男性の自慰に必要な何かが…色々頭を巡らせるが、中々答えは出ない。早くしないと日が暮れてしまう。そんな焦燥を振り払うように頭を振った私の眼に、ある物が飛び込んできた。
─少し前、トリニティ謝肉祭にて。私、マリーさん、そして…サクラコさんが期間限定でアイドルになった…その時の写真。それの内の一枚に、私の視線は吸い寄せられていた。…写真いっぱいに広がる、サクラコさんの笑顔。あの時は純粋な可愛い、という感想しか出なかった筈なのに…今は、どういう訳かサクラコさんの眼から視線が離せなくなった。手を伸ばして写真を手に取って眺めていると…下半身に違和感を覚えた。
「嘘…私、写真を見ただけで…!?」
どろ、どろ、どろり…♡先走りが止まらない。サクラコさんの写真を眺めていると、自然と胸が熱くなって…そして、邪な妄想が止まらなくなってしまう。─もし、サクラコさんとセックスできたら─そんな妄想をきっかけに、サクラコさんとの情事の映像が頭の中でありありと再生される…♡駄目な事は分かっている。サクラコさんはこんな目的の為に写真を撮った訳ではない…それを邪な目的で使うなんて、あってはならない…はず、なのに。空いた右手は自然とペニスを握ってしまう…♡
「…さ、サクラコ、さん…ごめんなさ…っ♡」
そうして左手にサクラコさんの写真を持ったまま扱き始めた私は…明らかにさっきまでとは比べ物にならない快感に包まれていた。サクラコさんの写真を眺め、情事を妄想し…想像の中での腰遣いに合わせてペニスを扱くと、先走りが止まらなくなってしまう。まるでペニスという水風船に、精液がどんどん詰め込まれている…そんな感覚。頭が狂ってしまいそうな程の、下品な快感に私の思考はすっかりサクラコさん一色で染まってしまう…♡
「サクラコさんっ♡サクラコさんっ♡」
何度も彼女の名前を呼びながら、私は本能のままに身を任せてペニスを扱く…そして、とうとう限界を迎えてしまい…♡
「サクラコ、さんっ♡ごめんな、さ、ぁ゛…っ♡♡」
びゅっ♡びゅっ♡どびゅ、ぅ゛…♡♡♡
噴水の様に飛び出る、白濁した精液…♡頭の中が真っ白になる快感…♡指の一本すら動かせない程の、甘い脱力感…♡サクラコさんの写真を力なく離した私の身体は、息を熱くしながら…残った精液を吐き出し♡サクラコさんの事を想いながら…しばらくの間ぼんやりと天井を眺めることしか出来なかった…♡サクラコさんをダシにオナニーをしたのだ、という罪悪感に苛まれそうになりながら…
「はぁ…♡は、ぁ…ごめんなさい、サクラコ、さん…」
15分程ぼんやりとしていたが、ようやく起き上がった私はすぐさま股間を覗き込んだ。サクラコさんには申し訳ない事をしたが、射精したのならばこれで収まるはず…その期待感は、すぐさま絶望に変わってしまった。
「嘘、でしょう…?消えて、ない…?」
股間の男性器は消えるどころか、未だその硬さを保ったまま、垂直に近い角度で勃起していた。とりあえずティッシュで精液を拭い、原因を探る為に過去を思い出してみる。…あの時も、確か一度手でサクラコさんを射精させたが、それではサクラコさんのモノは消えなかった。その後…性欲に負けてしまった私は、サクラコさんを押し倒して…そのままセックスに至って…そこまで思い出すと、己の行動に今更ながら湧いてきた後悔の念に苛まれながらも、私は一つの結論に至っていた。あの時も手では足りなかったのなら、今ももしかして…手で射精しただけでは、足りない…?
最悪の事態に私は愕然とし、思わず枕を抱きながら悶絶してのたうち回っていたが…時刻は既に昼頃。早くしないと本当に日が暮れてしまうかもしれない。…私は、スマホを手に取ってモモトークを起動し、その中からサクラコさんとのやり取りを開いて…そこで手が止まってしまった。この男性器が生える現象を共有しているのはサクラコさんただ一人。そして、消す為にはセックスが必要なのだとしたら…頼れるのは彼女しか居ない。それは分かっているのに、罪悪感が私の指先を押しとどめる。いくら治療の為とは言え、サクラコさんの身体を利用するだなんて…事実と信条、相反する二つの物の間で板挟みになりながら、私は──意を決し、サクラコさんへと通話を掛けた。
「…はい、もしもし。サクラコですが…ミネ団長?どうかされましたか?今日は学校で見かけないようですが…」
数回のコール音の後、サクラコさんの声が聞こえる。…今はこんなに可愛らしいのに、あの時は私の下で必死に鳴いていて…またしても邪な妄想が頭に浮かんでしまうが、それを振り払って、私はゆっくりと口を開く。
「…実は、ですね。サクラコさん…どうやら、今度は私に生えてしまったよう、なのです。」
「…へ、ぇっ…!?」端末からサクラコさんの小さな叫びが聞こえる。当然の反応だ。だが、もはやこれ以外に手段はない。そして、私は…サクラコさんをダシにしたこと以外の全てを正直に話した。
「…そういう訳で、その。手では収まらずに…えぇっと、そ、の…」
そこまで話して、言葉が途絶える。サクラコさんと、セックスさせて欲しい。そんな事がすっと言える筈も無く…端末を強く握り締めたまま、すっかり黙ってしまった。気まずい静寂が、画面越しに私達を包む…それを破ったのは、サクラコさんの方だった。
「…その、ええっと。…ミネ団長の為なら…私で、良ければ…」
そう聞いた瞬間、私の心を喜びと苦しみが同時に襲った。これで男性器が消える…その声に交じり下卑た声が心のどこかから聞こえる。サクラコさんとセックスできる…♡その事実に、本能的に悦んでしまった自分が半分。その為に、自分はサクラコさんを利用するのだという罪悪感がもう半分。またも相反する物同士の間で板挟みになった私は、思わず聞き返してしまった。
「い、良いんですか?サクラコ、さん…その、私、サクラコさんを利用して…」
「…以前ミネ団長にはお世話になりました。その恩返しだと思えば…その、すぐ向かいますので、少々お待ちください。」
そう言って通話はプツリと切れてしまった。通話終了の画面をぼんやり眺めながら…私は、再びぼんやりと天井を眺める。サクラコさんと、今からセックスをする。その事実を反芻する度に、私は胸の高鳴りを抑えられなかった。
「…み、ミネ団長。その、お待たせしました。サクラコ、です…」
しばらくして、静かだった部屋にノックが響いた。私は、これからどうせ脱ぐというのに、反射的に服を着直してドアを開ける。
「すみません、午後休の連絡をしていて、遅れ…て…」
「……そ、その。本当に…生えてしまってる、のですね…」
「…え、えぇ…本当、ご迷惑をおかけします…」
どことなく気まずい空気。サクラコさんは私の顔と股間との両方にチラチラを目線を遣りながら、顔を紅潮させていた。…さっきの写真とは違い、生でサクラコさんを見ると…自然と頭の中で、先程の妄想が繰り返し再生されてしまう。止めようにも止められない、無意識の行動。…私はそれを気にしない様に努力しながら、サクラコさんを部屋に招き入れた。
「…その、本当に何と言えばいいのやら…サクラコさん。今更ですが、謝らせて下さい。」
ベッドに腰掛けた私が取った行動は…謝罪だった。今からサクラコさんとセックスする。…今から、サクラコさんの…初めてを、私が奪う。その事実が、私の中の苦しみを大きくする。頭を下げて許される筈も無いのに…自分で呼び出した癖に、私は罪悪感に心を折られつつあった。そんな私を、サクラコさんは…ぎゅっ、と手を取って、握り締めてくれた。サクラコさんの手の感触。暖かくて、滑らかな、そして…どこか、心を落ち着かせる感触…そして私が思わず頭を上げてしまった時、サクラコさんは私の目を見ながら、ゆっくりと語り出す。
「…そうご自分を責めないで下さい、ミネ団長。」
「…むしろ、謝るべきは私の方です。あの時、ミネ団長に正体も分からないジュースを飲ませてしまった私にも咎はあります。」
「それに、あの時の御恩を返せるのなら…私は、ミネ団長に何でもして差し上げます。何でも、です。」
…今までの学園生活で、サクラコさんとは色々なことがあった。ぶつかりあったり、誤解したり、そしてまたぶつかって…その中で若干忘れかけていたが…今、私はたっぷりと思い知らされていた。この人は、シスターの中のシスターなのだ、と。その声を聴くだけで、手を優しく握られただけで、自分を…許してしまう。心に刺さっていた罪悪感という棘を抜き、もう痛がらないでいいのだと…こんな駄目な私の事を、救ってくれる。いつの間にか罪悪感も消え、穏やかな気持ちを取り戻した私は、まるで拝むようにサクラコさんを見つめながら
「…ありがとう、ございます…」
そう言ってサクラコさんの胸に顔を埋めてしまう。そんな駄目な私を、サクラコさんは優しい抱擁で返してくれるのだった…
「…ではその、し、失礼しますね…?」
やがてサクラコさんは私を離すと、緊張した様子で直立した私のズボンを脱がせる。瞬間、待ってましたとばかりに勢いよく跳ねて出てくるペニス。サクラコさんの眼前に性器を曝け出すのは二回目の筈なのに、緊張が抑えられない。
「わっ…お、お元気なのですね…それに、その、おっきい…こんなのが、私の中に…」
サクラコさんの方も緊張しているのか、瞳に私のペニスを浮かべながら、恐る恐るといった様子で観察している。その様子に、私はどこか恥ずかしいような、でも嬉しいような…変な気持ちになる。私のモノをサクラコさんに見せつけているという事実が、そしてそれによってサクラコさんに淫靡な想像をさせているという事実が…どこか心地よい。これが男性の心理、というものなのだろうか。なにはともあれ、私の準備は出来ている。あとは、サクラコさんの準備だけ。
「…サクラコさん。服を脱いで、ベッドに寝転んでください。せめて…私が責任をもって、リードさせて頂きます。」
そう告げると、サクラコさんは可愛らしく「ひゃ、ひゃい…っ!」と返事をした後、言われた通り服を脱ぎ始める。普段は何とも思わない筈なのに、どうしても目がサクラコさんの肌を追ってしまう。くびれた腰、長い脚、そして…下着を外すと同時に露わになった乳房。…改めてサクラコさんの肢体を前に、私は思わず
「…綺麗、ですね。」
そう呟いていた。実際、サクラコさんの身体に無駄は無かった。全てが美しく思えた。そして…それを、今から私が汚す。その事実を噛みしめると、胸の奥が熱くなる。
「え、ええと…その、ありがとう、ございます…」
恥ずかしそうにそう返事したサクラコさんは、私のベッドの上に寝転んだ。全てを脱ぎ捨てた、生まれたままの姿。ゆっくりと手を伸ばし、指を肌の上で滑らせる。指と肌が触れた瞬間、またもサクラコさんは可愛らしい声を聴かせてくれた。
「ひゃ、ぅ…♡そ、その…できれば、優しくして、頂けると…」
「…は、はい。その…が、頑張り、ます。」
ゆっくりとサクラコさんの身体を撫でる。脚を、腹を、首筋を…そして、頬を。どこを触っても、サクラコさんの肌は絹のように滑らかで撫でているだけで少し心地よくなってしまう。一体何を食べればこんなに肌が綺麗になるのか…ほんの少し嫉妬してしまう自分の存在を認知しながら、いよいよ私はサクラコさんの股を…性器を、撫で始める。
「は、ぅ゛…っ♡」
その瞬間、サクラコさんの口からややくぐもった声…喘ぎ声が漏れた。さっきは慈母のような言葉を掛けてくれた口から、今喘ぎ声が漏れた。…愛おしい。可愛い。そして…早く、汚したい。そんな風に心が叫ぶのが分かる。
「…痛かったら、言って下さいね。」
優しく秘丘を撫で上げる。何度も、何度も、優しく。それを続ける度に、サクラコさんの声は段々と艶を帯びて行く。
「はぁ゛、ぅ…♡っ、ぁ…♡」
サクラコさんが、私の指先で感じている。…さっきから、サクラコさんの言動全てが心を喜ばせていることに気づいた。まるでサクラコさんの身体を支配しているかのような錯覚…愛しい。狂おしい程に、愛しい。
「…段々濡れてきましたね。どうですか?大丈夫ですか?」
「だ、だい、じょうぶ…です、から…うぅ、言わないで下さい…♡ミネ団長の、えっち…♡」
えっちなのは貴女だ。そう口から零れかけたのを慌てて押しとどめた。徐々に湿り気を帯びたサクラコさんの性器は、やがて─ぬ、ぢょ…♡ぬぢゅ…♡と、いやらしい水音を立てる。
「…指を入れます。どうか力を抜いてください。」
そう告げると、私はサクラコさんの性器の中に指を挿入する。瞬間、「は、ぐ…っ♡」という声と共に、指がすさまじい力で締め付けられる。自分のにすら挿入したことがない、女性の膣内…こんなにも熱いのかと、私は少し驚いた。熱くて、ぬるぬるとしていて、私の指に絡みつく様に蠢いている。…中を解すように、私はゆっくりと指を動かす。
「みね、だんちょ、う…♡」
指に合わせて鳴いて、腰をくねらせ、瞳をぎゅっと閉じてしまうサクラコさん。先程よりも良い反応を示すサクラコさんに、私の興奮は最大級に達していた。早く、早く、と急かす心を宥めつつ、サクラコさんの中を解してゆく。最初は指一本でもキツかった中が、段々と拡がってゆくのを感じる。それにつれて、サクラコさんの反応も大きくなってゆく。…そろそろいい頃合いかと指を抜いた時には、愛液ですっかり私の指はどろどろになってしまっていた。
「サクラコさん。そろそろ、いきますよ。」
「は、ぁ…♡はぁ…っ♡は、はいっ…♡ど、どうぞ…♡」
サクラコさんの脚を開かせ、その間に腰を据える。とうとう、サクラコさんの中に挿入する…気づけば、私のぺニスまでどろりと先走りを垂れ流していた。先端をあてがい、膣口に狙いを定める。粘液同士が絡み合う。頭が熱くなる。理性が、ぷち、ぷち、と音を立てて切れていく…♡
「い、行きます…っ♡」
ずぶ、と先端が挿入されると…サクラコさんが、押し殺したような小さな悲鳴を上げた。破瓜の痛みだろう。慌てて痛がるサクラコさんの手を取って、強く握り締める。
「だ、大丈夫ですか…!サクラコさん…!」
サクラコさんは肩で息をしながら、シーツを必死に握り締める。…私はそうでもなかったが、普通は相当な痛みを伴う物。しばらく声も出せなかったようだが…しばらくして落ち着いてきたのか、サクラコさんは涙を浮かべた瞳で私を見つめ…
「だい、じょう、ぶ…です…ですから、どうか、最後、までっ…」
そう告げながら、私の挿入を促してくる。…挿入したい気持ちはあるが、それ以上に…覚悟して来てくれたとはいえ、サクラコさんに痛みを与えて、自分だけ気持ちよくなるというのは忍びない。私は、そのまま身体を倒し、サクラコさんを抱き締めると…耳元で静かに語り掛けた。
「…どうか、私の事を抱き締めてください。サクラコさん。…サクラコさんが感じているのと同じくらい、痛い程に抱きしめて下さい。」
「は、はい…っ」
そう返事したサクラコさんは、私の背中に腕を回してきた。手の震えからどれほどの痛みか察しは付くが…せめて、私も痛い思いをしなければ気が済まない。私も、サクラコさんの事を強く抱き締めながら…ゆっくりと、根元まで挿入してゆく。
「は、ぐっ…!っ、ぁ゛…!」
苦しそうな声と共に、私の背中にサクラコさんの指が喰い込む。爪が刺さり、強い痛みが襲ってくる。…ここで止めようかとさえ思えたが、それは折角のサクラコさんの覚悟を無下にするに等しい。血が垂れてくるのを感じながら、私は更に奥まで挿入していき…
「っ…全部、入りましたよ、サクラコ、さん…!」
やがて、根元まで全部サクラコさんの中に収めた。首を回して彼女の顔を見遣れば、すっかり泣いてしまっていた。大粒の涙が枕に零れ落ちている。もう痛いのは終わった、そう告げるように、サクラコさんを優しく抱いて宥める。すると、彼女も私の視線に気づいたのか、私の方を見ると…涙を手で拭って─
「は、はい…その、ごめんなさい…私、泣いちゃって…」
─私に、謝罪してきた。痛くしたのは私なのに。謝るべきは私なのに…彼女は、自分の痛みより、私の事を気にしていた。…そんなに、私に尽くしてくれたら…好きに、なってしまうではないですか…そう心の中で呟きながら、私は彼女の頬へとキスを落としたのだった。
「ご、ご、ごめんなさい…本当に、その、私、つい…」
「いえ、サクラコさんだけ痛い思いをするのは平等ではないので…っ、あ、もうちょっと右、です…」
「は、はい…」
サクラコさんが握ったティッシュが、私の背中の傷を拭ってゆく。幸いそこまで深くは刺さらなかったようで、血自体はすぐに止まった。この程度ならば血を拭えば問題ない。私とサクラコさんは繋がったまま、とりあえず血を拭い終えていた。
「…ありがとうございます。サクラコさん。」
「い、いえ。そんな…本当に、ごめんなさ─」
「いえ、それもありますが…痛いのを我慢してまで、私を受け入れて下さったことです。…本当に、ありがとうございます。」
「そんな…お気になさらず…と、というか…その、射精、しないと…私の方はもう大丈夫なので、どうぞ遠慮なく…」
サクラコさんの破瓜ですっかり忘れていたが、本来の目的はそこにあるのだ。私はそう思い返すと、さっきまでは気に留めるどころでは無かった下半身の感覚に集中してみる。感じるのは─熱。まるで熱いお湯の中にでも突っ込んだかのように、ペニス全体が熱い。それに、さっき指で感じたよりもより敏感に、膣内の蠢きが分かる。…そろそろ動いてもいい頃合いだろう。
「では、動きます…っ」
ゆっくりと腰を引き、また前進させる。その度に膣が吸い付くように私のモノを包み込み、抱き締めてくれる。一回、二回、と腰を抽送する度に、頭が蕩けていってしまう…気持ち、いい…♡
「は、ぅ゛…♡っ…♡これ、すご、い…っ♡」
一番奥まで挿入すると、何かやや硬い物に当たる─そして、その度にサクラコさんの口から甘い声が漏れる。…子宮に、当たっている。サクラコさんの、雌の部分…誰も知らない場所…それを、私が蹂躙している…♡それが、気持ち良い…♡
「サクラコ、さんっ…♡気持ち、良い…です…♡」
「う゛…♡ぁ…わ、私もっ♡何だか、気持ち、良くて…♡」
段々と抽送のスピードを速める度、サクラコさんの締まりも良くなってくる…♡私で、サクラコさんも感じてくれている…♡ただの処理の筈なのに…サクラコさんの事が、好きに、なっていって…♡
「ミネ、団長…♡その、っ♡手、握ってくださ…ぁ゛っ…♡」
「は、い…っ♡」
気付けば、私達は両手共に─恋人繋ぎをしながら、セックスの快楽に溺れていった…♡ペニスを動かす度に気持ち良い♡サクラコさんの声が漏れる度に、幸せになってく…♡頭の中が、サクラコさんで染まってゆく…♡
「は、ぅ゛…♡み、ミネ、団長っ♡わ、私、何か、来ちゃいま…♡」
「…その感覚に抗わないで、下さいっ…♡身を任せて…大丈夫です、気持ち良いですよ…♡」
「は、はいっ…♡」
瞬間、サクラコさんの膣がぎゅぅ♡ぎゅっ…♡と痙攣するように締め付けてくる。─私で、サクラコさんが絶頂しそうになっている。そう頭で噛みしめると、背筋がゾクゾクする。イカせたい…♡サクラコさんの顔が、快楽で壊れる瞬間が見たい…♡そんな事を考えると、腰が自然と速くなってゆく…♡そして、サクラコさんが私の手を強く握り締めた刹那…
「あ゛っ♡何か、く、る…♡きちゃ…あ゛っ…!♡♡♡」
ビクン、と一際大きくサクラコさんの身体が跳ねると共に、膣が私のペニスを食べてしまいそうな程に強く締め付ける…♡絶頂に至ったのだ、私はそう理解した。息を荒くしながらサクラコさんの顔を覗き込めば─そこには、快楽で完全に蕩けたサクラコさんの顔があった。…頭が、性欲で狂ってゆく。サクラコさんの、快楽で歪んだ顔…私に初めて見せた、雌の顔…♡
「…ふふ♡可愛いですよ、サクラコさん。とっても…可愛い、です♡」
「は、へ…♡あ、ありがとう、ござい、ま…♡」
「…じゃあ、もっと激しくいきますよ?♡」
「は…ひゃ…っ?♡」
そう告げた私は、サクラコさんを再び抱き締めると…今度は、本気で腰をサクラコさんに打ち付けた♡ど、ぢゅ…♡ずぢゅ♡どぢゅ、んっ…♡絶頂してすぐの膣─おまんこに、絶対しちゃ駄目な、乱暴な腰遣い…♡
「は、ぅ゛っ…♡み、ミネ、団長っ♡とま、止まって、くだ、ひゃ…ぁ゛…♡」
「…ふふ、嫌です♡サクラコさんの可愛い鳴き声、もっと聴かせてくださいね?」
「そ、そん…にゃ、ぁ…♡」
サクラコさんをいじめるような、激しい…まるでプレスのような腰遣い♡その度にどんどん溢れる、サクラコさんの、本気の雌声…♡雄の本能を刺激する要素しかないサクラコさんを前に、私は我慢など疾うに忘れてしまっていた…♡
「と、とまっ♡私、おかしく、なっちゃい、まひゅ…♡」
「えぇ…おかしく、なって下さい…♡ほら、もうちょっとですよ♡頑張ってください♡サクラコさんっ♡」
段々と股間に何かが集まってゆく…射精が近い…♡サクラコさんの制止も聞かず、私は全力でサクラコさんを攻め立ててしまう♡激しくする度、いじめる度…サクラコさんが愛しくなる♡もっといじめたくなる…♡サクラコさんの中を、私色に、染めたくなる…♡
「ふ、ぅっ…♡サクラコ、さんっ…♡もうちょっとです、から、ねっ…♡」
「あ゛っ♡お゛っ…♡ミネ、だんちょ、ぅ゛…♡」
ラストスパート♡すっかりタガが外れた私は、本能のままに腰を乱れ突いていた。ベッドがギシギシと軋む。それに合わせて、サクラコさんの声も壊れてゆく…♡あぁ…サクラコ、さん…大好き、です、よ…♡そう言おうとした、その時
「みね、だんちょう…♡ちゅう、して、くらひゃいっ♡ちゅう、欲しい、でひゅ…っ♡」
サクラコさんが必死な声でキスをせがんでくる…♡私は、その声に応えるように、サクラコさんの唇を奪った…♡中まで舌を差し込み♡熱を奪う、乱暴なキス…♡好き、好き、だい、すき…♡
「サクラコ、ひゃん…っ♡」
そしてとうとう私も限界を迎え─
ど、びゅぐ…っ♡びゅぐ…♡どぼ、ごぼ…ぉ゛…♡
サクラコさんの中で、熱い精液を爆発させた…♡それに呼応するようにサクラコさんも絶頂に達し、私のモノを締め付ける…♡雄と雌、精液を出す側と、受け取る側。互いに呼応しあうかのように、私の射精に合わせて膣が締まる…♡キスしながら、私は文字通り一滴残らず精液を吐き出してしまうのだった…♡
「…ミネ団長のスケベ。もう知りませんっ…」
「ま、まぁまぁ…その、私も反省してますから…」
射精の後、私達は互いに抱き合ったまましばらく動けなくなっていたが…やがて正気を取り戻したサクラコさんは、私を見るなり目に涙を浮かべて怒りだしてしまった。ぷるぷると震える様も可愛いが、サクラコさんをいじめてしまったのも事実。私は頭を撫でながらサクラコさんに苦笑交じりの謝罪を告げるばかりだった。
「…止めてと言ったのに…止めるどころか、もっと激しくして…もう。」
「…でも、あの時のサクラコさん、最高に可愛かったですよ?」
「そう言っても許しませんっ。ミネ団長の悪いおちんちんなんて…」
…あぁ、やはり、私は…サクラコさんが好きだ。…どうしようもない程に、大好きなんだ。奇妙な縁から始まり、順序を随分違えてはしまったが…今こそ、この気持ちを告白しよう。
「…そ、その、サクラコ、さん。私は、その、サクラコさんが…」
そう言いかけた時だった。
「…悪い、おちんちん…あっ…!ミネ団長!!消えてます!おちんちん!」
サクラコさんがそう叫んだ。突然の叫び声に驚いて下を見ると、確かにさっきまであった筈のモノは綺麗さっぱり消え去っていた。
「やった…良かったですね!ミネ団長!!」
「え、えぇ…そう、ですね…」
歓喜に沸くサクラコさんを横目に、私はまたしても告白の機会を失ってしまうのだった。
「…それはそうと、やらないといけないことがありましたね」
「は、はい?何ですか?一体…?」
「…あのジュースの開発者には、最大級の『救護』をお見舞いして差し上げます…!」
「ひっ…な、なんだか、背中に冷たい感覚がするのだ…い、命の危機を感じるのは、一体何でなのだ…?」
「ひ、ぃ…わ、悪かったのだ!もう勘弁してくれなのだ…!!」
D.U郊外。路地裏で地面を這いつくばるネズミの耳を持った少女、薬子サヤ。あちこちに擦り傷を作り、恐怖に顔は歪みきってしまっている。だが─私の怒りはこの程度では収まらない。
「よくも…よくもあんな物を飲ませてくれましたね、薬子サヤさん…!」
「ひ、ひぃぃぃ!!!」
弾切れになるまでサヤさんへと『救護』をお見舞いしたショットガンを仕舞い、拳を握り締めてサヤさんへとにじり寄る。ギリギリと音が鳴る程に強く握ったそれを振り下ろそうとしたその時─ぽん、と肩を掴まれる。
「まぁまぁ、ミネ団長。そのくらいで…」
「しかし、サクラコさんにあんな物を…この方の倫理観には、まだまだ『救護』が足りません…!」
「だからといってやり過ぎですよ…落ち着いてください。」
そう宥められるも、私の不満は到底収まらない。何故こんな人に憐憫をかける必要があるのだろう?そう思い後ろを振り返ってみれば…
「…続きは私に『お話』させて頂けますか?とっても『大事なお話』なのですが…」
そこに立っていたサクラコさんは、笑っていた…笑っている、筈。それなのに、何故だろうか。その笑顔は─どこまでも、どこまでも、黒かった。思わず一歩後ずさりした私の背に、冷たい汗が一滴流れるのを感じる。大事な、お話…まさか、シスターフッドの地下室で拷問と監禁を…そう想像するだけで、氷水を浴びたように身体が冷めてゆくのが分かる。
「ひぃぃぃぃ!!!ま、ま、待ってくれなのだ!!殺さないで欲しいのだ!!人権はぼく様にもあるのだぁ!!!」
「さ、サクラコさん…!そんな、爪を剥ぐだなんて…!」
「ひぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
流石にそんな非人道的な行いを許す訳にもいかない…気が付けば立場は逆転し、私がサクラコさんを必死に宥めすかす。そこで這いつくばっているサヤさんは、断頭台に括りつけられたような顔で歯の根をガチガチと鳴らしている。今にも死にそうなサヤさんと止めに入る私。しかし、当のサクラコさんは様子が分からないという風に慌てるばかり。
「ま、待ってください。爪なんて剥ぎませんし、まして殺人なんて…そんなことはしませんから、どうか落ち着いて下さい、ミネ団長、あとサヤさんも…」
「た、た、助けてくれなのだ…何でもするから、命だけは取らないでくれなのだ…!」
「で、ですから、命なんて…何もしませんから…もう、ミネ団長もそうですよ。私が一言でも爪を剥ぐだなんて言いましたか?」
「うっ、それは、確かに…」
すっかり勢いを失った私は、サクラコさんの言葉に肩を落とすばかりだった。…すぐに熱くなって、サクラコさんの言葉を曲解して、私は謝肉祭から何も学べていない…心の中で反省し、拳を開く。…まぁ、サクラコさんの言葉にこの卑怯者も少しは懲りただろう。そう思えば溜飲も少しは下がった気がした。私が落ち着きを取り戻したのを見たサクラコさんは、サヤさんの方を向き直ると…目線を合わせるようにしゃがんで、一つの質問を投げかける。
「その、見つけたなり銃撃戦…というか、一方的ないじめが始まって忘れかけていたのですが…その、あのジュースの正体は一体何なのですか…?」
そう言えばそうだ。犯人を見つけ出してサクラコさんへの償いをさせるのもそうだが、そもそも私達はアレについて何も知らない。すっかり従順になったサヤさんも少しは落ち着いたのか、口を開いて事の経緯を話し出した。
「そ、それは、その…とある人物からの依頼で、性別を一時的に変える薬を作っていて…それを、悪戯用に作った激辛ドリンクと取り違えて…しまった、のだ…」
…やはりもう三発くらい『救護』が必要かもしれない。この人の倫理観は一体どこに行ってしまったのか…内心怒りが再燃しつつあったが、とりあえず話の続きを聞き出さねば。
「それで。その人物とは?あの薬に副作用は?他にもあるんじゃないでしょうね?返答次第では、いくらでも『救護』致しますよ。」
「も、もう止めてくれなのだ…え、ええと。副作用は、恐らく問題ないのだ…実験は繰り返し行って、人体に害がないことも確認してるのだ。在庫は、その、いっぱいある…のだ…」
「…何故依頼人についてぼかしたのですか?」
「え、あっ…!い、依頼人なんて居ないのだ!き、気のせい─」
「…やはり、『救護』を…」
「ひぃぃぃぃ!!!は、話せないのだ!流石にキサキを敵になんて…あっ」
ふむ、そのキサキ、という人物にも同様に『救護』が必要か…そう考えたが、ふと下を見るとサクラコさんがじっと此方を見つめている。
「ミネ団長。駄目ですからね。」
「し、しかし…」
「とりあえず害が無いのなら結構でしょう?サヤさんが二度と例の薬を持ちださないと約束するのなら、依頼人についてはそっとしておきましょう。さもないと…最悪、学園間の諍いに発展しますよ。」
「そ、それ、は…そう、ですが…」
「…サヤさん?約束、できますね?」
「わ、分かったのだ…二度と山海経から外に出さないと約束するのだ…」
何だかすっきりとしないが、救護騎士団の団長が他校の生徒に手を出した、となればそうなる可能性は否定できない。ここは堪えよう…そう考えて何とか怒りを収めた。…が、次の瞬間、私の思考は一瞬停止してしまった。
「…え、ええっと、ミネ団長。少し外して下さいますか…?サヤさんと少し二人で話したくて…」
…何故?頭に大きな疑問符が浮かぶ。サクラコさんの顔を見下ろしても、何やら頬を赤くしているばかりで、全く意図が読めない。
「ええと、どうかしましたか?サクラコさん…?」
「…その、えっと…な、何でも良いではないですか!少しの間で良いですから…」
「はい…?ええと…わ、解りました…」
どうして自分がここまで素直になれたのかわからない。珍しいサクラコさんの大声に驚いたからだろうか。とにかく、私は路地裏から出て話が終わるのを待つばかりだった。
まだ五分も経っていないが、妙に時間が長く感じられる。一体何故サクラコさんは私を外させたのだろうか?頭の中で色々な可能性を探るも、結論は結局出てこない。そうこうしていると、背後からサクラコさんの声がした。
「お、終わりました。ミネ団長。」
そう声を掛けられ、振り返ってみると…そこには先程以上に赤面したサクラコさんと、何やらニヤニヤと笑うサヤさんが立っていた。
「…ふーん。まぁ、ぼく様はどうでもいいのだが…ふーん…」
「な、何ですか?何故笑っているのですか?」
「ま、せいぜい頑張ってくれなのだ。全く、キサキといい、君達といい…何が面白いのだ…?」
「じゃ、ぼく様はさっさと帰るとするのだ。毎度ありなのだ~」
そう言ってサヤさんは背を向けて歩き出す。さっきまで怯え切っていた癖に、人の顔を見るなりニヤニヤと…
「ま、待ちなさい!一体何を…!」
止めようと一歩を踏み出したその時、服の裾を摘ままれる感覚がする。
「さ、サクラコさん…?」
「…その、ミネ、団長。」
振り返ってみれば、サクラコさんが俯きがちに私の事と止めている。…何を話したのだろうか?何故サヤさんはあんな風になっていたのか?どうして毎度あり、なんて言葉が?頭が疑問でパンクしそうだったが…疑問の言葉はついぞ私の口から出ることは無かった。何故なら…サクラコさんの様子が、明らかにおかしい。何か言いたそうにしているが、その口は堅く閉じられたまま一向に開く気配がない。
「サクラコ、さん…?」
そう呼びかけても、ぎゅっと裾を摘まんだまま…蝋人形のように固まってしまっている。長い静寂が私達を包んでいたが…漸くサクラコさんの口が、重々しく開かれる。
「…その、今夜、ご予定とか、ありますか…?」
「いえ…ありませんが…?」
「…でしたら、その…今夜、私の部屋にいらしてください、ますか…?」
「え、えぇ…構いませんが…」
「…!あ、ありがとう、ございます…っ!」
「さ、サクラコさん!待っ…は、速いっ…!」
そう告げると、サクラコさんは一目散に走り去ってしまう。追いかけようとしても、あまりの速さにとうとうその後ろ姿は見えなくなってしまった。ぜぇぜぇと息を切らしながら、一人路上に取り残される…サクラコさん、あんなに足が速かったのですね…などと思いながら、私は仕方なく一人でトリニティへと戻るのだった…
日も落ちた頃、私は残った書類仕事を片付けてサクラコさんの部屋に足を運んでいた。夜風が気持ちいいが、私の心は晴れやかとは言えない。あの後、サクラコさんへモモトークを送っても返信は結局無く、いくつもの疑問符は消えることなく心にへばりついている。サクラコさんは一体何故何も話してくれないのだろうか?思考を巡らせているうちに、とうとうサクラコさんの部屋の前に辿り着いてしまった。…悩んでいたところで仕方がない。すぅ、と深呼吸した私は、部屋の戸を叩いた。
「サクラコさん?私です、ミネです。」
「ひゃぅ…っ!は、はい!い、今開けます…」
ドアの向こうから小さな悲鳴が聞こえる。…何だか、サクラコさんに生えてしまった時の事を思い出してしまった。あの時は中々部屋の戸を開けようとはしてくれなかったが…今回はすぐに戸が開かれ、中からサクラコさんが顔を覗かせた。
「お、お疲れ様です、ミネ団長…ど、どうぞ…」
「…?えぇ、お邪魔します。」
何故こんなにもサクラコさんは緊張しているのだろうか。疑問符がまた一つ追加されるが、私は靴を脱いで部屋へと入り──そして、机の上を見た、その瞬間。私は自身の目を疑った。
「な、ぁ…っ!こ、これは…あの…!?」
─机の上に置かれていたのは、紛れもなく、あの薬。それが、何本も置かれている。
「サクラコさん…何故…何故あの薬が、こんなに─」
そう言いかけた時だった。…ふわり、と、私の右腕に暖かく、柔らかい感触がする。振り向いてみれば、サクラコさんが私の腕に抱き着いていた。顔は真っ赤に染まり、身体をプルプルと震わせている。…疑問符と疑問符が線で繋がった様な感覚がする。そして…その事実に気づいてしまった私の口はまともに言葉を発することすら難しくなってしまった。
「サクラコ、さん…?」
「…ごめんなさい、ミネ団長。」
「その、どうして…」
「…わ、私、その…」
ぎゅう、とサクラコさんの抱き着く力が強まる。ゆっくりと顔を上げた彼女はその唇を開いて…
「ミネ団長の事が、す、す─」
そう発しかけた、その時だった。
「…ミネ、団長…?」
殆ど反射的に、私の人差し指はサクラコさんの唇へと添えられていた。彼女が発しかけた言葉を、私は止める。…それは、それだけは、駄目だ。貴女の純潔を奪った癖に、貴女からだなんて…それは、私の魂が許さない。
「…その言葉は、私から言わせて下さい。」
「で、ですが…」
「…一生のお願いです。どうか、お許し下さい。」
息を深く吸って、吐き出す。それでも張り詰めた緊張の糸は緩みそうにもない。…だが、その言葉を、サクラコさんから言わせる訳にはいかない。初めての逢瀬から、ずっと言いたかった言葉。ぐっと力を込め、真剣な顔を作り…私は─その言葉を、口に出す。
「…歌住サクラコさん。私は、あなたの事を、お慕いしております。…一人の友人以上の、恋人として、です。」
…やっと、言えた。胸のつかえが取れたような、晴れやかな気分だ。頑張って作った真剣な表情も自然と緩み、私は自然と笑顔になっていた。それに釣られてか、サクラコさんの顔も緩んでゆく。華が咲いたような、優しい笑顔。…私の大好きな、笑顔。
「…さぁ、サクラコさん。お返事を聞かせて下さいますか?」
「は、い…っ…私も…ミネ団長が…だ、大好き、です…!」
私の腕を離し、今度は正面からしっかりと彼女は抱き着いてくる。硬く、熱い抱擁。私も、そんな最愛の人を抱き返す。…幸せの甘い味を噛みしめながら、私達は暫くの間離れられなくなってしまった。
「ん、く…ぷぁ…何だか、苦いような…?」
「その、以前より改良されてるそうなので…その影響ではないでしょうか…お水でも持ってきましょうか?」
「いえ、大丈夫です。…それより、サクラコさん。」
「…その、私が飲んでも良かったのですか?」
空になった容器を机に置き、私はサクラコさんの隣に腰掛ける。一度した事とはいえ、やはり緊張しているのだろう。ベッドの淵で三角座りをして小さくなっている彼女の背中を愛撫しながら、私はそう問いかける。…サクラコさんをこれ以上穢す訳には、と言ったが、結局彼女の強い反対に押し切られる格好になってしまった。
「…良いんです。その、こんな話をするのは、シスターとして失格かもしれませんが…いえ、そもそもこんな薬を買った時点で、私は…」
うぅ、と唸りながら顔を下げてしまった。…サヤさんには今度口止めとして何か贈ろう。そう考えながら、そんな彼女の肩を抱き寄せる。
「私は、シスターフッドの長ではなく、あなた個人が好きなのです。ですから、二人きりの時くらい素顔のあなたで居ては下さいませんか?」
「ひゃぅ…!?うぅ…ミネ団長…ずるいです、そんなの…ばか…」
本心を言ったまでだが、なぜサクラコさんから非難の声が聞こえたのだろうか。それはそうと、真っ赤に染まってゆくサクラコさんの耳はどこか可愛らしかった。
「…その、以前ミネ団長にして下さった事が忘れられなくて。もう一度、あなたを感じながら、抱いて欲しくて…」
…さっき素顔で居て欲しい、と言ったが。それでもサクラコさんがそんな俗な欲求を抱いているのは少し意外だった。そして、同時に嬉しかった。サクラコさんの口から抱いて欲しい、なんて言葉が出てきたという事実が、私の胸を躍らせる。
「…その、ミネ、団長。…こんな駄目な私でも、愛して下さいますか…?」
顔を上げ、私の事を見上げながらそんな質問を投げかける。捨てられた仔犬のような、縋る様な目つき。…ずるいのは、貴女ですよ。サクラコさん。
「もちろんです。責任を持って、あなたの事を抱かせて頂きます。」
「本当、ですか…?やっぱり、こんなはしたない子は、と捨てないでくれますか…?」
「えぇ。…えっちなサクラコさんも、大好きですよ。」
「…うぅ…ミネ団長のばか…」
非難の言葉を投げつけてきながら、身体では私に抱き着いてくるサクラコさん。…その時だった。ふに、という柔らかい感覚が、私の思考をロックする。さっきまでは気にならなかった、柔らかい…サクラコさんの胸元。薬が効き始めてきたのか、私に押し付けられるそれに対する劣情が抑えられなくなってしまう。
「…あっ。」
…気づかれてしまった。やってしまったと後悔するも、既に後の祭り。だが、サクラコさんが離れる気配はない。それどころか…より一層力強く、ぎ、ぅ゛…♡と、私に胸元を押し付けてくる。
「…サクラコ、さん…?」
「…その、男性はこうされると喜ぶ、そうなので…お気に召しましたか…?」
─ぶちり、と何かが切れた。同時に、笑みが口許に溢れてしまう。さっきまで何を私は遠慮していたのだろう?…もう、恋人になったのだ。何かあれば、責任を取れば済む。そう考えて、私は心に身を任せることに決め…
「…サクラコさん。そう言って下さるのなら、一つ。頼みがあるのですが…宜しいでしょうか?」
「は、はい…?」
「こ、この恰好は…!い、い、いくら何でも…!♡」
「あ、もう。手で隠さないで下さい。見えないではありませんか。」
「見せないようにしてるんです!へ、へ、変態っ!♡」
「心外ですね。サクラコさんが私に薬を飲ませたのでしょう?」
「それは、そう、ですが…!♡」
「…ほら、手。どけて下さい。」
…うぅ、という小さなうなり声の後。サクラコさんの掌が除けられる。そこには─サクラコさんの、性器…おまんこが、私の眼前に広がっていた…♡
「…良い眺めですね。綺麗ですよ、サクラコさん。」
「そ、そんなとこ褒められても…どう答えればいいんですか…」
サクラコさんへのお願い。それはずばり、サクラコさんの股を舐めさせて欲しいというものだった。理由は単純。あのサクラコさんが、自分から股を開き…私に、女の子の一番恥ずかしい部分を曝け出す様を眺めたいから。前は詳しく見れなかったが…ピンク色のそれは、私の欲を駆り立てるには十分だった。鼻を近づけると、石鹸の匂いに交じってほのかに甘い匂いがする。これが、私が貫いた、サクラコさんの雌孔なのだと考えれば、どことなく感慨深い気がする。
「じゃあ、舐めますよ。痛かったら言って下さいね。」
そう告げると、舌を突き出して…ぺ、ろ♡ぺろ…れぇ…♡下から上へと舐め上げる。優しく、舌全体を使って、サクラコさんのおまんこを味わい尽くす…♡私だけ。私だけが許される、サクラコさんの秘部…♡
「ひ、ぅ…♡な、なんだか、これ…変に…♡」
「…おや、サクラコさんも意外と気に入って下さいましたか?」
「そんな訳─ぴゃぅ゛っ…♡待って、くだひゃ…♡」
…可愛い♡やはりお願いして正解だった。待ってという頼みなど一切無視し、私は一心不乱に舌でサクラコさんを味わってゆく。その度に、サクラコさんの可愛らしい喘ぎ声が漏れる。そうしているうち、最初は無味だった秘部が…次第にしょっぱいような味わいへと変ってゆく。唾液とは違う、何か粘性のある液体が舌に絡み付く…♡
「…濡れてきまひたね?サクラコひゃん?」
「言わないで下さい…♡あと、こっち見ないで…♡」
そろそろ良いか、と心の中で呟いた私はサクラコさんの弱点…即ち、クリトリスを、舌先で…軽く舐め上げる。
「あ、ぅ゛…♡ぐ、はぅ゛…♡」
明らかにさっきより反応が良い。掴んでいる脚が震え、喘ぎ声はより大きく、より艶を帯びてゆく。ぐり♡ぐり♡といじめる度、どんどん愛液が溢れ出てくる…♡
「や、め…♡ミネ、団長…♡」
「…いや、です♡」
「そんな、ぁ゛♡本当、ちょっと、待っ…♡イ、イっちゃ…♡」
脚先までピン、と張らせ、必死に堪えるサクラコさん…♡可愛い♡絶対、止めてなんてあげません♡
「─良いですよ♡そのまま、イっちゃってください♡」
「ぁっ♡そん、な…♡もう、無理…♡イ、ク…っ!♡」
びく♡とサクラコさんの身体が跳ねた、その瞬間─ぷしゅ、ぅ…っ♡♡♡私の顔目掛け、熱いお潮が噴き出される…♡全身を痙攣させながら、目の前でイキ果て…だらしのない顔を曝け出すサクラコさん…♡
「は、ぁ゛…♡は、ぁ゛…♡」
「…ふふ♡イっちゃいましたね…♡こんなにお潮も吹いて…嬉しいですよ♡サクラコさん♡」
念のためにと用意したタオルで顔を拭ってから、未だ余韻に浸っている彼女の横に寝転がる。瞳は熱に犯され、焦点が合わないといった様子…♡そんなになるほど、私の舌で満足してくれたのが嬉しいが…ここで終わりではない。私は、そんなサクラコさんの手を取ると、自身の股へと向け─
「…さぁ、サクラコさん♡今度は…こっちで、お願いしますね…♡」
「へ?…あっ…♡」
─勃起しきったペニスを握らせる…♡いつの間にかすっかり私の股に生えていたモノは、最初から先走りを垂らしまくり…♡サクラコさんの美しい指先を、どろどろに汚してゆく。…このまま押し倒し、力でねじ伏せるのも悪くないが。それでは私の心は満足しない。もっと、サクラコさんの乱れる姿が見たい。
「…ミネ、団長…?」
「…ふふ♡サクラコさん、もう一つ、良いですか…?♡」
「へ、ぇ…っ?♡」
「…本当に、しないと…駄目、ですか…?」
「駄目とは言いませんが…さっき私の顔をびしょびしょにしたのは、誰でしょうか?」
「…あれは、ミネ団長が止めてくれなかったから…」
「…じゃあ、嫌、ですか?」
「…そんな事、言わないで下さい…うぅ…わ、分かり、ました…♡」
私は、サクラコさんのベッドに仰向けに寝転んでいる。そして…サクラコさんは、そんな私の上に跨っている…♡ペニスの上に腰を据え、愛液で私のモノを濡らしている…♡普段のサクラコさんなら絶対にしない、大きく股を開いた格好…私の期待と興奮は最高潮に達していた…♡
「…じ、自分で入れて欲しい、なんて…うぅ…♡へ、下手でも知りませんからね…?」
「問題ないですよ。ほら、頑張ってください♡」
「は、はい…♡」
恥ずかしがりながらも、腰を上げるサクラコさん…♡私のペニスを握り、自ら膣孔に擦り付けるという、きっと一生忘れられない程の煽情的な光景…♡そんな光景が見られる幸せを噛みしめながら、苦戦しているサクラコさんの顔と股とを交互に見比べる。
「う、上手く、入らな…」
「ふふ、頑張ってください♡」
「そんな…もう…ん、これなら、入りそう…」
サクラコさんがそう言って腰を下ろした瞬間…ず、ぶ…♡熱い、熱い、膣の感覚…♡
「あ゛…♡っ…♡」
そのままゆっくりと私のペニスは吞み込まれてゆき…♡やがて根元まで全部がサクラコさんのナカへと収められた…♡
「ん…♡ふふ、自分でできましたね♡サクラコさん…♡嬉しいですよ…♡」
「は、ぁ…♡あ、ありがとう、ございます…?♡」
「…さぁ、動いてみて下さい♡私の上で、淫らに乱れるサクラコさんを…見せてください♡」
「…本当、良い趣味ですね…ん、ぅ…♡ふっ…♡」
ゆっくりと腰を上げ、下ろす♡ぎこちなく、初々しい動きは性的というより、愛欲的な欲求を満たしていった。
「良いですね…♡ふふ、サクラコさんがこんな下品な恰好で私に跨ってるなんて、シスターフッドの皆さんにバレたら…大変なことになっちゃいますね…?♡」
「言わないでくださ…ぁ゛♡ぅ…♡」
「…もっとも、私以外の誰かに跨るなんて、絶対許しませんがね♡」
「当たり前です…!♡こ、こんなの、ミネ団長以外に、出来る訳ない、でしょう…♡」
羞恥に顔を真っ赤に染めながら、ゆっくりと私の上で踊るサクラコさん♡…十分サクラコさんの恥ずかしい姿は堪能したことだ。そろそろ…本気でいってもいいだろう。
「…ふぇ?ミネ、団長…?何で、腰を掴んで…?」
「さっきまでのサクラコさんも可愛らしかったですが…そろそろ、私も限界なので♡」
「何を─は、ぅ゛…っ!?♡♡」
私は彼女の腰を強く掴み、そして─下から一気に突き上げる…♡最奥にある子宮を串刺しにするような、乱暴な腰遣い♡完全にサクラコさんを使うような行為…♡
「あ゛っ♡や、め…♡それ、だめ…♡奥、だめ、です…っ♡」
「その割には、身体は喜んでいるようですが?♡さっきからずーっと締め付けてきてますよ?♡」
「そんにゃ、ぁ゛♡ひ、ぅ゛…♡」
以前した時、サクラコさんは子宮を突かれると良い反応を見せていた…その事を覚えていた自分を褒めてあげたい。ぱんっ♡ぱんっ♡という破裂音と共に、サクラコさんの濁点交じりの本気声が零れ出る…♡やがて上体を起こすことも困難になったのか、私の身体に覆いかぶさるように彼女は抱き着いてくる…♡胸と胸、乳首と乳首が擦れ合うのも気持ち良いが…それ以上に、必死に私のモノに絡み付くサクラコさんの肉襞が、私の雄の本能を煽る…♡
「は、ぁ゛…♡あ、っ…っ!♡」
「おや、イってしまいましたか…?♡」
「そ、そんな、ことはっ…♡」
「…嘘を吐くサクラコさんは、お仕置きです…っ♡」
腰を掴んでいた掌を離し、今度は尻へと向けると…ぎ、ぅ゛っ♡♡むぎゅう゛…♡指先が喰い込む程に、力いっぱい握り締める…♡それにつれ、サクラコさんの膣も強く締まっていく…♡
「は、ぁ゛っ♡ぉ゛♡やめっ♡イ、イキましたっ♡認めますから…っ♡やめ…♡」
「嫌です♡私がイクまで、頑張ってください♡」
「そんな…ヘンタイっ…♡」
「あなたもですよ、サクラコさんっ…♡もうちょっとですから、ほらっ♡」
込みあがってくる射精感に身を任せ、サクラコさんの身体を徹底的に使い込む…♡暴走する本能のままに、私は激しく腰を乱れ突き…♡
「ふ、ぅっ…♡そろそろ、出ますっ…♡」
「あ゛っ♡ミネ、だんちょ…ぅ…♡」
びゅ、ぐ…♡びゅぐ、びゅ、ぅ゛…♡
「っ…♡ふ、ぅ゛…♡」
「ぁ゛…♡なか、でて…♡」
そのままサクラコさんのナカで、激しく精液を爆発させるのだった…♡頭が真っ白になる感覚…サクラコさんの中を染め上げ、自分のモノに堕としている…♡最高に、気持ち良い…♡
「はぁ…はぁ…♡や、やっと、終わっ…た…」
射精が終わり、ずるりと引き抜いたサクラコさんをベッドに寝かせれば…こぽ♡とろ…♡と、開きっぱなしの膣口から溢れる精液が見える。…達成感。支配欲。でも、どこか物足りない。何か、まだ、足りない…♡
「…あの、サクラコさん。」
「は、ひ…?」
「…まだ、消えてないのですが。」
「…へ?」
一度ナカへと注ぎ込んだのに…私のペニスは消えるどころか、未だその剛直を保ったまま。…サクラコさんの両手を掴み、ベッドへねじ伏せた私は─
「…もう一度、お願いしますね♡」
「…えっ、そんな、待っ─あっ…♡」
二回戦。三回戦。…何度も、何度も、本能のままにサクラコさんの中へ精液を流し込むのだった…♡
「…ん、ぅ。…もう朝、ですか…?」
周囲が白み始めると同時に、私は眠い目を擦って身体を起こす。…何だか、身体が、特に腰辺りが痛い。昨日何をしたのか良く思い出せない。
「っ…一体、な、ぜ…」
そう思いながらふと隣を見れば…全裸のまますぅすぅと寝息を立てるサクラコさん。シーツは乱れに乱れきり、あちこち濡れてしまっている。…そうだ。あの後…
「…やって、しまいました…」
昨日の事が段々と思い出されると同時に、口からはそう零れてしまっていた。つい夢中になる余り、サクラコさんに働いた数々の粗相を後悔してみるも…もはや全て手遅れだった。はぁ、とため息を吐く。…仮に妊娠させてしまっていたら、どうしようか。そんな一抹の不安を抱きながら、何となくサクラコさんの頬を撫でてみる。昨日の乱れた顔は影も形も残っていない、無防備な寝顔。それが…私の頬が触れた途端。
「ん…えへ。ミネ、団長…」
…聞こえにくかったが、確かに私の名が聞こえた。夢でも私を想ってくれているのだろうか。先程までの悩みが、一気に馬鹿らしくなった。私は、この人と一生を添い遂げる覚悟など既に決まっている。何を悩む必要があるだろうか?
「…愛してますよ。サクラコさん。一生、あなたの幸せの為、私の人生全てを捧げます。」
届く筈の無い言葉を口にした私は、サクラコさんの唇にキスを落とすのだった。