※この作品はR-18です。

オリシューとISヒロイン(ry   作:user

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伏兵ガール3

 キスは長く、二人の唇からは唾液が零れ、真耶の顎を伝い、首筋へと流れていった。

 リーシュは流れた唾を追うように唇を這わせ、真耶の顎を食み、首筋へと吸い付く。

 容赦なく強く吸い、真耶はキスの意味がわからず、リーシュと交わしている喜びに浸っている。

 リーシュは意地悪く、密かに笑った。

 

「きゃっ!」

 

 真耶の、可愛らしい叫びには耳を貸さない。

 リーシュは、真耶を抱き寄せたまま椅子へと倒れこむように座り、腕の中の真耶は膝に乗せた。

 

「も、もう! あまり驚かせないで――!」

 

 言葉を続けられず、すぐに甘い叫びが取って代わった。

 リーシュの指が、真耶の豊かな乳房に沈んでいる。

 リーシュの舌が、真耶の白い肌を這っている。

 

 真耶は見た目の幼さ通りに身長も低く、と言うことはないのだが、長身のリーシュからすれば身長差は大きい。

 ベッドの上なら兎も角、互いに立ったままでは、真耶の乳房にキスをすることが出来なかった。

 リーシュは片手で真耶の腰を抱き、空いた手で真耶の乳房を揉みしだき、唇は白い肌に吸い付いていた。

 首筋と同様に、容赦なく強く吸う。

 唇が離れると、白い肌に鮮やかな跡が残った。

 真耶は何も言えなかったし、拒否も出来なかった。

 腕はワンピースの襟に拘束されて動かせないし、乳房に、乳首に唇が、舌が這うのは初めてのことだった。それ以前に、自分以外の何者かに触れさせたことは一度もない。

 慄くような快感が。

 自分の手指ではけして得られない快感に溶けていく。

 

「――!!」

 

 真耶の乳首は、興奮と刺激に、とうに固く尖っていた。

 誘われるように、リーシュは口に含んだ。

 柔らかく固く、弾力ある乳首を舌先で楽しみ、歯でもって甘く噛む。

 真耶は耐えられず甘い声を上げ、それがリーシュをより興奮させた。

 背に回した手で、真耶の服を器用に脱がせていく。

 襟から腕が抜けると、真耶はリーシュを抱きしめた。

 自分の乳房に、リーシュの顔を押し付けるように。

 リーシュは真耶の乳首を口に含んだまま。

 見上げると、真耶と目が合った。

 

「………………ママ」

「はうっ!?」

 

 幾らなんでも、これは真耶の聞き間違いである。

 リーシュは、甘えるようなプレイをすることはあっても、赤ちゃんプレイをしなければ興奮しないほど枯れてはいない。

 ましてや、初めての女性とするプレイではない。

 聞き間違いなのであるが、幸か不幸か、奥底から込み上げるものに胸を締めつけられる真耶にとっては、幸いだったのかも知れない。

 母性を刺激されたか、リーシュを抱きしめる腕に力が入った。

 

「先生に……。ううん、わたしに出来ることなら、何でも言ってください…………」

 

 リーシュ相手に、迂闊な発言であった。

 

 

 

 

 

「こ…………、これで……、いいですか?」

「そう……。その調子で」

 

 真耶は、椅子に座るリーシュの前で、床の上に座り込んでいた。

 腰の下には真耶が椅子に敷いていたクッションを敷いて、ブーツと眼鏡以外は何も身に着けずに。

 下着は、真耶が自分で脱いだ。

 

『汚れたら困るだろう?』

 

 と、リーシュから耳打ちされ、真っ赤になりながらリーシュの目の前で脱いだ。

 

 リーシュは椅子に浅く腰掛けている。

 真耶とは違い、制服はいまだ着たまま。

 足を広く開き、真耶は開いた足の間に座り込んでいる。

 乳房の両側を自分の手で押さえて谷間を作り、不安に揺れる目でリーシュを見詰めている。

 乳房の谷間には、リーシュの男根が挟まれていた。

 

 緩く上下に動き、乳房の谷間でリーシュの男根を扱いていく。

 リーシュの手が真耶の頭を撫でると、真耶は顔を伏せて、リーシュの男根へ舌を伸ばした。

 亀頭を舐め上げ、それでもリーシュの手は離れず、口に含んだ。

 その間も乳房で挟み続け、乳房だけを上下に動かし、口の中で舐めあげていく。

 

 気持ちよい。

 甘い刺激がある。

 が、射精に導くほど強くはない。

 本音から英才教育を受けた箒とは違い、真耶にとっては何もかも初めての経験なのだ。

 生殺しのような快楽に、リーシュは耐え続けるつもりはなく、真耶の手をとり握らせた。

 真耶の手の上から握り、扱くリズムと強さを教え込む。

 真耶が覚えると、リーシュは手を離し、真耶の乳房を楽しみ始めた。

 乳首に触れれば、自身の行為に興奮しているのか、先よりも固く弾けそうなほど。

 強く摘めば、声にならない声が鳴った。

 真耶は、リーシュの亀頭を咥えたまま、男根を扱き続けていた。

 

 真耶に素質があるかないかはわからないが、一週間溜まっているのだ。

 言ってしまえば、リーシュは早かった。

 瞬間、真耶の頭を押さえて深く咥えさせ、男根を温かい口内に包まれて、真耶の喉奥深くに射精した。

 射精は長かった。

 

 

 

 

 

「けほっ……けほ…………。うぅ……、ひどいです……」

「真耶の胸も、唇も、舌も、とても素晴らしく気持ちよかったんだ……」

 

 涙目で咽る真耶を、リーシュは優しく抱きしめた。

 喉の奥に精液を吐き出されたのだから、咽るのは当然である。口内に射精されるどころか、見るのも触れるのも初めてなのだから、どうすれば咽ないかなど知っているわけがなかった。

 それでも精液を床にこぼす事はなく、手の平に吐き出した。

 あぶくが混じる白い粘塊を、真耶は少し考えてから口に含み、飲み込んだ。

 精液を吸ったティッシュを、教職員準備室のゴミ箱に捨てるわけにいかないのだ。

 

 リーシュは真耶を抱きしめ、あやすように頭を撫でている。

 椅子に深く座りなおし、太ももの上には真耶を座らせて。

 スラックスからは男根を覗かせたまま、全裸の真耶を抱きしめている。

 一週間も溜まっていたのだ。

 たった一度の射精で治まるわけがなく、真耶の柔らかな体に導かれ、再び固くそそり立っていく。

 真耶が落ち着くのを待ち、一度立ち上がらせてから、今度はリーシュの太ももに跨るように座らせた。

 真耶はされるがままで、リーシュが何をしようとしているのかわからない。

 反り返った男根が腰に、恥丘に触れ、リーシュの両手が尻に回ってようやく気付いた。

 

「あ…………ぅ…………………………」

 

 声が出なかった。

 リーシュは腰をずらし、男根を真耶の性器にこすり付けていく。

 その度に、秘唇が緩く開いていく。

 下着を脱ぐ前から、膣の内部は湿っていたが、いまや膣口から溢れ、リーシュの男根に絡み付いていく。

 

 真耶が濡らしていくのを、リーシュは勿論、真耶自身も気付いていた。

 

「真耶は濡れやすいね。一人ですることはあるかい?」

「!?」

 

 そんなことを答えられるわけがない。

 答えがないとわかると、リーシュは真耶の乳首を強く噛んだ。

 もう一度同じ事を訊き、もう一度、今度は反対側の乳首を噛んだ。

 次は尻の割れ目に指を這わせ、すぼまりを指先で突き始める。

 それでも真耶は答えられず、リーシュは指先を中に入れた。

 ここに至って、真耶はようやく答えた。

 泣きながら、消え入るような声で、あります、と言った。

 リーシュにしがみつき、すすり泣き、にもかかわらず、愛液は増え続ける。

 

「どんなことを思いながら?」

 

 どうするのか、ではなく、何を思いながら。

 女性はセックスに対して、男性とは違い、メンタルから入る。

 フィジカルに始まりフィジカルに終われる男と違い、心が動かなければ、体も開かないのだ。代わりに、体が開いた先には底と言うものがなく、どこまでも深く溺れる。射精で終われる男とは、全く違う点である。

 であるのだから、真耶が気付かずに思っていた男を想いながらするのは当然だった。

 

「リーシュ君と……………………」

「俺と?」

 

 リーシュはわかっていることを、躊躇なく聞き返した。

 羞恥に悶え、すすり泣きながら答える真耶が可愛らしい。

 日々自分を誘っていた肉体を、隅々まで征服してやろうと滾っている。

 問答に夢中になっている真耶は、気付かない。

 抱きしめるために、位置を移動させている程度にしか思わない。

 

「……エッチ………………してるのを……………………、あぅぅっ!?」

 

 リーシュは真耶の腰を浮かせ、自身の腰の上に座らせ直した。

 屹立する男根の位置と角度を動かして、見えず、触れずに位置を決め、一息で真耶を貫いた。

 真耶の膣に、刺さっている。埋まっている。

 真耶の処女を、リーシュが文字通りに引き裂き、血で汚した。

 

 真耶は、痛みの余り背を反らした。

 体が砕けないよう、リーシュをきつく抱きしめる。

 止め処なく、涙が流れた。

 痛いからか。

 嬉しいからか。

 

 痛みに歪む真耶へ、リーシュは愛しむように口付けし、真耶の腰を浮かせて引き抜いた。そしてまた、重力に任せて深く沈める。

 男根が愛液と、愛液に混じる血に濡れている。

 抽送を繰り返す内に、痛みを嘆く声に甘いものが混じり始める。

 嬌声以外の何物にも聞こえなくなり、真耶が自ら腰を振るまで、要した時間は短かった。

 

 

 

 

 

「とても良かったよ。真耶…………」

「リーシュ君…………」

 

 真耶は、甘えるようにリーシュへキスをせがみ、何度も口付けると、リーシュの頭を胸に抱いた。

 二人はいまだ、繋がったまま。

 真耶が締め付けているからか、リーシュはすぐに萎えず、真耶の中で固さを保っている。

 時折、小さく震えていることが、まだ中に入っていると、リーシュを受け入れていると、二人は繋がっていると、真耶に教えてくる。

 少し強引な始まり方だったけども、真耶は満ち足りていた。

 女の幸せを実感する。

 リーシュの安らかな吐息が聞こえてくる。

 そんな細やかなことで、心の底から安心を、幸せを、未来が開けるような気さえしてくる。

 

 段々とリーシュが力を失い、抜くべきか、このままでいいのか。

 真耶の中には、リーシュが吐き出した精液が収められている。

 気恥ずかしくなり、どうすればいいのかリーシュに訊ねようとして顔を見ると、リーシュは目を閉じていた。

 

「リーシュ君………………?」

 

 リーシュは答えない。

 安らかな吐息を、規則正しく繰り返している。

 安らかな吐息は、寝息だった。

 真耶の胸に埋もれて、リーシュは幸せそうに眠っていた。

 

「ちょっ…………! リーシュ君! 起きてください!」

 

 

 

 真耶の奮闘虚しく、リーシュは目を覚まさなかった。

 真耶は、零さないように気を付けながらリーシュから離れ、そのまま下着を、服も身につけた。

 眠るリーシュの服を直す前に、項垂れている男根は、大胆にも口で清める。

 見る者がいなければ、どこまでも大胆になれる真耶だった。

 リーシュを教職員準備室に放置するわけにはいかず、とは言え呼びかけても起きてはくれず、なんとか立ち上がらせた。

 人を呼ぶかと考えたが、もう少し、と欲が出た。

 肩を貸すと、リーシュと身長差がある真耶でも、リーシュを歩かせることが出来た。

 目的地は学生寮ではなく、教職員の宿舎である。

 よろめきつつではあったが、真耶は見事、誰にも見つからずに、リーシュを自室に連れ込むことが出来た。

 

 当然の事ながら、リーシュは眠っていなかった。

 背徳と禁忌に触れ、葛藤しながらリーシュに触れる真耶を、楽しんでいたのは言うまでもない。

 どこまでも悪い男だった。

 

 真耶の部屋に辿り付いたと同時に、真耶をベッドに押し倒し、膣に精液を収めたままの真耶を辱め、再三のことに至ったのだった。

 

 

 

 

 

 翌朝。

 真耶の部屋の前で、リーシュは真耶へキスをした。

 

「だ…………だめですよ。……リーシュ君とわたしは、生徒と先生なんですから…………」

「真耶が可愛いからだよ」

「そんなこと――」

 

 否定の言葉は言わせてもらえず、リーシュの唇が真耶の口を塞ぐ。

 

「真耶こそ、ちゃんと先生でいられるかな?」

「……大丈夫です。リー…………、オリオール君こそどうなんですか?」

「真耶の前じゃ、生徒でいられなくなるかも知れないね」

「もう……!」

 

 甘い睦み合いの一部始終を、織斑先生に見られていた。

 などと、迂闊なことをするリーシュではない。

 朝もまだ早く、周囲に誰も居ないことは確認済みだ。

 それに、万一見られたとしても、問題はない。

 織斑先生が言うように、リーシュは厳密に言うとIS学園の生徒ではなく、協力者と言った方が適切なのだから。

 

 この時間、織斑先生は、学生寮の自室で微睡んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「織斑先生! おはようございます!」

「おはよう、山田君」

 

 朝の職員室へ向かう途中、真耶と織斑先生は、いつものように挨拶を交わした。

 昨日と同じ、いつもの一幕なのだが、どこか、なにか違和感を覚えた。

 

「山田君……。今日はいつもと雰囲気が違うな?」

 

 真耶の態度以前に、服装が違った。

 最近は、胸元を見せ付けるような服装が多かった真耶だが、この日はハイネックのサマーセーターを着て、首も隠している。ゆったりとしているように見せて、体の凹凸を強調するサマーセーター。

 首筋まで隠す反面、腕の方は脇まで見せているのが、どことなく色気を感じさせる。

 

 織斑先生の問いかけに、真耶はにこやかに笑いかけようとして、何を思い出したのか、咄嗟に織斑先生から目を逸らした。

 

「………………………………」

「すこし、いいことがあったんです」

「そ、そうか…………」

 

 織斑先生に向き直った真耶は、いつもとは違い、陰のない明るい笑顔になっていた。

 

「な…………なにがあったんだ…………?」

 

 訊くべきではない。

 織斑先生自身、そう思っていたのだが、同僚としての使命か、怖いもの見たさか、一体何に突き動かされてしまったのか、訊いてしまった。

 真耶は、頬に両の手の平を当て、耐えるかのように身悶えした。

 

「わたし…………女に生まれてよかったなって……………………」

「………………………………………………」

 

 真耶は正直だった。

 思ったことを口にしてしまう。だから、天然ボケ、などと思われてしまっているのだが、幸せなことに、真耶にはその自覚が皆無だった。

 

「この世に、あんなことがあるなんて…………。思ってもみませんでした」

 

 恍惚に目を閉じて、独り言ちる。

 織斑先生が足を止め、聞いていないにも関わらず話し続ける。

 真耶なりの語彙でもって、昨夜の体験が伝わらないよう抽象的に、だけれども、出来るだけ伝わるように心を込めて、語り続ける。

 織斑先生は足を止め、全く聞いていなかった。

 

 

 

 真耶は一人、廊下を歩き、織斑先生だけが取り残された。

 真耶は、織斑先生が隣を歩いていないことに、気が付いていない。

 

 織斑先生は、真耶が何を経験したのか、不幸にも悟ってしまった。

 真耶が目を逸らす寸前、見てしまった。

 真耶の目には、憐憫の色が、確かに浮かんでいた。

 織斑先生の、千冬の何を憐れんでいるのか。

 

 千冬の胸中から、黒いものがあふれ出す。

 自分が一体何をした。

 どうしてこんなにも惨めな思いをしなければならないのか。

 一体誰が悪いのか。

 

 原因の大半は一人の男子生徒であるが、下手なことは出来ない上、今回のようなことになってしまったら、精神が耐えられないかも知れない。

 ならば、協力者が悪いに決まっている。

 

 千冬は、協力者達へ特別授業を施すことを決定した。

 論理の飛躍は、力で捻じ伏せる。

 

 織斑千冬は、ブリュンヒルデであるのだから。




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