犬猿の仲の剣士と魔術士、うっかり一線を越えたら体の相性抜群だった【書籍化決定】 作:猫屋敷てん
今日のレミエッタが、俺には特段可愛く見えていた。
その赤い瞳はとても優しげに俺を見ていて、ベッドの上で寝転がったレミエッタは誘うように脱力している。
「ふふ。興奮してるんですか? 目が血走ってます」
「当たり前だろ」
レミエッタは口元を袖で隠してクスクスと笑う。その余裕そうな態度が、俺の劣情を煽るのだ。
「服は脱がせてくださいね。汚すのは嫌なので」
「あ、ああ。じゃあさっそく」
「別にあなたが脱がせろとは言ってないのですが」
レミエッタは溜め息をつきながらも、俺にされるがまま。俺は上のパーカーと下のショートパンツを脱がせて、下着姿にしてしまう。
胸には変わらず大きな傷があって、足にも先日ドラゴンによってつけられた傷痕があった。
「あなたは、私を綺麗だと言うんですか?」
「ああ。当たり前だろ」
「……変な人です」
レミエッタはそう言って、再度ベッドにごろんの寝転がった。
今からこの女とたっぷりセックスをする。俺は興奮のままに一瞬で服を脱ぎ捨てて、レミエッタに覆い被さった。
「本当に怖い顔をしています。私以外なら泣いてましたよ」
「お前以外にはしないから安心しろ」
「ふふ……」
もう絶対に逃がさないという体勢になって、自分でもわかるほど血走った目をしている。とても甘い雰囲気ではなく、客観的に見てレミエッタ以外だと泣かれてもおかしくはなかった。
でもレミエッタは、しかたがない人と受け入れてくれる。
そんな彼女が愛おしい。
俺はそっとレミエッタの胸を揉んだ。
「ん♡ いやらしい手つきです。そんな、好きですか?」
「当たり前だろ」
「……ララはもっと大きいですよ。私とは比べものになりません」
「だからどうした」
「…………へへ」
レミエッタは、俺の言葉に本当に嬉しそうに微笑んだ。
ララエルに取られてしまうのではと、確認しないと不安なのだろう。その健気な姿も可愛らしい。
確かにララエルのロリ巨乳に男として惹かれるものはあるが、俺が好きになったのはレミエッタだ。
ラインベル家は代々一途な家系なのだ。
俺はレミエッタの乳首に吸い付き、その小さな胸を夢中で愛撫する。
そうすれば、レミエッタの息は荒くなり、甘い声が口から漏れ出ていた。
「ん♡ あっ♡ 舌、いやらしい、動きです♡」
「めっちゃ甘い」
「まだ、おっぱいは出ませんよ」
赤子のように乳首を吸えば、そっとレミエッタの手が俺の頭を撫でてくれた。
その後も俺は乳首を吸ったまま小さな体に抱きつき、グチュグチュに濡れた膣に指を入れてGスポットを刺激する。
丁寧に、そして甘くレミエッタを愛撫した。
「はぁ、はぁ♡ っ……♡♡ うぅ♡♡ はぁ、ふぅ♡」
そうすれば、大きく息を荒げながらもどかしそうに体をよじるレミエッタがいた。
「気持ちいか?」
「気持ちい、ですけど……いき、たいです♡」
イかせないように丁寧に愛撫したので、完全に出来上がったレミエッタが求めるように蕩けた瞳を俺に向ける。
腰は浅くへこへこと動いていて、今すぐ絶頂したいのだろうと伝わってきた。
「は、はやく。して、ください♡ あなたのが、欲しいです♡」
甘い声をあげながら、そんな健気なことを言うレミエッタ。
だけど俺はちょっとだけ意地悪がしたくなる。
「これが欲しいのか」
そう言いながら、レミエッタのお腹にフル勃起したちんぽを乗せた。
「そうです。入れて、ください♡」
小さな手で亀頭を撫でながら、挿入を懇願するレミエッタ。
だけど俺はペチペチとお腹をちんぽで叩きながら、いれることはなかった。
「しかしレミエッタの体には大きすぎないか? 無駄にでかいとか、グロテスクとか散々言われたからな」
「っぅ……!! あ、謝りますから、いれてください。もう、私の膣はあなたの形になってるんです!」
「なるほどなるほど。じゃあ懇願できるな?」
「この……っ♡♡」
俺がそうニヤニヤしながら言えば、レミエッタは睨みながらも蕩けた瞳を止めやしない。
「うぅ……あなたの、おっきくて、きもちいペニスが、欲しいです。お願いします、いれてください。好きなだけ中出しして、良いです♡」
「そうかそうか。じゃあ赤ちゃん産んでくれるか?」
「はあっ!? あ、その……。うぅ……わかりました。何人、欲しいですか?」
大きく驚き声を荒げたレミエッタだが、すぐに下唇を噛むと蕩けた瞳でそう言ってくる。
それに俺は、もう止まれる気がしなかった。
「っ! 絶対責任は取るからな、レミ!」
逃さぬようレミエッタの腰を掴むと、一気に最奥まで挿入した。
「っ♡♡♡ きたっ♡」
「くっつ。トロトロで凄い締め付けだ」
レミエッタのおまんこは、俺の子種を搾り取る形をしていた。
もう何度体を重ねたかわからないが、その度にどんどん具合が良くなる。
嫌いだったはずの女に、俺は完全に溺れていた。
「キスして良いんだろ。舌絡めながらするぞ」
「きょ、今日だけ。今日だけなのは、覚えておいてください! 私は別にあなたのこと好きじゃ――ん、ちゅ♡」
訳わからないことを言ってきたので、俺はレミエッタに抱きつくと強引にその唇を奪った。
下半身では避妊具無しの生セックス。そして上では舌と唾液を絡ませ合う淫らで大人なキスが始まる。
「ん、ちゅぅ♡ ちゅぷ♡ れろ、れろ♡♡ っ……はぁ、はぁ♡ 激しいです」
「お前も、積極的だな」
「はあっ? あ、あなたが、激しいからです。抵抗してるんですっ!」
「本当か?」
「っ。顔、近いです」
至近距離でその目を見つめながら、レミエッタの真意を俺は探る。
そんなことをしながらも、腰はゆるゆると動かしてポルチオをトントンと刺激した。
「ふぅ、ふぅっ……♡♡」
「良い顔だな」
「うぅ……っ、ちゅぅ♡ れろちゅぅ、ん♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡」
もう一度キスをすれば、抵抗していると言いながら一切抵抗せず俺の舌を迎え入れてくれる。
レミエッタの柔らかい唇を堪能しながら、唾液たっぷりの舌をくちゅくちゅと絡め合う。
俺の部屋には雄と雌による水音と、パンパンと肉をぶつけ合う音が響いていた。
「はぁ♡ はぁ♡ じゅる♡ じゅるるる♡ じゅちゅぅ♡ お゛♡ うぅ♡」
激しいキスをしながら、俺も激しく腰を振り出す。
そうすれば、レミエッタとのキス音に汚い喘ぎ声が混ざり始めた。
「気持ちいか? えっちな声出てるぞ」
「うぅ♡ あな、たが、悪いんですぅぅ♡」
「悲しいこと言うなよ。これが好きだろ」
「おぐっ♡♡♡ イクっ♡」
生意気なことを言ってきたレミエッタには、奥をトンっと強く叩くだけであっけなく汚い声を上げてイッた。
本当に敏感でイキやすい体だこと。
濡れやすくて絞まりも良く、この感度。極上の肉体だ。
ロリボディながら、男を虜にする体だろう。
そんなレミエッタに、俺も我慢なんてそうできない。
「出して良いか? レミ」
「はぁ、はぁ……奥ですか?」
「奥だ。子宮に種付けする」
「しかた、ないですね。良いですよ」
許可が出たから、俺はより激しく腰を動かす。
そしてすぐに射精感がこみ上げてきた、ぎゅっとレミエッタに抱きついた。
「ふぅ。レミ、出すぞ」
「はいっ♡ っう゛あ゛あ♡♡ ぁぁ♡ イク、イク♡♡ いくぅぅぅ♡♡」
強くレミエッタの小さな体を抱きしめて、おまんこの奥にドチュドチュと亀頭でノックする。
もう絶対に逃がさない。ガクガクと体を震わすレミエッタを力強く拘束し、その最奥に俺は大量の子種をぶちまけた。
――ドプッ♡ ドビュルルルルルルルルルル!!!
「うお♡ お゛♡ お゛♡ うぅ゛ぉぉ♡♡♡」
快楽を心から享受しているような低い喘ぎ声が俺の耳に届く。
その声を聞きながら、俺は一滴残らず子宮に注ごうとポルチオに亀頭をグリグリとこすりつけた。
「はぁ、はぁ。めっちゃ出た。レミ、大丈夫か?」
「う、あ、♡ きもち、いい、です♡♡」
「大分イッたみたいだな」
ゆっくりとレミエッタを解放して上半身を起こせば、ベッドの上ではイキ顔をさらしながらビクビク震えるレミエッタがいた。
ちんぽをきゅうきゅうと咥え込んでいるおまんこの結合部からは、愛液と精液が漏れ出ている。
非常に無様でエロい姿だ。
少し力をいれてちんぽを抜けば、音を立てながら精液が零れ出た。
これは孕む量だし、赤ちゃんを産んでくれると言っていたが、まあ冗談なので避妊はしてもらおう。
「大丈夫かレミ?」
「……はぁ、はぁ。ふぅ、ふぅ。……激し、すぎです」
「でも、気持ちよかったよな?」
「……否定はしません」
この子は本当に素直になれないツンデレ娘だ。
俺はレミエッタの横に寝転んで、愛おしさから頭を撫でる。
「何してるんですか?」
「なに。ツンデレってのは良いなって」
「はあっ!? ツ、ツンデレって何ですか」
「そうだろ。今日ぐらいは、甘々で行きたいんだが?」
「…………まあ、気持ちよかったですよ」
じっと目を見つめてそう言えば、レミエッタは観念しながらそう言った。
そして甘えるように俺の胸に飛び込んでくる。
「まあ、私が言ったことですね。今日はちょっと甘く行きます」
「そりゃ嬉しいな。じゃあもう一回良いか?」
「ちょっと後悔してきました」
エロ可愛いレミエッタに一回で興奮が収まるわけがなく、抱きしめながら勃起ちんぽをそのお腹にこすりつける。
「はぁ。しょうがないですね。好きなだけしていいですよ」
「よっしゃ。じゃあさっそく」
その日のレミエッタはとっても甘々だった。
いつもは絶対に見せてくれない顔をたっぷり見せてくれて、愛おしさがより高まったのは言うまでもないことだ。
◇
アルレイン学園の男子寮。その最上階で二人の男女が恋人以上に甘い性行為をしている最中、学園から数キロ離れた山の上に低い唸る声が響いていた。
「グルルルル」
一匹の竜が滞空しながら、じっと学園の方向を見つめていた。
漆黒の肉体を持ち、鋭い瞳で何かを睨む。
ドラゴン種が人里付近に現れるなどイレギュラーなことであるが、このドラゴンは一度用があって一人の少女の前に現れて以来徹底した隠密により目撃証言をゼロに抑えていた。
「どうだい? 学園の様子は」
そんなドラゴンに、声をかける男がいた。
ドラゴンの真下で空を見上げ、そう問いかける。
「グルルルル」
「なるほど。いつまでも隠れているわけにもいかないか。いずれ魔術士達は隠しきれなくなる。その前にやるか」
「グルア!」
ドラゴンはそのかけ声に大地に下りて、男を背に乗せるため身を屈ませた。
男は腰に差した剣の柄を撫でて、暗い笑みを浮かべドラゴンの背に飛び乗る。
その目の奥には、深い深い復讐の焔が揺れていた。
「飛び立ってくれ、カッシーナ」
「グルオオオオオオオ!!」
ドラゴンと男は、空の彼方へ消えていく。
何か深い目的を持って――