※この作品はR-18です。

セックスが禁じられた世界で俺の精子が狙われている   作:夜狩景士

7 / 16
人懐っこい新人類とセックス

 

 私空間に入って来たのは、小柄だが肉感的な女性だった。

 彼女はすぐにヘルメットを外した。ポニーテールが揺れている。

 人懐っこい笑顔に八重歯が可愛い。だが正直言って光司の好みではなかった。

「チェンジ」

 光司が言う。

「ちょっ、ちょっと……待ってください!」

 ちょっとからかってみただけの光司の言葉に彼女は動揺する。

「せめて私の肉体(からだ)を見てからにしてください!」

 彼女は慌てて解除レバーを捻り、防疫スーツを緩めた。

 胸を開くと豊満な乳房が横に広がる。彼女は裸でスーツを着て来たのだ。

 光司は沙奈絵を想い出した。沙奈絵もこの部屋に来てすぐに裸を晒した。

「真崎夜梨子です……」

 大きな尻を晒して脚からスーツを抜きながら、夜梨子は自己紹介をする。

 全裸になった夜梨子が腰に手をあて肉体を捩ったポーズをとる。

「どうですか?」 

 柔らかくて抱き心地の良さそうな肉体だ。

 脱ぎっぷりが良いのはいいが、恥じらいのない底抜けの明るさが、光司の好みから外れている。

「やっぱ、チェンジ」

「ええっ! ダメですか……」

 夜梨子が落胆の表情を見せる。じわじわと眼に涙が浮いてきた。

「私……ずっと本物のセックスがしたくて……」

 夜梨子の瞳が訴えかけるように光司を刺す。

「配偶機やオナニーじゃ、全然満足できなくて……旧人類のエロ動画みて、いいなっ、てずっと憧れてたんです!」

 夜梨子の頬を涙が、つつっ、と伝った。

 その憂いのある表情が光司の胸をくすぐった。

「せめて、一度だけでも抱いてくれませんか?」

 光司を真摯な表情で見つめる夜梨子。

「わかった。セックスしよう」

「ホントですか!」

 夜梨子が泣きながら笑顔を見せた。

 

 ソファに座る光司の前で跪いた夜梨子が両手で自分の乳房を持ち、光司のペニスを包み込んだ。

 ボリュームのある乳肉に包まれて亀頭だけが顔を出している。

「どうですか?」

 光司の表情を窺いながら、夜梨子が乳肉で圧をかけてきた。

 莉里香の時にはパイズリをしなかった。

 口や膣とはまた違った柔らかい刺激が心地よい。

 巨乳の割には小さい乳輪をくるくる回して夜梨子が肉棒を包み込む。

 唇から唾液を垂らす夜梨子。光司の鈴口から洩れる我慢汁と混じって、ぬちゃっ、ぬちゃっ、と淫靡な音をたてる。

「ああっ……気持ちっ、いいっ!」

 光司が思わず声を漏らす。

「ホントですか? 嬉しいっ!」

 そう言うと、夜梨子は上下の動きも加えてきた。

 亀頭が乳に呑み込まれ、消えては現れる。

 夜梨子が肉棒を乳で挟んだまま、亀頭を唇に含んだ。

「……あっ!」

 突然の異質な刺激に、光司は叫んでしまう。

 夜梨子は亀頭を含んだまま舌で刺激してくる。

(うわっ……たまんないっ!)

 莉里香の時は、光司が彼女の身体を貪っていただけだったが、夜梨子はしっかりと光司にサービスしてくれた。

「フェラ、してくれる?」

「はいっ!」

 夜梨子は元気よく答えると、はむっ、と亀頭を口に含んだ。

 もうちょっと舌で舐めながら焦らすようなネットリとした口淫がよかったのだが、夜梨子は本物のセックスに焦がれていたと言った。仕方ないのかもしれない。

「んっ……ふんっ……ぐちゅっ、じゅぼっ……」

 荒い息を漏らしながら、唾液と舌を絡めて夜梨子は肉棒を咥え込んだまま頭を振っている。

「どう? 本物のチンポは……」

 光司が訪ねる。夜梨子はゆっくりと唇を肉棒から抜いた。亀頭から幾筋もの糸が引いている。

「ちょっと生臭いですけど……」

 夜梨子は言ってしまってから、失言だと思ったのか、はっ、と眼と口を開いた。

 光司はそんな夜梨子に微笑んであげた。

「嫌いじゃ、ないです……」

 夜梨子は光司の反応に安心したのか、そう言うと口を開いて舌を伸ばし、れろれろと肉棒に絡めた。

 右手を添えながら肉棒の根元まで舌で舐め下すと、夜梨子は陰嚢を唇に含んだ。

(この娘、本当にセックスがしたかったんだ……)

 新たな刺激に光司は胸を震わせながら、必死に奉仕する夜梨子に好感を持ち始めた。

 スレンダーな莉里香と対照的な肉感的な夜梨子。光司はその柔らかい肉に触れたくなり、夜梨子の頭に手を添えて、ペニスから離した。

 潤んだ瞳と涎が零れた唇で光司を見上げる夜梨子が、急に愛おしく感じて、光司は夜梨子を抱き寄せた。

「……はっ!」

 夜梨子が息を漏らす。光司は抱き締めた夜梨子の乳肉の柔らかさを胸に感じた。

 右手で豊かな尻肉の円みをなぞる。掌がきめ細かな柔肌を擦る、しゅるしゅるという音が部屋に響いた。

「あんっ……はんっ!」

 夜梨子が切なげな声を零した。

 光司は首筋に舌を這わせながら、左手で乳房を掴み、右手で尻を撫でまわす。

 莉里香とはまた違った女肉の柔らかさを堪能する。

 光司の肉棒が硬直して反り上がっていた。

「夜梨子……もう、挿れたいんだけど……」

 本来ならもっと愛撫に時間をかけるのだが、セックスに焦がれてここに来た夜梨子なら受け入れるはずだと思う。

「嬉しいっ……光司さん、私にハメてくださいっ!」

 夜梨子が潤んだ瞳で見つめてくる。

 光司は夜梨子の股を広げ、腰を間に入れた。

 陰茎に手を添え、亀頭を夜梨子の膣口に当てる。既に陰唇は溢れる愛液で湿り気を帯びていた。

「初めて……なんだよな?」

 セックスが禁じられて人工胎盤から生まれた夜梨子に、当たり前のことを訊いてしまった。

「配偶機にズボズボされてましたから……痛いとか、ないです……」 

 人間同士のセックスでは破瓜の痛みがあるが、すでに配偶機との交わりや道具でのオナニーで、その心配はないのだった。

「いくよ……夜梨子……」

 光司は腰を進め、夜梨子の膣壁を裂いていく。

「あっ……ううんっ!」

 夜梨子が肉体を捩る。

 莉里香の締め付ける膣も気持ちよかったが、夜梨子の膣は優しく光司の肉棒を包み込んでくれた。

「あっ……あああんっ!」

 最奥まで肉棒がはまり込み、夜梨子がひときわ大きな声を上げた。

 自分の硬い肉に貫かれた女が、肉体をくねらせている。この征服感がたまらない。

「光司……さんっ……嬉しいっ!」

 挿入された異物の圧が苦しいのか、眉を歪めた夜梨子が微かに瞼を開けて光司を見つめる。

「光司さんっ……私を、ズンズン突いてください……」 

 夜梨子の言葉を合図に光司は腰を引き、再び夜梨子の最奥を突き上げた。

「あっ……うんっ!」

 夜梨子が首を反らし、びくんと肉体を反応させた。

 光司は二人の性器の結合部を見つめながら、ピストン運動を続ける。

 赤黒い陰茎がずぽずぽと出入りしている。

「あっ、あっ、ああっ……凄いっ!」

 光司の突き上げで、重みで横に流れた乳房がぶるんぶるんと淫らに揺れているのが艶めかしい。

「これが……うんっ、本物、のっ……セック、スっ!」

 夜梨子が肉体をくねらせながら、愛おしそうな瞳で自分に硬い肉を突き刺している光司を見つめた。

「あんっ……何かっ、来るっ!」

 夜梨子の下腹部が小刻みに震え始めた。

 光司は陰毛を擦りつけるように肉棒を深く押し込んだまま腰を回転させた。

 恥骨同士が当たり、夜梨子のクリトリスを潰すようにグリグリと刺激する。

「あっ、やんっ! イクっ、イクっ、イクうううっ!」

 夜梨子がひときわ大きく叫ぶと、腰を浮かせて痙攣を始めた。

 光司は腰の動きを止めて夜梨子の震えが収まるのを待った。

 口を大きく開けて全ての息を吐き出した夜梨子のイキ顔を光司は見つめた。

 ふっ、と夜梨子の力が抜け、ソファに肉体を沈めた。

 荒い息をしながら、光司を切なげな瞳で見つめる。

「光司さん……凄いです……こんな快感、配偶機じゃ体験できない……」

 しょせん人間同士のセックスを学習させたとしても、表面的な刺激しか配偶機は与えてくれない。

 メイクラブ(Make Love)という英語がある。二人で交わることによってしか得られない独特の一体感のことだ。

 それを再現できるのは、やはり人間同士のセックスだけだ、と光司はあらためて自分の認識に確信を持った。

「光司さん、ごめんなさい。私ばかりイっちゃって……」

「いいんだ。夜梨子が気持ちよくなってくれれば、俺も嬉しい」

 二人は性器を結合させたまま会話する。

「夜梨子。後ろからハメていいか?」

「はいっ! お願いします!」

 光司は肉棒をハメたまま、夜梨子の身体を回転させた。

 光司の腰より巾がある円い尻に肉棒がハマり込んでいる様は艶めかしい。

 細くくびれた腰を手で掴み、ずん、と突き上げる。

「……はっ!」

 夜梨子が首を反らして息を吐く。

 ぱつん、ぱつん、と肉を打ち付け光司は激しい抽送を開始した。

 結合部から愛液が溢れ出し、ずちゅっ、ずりゅっ、と淫靡な音が漏れてくる。

 光司の突き上げで、横乳がぶるんぶるんと揺れている。

「あんっ……ああっ! これっ、さっきより凄いっ!」

 夜梨子が髪を振り乱している。

 光司の激しい抽送で夜衣子の尻肉が波打っている。

 結合部からは白濁した愛液が泡立って零れていた。

「ああっ……おっ……おおっ!」

 夜衣子の喘ぎが動物的な響きを帯びて来る。

 光司は息を荒げながら夜衣子の腰が浮くほどの強さで陰茎を打ち込んだ。

「おっ……おおっ、おおおんっ!」 

 夜衣子が叫びながら上体を痙攣させた。

 絶頂を迎えた夜衣子に光司は容赦なくピストンする。

 じんわりと陰茎の根元に射精感が湧いてきた。

「夜衣子っ……射精(だ)してっ、いいかっ!」

 夜衣子はポニーテールを激しく揺らしながら首を縦に振った。

 ずん、と光司は肉棒を夜衣子の最奥に打ち込んで腰を止めた。

 同時に淫欲の滾りを解放する。

 尿道を白濁液が駆けあがり、どくどくっ、と夜衣子の子宮を満たしていく。

 小刻みに腰を震わせて光司は長い射精を続けた。

 こんなにも精液が溜め込まれていたのか、と不安になるくらい大量の液が子宮に注ぎ込まれた。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。