解凍されたら1000年後。人類から男が絶滅してました。〜ピッチリスーツの性欲旺盛美少女たちに人類保全の種付けセックスを強要されるらしい〜 作:ユリイカ
デケデケ。デモニアの将軍であり、無数の大艦隊を率いて人類の勢力圏で神出鬼没のゲリラ戦を繰り広げる女傑。その容姿は事前に見ていたものと全く同じだ。2メートルを超える巨体だが余分な脂肪はなく、割れた腹筋がなめらかなくびれを作っている。
大股で歩み寄ってきた彼女が、燃えるような赤髪をかき上げて猛禽のような笑みをこちらに向ける。獲物を前にして狩りの成功を確信した、捕食者の顔だ。
「どうして、なんて言いたそうな顔だな」
俺の頬、顎の輪郭をなぞるように指を滑らせる。デモニアははっと目が覚めるような美貌だ。これもまた、雄を求める故の進化の結果なのだろうか。
豊満な胸が揺れる。チョコレートのような濃い褐色の肌が、宇宙船の照明を受けて艶かしく輝いていた。スキンスーツに覆われていない肌を久しぶりに見た。
「男日照りなのはデモニアもヒューマンもおんなじだ。運よく地球から生き残りを連れ出しても、そいつと交尾できるのは統一銀河政府の高貴な方々のみ。――そんなら敵に協力してでもおこぼれを狙いたいって奴はいくらでもいるのさ」
デケデケは俺の真横に立つ女――ベルを見る。端的に言えば、彼女はベルのような人間を甘言で誑かし、寝返らせたのだ。人類という勢力の隅の方からじわじわと浸透していき、協力者を増やしていく。そうして、〈ミグダル〉が任務を成功させるのを虎視眈々と待っていた。
「それに、お前にとっても悪い取引じゃないだろう?」
脇に腕を差し込まれ、軽々と持ち上げられた。まるで自分が人形になったような気分だ。デケデケは俺を赤ん坊のように胸の前で抱え、背後へと振り返る。
コンテナが搬入されたのは、輸送船に偽装したデモニアの船だったらしい。そこに集まっているのは三十人を超えるデモニアたち。揃って褐色の肌に額のツノ、そしてほとんど局部と胸元以外隠せていない際どい水着のような服を着ている。スキンスーツ姿の人間も何人か、その集団の中に混ざっている。
共通してるのは、デモニアも人類も熱っぽい目をこちらに向けているということ。
「アタシらデモニアの体臭や体液は、あらゆる男を興奮させる天然の媚薬さ。搾精機に繋がれてザーメン垂れ流すだけの機械になるより、こっちで楽しい交尾をした方がいい」
俺を持ち上げたまま、デケデケはねっとりとした声で語る。意識すれば、彼女のむわっとした小麦のような体臭が感じられる。今はまだ耐え切れるが、体が熱を帯び始めている。
「あいにく、楽しいセックスは間に合ってるんだ」
アリサたちとの艦内での日々を思い出す。あれは確かに、愛のあるセックスだった。デモニアが俺を求めるのは、繁殖と種の保存のため。彼女たちの目は、俺を種馬のようにしか見ていない。
「ふっ、硬いこと言うなよ。どうせアイツらとは生でしてないんだろ?」
「それは……」
どうやら彼女は〈ミグダル〉の内部についても精通しているらしい。
たしかに、アリサたちとするときも、名目としては精液を集めることがあった。だからこそ、スキンスーツ越しにしかしていない。
俺の目が泳いだのを目敏く捉えたデケデケが、ニヤリと笑い、腰を押し付けてくる。
「デモニアの事はよく知ってるんだろう? アタシらのココは、あらゆる知的生命体の雄を魅了する、極上の名器なんだ」
プニプニと薄い布越しに押し当てられる柔らかな肉の感触。盛り上がった恥丘はしっとりと吸い付くようだ。
デモニアは女しか存在しない種族。それゆえに故郷を飛び出し、他の種族の雄を狩りながら宇宙で生きてきた。それが可能なのは、雄であれば異種族でも良いという彼女たちの生殖能力の強さと同時に、あらゆる雄を満足させる天性の肉体があるからだ。
デケデケが囁く。
「どうだ、味わってみたくないか? 全宇宙の男が渇望する最上の雌だぞ」
思わず生唾を飲み込む。
デケデケだけではない。ここには数十人のデモニアが俺とセックスしたがっている。中には、すでに秘部に指を差し込んでいる者も。人間たちもそうだ。自陣を裏切ってでも俺が欲しいと――。
いや、待て。思考が歪んでいる。
「断るよ。俺はそのへんでコーラでも飲みながら、迎えが来るのを待ってるさ」
「ふふっ。なかなか強情じゃないか」
頭を振ると、室内に充満していた匂いに気づく。デモニアの体臭だろう。媚薬のように男の思考を麻痺させる効果があるらしい。だが自覚すれば備えられる。覚悟すれば、体内の医療ナノマシンが急いで免疫を作ってくれるはずだ。
俺が抵抗するのを見て、デケデケは更に愉悦を感じたようだ。ぎゅっと抱きしめる力を強めて、俺をその豊満な胸に埋める。谷間からは濃厚な体臭が香り、一気に脳の奥まで痺れる。
「ぐぅっ……っ!」
「あらあら、唇から血が出てるじゃないか」
凄まじい淫気に視界が明滅する。咄嗟に唇を噛み、痛みで正気を保つ。
だが、デケデケは攻勢を緩めない。
「大人しく正気を失った方が、この後が楽しいぞ」
「助けられた後が怖いんでね。ふ、ぐぅっ!」
背後から柔らかな肉の感触が加わる。デケデケが仲間を呼び寄せ、三人のデモニアが俺に密着していた。
「オチンチンはギンギンじゃないの♡」
「こんなにして辛そうだわ♡ 優しく摩ってあげる♡」
「ぐぁっ、くっ、やめろっ!」
むに、むに。むにゅぅ。ぬちっ、ぬちっ。
褐色の柔肉が、しっとりとした女体が俺を包み込む。0.01ミリのスキンスーツは、彼女たちの男を魅了することに特化した肉体を繊細に伝えてくる。背中をぷっくりとした硬い感触が撫でる。それがデモニアの乳首の突起だと気づいた途端、体が震える。しなやかな手が股間に伸びる。まさぐられるチンコは、既に痛いほどに勃起して血管まで浮き出していた。
「口では健気なことを言っているが、こっちは正直じゃないか。早く私のオマンコを味わいたいよぉ、って言ってるぞ」
「そんな、ふっ、こと……っ!」
「いいねぇ。その顔。――これでも同じことを言えるか? んれぁ♡」
俺を胸の谷間に固定したまま、デケデケが口を開く。厚ぼったい唇を濡らすねっとりとした唾液が、ゆっくりと銀の糸となって落ちてくる。
「口を開きな。唾液を飲め♡」
「んぐぁっ」
強引に、指先だけで口をこじ開けられる。なんとか顔を背けようとするが、叶わない。
俺の口の中に彼女の甘い香りがする唾液が入ってくる。凄まじい嫌悪感に身を震わせるが、その直後――。
「あ、ぁ……」
「ふはっ! 男は本当に雑魚だな。色香に惑わされない強い意思を持っていても、直接唾液を注げば一瞬で正気を失う。これでお前は、下半身でしかものを考えられない猿だ♡」
燃えるような衝動が全身を駆け巡る。抵抗など無意味だと理解する。激流を薄い板きれ一枚で止めようとするような、無謀なものだった。
目の前の美女がたまらなく欲しくなる。なぜこんなにも抵抗していたのか、分からない。ここには俺が求める全てがあるのに。
「ああっ」
「んっ♡ そうだ、胸を揉みしだけ♡ 母乳を出してやろう♡」
その豊満な肉の果実に指を沈める。軽く払うだけで脱げた紐のような衣服の下に隠れていた、薄茶色の突起。それを見つけた瞬間、勢いよくむしゃぶりつく。甘噛みし、舌で舐める。じゅわりと滲み出てきた甘露を、喉を鳴らして飲む。
デモニアの女体は極上だ。柔らかくもしなやかで、男の全てを受け入れる。
「はぁっ、はぁあっ!」
「はんっ、んっ♡ 尻も好きなのか。いいぞ♡ 存分に味わうがいい♡」
胸に吸い付きながら、ハリのある大きな尻を揉む。彼女の声にも色が滲み出した。どうやら、彼女自身も敏感な性質らしい。肌と肌で密着したい。彼女の――デモニアの全てを喰らいたい。
「ほら、オチンチン君♡ 私も食べていいのよ♡」
「こっちも準備できてるわよ♡」
周りからデモニアたちの声がする。耳から脳まで直接響く、とろけるような声だ。
荒い呼吸を繰り返し、彼女たちの衣装も剥ぎ取る。
「さあ、こちらへ来い♡」
「はぁ、はぁ……っ!」
いつの間にかデケデケは股を開いていた。どろりと粘液が分泌され、内股を伝って床に垂れている。
薄ピンクのまるで使用感のない肉襞に疑問を覚え、すぐに理解する。人類の男がいなくなって数百年。デモニアたちも男を知らない世代が増えているのだ。
それでもデケデケは自身たっぷりに、欠片も怯えた様子はなく俺を迎える。
褐色の肉の海に身を投じる。それを止めることは――できない。