※この作品はR-18です。

凌辱エロゲ世界でハッピーエンドに辿り着くまでの敗北の記録   作:ひらむし

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「はいはい、ようこそラフィーナちゃんの反省コーナーへ。
 ここに来たってことは、あれよね。理由はどうあれバッドエンドを踏んだってこと。
 実力不足で死んだか、CG埋めたいがために一つの悲劇を許容したか、どっちかしら?
 え? 普通に進めていたら降参コマンドを誤爆した?
 ……あー、うん。ご愁傷様。底抜け間抜けな運命もあったものね。
 ま、次に行く前にここでゆっくりしていきなさい。ついでにヒントも与えてあげるわ。
 ――ああ。その前に、以下の注意書きをよく読んでおきなさい。
 人によっては不快感を強く感じる展開を含むからね」


本作には以下の内容を必ず含みます
・R-18相当の性描写

本作には以下の内容を多く含みます
・合意なし
・超ひどい
・異種えっち
・屈辱
・現実にはあり得ない性描写

本作には以下の内容が作者の気分次第で含まれる可能性もあります
・逆レ
・畜えち
・回し
・虫えっち
・触手(遺伝子組み換え)
・苗床(遺伝子組み換え)
・その他ジャンル

本作には以下の内容は含みません
・掲示板形式
・日曜朝の特撮ヒーロー作品群オマージュ
・精神的処女のTSっ子
・将来に希望を持ったTSっ子
・周りを笑顔にさせるTSっ子
・ハッピーエンド


『勇蝕写本』

 

 

 リッカの細い腕は、ぬめった触手に絡め取られていた。

 白い肌は触手の粘液で濡れ、冷たく重い感触が全身を締め付ける。

 目の前には、無数の触手が蠢く。その光景はまるで生き物の大海のようだった。

 

「やめ、て……やめて……!」

 

 掠れた叫びは、触手が軋み、蠢く音に掻き消される。

 ユーリはもういない。碌な抵抗も出来ず、彼は触手の波に飲み込まれた。

 リッカの脳裏には、ユーリの最期の姿が焼き付いている。

 

「ユーリ……ごめん、ユーリ……」

 

 リッカの声は嗚咽に変わる。

 黒々とした触手の群れ。『勇蝕写本』――ローパーは、リッカにとってあまりにも馴染み深い敵だった。

 何度旅を繰り返しても、この魔族に辿り着くたびに敗北し、凌辱され、苗床として利用された。

 そして死ぬ。何度も、何度も死ぬ。それでも、ユーリのハッピーエンドを信じて、何度も立ち上がってきたのだ。

 しかし、またも駄目だった。ユーリは死に、リッカは独りだった。

 

 触手の群れは、彼女を完全に包囲していた。無数の触手が、彼女の腕、足、胴体を締め上げ、逃げ場を奪う。

 その表面はぬめり、粘液が肌にまとわりつき、冷たくて気持ち悪い感触が全身を這う。

 リッカの心臓は激しく鼓動し、恐怖が全身を支配していた。

 

「離して……! やだ、来ないで……!」

 

 リッカは必死に身をよじる。彼女の白い髪が乱れ、汗と粘液で額に張り付く。

 触手の一つが、彼女の顔の近くに迫り、先端がゆっくりと揺れる。

 その動きは、まるで彼女を嘲笑うかのようだった。リッカの赤い瞳が、恐怖に大きく見開かれる。

 

 彼女はこの先の運命を知っていた。旅の中で、何度も同じ場面を経験している。

 この触手は、彼女を犯し、苗床として利用する。痛みと苦しみ、そして絶望だけが待っている。

 

「やだ……やだ、やだ……!」

 

 リッカは叫びながら、触手に絡め取られた腕を必死に動かす。

 だが、触手の力は圧倒的だった。彼女の細い腕は、まるで赤子のように簡単に押さえ込まれる。

 触手の粘液が、彼女の服にべったりと染み込み、布が肌に張り付く。

 生温かいような、冷たいような感触が、彼女の体温を奪っていく。

 

 触手の一つが、リッカの足首を掴み、吊り上げる。

 リッカは悲鳴を上げ、足をばたつかせるが、触手の力は揺るがない。

 彼女の体は、触手の群れの中心へと引きずり込まれていく。

 

「……誰か、助、けて……!」

 

 触手の群れは、まるで生き物の意志を持っているかのように、彼女をじわじわと締め上げる。

 その動きは、獲物を味わうような、緩慢で執拗なものだった。

 リッカの心は、恐怖と絶望で塗り潰されていた。彼女はこの先の痛みを知っていた。

 その事実が、幾度となく味わってきた苦痛の記憶が、リッカの心を締め付ける。

 

「やめて……お願い、やっ、めて……!」

 

 触手の群れは、リッカの抵抗をまるで意に介さない。

 彼女の体は、さらに深く触手の海へと引きずり込まれる。

 無数の触手が、彼女の全身を這い、締め上げる。服は邪魔だと無造作に引き千切られ、白い肌が露出した。

 触手の先端が、彼女の肌を撫で、粘液を塗り込む。その感触に、リッカの体が震える。

 

「っあ……や、だ……っ!」

 

 リッカの声は、ますますか細く、弱っていく。

 触手の群れは、リッカの懇願を無視し、彼女を完全に包み込んだ。

 彼女の体は、触手の海の中で浮かび、無数の触手に絡め取られる。

 白い髪が、粘液に濡れて重たく垂れ下がり、顔に張り付いた。

 触手の群れは、まるで彼女の絶望を味わうかのように、ゆっくりと動き始める。

 

 彼女の心は、恐怖と痛みの予感に支配されていた。

 身を捩って、リッカは抜け出そうとする。だが、その抵抗は、触手の力の前では、あまりにも無力だった。

 

 触手の一つが、ゆっくりとリッカの太ももの内側を這った。

 その冷たくぬめった感触に、彼女の体が硬直する。

 

「やだ……! やめて、来ないで……!」

 

 リッカは叫び、足を閉じようとするが、足首を掴む別の触手が、力を込めて両脚を広げる。

 彼女の脳裏に、過去の絶望の記憶が蘇る。

 触手の侵入、激しい痛み、身体を内側から引き裂くような感覚。

 何度も繰り返されたその経験は、心に深い傷を刻んでいた。

 リッカの瞳が、恐怖に大きく見開かれる。

 

「ッ……ぁ――――!」

 

 触手の先端が、リッカの下腹部に近づいた。

 太く、ぬめったその触手は、まるで彼女の恐怖を味わうかのようにゆっくりと動く。

 リッカの体が震え、汗と粘液が混ざり合って肌を滑る。

 心臓は激しく鼓動し、恐怖が全身を支配していた。

 

「やめて……お願いだから……!」

 

 リッカは懇願する。だが、触手は彼女の願いを聞くことなく、冷たく濡れた先端を彼女の下着に押し当てて。

 

「いやああああ゛あ゛あ゛あ゛っ!」

 

 触手は容赦なく、彼女の下着を押し上げ、その先端を強引に内部へと押し込んだ。

 

「あ゛っ――ぃ、痛いっ! やめて……抜いて!」

 

 リッカの叫び声は悲痛だった。その触手は、彼女の細い体が迎え入れるにはあまりにも太く、大きすぎた。

 激しい痛みが彼女を襲うも、触手は意にも介さず、狭い膣内を無理やり押し広げる。

 リッカの瞳からは涙が溢れ、頬を伝って流れ落ちる。

 触手の先端は容赦なく奥へと進み続け、彼女の子宮口に到達すると、そこで止まった。

 しかし、それは彼女にとって安堵の瞬間などではない。

 

「ううっ……痛い……やめて……」

 

 リッカの声は弱々しく、ほとんど聞き取れないほど小さかった。

 触手は彼女の内部でゆっくりと動き始めた。その動きはまるで彼女をいたぶるようにゆっくりで、その緩慢さがかえって彼女の恐怖を煽った。

 触手は彼女の膣壁を擦り上げながら前後運動を開始し、その摩擦によって彼女に耐え難い痛みと違和感を与え続ける。

 

「ぁっ……うぐ、っ……ぃぎ……ッ!」

 

 リッカは苦悶の表情を浮かべながら懸命に頭を振る。

 触手が引き抜かれるたびに、彼女は一瞬の解放感を覚えるが、すぐに再び押し込まれるとその解放感は新たな痛みに置き換えられてしまう。

 彼女の膣は触手によって完全に拡張され、その異物感に彼女の身体は拒絶反応を示していた。

 

「やめ、て……お願い、だか、らっ……ぅ……っ、許して……」

 

 リッカの言葉はほとんど懇願に近い。

 しかし触手はその声に応えることなく、ゆっくり、ゆっくりと動き続ける。それは彼女の苦しみを楽しむかのように執拗な動きだった。

 

「あっあ゛あ゛ッ!」

 

 ――かと思えば、次の瞬間触手が一気に奥まで突き入れられた。リッカの膣内が収縮し、触手を強く締め付ける。

 彼女は身体を弓なりに反らせて悲鳴を上げた。触手はそのまま内部で蠕動し続け、その動きはさらに激しくなっていく。

 

「ぁっ、ぁあッ……あッ!?」

 

 リッカはその衝撃に目を見開き、口からは絶え間なく嗚咽が漏れる。

 触手は容赦なく彼女の膣内を蹂躙し続けた。リッカはその痛みに耐えられず、思わず体を捻って逃れようとしたが、触手の力はあまりにも強く、彼女の小さな抵抗を無慈悲に打ち砕いた。

 

「ぃぎっ……! やめてっ……やっ……あっ!? あっ!」

 

 リッカは苦悶の表情を浮かべながら懸命に頭を振る。

 膣内は触手によって完全に支配されてしまっていた。

 触手は彼女の膣壁を擦り上げながら前後運動を続け、その摩擦によって彼女に耐え難い痛みと違和感を与え続けていた。

 彼女はその感覚に耐えられず、涙を流しながら悲鳴を上げる。

 

「ひっ……ぃぎっ……! いやっ……! 痛いっ……!」

 

 触手は彼女の膣内で徐々に膨張し始める。限界まで広げられている膣壁、その圧迫感は彼女の息を詰まらせるほどだった。

 

「や、だ……やだ……っ」

 

 声は震え、か細い声で拒絶の言葉を繰り返す。しかし触手は彼女の意思を無視して動き続ける。

 彼女の膣内を掻き混ぜるように動きながら、触手は彼女の内側に侵入し続けていた。

 

「ぁっ……あっ……」

 

 リッカの瞳から涙が溢れ落ちる。その身体は触手によって完全に支配されてしまっていた。

 触手は容赦なく膣内を掻き混ぜ、その刺激は彼女を更なる苦悶へと追い込んでいた。

 

「やめてっ……お願い……や、だ……もう、やだ……」

 

 リッカの懇願は悲痛な響きを帯びていた。

 しかし触手は彼女の言葉に耳を貸すことなく動き続けた。触手は彼女の膣内で暴れ回るように動き、彼女の身体を揺さぶり続けた。

 その度に彼女は悲鳴を上げた。

 

「あっ……うぁ……っ!?」

 

 朦朧とする意識の中で、リッカはそれを見た。

 挿入されている触手の、自身から数メートル離れた場所が、ぼこりとコブのように大きく膨らんでいる。

 そのコブは、触手の抽挿と脈動に伴って、少しずつリッカに近付いてくる。

 

「ッ、あ――やだ! それはやめて! やだ! やだやだ!」

 

 それが何を意味するのか、リッカは知っていた。

 絶対に、膣奥に迎え入れてはいけないもの。

 触手の苗床としての運命が不可避となる、精液の塊であると。

 

 だからこそ、リッカは必死になって抵抗する。触手に犯されながらも、腰を引き、脚を閉じようとしている。

 しかし、触手の力は圧倒的で、その抵抗は虚しいほど無力だった。

 触手の先端が膣奥に届くたびに、リッカは悲鳴を上げて身体を震わせる。

 

「やだっ……! やめて……! い、や、ぁぁっ!」

 

 ローパーは快楽など感じない筈なのに、触手の動きは激しくなっていく。

 コブが少しずつ近付くにつれて触手は力強く膣内を掻き回し、リッカに絶え間ない苦痛を与える。

 触手が動くたびに膣壁が擦り上げられ、その刺激にリッカの身体は跳ね上がった。

 

 リッカは声を上げて懇願したが、触手はその声に耳を貸すことなく動き続けた。

 コブはゆっくりと触手の上を移動し続ける。

 そしてついに、膣口にまで到達した。

 

「ひっ……」

 

 リッカの瞳は絶望に染まった。

 それは、触手による凌辱の終わりではない。むしろ新たな地獄の始まりを意味する。

 触手が一際大きく脈打つ。

 同時に、コブの周辺から潤滑のためか、粘液が大量に噴き出した。

 

「ぃ……ッ、いやっ……やめてっ……!」

 

 リッカの叫び声は悲痛だったが、触手は容赦なく動き続けた。

 コブが膣口に押し付けられると、粘液がさらにが溢れ出しリッカの秘部を濡らしていく。

 粘液に包まれたコブは少しずつ膣内に侵入してきて、その圧迫感は彼女の呼吸を奪うほどだった。

 

「っ、ぐ……や、めてっ……! お願い……! 中に、出さ、ないで……!」

 

 リッカの懇願は空しく響いた。

 コブがゆっくりと膣内を押し広げていく感触に彼女は絶望感に包まれる。

 触手の先走りによって滑りの良くなった膣内をコブは少しずつ前進し続けた。

 

「あっ……あっ……いやっ……」

 

 リッカは苦悶の表情を浮かべながら抵抗しようとする。

 しかし触手の力は強すぎて彼女の抵抗は何の効果もなかった。コブは徐々に奥へと進んでいくと、ついに子宮口に到達した。

 

「ひっ……いやっ……そんなっ……」

 

 一瞬、息が詰まって。コブが子宮口に押し付けられると彼女の身体が大きく揺れる。

 次の瞬間、それまでよりも強く、触手が突き入れられ、先端を子宮口の中に突き入れると。

 

「ぁっ……えぁっ!?」

 

 大量の精液が、一気に放たれた。

 

「い゛っ!? いやぁぁぁぁッ!」

 

 熱い奔流が彼女の膣内に流れ込み、その圧倒的な量は彼女の子宮をたちまち満たしていく。

 リッカの腰は反射的に跳ね上がるが、触手の力はそうして逃げることを許さない。

 触手の先端は子宮口に強く押し付けられ続け、容赦なく彼女の内側に精液は放たれ続ける。

 

「や、ぁぁっ……! 熱いっ……! 痛、っ……!」

 

 精液はリッカの小さな子宮を瞬く間に埋め尽くし、その容量を超えて膣内に逆流を始めた。

 彼女の腹は見る見るうちに膨らんでいき、まるで妊婦のような姿になってしまう。

 しかし、それだけでは終わらない。

 触手は再び動き始め、抽挿を繰り返すことで更なる射精を続ける。

 その度に新しい精液が彼女の膣内に注ぎ込まれ、彼女の腹はさらに大きくなっていく。

 

「ああっ……! いやっ……! こんなっ……! あああっ……!」

 

 リッカの顔は涙でぐちゃぐちゃになっている。

 絶望と苦痛に歪んだ表情は見る者を哀れませるほどのものだった。

 しかし触手は容赦なく彼女を凌辱し続ける。その目的はただ一つ。自らの子を孕ませること。

 悍ましい量の精子たちは卵管へと殺到し、卵巣から排出された卵子を捉える。

 

 そして――

 

「ぁ――――――――」

 

 リッカはその瞬間を感じた。

 自分の体内で新たな命が誕生したことを。

 それは絶望の瞬間であり、絶対的な敗北の証だった。

 

「ゃ……ぁ……」

 

 リッカの瞳から光が失われていく。

 触手は再び動き始め、また、ゆっくりと彼女の膣内を掻き混ぜ始めた。

 彼女の肉体は既に触手を受け入れており、その動きにも痛みは感じない。

 

「ぅ、ぶ……ご、ぁ……」

 

 一つの射精を終えて、蠢く触手は次のステップへと移っていく。

 リッカの口に捻じ込まれた触手。それはリッカの拒絶をものともせず、喉の奥まで進んで、精液とは異なる液体を送り込む。

 

「んっ、ぷぁ……んっ……!? けほっ……ん、くっ……」

 

 口内を満たす青臭く生臭い液体。嘔吐感を覚えながらもリッカはそれを飲み干さざるを得ない。

 そうしなければ息ができないのだ。もう、いずれ死ぬと分かっていても、死にたいと思っていても、その瞬間の苦痛を和らげようとするのは本能だった。

 苦しげに喉を鳴らしながらリッカはそれを胃に流し込む。

 

「げほっ……ぇほっ……ぅえ……っ」

 

 その液体の正体もまた、知っている。

 人体を作り替え、更なる排卵を強要する、ローパーという種族の悪辣さの象徴たる体液。

 

 触手がゆっくりと引き抜かれると、リッカは苦しそうに咳き込みながらも必死に息を吸い込んだ。

 彼女の表情には恐怖と絶望が色濃く刻まれている。

 触手の動きが再び激しくなり、彼女の体は容赦なく揺さぶられる。リッカの意識は朦朧としているが、それでも触手の動きを感じ取って身体を震わせている。

 触手は彼女の膣内を掻き混ぜるように動き、その刺激に彼女は声にならない声を上げる。彼女の身体は完全に触手の支配下にあり、もはや抵抗することすらできない。

 

「ぁっ……うっ……!?」

 

 触手の先端が再び子宮口をこじ開け、新たな精液が放たれる。

 その瞬間、リッカの体は大きく震えた。

 

「……っ……」

 

 大量の精液が彼女の膣内に満ちていき、その圧迫感は彼女の意識をさらに曖昧にする。

 リッカの声は弱々しく、ほとんど聞き取れないほど小さかった。

 そうしている間にも排卵が促され、また、ローパーの精子は絶えずリッカの卵管に流入を続けている。

 

 触手は彼女の膣内を掻き混ぜながら、ゆっくりと引き抜かれていく。

 そして完全に引き抜かれた時、彼女の膣口からは大量の精液が零れ落ちた。

 それだけ大量に放出されたにも関わらず、膣内にはまだ精液が残っているように見えるほどだった。

 リッカは放心状態で地面に座り込み、荒い呼吸を繰り返している。

 彼女の表情には疲労と絶望が色濃く刻まれている。触手は満足げに蠢くとリッカから離れていく。

 

「っ……」

 

 べしゃり、と触手のベッドの上に、リッカは落とされる。

 ひとまずこれで良いと、ローパーは判断したのだ。排卵され続ける卵子は、次々と捕まえられ、受精していく。

 リッカの子宮はすぐにも満杯になり、出産が始まるだろう。

 そしてローパー達はその出産を待ち、子宮に余裕さえできればまた孕ませる。

 そのサイクルを何度も何度も、苗床が使い物にならなくなるまで繰り返す。

 

「はぁ……はぁ……」

 

 リッカは肩で息をしながら地面に仰向けに寝転んでいた。

 リッカは虚ろな表情で自分のお腹を見つめる。そこには既に触手の子供たちが宿っている。

 

「……また、駄目……だった……」

 

 絶望の中で、小さく呟く。

 何度も味わった絶望だ。どれだけ犯されても、どれだけ孕んでも、リッカは運命から逃れられない。

 程なくして自分はまた死ぬ。そして、旅の始まりまで巻き戻る。また、あまりにも長い準備期間が始まる。

 そして何度も、この運命を味わう事になる。

 それでも――。

 

「……でも……次、が、ある……今度、こそ……」

 

 絶望を味わう度に、リッカの決意は固くなる。

 今度こそ必ず――。

 

「ユー、リ……」

 

 名前を呟くと同時に、リッカは意識を手放した。




「それで、今回はどこで負けたわけ?
 ――ああ、ローパー。それも、『勇蝕写本』ね。悪いことは言わないわ、無視しなさい。
 あれは挑めるようになるタイミングで勝てる相手じゃないわ。そもそも水の試練は最初に挑むべき試練じゃないから、スルーした方がいいわね。
 けれど、あなたたちが強くなったらなったで、向こうも強くなるのがあれの面倒なところね……。
 とにかく、仲間を増やして、レベルを上げなさい。連続攻撃の標的が分散するだけでかなり楽になるわ。
 あとは、こいつは勇者を比較的多く狙うみたいだから、ユーリの防御力を上げるのも大切よ。
 リーテリヴィア様と共闘が出来れば最善なんだけど……まあ、期待はしない方がいいわね」
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