【Rewrite】命のカタチのその先は【瑚太朗×小鳥】 作:千月華音
シャワーの水音がキスの水音と混ざり合う。
小鳥と頭上のシャワーを浴びながら繋がっていた。キスを交わしつつ尻を持ち上げ、深く突き入れると、口の中でうっとりとしたため息が聞こえた。
小鳥から行為をせがんできた。
ここ二年間、なかったことだ。ただ身体を洗っていただけだが、小鳥が全裸で背後から抱きついてきた。昨夜の熱がまだ取れない、責任取れ――そう言い訳しながら身体を擦り寄せてきた。
断る理由などない。
むしろ素直になった小鳥に喜んで受け入れた。
いきなり挿入したが、入った途端子宮が下りてきて、中に詰まったままの精液がまだ残っていた。それを掻き出すように亀頭を捻じ込むと、はう……、と待ち望むかのような喘ぎで腰を揺らしてきた。
そういえば、この精液――子宮の中に溜め込むと、疼きがとまらなくなると篝が前に言っていた。
それでか。
小鳥から求めてくるなんておかしいと思った。だがむしろありがたい。このままずっと入れっぱなしにすれば、こいつずっと発情しっぱなしになる。
やっぱり篝の言う通り、小鳥を無理やりセックスさせて正解だった。
このままだと妊娠するが、いいのか? と聞くと。
「赤ちゃん、欲しいの……」
「前は胎盤がまだ出来てなかったとか、医者が言ってたよな」
「あたし、腰が……出産向けじゃないって……」
「そんなことないさ。女は誰でも子供が産めるようになってるんだ。それにほら……この腰、前よりずっと丸みがあって、尻もかなりデカくなってるぞ」
「デカいとか言うな!」
「安全型になったってことだよ。小鳥……、また子供を作ろう。俺がたくさん注いでやるから」
「…………」
「なんだよ」
「篝にも出してるの?」
「毎日してるが」
「……っ」
「だっておまえ、抱かせてくれなかったから」
「で、でも……じゃ、どうして」
「受精する能力がなくなったらしい」
「……そうなの?」
「中出しし放題になってる。篝も特に何も言わないし、好きなだけ出してるぞ」
「あのねえ……! それ浮気だろ!」
「本気だ」
「…っ」
「おまえたち二人とも、本気で愛してる。どっちかなんて無理だ。小鳥、ほら……腰をあげてくれ」
「……んっ、……ぁ」
「だいぶ子宮内がこなれてきたな……まだ熱いか?」
「は、う……そんなに……熱くないよ」
「まだ足りない?」
「……うん」
「じゃ、もっと入れてやる。子宮の口をもっと締めるんだ。ほら……俺のくびれを、そこで咥えて、愛撫してくれ」
「そ、そんなの無理ぃ……」
「できるって。おまえの子宮口はな、名器中の名器だ。いいか……いま動くからな、ゆっくり……ほら、ついてきた」
「はっ、あうっ、そ、そこ……そこ、こそば、ゆい……」
「いいぞ、だんだん上手くなってきた。ほら、もっといやらしく足を広げろ。面倒だ、俺が両脚を持ち上げてやる」
「ひゃうっん! こ、んなの……赤ちゃんみたいな、格好だよぉ」
「よくこうやって篝を持ち上げて下から突き上げるんだ」
「――っ! あ、あたしだって、やれるもん……!」
「いい子だ、小鳥。息継ぎをちゃんとしろよ、高速でいくぞ……!」
小鳥の両膝を折り曲げて壁に押しつけ、下から串刺しのような恰好で突き上げた。
悦んで咥えこんでくる子宮口に何度も出入りするこの感覚――たまらなく興奮する。
篝とはまた違った吸い上げ方だった。あいつのは包み込むような柔らかさで、小鳥のは貪欲に引きずりこむような痛みを伴った強さで……。どちらも比べられない。
小鳥が呼吸する間も置かず、ガクガクと腰を揺らし続けた。そうなんだよ、こいつは、これくらい激しくしたほうが感じるんだ。性欲の強さは俺に引けを取らない。ああ――そうか。それで。
俺の性欲にときめいているとか、……篝が言ってたのはそれか。
典型的なツンデレってやつだ。普段から変態呼ばわりするのは、自分に還ってくる言葉だってことか。無自覚なんだろうけど。
ならもう、いっそ。
小鳥が淫乱だってことをはっきりと証明してやろうか。
そうすれば開き直って、もっと積極的になってくれるかも。
いや……でも。
入浴中の俺にしがみついてきた時点で、こいつの性欲はすでに昂っている。
もっと淫乱にするにはどうすれば……。
「パパぁ、お風呂まだぁ?」
「……っ?!」
扉の外から娘の声。
小鳥が目を剥いた。そういえばこの後茉莉を風呂に入れる約束をしていたんだった。
なんでそれを言わないの! と小声で小鳥が怒鳴る。
いま入って来られたら、俺に貫かれている姿を目の当たりにしてしまう。
……もっとも昨夜、もっと激しい姿を見られているが。
「悪いな、茉莉。いま小鳥と風呂に入ってるんだ。もう少し待ってくれ」
「小鳥ママと? 茉莉も入る!」
「だ、だめ……! 入っちゃ!」
「なんで?」
「うん、いま小鳥がな、パパのを咥えこんでて……むぐっ」
「茉莉、いい子だから、後でお風呂入れてあげるから、今は我慢して!」
「えー……?」
「冷蔵庫のシュークリーム食べていいから!」
「わーい」
食べ物につられやすい娘だ。
パタパタと立ち去る音が聞こえ、ホッとする小鳥がようやく口を塞いでいた手を離した。
「なんてこと言うの!」
「本当のことだろ」
「あの子が興味持ったらどうすんの!」
「むしろ興味を持って欲しい」
「あのねえ……!」
「小鳥。茉莉はな、昨夜のセックス、見ているぞ」
「な……っ?!」
「見ながらオナってた。あいつが俺たちのを見て興奮していたんだ。もうわかるだろ。茉莉は女になりつつあるんだよ」
「う……そ……」
「時間の問題だ。あいつが一人で自慰してたら、俺は茉莉に手を出すからな。すでに何回か絶頂させている。まだフェラはさせていないが、俺の肉棒に期待を込めた目で見つめているのを、何度か見た」
「…………」
「そんな泣きそうな顔をするな。俺の娘なんだ、酷いことはしない。ただ愛したいだけなんだ」
「やだ……そんなの、……やだ」
「小鳥。ほら、続き……やろう。ちゃんと孕ませてやるから。おまえも俺の大切な女なんだ。わかってくれるよな?」
「うぇぇ……」
ダメだこりゃ。
身体はまだ応えてくれる動きだが、半べそでしがみつく小鳥にため息しか出てこなかった。
どうも……。
10年近く俺の世話をしていた小鳥は、俺に対する独占欲が強すぎる。
気持ちはわからなくもないが、いい加減踏ん切りをつけろ。
子供でも産めば気持ちも変わるだろうか。
いや、……ないな。
こいつは迷いなく俺に魔物防腐処理を施した女だ。そしてそれはそのまま所有物意識へと変わっている。
こいつにとって、俺はいまだに――。
隣に住む年上の男で、自分だけを守ってくれる存在なんだ。
娘を抱き上げて海岸を歩いていた。
夕陽に染まる海――もう見慣れたとはいえ、こうやって茉莉と一緒に見ているだけで幸せを感じる。
足もとに寄せる波が気持ちいい。ふと波の中にキラリと光るものを見つけ、茉莉を下ろしてそれを拾い上げた。
「へえ……、誰が流したのかな」
「なにそれ?」
「ボトルメッセージだよ。こうやって小瓶の中に手紙を入れて、見知らぬ誰かに拾ってもらうんだ」
コルクを開けて中を見ると、愛の告白が書いていた。たぶん英語だろうけど、意味はわかる。篝の通訳機能は文字にも及んでいた。
それを再び瓶に入れてまた海に流した。恋人へのメッセージか……。生きているのか死んでいるのか、よくわからない文章だったが、想いが届くことを願ったのだろう。
波間に漂う小瓶を見つめていた茉莉が、ほう……、と小さくため息を吐いた。
「どうした?」
「茉莉もね、あんなふうに愛の告白がしたいなあ」
「おいおい。気が早すぎるぞ」
「パパ……」
「ん?」
「昨夜のパパ、すごく素敵だったよ」
「……!」
「ママたち、すごく気持ちよさそうだった。……いいなあ。苦しそうにも見えたけど、ママ、とっても激しく動いてた。小鳥ママも、パパのを欲しがって動いてた。あれ……なに?」
「…………」
「パパ?」
「…………。……セックスだよ」
「せっくす?」
「男と女が、肉体を繋げて、気持ちよさを享受し合うんだ。何度か茉莉に気持ちよくさせただろ?」
「うん……。でも、あんなふうに、パパのを入れてもらったこと、ないよ」
「もう少し、茉莉が大人になったらな。そうしたら……小鳥と篝みたいに、気持ちよくさせてやるよ」
茉莉がぱあっと微笑んで抱きついてきた。
可愛い。
娘への邪な想いがとまらない。
まだ何もわかっていない。
セックスの本当の快楽を知ったら、俺をどういう目で見るかな。
「パパ……好き」
「愛の告白か?」
「小鳥ママみたいに、茉莉をめちゃくちゃにして……」
「そりゃまた……大胆な告白だな」
「えへへ」
「早く大人になれよ、茉莉」
「うん!」
おまえならあっという間に篝みたいな美人になる。
そのときが来たら――もう容赦なく、おれのものにしてやるからな。
「ん……ぁ……」
茉莉を眠らせた後、いつもの夜の営みで篝を抱いていた。
昨夜の熱がまだ醒めないのか、普段よりも中が熱い……。うねりも激しく、奥から吸い上げてくる。小鳥もそうだったがまだ足りないらしい。まあ、途中でやめたからな。
またやるか? と耳元で囁くと、
「あなたが抱きたいのは、小鳥でしょう?」
「俺じゃなくて、あいつが求めてくるんだけどな」
「前からそうでしたよ。ずっと小鳥は求めていたのに、あなたが変に気遣うから」
「そうなの?」
「ふあっ……あ、そ、そこ……擦って……お願い」
「ここか?」
「はう……ん……いい……もっと……」
「じゃあ自分で足を広げろ。ほら、膝を両手で持ち上げて」
「あう……こ、小鳥を……抱かないのですか」
「この後抱きに行くが」
「…………」
「なんだよ。おまえも参加したいのか?」
「いいえ、そうではないのですが……」
「うお……っ、きゅ、急に孔を締めるなよ……思わず出ちゃっただろ」
「あのですね……」
「なに? このまま中で出して欲しいの?」
「後ろ、……小鳥が」
――え?
部屋の入口に、こっちを見ている小鳥がいた。
両手が握り拳状態になっている。……なんだか知らないけど怒っているようだった。
「……小鳥。この後、でいいか? 篝をイかせてやりたいんだが」
「……見てていい?」
「おまえ、なに怒ってんの?」
唇をキュッと結んでこっちを睨んでいる。怒っているのは明らかだ。
今まで、俺と篝の寝室に来ることはなかったのに。
しかも見ていたいなんて、そんな悔しそうな顔で言われても。
「瑚太朗、……篝は別にいいですよ。小鳥とどうぞ」
「おまえな。ここまでやってて、途中でやめられるか」
「やってていいよ。二人がどんなふうに愛し合うか、近くで見てるから」
「…………。そういう趣味、あったの?」
「趣味とかじゃないわ!」
「……だそうだが、どうする篝?」
「どちらにしろ、……この大きさではおさまりがつきませんね」
小鳥が近くにいるというだけで、膨張が更に激しくなった。結合部をジッと見ている視線に煽られる。いや、もういっそ、小鳥も加わって欲しいが。
見てるだけ、――か。
ならば。
小鳥には見せなかったアレでもやってみるか。
篝の小さな身体を持ち上げ、クッションの上に背中から押しつける。
ベッドではなくこの低反発クッションのほうが、動きやすい。開脚させ、上から見下ろす形で繋がった。
「よく見てろよ、小鳥」
すう――、と大きく息を吸うと。
根元まで一気に深く突き入れた。
「あう……っ!!」
グリグリグリッ――!
捩じりこむ。そう、挿れるだけじゃない。これは篝の子宮の奥まで一気に侵入してから、内部を抉るほどの勢いで突きまわす動きだ。篝の柔軟な子宮膜があればこそできる性技だが、何度もやっているうちにコツが掴めてきた。
小鳥の息を呑む音が聞こえる。……もっと近くに寄って来い。篝の襞すら引きずり出す動きが結合部から見えるはずだ。
背後を目配せすると、フラフラと引き寄せられるように小鳥が近づいてきた。びしゃびしゃと跳ねる愛液が飛沫となって飛び散り、小鳥の顔面にと掛かった。だが構わず動きを更に加速させる。
激しく打ち据える音と、それに合わせたリズム感のある篝の喘ぎ声――もはやこれが始まると、俺も篝も、互いの性器の感覚しかなかった。ひたすら抉りまわし、突き上げ、キスすらする余裕もなく叩きつけていく……!
背後から小鳥の舌が陰嚢へと伝わった。ちょうど篝に最大深度まで突き入れたタイミングで、この舌の舐め上げる刺激……たまらん。もう我慢することなく射精した。
出しながらも動かしていく。篝が酸欠で喘ぐが、構わずドリルの動きで瞬時も動きを止めず、ひたすら亀頭を凶器へと変えた。凄まじい動きに、もう小鳥は荒い息をあげて結合部だけを見ていた。
どうだ……?
篝の小さな身体が俺の巨根で醜く抉れているのがわかるだろう。
俺がここまでこいつを開発した。かなり時間はかかったが、もう俺専用の穴と化したこいつは、俺の好きな形でいくらでも応えてくれる。
どれ、……よっこいしょ。
小鳥の真正面に向かい、立ち上がって篝の膝を持ち上げ、突き挿したまま動かした。
軽いから何の苦もなく持ち上げることができる。下から俺の肉棒だけの感覚しかないこの動きを、まさか小鳥の目の前でやれるとはな。
篝がビクビクッ――と再び達した。よく締まる……いいぞ、もっとイくんだ。そのまま俺を締め上げろ。さらに奥へと出してやる。
海老反りに背中を曲げながら奥の子宮が面白いほどよく跳ねていた。そこを何度も容赦なく叩きつけていく。最初は痛みしかなかったこの動きも、今では篝も癖になったようで、もっと激しくしても悦んで動きを合わせてくれるようになった。
お……。
小鳥のやつ、……とうとう自慰しやがった。
クッションに横たわったまま、俺たちを見ながら股を開いて濡れた内部を俺に見せている……。
なんともそそられる姿だ。小鳥ほどの美女をこうまで乱れさせているのかと思うと、興奮がさらに過熱する。ほらほら、もっと俺が篝をよがらせているのを見てみろ。篝はな、イきながら――俺をイかせるのが上手いんだ。
く……。
射精をもっとねだってきた。この子宮口の動き……、こいつイってる最中のくせにどれだけ欲深なんだ。
好きなだけくれてやる。ほら――出してやる。
「は、ぁあああんん……っっ!!」
ようやく満足したのか、盛大に潮を噴いて気絶した。……ふう、今回はわりと早かったな。
小鳥は……。
泣きそうな顔でこっちを見ている。もう我慢できそうもないのか。しょうがないな……。
気絶した篝から陰茎を抜き、ゴボォッ……と溢れた大量の精液が床に落ちるのを苦笑しつつ、ベッドに横たわらせると。
クッションの上で両手で自慰をしている小鳥に近づき、背中から抱き寄せた。
「待たせたな、ほら、もう泣くなよ」
「……うぅっ、……あ、あんなの、いつも……してるの?」
「たまにだけどな。今日は小鳥がいたから、いつもより激しくしてみた」
「篝のお腹が……瑚太朗くんので、反り返ってたよ」
「子宮ごと引きずり出す動きなんだ。かなり痛みを伴うから、篝にしかやってない。あいつにしか耐えられないからな」
「あ、あたしには…?」
「だから言っただろ、痛みがあるって。俺はおまえを傷つけたくないんだ」
「でも……篝にはしてる」
「…………。じゃあ、篝にはしない動きでも、やってやろうか?」
「どんな?」
「ずっとイかせないんだ。イく寸前まで気持ちよくさせるが、途中でやめる。それを繰り返す」
「…………」
「拷問みたいだが、やってみるか?」
「篝には……してないの?」
「道具を使うから、篝はそんなセックスはしたくないそうだ」
「道具……?」
「これだよ」
ローターと、縄、ベルト。
SMの道具だが、少し特殊な縛り方をする。それを小鳥に耳打ちすると、一瞬で目を顰めた。
「ほらな、やっぱり嫌だろ?」
「そっ、そんなSMプレイをしたいの?!」
「気持ちよくしてやるだけだ」
「この変態!」
「だから嫌なら無理強いしないって」
「…………。それもゲームからの経験?」
「そう。当時プレイしたときは興奮のあまり、何度も抜いた」
「か、篝は……嫌だって言ってたの?」
「あいつはな、性欲と生殖行為は別物だという考え方だ。男を滾らせるものが何かを、わかってはいるようだが、興奮のためのセックスは女の性欲とは相容れないと思っているらしい」
「だって……さっきはあんなに、篝、興奮してたよ」
「いや、あれは興奮じゃない。小鳥をその気にさせたかっただけだ。篝は小鳥が好きだからな……」
「…………」
「どうする?」
「う……、…………。や、……やって、みる」
「ほんとか?」
「き、気持ちよく、させてくれるんだよね?」
「させてやる。ただしイかせるつもりはない。おまえがイくのは子宮口だからな、そこをずっと弄りまわすが、求める刺激は与えない」
「…………ふえ」
「だから、やるならそれを承知してくれないと」
「普通に抱いて……」
「おまえ、いつもより中が濡れてるぞ。疼いてるのはわかってる。普通じゃ満足できそうもないくせに」
「…………」
「小鳥、どっちにするんだ。俺はおまえの好きなほうで構わない。昨夜の精液のせいで、まだ疼いてるんだろ?」
「……瑚太朗くんのせいだよ」
「悪かったよ。だけどおまえだって悪いんだぞ、二年も触らせてくれなかったから」
「……して。……縛って、いいから」
「いいんだな?」
「……うん」
「じゃあ、場所を変えるぞ。吊るせるようにしてある部屋がある。ほら、立てるか?」
「準備……してたんかい」
「前に篝にしようとして、作ったんだけど、結局しなかったんだ」
小鳥が立てそうもないので、仕方ないので抱き上げた。
道具は後で持ってくるとして、とりあえず小鳥を運ぼう。
しがみついてくる小鳥の首筋にキスをしながら歩く。……身体が熱い。シャワーの時より火照っている。風邪でもひいたのだろうか。そう思って聞いてみると。
「瑚太朗くんの、あのゼリーがね……、ずっと残ったままなの」
「篝はあれで受精したから、おまえもひょっとして妊娠するかもな」
「するといいな……。また赤ちゃん、今度はちゃんと産みたい」
「男でも女でも、どっちでも俺はいいぞ」
「男の子が欲しいな。……女の子だったら、また瑚太朗くんを奪われる」
「いくらなんでも、小鳥の子供には手を出さないぞ」
「どうだか…」
「ほら、ここだ。ゲスト用ハウスだが、手入れはしている。先に寝室に入って待ってろ」
「……うん。……優しくしてね」
「おまえが泣いて嫌がるくらい優しくしてやる。SMになんかしないから安心しろ」
「その縛り方はSMとしか思えないんだけど……」
「見たいんだよ、おまえの身体をじっくりと。……じゃあ、道具を持ってくるぞ」
……期待が高まる。
俺はSMプレイがしたいわけじゃない。よがる小鳥が見たいだけだ。
本当は篝で拝みたかったが、そこまでさせてはくれなかった。……まさか小鳥で出来るなんて。
興奮で喉を鳴らした。小鳥のあの美しい姿を――狂わせてやる。
小鳥淫乱化計画の始まり。
どういう縛り方なのかは、次回のお楽しみです。
まあ一度書いてるので(グリザイアで)、察した人もいるかもしれませんが。