淫の気を溜めこんでしまっていました。
それを晴らすには妖怪どもの苗床になるしかない!?
様々な妖怪が美肢体を孕ませにかかります!
Skebにてご依頼を受け、執筆した作品です。
お楽しみいただければ幸いです!
舞歌、修練場の苗床となる
巫女装束に身を包んだ少女たちは、広い境内で木刀の素振りをしている。
汗を流す彼女たちは皆、真剣そのものの表情だ。その光景を美女の翠瞳が見守っていた。
「それじゃあ、今日はここまでにしましょう。お疲れ様でした」
ぱんぱんと手を大きく叩く。ウェーブがかった艶髪が揺れた。陽光を跳ねかえし、きらりと煌めく。
美女もまた、白衣と緋袴の巫女服をまとっている。輝金の髪とメリハリある豊肢体は、その着衣とミスマッチのようにも思えた。
しかしその身に漂わせた優し気な雰囲気が、全ての要素を調和させている。
雉杜神社に所属する巫女、遠野舞歌である。ベテランの彼女は退魔業だけでなく、後輩の育成も担当している。
(この代の子も、優秀ね)
教え子たちはまだまだ未熟ではある。しかしとても熱心だ。そう遠くない内に、退魔巫女として送りだせるようになるだろう。
育成は順調といえる。しかし舞歌は、とある懸念を抱えていた。
「…………」
その原因は自分自身にある。
つい先日、舞歌は討伐任務に赴いた。不可解な事件だった。一度は調伏された妖怪が、より強大になって復活したというのだ。
禍々しい妖気は他の妖怪も活性化させていた。舞歌は熟練の退魔巫女であるが……。幾度か不覚を取るほど、手強くなっていた。
(また、溜まってしまったわね……)
妖怪に犯されると種汁だけでなく、妖気も注がれてしまう。それは淫の気に転じ、巫女の心体を蝕んでいく。
気がつけば下腹部を抑えていた。脈とは明らかに異なる、不気味な蠢きが掌に伝わってくる。
「舞歌さん、どうかしましたか?」
教え子のひとりが話しかけてきた。舞歌はすぐさま笑顔をつくる。
「なんでもないわよ。それはそうと、私はもうすぐ休暇だけど……。サボっちゃダメよ」
表情にまで出ていただろうか。舞歌は危惧を強めた。早急に淫の気を晴らさなければならない。
その方法を考えていると、とある施設の噂をふと思いだした。
そこは妖怪の研究所とされているが……。その実は退魔巫女に安全な妖怪姦を提供する、保養所なのだとか。
飛びぬけた霊地にあるので、どれほど犯されても淫の気は溜まらない。むしろ肉欲とともに発散されていくらしい。
(調査も兼ねて、行ってみてもいいかも……?)
一縷の望みと好奇心。それらがベテラン退魔巫女の背を押した。
舞歌はかの研究所を訪ねると決めた。
◇
その施設は霊山の麓にあった。三階建てほどの建屋は、連なる峰々を背にしている。
淫猥な噂が立てられる場所である。しかしその周囲は圧倒されるほどの聖なる気に満ち満ちていた。
「遠野舞歌さんですね。お待ちしておりました」
ロビーは一流企業さながらの佇まいだった。受付を済ませるとすぐに奥へ通される。
応接室のソファに座るとまもなく、職員がやって来た。眼鏡をかけた彼女は巫女装束の上から白衣を羽織っている。ちょっと奇抜な取りあわせである。
「……!」
暢気なことを考えた舞歌に対し、職員巫女は表情を引きしめる。向かいあって座るやいなや、すぐさま口を開いた。
「舞歌さん。率直に言います。あなたは淫の気が溜まりすぎていて、このままでは妖怪化する可能性が非常に高いです」
彼女の表情も口調も真剣そのものだった。舞歌も大げさに言っているなどとは思わない。
(やっぱりね……)
自分の身体のことだ。自分がよくわかっている。しかしここまで深刻だとは思っていなかった。
淫の気を徹底的に発散させるため、職員巫女はとある方法を提案する。苗床コースと呼ばれるものだった。
「苗床……」
舞歌はぽつりと繰りかえした。その言葉は、巫女の末路のひとつとしても知られている。
妖怪に敗北し、捕獲され……いつまでも犯され孕まされ、その仔を産みつづける。退魔師として、いや。女として最悪の結末といっていいだろう。
「っ……!」
しかし今の舞歌は淫の気に侵されている。そんな様を想像しただけで胎が熱くなった。潤みはすでに、膣口から漏れだすほどだ。
「もうおわかりだと思いますが……ここは強力な霊地です。産めば産むほど淫の気は晴れていきます。ご安心ください」
妖怪と深く交わるほど、清らかになっていく。異常な言葉である。しかしその異常さこそが、今の舞歌を昂らせる。
(妖怪を、産む……)
先日の討伐でも、あわやという場面は訪れた。実力と機転で切りぬけたはした。しかし。もしもの未来を想像しなかったわけではない。
「あ、あぁ……」
身体が微震し、吐息が漏れる。溢れだした愛液がソファにまで達していないだろうか、軽く達した舞歌はそんな心配さえした。
しかし職員巫女は慌ただしく書類の準備をしており、気づいた様子はない。
「すぐにでも入りましょう。今日、来てくださって本当に良かった」
「は、はい」
そしてサインを促す。言われるがままにペンを取った。
興奮に浮かされながら書いた署名は、どう見ても歪んでいた。己の内心を表しているようだ。花貌を彩る朱はますます濃くなった。
◇
舞歌はさっそく、研究所が管理する修練場に入った。ここが苗床コースの舞台となる。
この一帯は霊山となっている。しかし隔離されたここには重苦しい妖気が渦巻いていた。彼女が抱く緊張感は、危険な任務に赴いた時となんら変わりがない。
(今から、ここで……)
退魔巫女としての本能が警鐘を鳴らしつづける。こんなところで本当に、淫の気が晴れるのだろうか。
疑問を抱く舞歌の前に、さっそく妖怪が姿を現した。
「ギィッ!」
「ギギギ!」
二体の餓鬼である。手足は細く体躯は小さく、腹部だけが大きく飛びだしている。醜悪な姿形である。
だが最も醜悪なのは表情だった。巫女に向ける卑しい欲望を、彼奴らは隠そうともしない。いつもの舞歌なら、問答無用で斬りすてたはずだ。
「…………」
施設から武器も支給されていた。業物の薙刀である。しかし得物はいつの間にか、舞歌の手から滑りおちていた。
彼女は次に、己の巫女装束にも手をかける。
「はぁっ、はぁっ……!」
熱い息を吐きながら、白衣の襟を開く。細い鎖骨と大きな双房が現れた。
柔肉は白く形よく、その先端はすでにピンと勃っていた。存在を主張する薄桃色の実は、切ない疼きを発する。
「……ギッ」
「ギヒヒ……」
舞歌の意図がわかったのか。餓鬼どもは動かず、視線を注ぎつづけた。
続いて、緋袴の紐を解く。着衣はすとんと落ちた。美女の下半身が露わになる。
きゅぅっとくびれた蜂腰に、引きしまりつつも媚脂を乗せた太腿。ヘソは縦長で切れ込みを入れたかのようだ。
「はっ、あぁぁ……」
一指も触れていないのに。舞歌の恥裂はすでに準備を整えていた。
淫血を集めて膨らんだ小陰唇が、桃色の身を控えめに覗かせた。同時に、牝孔を内側から押しひらいていた。溢れた愛蜜は内腿に跡を残すほどだ。
妖怪どもを前にして、女が自ら肌を晒す。この理由はひとつしかない。しかし舞歌にはまだやらねばならぬことがあった。
「はぁっ、はっ……!」
長い脚を畳んで膝を突く。そのまま腰も深く折った。美女はなんの躊躇もなく、額を地べたに擦りつけた。
全裸での土下座である。長い金髪は背から滑りおち、豊かな臀部が露わになる。太腿に挟まれた巨房がむにゅっと、横部を身体からはみ出させた。
それから舞歌は矮小な弱妖に対し、情けを賜われるよう懇願する。
「お、おねがいします……。どうか私に、あなたたちの仔種をください……」
舞歌の身体は勝手に震えていた。その理由は恐怖でも屈辱でもない。己の身を捧げ、好き勝手に使われる。そんな想像だけで下腹の疼きが止まらなくなる。
幸いなことに、餓鬼どもは慈悲深かった。
「ギッヒヒッ!」
「あっ!」
美しい金髪を乱暴に掴まれた。無理やり顔をあげさせられ、頭皮と首筋に痛みが走る。
しかし花貌に浮かぶのは恍惚とした表情だった。牡の蛮行に対して美女は、頬と瞳を上気させる。
餓鬼はそのまま舞歌を、己たちの住処へ引きずっていった。
◇
ぱんっ! ぱんっ! ぱんっ!
「んん……! む、うぅう……!」
肉を打ちつける音と、くぐもった声が響く。それらは餓鬼どもの住処から聞こえていた。
彼奴らは舞歌の種乞いをしかと聞いた。巫女を四つん這いにさせたまま、その美肢体を犯しだす。
「ギィ、ギヒヒ!」
餓鬼どもは譲りあうことなどしない。争うようにして舞歌の女体に取りついた。美女の膣穴と口唇には、矮妖の欲棒が突きこまれている。
どくっ! どくっ! どくっ! どくんっ!
「むぉ……! おぉっ、お゛ぉ……っ!」
思わぬ美畜にありついたのだ。興奮のままに動いた餓鬼らは、あっという間に射精に至る。
口中に苦い味が広がった。異臭は鼻腔にまで突きあがる。吐きだしそうになるが、桃唇はいまだ塞がれている。巫女は穢液を飲みこむしかない。
どくっ、どくっ、どぷんっ……!
(これ、ほんとに……)
膣内にも胤汁が溢れだす。妖気とともに精液を注がれることも、初めてではない。しかし決定的に違うことがあった。
舞歌の身体にはたっぷりと淫の気が渦巻いている。この一射で孕まされたとわかった。しかし。
「ギィイッ!」
「あ……っ、あぁぁっ! んむ゛っ!」
舞歌の事情など餓鬼どもには関係がない。
欲液を吐きだした二体は同種から小突かれ、無理やり退場させられる。空いた桃唇と淫口には、すぐさま次の牡性器が挿入された。
ばちゅっ! ばちゅっ! ずぢゅっ!
「むお゛……、お゛、お゛ぉ……!」
舞歌はさらに激しい性動に晒される。喉奥をがんがんと突かれた。抽送の勢いは膣ヒダを削ぎおとさんばかりだ。交尾を目の当たりにし、興奮を高めた結果である。
餓鬼どもはまだまだ控えている。彼奴らの肉欲はさらに煽られていく。夜が更けるごとに、輪姦の苛烈さは増していった。
◇
舞歌はあっさりと、餓鬼の仔を孕まされた。次に彼女を待っているのは出産である。長い足止めになると考えていたが……。
(こ、こんなに早く、お腹が大きくなるなんて……)
心の準備が整うずっと前に、胎の仔の月が満ちた。舞歌の腹はぽっこりと膨らんでいる。四つん這いの姿勢をとる彼女は、体内の重さをより強く感じていた。
着床からわずか数日で臨月に至る。あまりに性急な成長である。歴戦の退魔巫女もこれには困惑した。
彼女には淫の気が満ちているから。それだけが原因ではない。この修練場には妖児の育養を促進する作用があるのだ。
「ふぅっ、ふぅぅ……!」
舞歌のキャリアは長い。妖怪に犯され、胤汁を注ぎこまれたこともある。しかし異種の出産に及ぶのは、これが初めてのことだった。
未知への不安と恐怖に、美女は大きな翠瞳をぎゅっと瞑る。
ぐぐっ……。
「!!」
次の瞬間、かっと見開かれた。そこには早くも悦涙が滲みだしている。目視など及ぶはずもないのに、脳裏には胎内の光景がはっきりと映しだされた。
硬く丸い頭部が、子宮口を中から押しこんでいる。餓鬼と自分の遺伝子を混ぜあわせた仔妖。それがいよいよ誕生しようとしていた。
「かはっ、あ……! あ、あぁぁあ……!」
未産の彼女にとって、過大すぎる衝撃だった。身体を内側から壊されてしまう。舞歌はそんな直感さえ抱く。
痛苦を逃すため、美女の腰はひとりでに動いていた。美臀が左右にゆらゆらと揺らめく。その光景はもちろん、餓鬼どもも目にしている。
「……ギギ!」
ぐっ、ぐぐぐ!
「えっ!? な……! そ、それは……!」
煽情的な尻振りに誘われたのか。一体の餓鬼が舞歌の腰に飛びついた。そして牡棒をもって、美女の菊穴を掘りかえしにかかる。
「だ、ダメっ! はいらない! はいらないからぁ……っ!」
そんな制止など当然、聞きいれられない。矮妖は力尽くで己の欲望を叶えた。
ずぶぅっ!
「あっ……あ、あぁぁあ゛……!」
太い肉棒が直腸へ侵入した。肛門のシワが全て引きのばされる。敏感で繊細な粘膜は痺れを訴えだした。それは徐々に快楽へ変わっていく。
肛門性交の愉悦に舞歌は酔いだした。ゆえに忘れてしまっていた。自分は出産に臨んでいる真っ最中なのだ。
ぐぐぐぐっ!
「あ゛ッ!? あ、がぁっ……!」
胎児は子宮口を潜り、すでに膣腔に降りてきていた。しかしそこから先に動く様子はない。
直腸には今、小鬼棒が突きこまれている。裏道を圧迫されて、産道は狭くなっていた。胎児はそこから進みあぐねたのだ。
「や、やめてぇ……! あかちゃんっ……でれないからぁ……っ!」
舞歌の心配は杞憂というものだった。
矮小とはいえ妖怪である。餓鬼の赤仔は無理を通してくる。狭まった膣腔が力尽くで押しひろげられた。
「あ゛っ……! あ、あぁぁあッ!」
硬く勃起したペニスと、それよりも硬い頭蓋。ふたつの骨肉が秘所をごりごりと削る。身体の防衛反応により、愛蜜がとめどなく滴りだした。それが潤滑剤となった。胎児はゆっくりと進んでいく。
すぢゅぅうっ!
「あひっ……ああぁぁあ゛!」
やがてその時が訪れた。締まった淫裂を裂けんばかりに広げて、餓鬼の嬰児が外界に飛びだす。
醜い亜人と、美しい巫女。そこに共通点は見られない。しかし両者はしかと、ヘソの緒でつながっている。
「はぁっ、はぁっ……はぁぁ……!」
しかし舞歌はそんなことにも気づけない。産悦の衝撃を初めて浴びた彼女は、尻を高々と掲げたまま、痙攣するばかりだった。
◇
餓鬼の仔を充分に産まされた後、舞歌は解放された。彼女は再び山道を歩きだす。目的地は修練場の最奥だ。
自分から放りだしたとはいえ、武器も衣服もない。全裸の美女は不安を覚える。しかし舞歌が眉根を寄せる原因は、それだけではなかった。
(……身体を洗いたいわね)
白肌にも金髪にも、餓鬼どもの穢液がまといついている。邪悦を浴びていた時は気にならなかったが、今は不快極まりない。
「あっ」
ふと、舞歌の耳は水のせせらぎを捉えた。そちらに足を向ける。間もなく川に行きつくことができた。
澄んだ清流に身を浸す。冴えた水を手で掬いあげ、胸房の下や腋窩を拭っていく。さっぱりとリフレッシュできた。
「……?」
上機嫌な舞歌だったが、妙な気配を背後から感じた。首を捻って視線を送る。黒々とした球がふたつ、水面に浮かんでいた。
「あっ!?」
それが生物の目玉だと気がついた時にはもう遅かった。その持ち主……蝦蟇に飛びかかられた。
対処などできるはずもない。舞歌は人間ほどもある妖蛙に押したおされる。川底に手と膝をついた。水流は顎のすぐ下にまで迫っている。
「ゲコッ!」
「ゲゲ!」
獲物を取りおさえたからか。川に潜んでいた同胞たちが次々に現れる。ばしゃばしゃと水を跳ねあげて、蝦蟇どもが舞歌に近づいてきた。
目はぎょろりと飛びだし、口は大きく、ぬめった皮フは痘痕のようにデコボコとしている。
蝦蟇は巨大化したカエルそのものの妖物だ。乙女としては敬遠したい姿をしている。当然、舞歌も苦手だ。
「い、いやッ!」
そんなものに取りかこまれるばかりか、尻の上にも陣取られている。舞歌が感じる嫌悪は相当だった。
もちろん妖怪は、人間の心情に寄り添うことなどしない。
びしゅっ! びしゅしゅっ!
「あっ!?」
四方八方から冷たいものが飛んできた。舞歌の首筋に、乳房に、太腿に。それらはぴったりと張りつく。蝦蟇どもの舌だった。
赤い長肉は唾液で濡れ、ぞっとする感覚を肌に残していく。
「はぁっ、あぁ……あぁっ!」
しかし蛙舌の冷たさとは裏腹に、舞歌の息も頬も火照りだしていた。
蝦蟇の体液には催淫作用がある。その作用は強力で、巫女を昂らせることさえ可能だ。
ぎゅるっ、ぎゅむっ……! ぎゅうっ!
「あっ……! あぁっ!」
二本の舌がさらに、左右から繰りだされた。舞歌の胸房に巻きつく。形よい膨らみは赤肉に圧されて歪みだした。
乳悦に身体は反応する。背筋がうねり、艶金の髪がきらきらと光を反射する。
びしゅっ!
「そ、そこはぁ……っ、あ! あっ、はぁぁぁあんッ!」
蛙舌の侵攻は留まらない。新たに触れた箇所は最大の弱点である……クリトリスだった。淫豆を指弄するのは、彼女のお気に入りだった。自ら育てた感度により悩乱を深めていく。
舞歌の準備はとっくに整った。蝦蟇どももそれを知る。
ずぶぶぶ……!
「あぁ……っ! あぁっ!」
舞歌の背に取りついた個体が、牡性器を挿入した。
普段は体内に格納されているカエルのペニスは、体液をべったりとまとっている。加えて表面はぐずぐずとした腐肉のようで、美女の体内にあっさりと潜りこむ。
「はぁっ、はっ……!」
熱血の通わぬ肉棒に穿たれ、身体の芯から冷やされていく。ぞくぞくとした感覚が下腹部から広がった。華奢な背中も長い金髪も小刻みに震えだす。
美臀に取りついた蝦蟇はそのまま、ピストン運動を送りこみだした。
ぱちゅっ、ぱちゅっ、ぱちゅっ!
「あぁっ、はぁっ! あ、あぁんっ!」
濡れた腹が舞歌の尻を何度も打つ。湿った鼓音が清流に混じりだした。同時に巫女の桃唇からも、快楽の歌が立ちのぼりだす。
「ゲコッ!」
「ゲゲゲッ!」
周りを囲む蝦蟇も合唱を始める。様々な響きが川辺に溢れだした。
舞歌の肢体に触れる舌がぶるぶると振動した。乳首に陰核。快刺激が弱所を直撃する。巫女はそのまま、絶頂の世界に押しあげられそうになった。しかし。
「!!? ごぼっ……!」
昇りつめる感覚から一転。舞歌の身体は下方に引きこまれた。
輪姦パーティーにより、妖蛙どもは興奮を極めていた。さらに強く舞歌の身体にまとわりつく。重さに耐えきれず、姿勢を崩してしまった。
(お、おぼれちゃう……!)
口と鼻が川に浸された。舞歌は慌てて首を起こそうとする。しかし水掻きの手が頭を押しこんできた。
「や、やめ……! はなしっ、ご、ごぼッ! おお゛……!」
人間は水中で呼吸ができない。しかし蝦蟇の中の常識は違う。獲物が抵抗を始めたとでも思ったのか、さらに強く美女の肢体を抑えつけだした。
(しぬ……ほんとに、しんじゃう……?)
美女の花貌は完全に水没した。吸気ができず、川面にぶくぶくと泡を吐きだすしかない。それなのにもちろん、牡性器の抽送が止まることはなかった。
ぱちゅっ! ばちゅっ! ぱぢゅっ! ぱちゅっ!
「お゛……、ごぼ……」
死に瀕した状況で邪悦を叩きこまれ続ける。そんな異常は舞歌の頭に、とある情報を刻みこむ。
妖怪に犯されぬくのは文字どおり……死ぬほど気持ちいいことなのだ、と。
どぴゅっ! どくっ! どくぅっ……!
「ごぼっ……! お、おお゛っ、おごっ……」
きつく緊縮した膣腔が幸いをもたらした。強締に耐えきれず、蝦蟇は胤汁を吐きだす。妖蛙の射精。それは不気味な感触を伴った。冷たいのに神経を沸かすような精液が、胎内にじわりと広がる。
「おお゛っ、おごっ、お゛ッ……!」
さらに深い錯覚が脳に灼きつく。焼印は皮質の内側にまで達した。生涯、消えることはないだろう。
臨死と絶頂。舞歌はふたつの天上界を同時に垣間見る。身体は子孫を遺すことに逸った。子宮内に強制排出された卵子に、蝦蟇の精子が群がりだす。
◇
舞歌は蝦蟇に孕まされた。月が満ちるまで、やはり日数はほとんどかからなかった。美女はまた、妖怪の出産に臨もうとしている。
清流に腰から下を浸し、両脚を大きく開く。そんな格好をした彼女は今、無数の目玉に見守られていた。
「はぁっ、あぁぁ……!」
舞歌はいまだ淫の気に冒されている。それでも己が身に訪れた異変はわかった。
(おなか……絶対に、おかしい……!)
子宮にいる時でも妖怪の仔は活発だ。彼奴らは産まれる前から、女に邪悦を与えることができる。
しかし妖蛙の仔がもたらす胎動は異常だった。
びちっ! びちちっ!
「うぅっ、うっ!」
断続的な震えが下腹に生じた。腰が勝手に跳ねて、水しぶきがびしゃりと上がる。
胎だけでなく膣も、快痺に支配されている。それでもわかった。自分の身体から、なにかが出ていった。
その正体を確かめるため、翠瞳を川面に送る。
「はぁっ、はぁっ……。っ?! い、いやぁぁあッ!」
舞歌が産んだもの。それは大きなオタマジャクシだった。体表は黒々とぬめり、頭でっかちで、体は尾しかない。びちゃびちゃと身を振りみだすと、母のぼて腹に川水をかけた。
餓鬼は人間の形に近かった。しかし今、己のナカから現れたものは異形に他ならない。この事実に舞歌の気が遠くなる。
ずるるるっ! ず、ずちゅんっ!
「あぁぁっ!? あ、あぁぁあ゛!」
彼女の心など一顧だにされない。第二仔がすぐさま胎中を後にした。粘液まみれの皮フが産道に擦りつけられる。ヘソから下を水に浸しているのに、身体が熱くなっていく。
ずるっ、ずちゅっ! ずるるっ、ずちゅんっ!
「ま、まって……っ、あ、あぁっ、あ゛ぁッ!」
子宮口と内腔はすでに拓かれている。粘着質な水音とともに、オタマジャクシたちが次々と滑りおちだす。
敏感なポルチオを大頭でこじられ、充血した膣粘膜に媚毒を塗りこまれる。下半身を川水に浸しているのに。身芯から熱く焦がされていく。
「はぁっ、あぁ……あぁぁ……」
退魔巫女がひり出した幼蛙の数は、とてもカウントできるものではなかった。それはそのまま、舞歌に与えられた産悦の数でもある。
蝦蟇どもは同胞の誕生に湧き、濁歌を清流に響かせる。舞歌はいまだ絶頂から降りてこられない。喘ぎのような呻きのような声で、合唱にささやかに参加するのだった。
◇
川辺から脱した後も、舞歌は修練場を進む。妖怪と遭遇しては襲われ、その仔を孕み、産みおとし……。過酷な道のりだった。
舞歌の身体にはそんな陵辱の後が、はっきりと浮かんでいた。
胸房はみっしりと実り、母乳を噴きだすようにすらなった。胎児を支えることを知った美臀も、さらに豊かに張りだしている。
孕辱の疲労を重ねた身体を引きずるようにして歩く。そんな舞歌だったが、とあるものを見つけた。
「これは……」
異なる場の境を守るもの。道祖神だ。目の前にある石碑からは不思議な力を感じた。
新たな界に踏みこんだ時、その直感が正しかったと知る。
「あっ……! ふぅ……」
突如として清浄な気に包まれる。癒しの風を受けて、思わず溜息が漏れた。
舞歌はついに修練場の最奥に到達したのだ。
(やっぱり、ここってすごい霊地なのね……)
身体の重さすら今は気にならない。この地の空気をさらに取りこむため、舞歌は大きく息を吸った。
その瞬間、異臭が鼻を突く。
「うッ!?」
胸がむかむかする不快さだ。古くなった油のにおいだとわかった。それは修練場のゴールの、さらに奥から漂ってきている。その源を追った。
原因はすぐ近くにあった。舞歌はそこで、信じられないものを目の当たりにする。
「もぉ……お、おぉおっ……!」
そこには四つん這いになった少女がいた。
屈辱的な格好にもかかわらず、彼女の花貌と美肢体はよくわかった。長い黒髪は地面まで垂らされ、乳首を下に向けた胸房も重たげに揺れる。
彼女の全身は粘ついた油に絡めとられていた。華奢な背中も締まった小尻もてらてらと濡れて、いやらしい光を反射する。
「な、な……?!」
舞歌は絶句した。続いて、他の人影があることにも気づいた。彼女のすぐ横には小柄な何者かが屈みこんでいる。
びゅるっ、びゅるるっ!
「おぉッ! も、ぉぉおお゛……!」
怪人物は少女の膨らみに手をかけていた。五指がリズミカルに開閉すると、音を立てて白汁が飛びでる。地面に置かれたタライに溜められていった。
まるで、ウシの乳搾りのようだ。舞歌はそんな感想を抱く。
「おぉ……? また、巫女が来たのか」
屈んでいた影がゆっくりと立ちあがった。矮躯の老人だった。いや、違う。彼は人ではない。妖怪、油すましだ。
「ねぇ……。これは、なにをしているの……?」
自身の理解を超えた状況に、舞歌は問いかけずにはいられない。老妖は細い眼とたるんだ口元をいやらしく曲げた。
「そうさなぁ……。ほれ、護。おまえから説明してやりなさい」
「も、ぉぉお……」
「ひっひ! 今は人間の言葉を使ってもかまわんて」
油すましの許可を得た後。護と呼ばれた退魔巫女は、舞歌に事情を説明しだした。
彼女も以前、この修練場を訪れたこと。その際にこの油すましと婚姻を結んだこと。彼が与えてくれる油悦が忘れられず、任務が終わるとここに戻り、乳牛として飼ってもらっていること……。
「そ、そうだったの……」
舞歌はそんな言葉を返すのが精いっぱいだった。
護はついぞ、四つん這いの姿勢を崩すことはなかった。今もうっとりと蕩けた表情で油すましのことを見上げている。
稀な美少女が、醜い老妖にかしずく。異様な光景だった。それゆえに舞歌の心を掴む。
「上手に説明できたのぅ。ほれ、続きをしてやるぞぉ……。かわいい牝牛め」
「もぉっ! おぉ……ッ! お、おほっ、おぉぉおっ!」
油まみれの皺掌が大きく張った胸房を滑った。乳首からはミルクを、桃唇からは獣じみた嬌声を。護はそれぞれ搾りだされる。
「今日もやっとるのぅ」
「む。見ない顔もおるな」
修練場の奥の奥は、油すましたちの住処でもあったらしい。小柄な老妖がわらわらと集まってくる。
舞歌は全裸のままだった。しかし彼らは美肢体にちょっと視線を送っただけで、四つん這いの護に群がりだす。
ずぶっ!
「もぉっ……! おぉぉ……っ」
一体が背後から腰を掴んだ。そのまま肉棒を挿入する。膣腔を埋められた護は、嬉し気な吠え声をあげた。
「今度は儂が、孕ませてやるぞぉ……」
「身重になると、母乳の質も量も大違いだからのぅ」
蜜洞を掻きまわす、粘った淫音が響きだした。最奥まで押しこまれると、護の尻は油すましの腹で叩かれる。美臀がぷるぷると震えた。
「もぉっ! おぉっ! お……っ、お、ほぉぉおお゛……!」
なめらかな白肌に淫油を塗りこめられ、巨房を揉みしだかれ、背後から貫かれる。そんな無体を働かれているというのに。
黒髪の美少女に浮かぶのはやはり、幸福そのものの表情だった。
(……確か、期限はまだだったはず……)
舞歌は優秀な退魔巫女である。ゆえに修練場の踏破も早かった。研究所から提示された日数には、まだ余裕があると覚えていた。
ごくりと喉が鳴る。次の瞬間、彼女の口は勝手に動いていた。
「ねぇ……。わ、私も……」
◇
ここで乳牛として飼われたい。巫女の浅ましい願いは、老妖たちに快く受けいれられた。
「それじゃ、さっそく始めようかのぅ」
「は、はい」
返事をした舞歌の尻を、油すましは思いきり打った。破裂音が高く響き、じんじんとした痛みが肌に走る。
なにが悪かったのか。それはすぐにわかった。
「も、もぉ……」
舞歌はもう退魔巫女ではない。いや、人ですらない。油すましに飼われる乳牛なのだ。ならば人語を用いてよいはずがなかった。
そして二足で立つのもまた、相応しくない。長い脚を折りたたむと手と膝を地面につく。二度目の打擲が来る前に、四つん這いの体勢となった。
「ひっひ! 新しいのもなかなか素直で、かわいいじゃないか」
粘ついた声が上から降ってくる。肌に這うようなそれは、舞歌をぞくぞくとさせた。
彼は手際よく、美女の細首に輪をかける。それから伸ばした紐を杭にしっかりと巻きつけた。
新しい乳牛……すなわち舞歌は、護のすぐ隣に固定された。
「……ふふっ」
視線を横にやる。そこには当然、護の顔がある。彼女は舞歌に、こっそり笑みを送ってきた。
見れば見るほど美少女である。黒髪も翠瞳もいかにもおしとやかで、自ら妖悦に溺れるようには思えない。
とろぉ~~。
「ひゃあッ?!」
考えに耽っていると、たっぷりの油を垂らされた。背中が冷たさに覆われ、皮フが粟立つ。しかし粘液がぬるりと通過した後は、じわじわとした熱さが肌に染みこみだした。
老妖が操る油。それは彼の性質そのもののようだ。ねちっこく絡みつき、女体にいつまでもまといつく……。
ぬるっ、ぬるるっ、ぬるぅ……っ。
「ふっ、うぅ……っ、は、ぁぁあっ……」
粘液が柔房の全体に塗りこまれる。肌をくすぐられ、震えた声がさっそく搾りだされた。
間もなく、舞歌の双山はてかてかと照りひかりだした。そして、ここまでは小手調べだったと言わんばかりに。老妖の手つきは無遠慮さを増していった。
ぎゅうっ、ぎゅむっ、きゅっ……!
「あぁぁ……っ! あ、はっ、あ!」
皺だらけの掌がなめらかに滑る。胸房の根元から先端に向かって、徐々に握力が強くなっていく。
護に課せられていた指技。それは予想以上の乳悦をもたらしてきた。舞歌の身芯はかっと熱を帯びだす。
(く、くるっ、きちゃう!)
それだけではなかった。体奥からなにかが滲みだす感覚がする。熱い塊は的確な揉撫により、出口……すなわち乳首に誘導される。
薄桃色の実が切なく疼いた。胸房が破裂してしまう。そんな危惧を抱いた時だった。
ぷしゅっ、ぶしぃっ!
「え……? あ、あぁぁっ!?」
解放感と悦楽が弾ける。潤んだ瞳はその原因を見る。己の胸尖から液汁が溢れだしていた。母乳だった。
老妖の手はなおも滑り、撫で、圧迫を加える。抵抗も我慢のしようもない。またも白汁が噴きだした。
「あひぃぃッ! はっ、はぁっ、あぁッ!」
「おっ。さっそく噴きだしおったか」
「こんなすぐに出すとは……。ひひっ! ケダモノ同然じゃなぁ」
油すましどもは醜顔を歪め、美女を嘲弄する。しかし舞歌の頭は搾乳の邪悦に支配されている。花貌を染める朱は恥辱ではなく、純然たる快楽ゆえだった。
びゅっ、びゅくっ、びゅるっ。
「おっと。もったいないの」
甘い匂いと白い乳汁。それらが地面にぶち撒けられていく。別の油すましがタライを持ってくると、胸尖のすぐ下に設置した。
容器は見る見るうちに溜まっていく。その様を見た油すましの一体が、頭上から舞歌に問いかけた。
「どうだ? 気持ちいいか?」
「も、もぉぉお……っ」
美女は細首を大きく反らす。声の主に媚びを含んだ上目遣いを送った。
舞歌は人語を用いなかった。覚えのよい乳牛に、油すましは褒美をくれてやる。さらに強く巧みな搾りが、美巨房に絡みつく。
ぴゅうっ! びゅるっ! びゅくっ!
「あぁっ、はぁっ! ……も、ぉぉお……、ほぉぉお!」
美女の嬌声はすっかり、ウシのごとき鳴き声に変わっていった。輝金の艶髪を躍らせて、悦楽の強さを朗々と歌いあげる。
「もういっぱいになりそうじゃ」
「ひひっ! もっと出るようにしてやるか」
言いながら、老妖の一体が舞歌の背後に陣取る。妊娠させるつもりなのだ。
剥き卵のような美臀に淫油を刷りこまれた。じくじくとした熱が下半身も覆いだず。
ずぶぶ……っ!
「ほぉっ……! お、もぉぉお……!」
次の瞬間、油すましの魔羅が膣腔に突きこまれた。
老妖から分泌される粘液で、結合部すべてがべたりと密着する。それは舞歌からさらなる邪悦を引きだした。抽送の度で、ぬちゅ、ねちゃと音が鳴る。
「もぉっ、もぉぉ……!」
「お、おぉ……っ、おほぉぉッ……!」
後ろから貫かれるだけでない。舞歌と護はともに、ミルクも搾りだされる。
下腹にも胸乳にも、燃えさかるような快楽が広がる。乳牛になるという選択は間違っていなかった。悦嵐の中で舞歌はそう確信する。
◇
輝金の巫女が家畜として油すましに飼われ、数日が経った。滞在期間はまだ短い。しかし舞歌の腹はすでに大きく膨らんでいた。老妖の仔を孕まされたのだ。
好色な油すましどもはなおも、舞歌と護の胸房や美尻に取りつく。そして好き勝手に欲望を満たしていた。
「はぁぁ……っ、はぁっ、はぁっ」
身籠ってからというもの、乳搾りの快楽はさらに強まっていた。
下に向けた胸房はずしりと重い。赤仔のためにミルクを増産したからだ。それが油すましの手技で放出され、どんどん軽くなっていく。
大量の母乳を勢いよく噴射する。虚脱を伴うそれは、癖になる悦楽があった。
「乳の量も、格好も……本当にウシになったみたいじゃのぅ。嬉しいか?」
「もぉっ! お……! おぉぉお゛……ッ」
油まみれの手でぼて腹を撫でられた。皺だらけの掌がべたりと張りつく。その感触だけで軽く達してしまった。
舞歌は確かに、妖怪の仔を妊娠している。しかしその膨らみ方は明らかに過大だった。引きしまったウェストは見る影もなく、白肌が張りつめるほどになっている。
「はぁっ、はぁっ」
その理由は簡単だ。巫女の身に宿る赤仔は、一体だけではない。油すましの淫油をたっぷりと浴びた結果、多胎となってしまった。
数日間、同じ快楽を味わったのだ。隣の護も同じ運命を辿っている。
身重となったふたりだが、労わられることなど当然ない。
ぬちゅっ、にゅちゅっ、ぬぢゅっ!
「もぉっ、ほぉっ、おほぉっ!」
ふたりの牝孔には牡性器が突きこまれていた。
舞歌の脚も護の脚も、膝を折ってもなお長い。矮躯の油すましは臀部にしがみつくようにして、抽送を送りこんでくる。
自分の意志は一切無視され、妖怪に使われる。胸にも腹にも、髪の毛の一筋にまで。この感覚が舞歌に刻みこまれていった。
「うっ、うぅッ!」
黒髪の巫女は突然、苦し気な声をあげた。舞歌は咄嗟に視線を送る。護の花貌に青みが差していた。四つん這いの姿のまま、陣痛が始まったとわかった。
ずくんッ!
「あぁ……ッ!? あぁっ!」
同胞を気にかける余裕などなかった。自分も同じように膣底を叩かれていたのだ。腹を割られるような衝撃が、舞歌にも襲いかかってきた。
油すましの赤仔どもは、揃って胎中を出ようとしていた。
「迎え棒の効果が出たのぅ!」
「ひっひ! 何匹産むか、賭けるなら最後じゃぞ!」
さすがの老妖も牡性器を抜き、産道を確保する。そして下卑た言葉を笑みを交わしあう。
ぐぐっ! ぐぐぅっ!
「ぅあ……ッ?! あ、あぁあ゛!」
しかし胎児たちは譲りあうことをしなかった。我先にと外界を目指す。
舞歌の子宮口には硬頭が殺到していた。いずれも退かず、窄口を拡張しようと試みる。最大の性感帯はごりごりと、内側から強擦された。
ずぐんっ……!
「あ、あがぁっ……! がふッ……!」
壊れんばかりの衝撃と、それ以上の邪悦。それが舞歌の身体を裂こうとする。しかし幸いなこともあった。
老妖の仔はすでに、淫油をまとっている。それが潤滑剤となった。多頭は無理やり子宮口を潜り、揃って膣腔を滑りおちる。
ぶぢゅッ! ぢゅぢゅぢゅぅうッ!!
「あぁッ、がぁっ……! あ、あぁぁあ゛!」
「はひっ、はっ、あぁっ! あっうぅぅうんッ!」
舞歌と護。ともに清廉な巫女たちから、濁った嬌声が迸った。
同時にけたたましい粘水音が淫裂から鳴った。膣内に塗りこめられた油、子宮から溢れでた羊水、そして……。油すましの赤仔ども。これらが飛びだした音だった。
彼奴らは嬰児だというのに。手足は細く筋張り、口元には深い皺が刻みこまれている。いかにも好色な表情だ。妖怪は産まれた時から妖怪なのだ。
「ふぅっ、うぅ……! うぅぅ……ッ」
しかし母たちはそれすらもわからない。舞歌も護も花貌を地べたに擦りつけ、ひくひくと呻きをあげるばかりだった。
妖怪に犯され、孕まされ、その仔を産む。苗床となる悦楽を、たっぷりと味わうことができた。
しかし老妖どもの欲望は底なしだ。赤仔を通したばかりで、充血した花唇にも容赦ない。ふたりの巫女は再度、肉棒を受けそうになるが……。
「おぉい。黒髪も金髪も、そろそろ刻限だと。言伝があったわい」
「む……。じゃあ種付けはやめておかねばな」
「楽しい時間はあっという間じゃのぅ」
舞歌も護も、修練場を出る時が迫っていた。それを知った油すましたちは、素直に挿入を諦める。
彼奴らは妖怪。理外の存在である。しかし利害を同じくする研究所の要請には、しっかりと従う。
「それじゃ最後に、思いきり搾ってやるか!」
「ひひひ、ぎりぎりまで嬲ってやるからなぁ……」
それでももちろん、巫女への淫虐に手心を加えることはない。
舞歌も護も、次から次へと妖油を浴びせかけられる。重い臭気が鼻孔に流れこんだ。
これこそが悦の先ぶれであると、本能に刻まれるほど学習している。乳牛たちは天上の景色を早くも垣間見る。
びゅるっ! びゅくっ! びゅるる!
「あぁぁあっ! はぁっ、あぁっ、あああ゛!」
出産の快楽と衝撃は、乳房にも影響を与えていた。油すましの手で搾られると、まるで蛇口が壊れたかのようにミルクが噴きだす。
乳管に強い圧力がかかり、乳頭は破裂しそうなほど勃起した。胸房から発された邪悦が、舞歌の全身で爆ぜた。
「もぉっ、おぉ……! おほっ、お、おおお゛!」
長年の任務により、舞歌は淫の気を蓄積させていた。それはもうほとんど晴れている。仕上げの乳搾りを受ければ、綺麗さっぱりなくなることだろう。
「それにしても、こやつらを手放すのは惜しいのぅ」
「なに。そんなに待つことはなかろうて」
舞歌の頭上で油すましどもは会話をしていた。しかしその意味を考えることはできない。肌を滑り肉に染みこむ快感に翻弄され続ける。
「お主も、いつでも来てよいからな……」
だから老妖は乳牛にもわかりやすいよう、説明してやった。耳元から吹きこまれる声はべとりと粘ついていた。舞歌の鼓膜にいつまでもへばりつくことだろう。
「もほぉ……っ、ほ、おぉ……、もぉぉおッ!」
この快楽を再び味わうことができる。それは知った舞歌は悦びの歌を響かせた。尖った桃唇から漏れる声はやはり、ウシのものによく似ていた。
長かった休暇ももうすぐ終わる。そうすれば再び、退魔巫女として働くこととなる。
後輩の面倒を見て、人々に傷つける妖怪を倒し……。そして次の休暇が回ってきたら、またここで乳牛として飼ってもらおう。舞歌は固く決心する。
その前に是非とも。人語を使って存分に、搾乳の悦びを語りあいたいものだ。視界の端には今も、艶やかな黒髪がちらちらと映る。
この主と話せる時も、舞歌の未来の愉しみとなるのだった。