解凍されたら1000年後。人類から男が絶滅してました。〜ピッチリスーツの性欲旺盛美少女たちに人類保全の種付けセックスを強要されるらしい〜 作:ユリイカ
〈ミグダル〉での一日は、アラームの音色から始まる。空間潜航中の船では昼夜の区別などほとんどなく、そもそも宇宙においては一日という時間の分類さえ曖昧だ。ともあれ、〈ミグダル〉をはじめ統一銀河政府に所属する艦船の多くは、首都惑星〈カルヴァリヤ〉の標準時刻で統一されている。大体24時間から相違ないため、俺も違和感はない。
起床時刻は6時半。8時間たっぷり眠っている間に医療用ナノマシンが全身の補修をしてくれるため、寝起きは清々しい。
「おはようございます、トウヤさん」
「おはよう。あれ、初めましてだね」
寝起きの俺に声をかけてくれるのは、後方支援部の船員だ。どういうシステムなのかは知らないが、不定期な日替わりで女の子が部屋にいる。今日現れたのは少しぽっちゃりとした、肉付きのいいハムスターのような女の子だった。
「ナナンと申します。お部屋はお任せください」
「じゃあ、よろしく。悪いね」
「いえ! お気になさらず!」
ナナンと名乗る少女はぎゅっと拳を握り、朝から元気だ。乱れたベッドなんかは彼女に任せ、俺は顔を洗うついでにシャワーを浴びる。さすがに万能のスキンスーツとはいえ、これを着たままというわけにもいかず、剥がすように脱ぎ捨てるとナナンがすかさず回収した。
艦長が用意してくれた俺の私室は、シャワーどころか立派な浴槽までついた豪華な部屋だ。巨大艦船とはいえ、全員にこれほどの個室が用意されているわけではいらしいので、優遇っぷりが身に染みる。
熱いシャワーを浴びると意識がだんだんはっきりしてくる。ついでに歯を磨いたり、髪を整えたり、簡単に身だしなみも整える。
「ふぅ。すっきり」
「はっ! と、トウヤさんお早いですね」
「そう? いつも通りだけと思うけど」
シャワールームから出ると、ナナンちゃんが何か驚いた様子でこちらを振り返る。ベッドメイキングの最中だったようだが、やっぱり人の目があるとやりづらいのだろう。
濡れた体のままスキンスーツを纏い、手首のコンソールから装着を行うと、空気がしゅっと抜けて体に密着する。そのままスーツの吸湿速乾機能が働いて、水気を拭う手間もいらない。まったく便利なものだ。
「じゃあ、定期検診に行ってくるから」
「はいっ! 行ってらっしゃいませ」
部屋はナナンちゃんに預け、俺は外に出る。私室は医療区画の中にあるため、目的地までの移動も短い。
〈ミグダル〉艦内は広大で複雑怪奇な構造をしているうえに、権限によって進入が制限されている箇所も多い。とはいえ、深く考えることもない。スキンスーツに識別装置が内蔵されているため、目的地を音声入力すれば分岐で左右を手首の震えで教えてくれるし、開くべき扉は自動で開く。
「おはようございます、先生」
「やあ、トウヤ君。今日も元気そうで何よりだ」
散歩もかねてのんびり歩いてやって来たのは、医療区画の診察室。そこで待ち構えるのは、スキンスーツの上から白衣を纏い、首に聴診器を掛けたエッチな女医だ。眼鏡の奥の瞳がミステリアスな長身のお姉さんで、白衣を押し退ける巨乳が今日も盛大に揺れている。
彼女はDr.レイミ。とはいえ、普通は先生と呼んでいる。
俺は毎朝異常がないか定期検診を行なっており、彼女はその担当者なのだ。
「それじゃ、今日もしっかり調べようか♡」
眼鏡の奥の目を細め、先生がこちらへやって来る。俺がベッドに横たわると、彼女は艶かしい手つきで体をなぞった。胸板から首筋、下腹部から足先まで。丁寧に優しく。ついでに彼女の胸元も密着し、先端の突起までしっかりと感じられる。
「んっ♡ 今日もしっかり元気いっぱいだね♡」
「あはは……。こればっかりは申し訳ないです」
「なに、健康な男性の反応だよ♡ とっても逞しくて、美しい♡」
先生のひんやりとした手が俺の股間を撫でる。女性的な甘い香りが漂い、否応なく勃起してしまう。スキンスーツではそれを隠すこともできない。そもそも、勃っていない時から存在感は露わになっているのだから。
最初は恥ずかしかったが、今では慣れてしまった。というか、慣れざるを得なかった。
先生の手が、隆起する男根を掴む。細長い指で輪を作り、ゆっくりと摩る。
「あはっ♡ ドクドクと熱く脈打ってるね♡ 血管もしっかり浮き出て、また太くなったようだ」
「そんなに成長してますか?」
「ああ。投与した成長ホルモンが効果を発揮しているようだね♡」
手コキを続けながら、先生は吐息を漏らして熱弁する。人類救済という御題目で、俺は生殖能力の強化治療を受けている。食事と同時に投薬も受け、地道な肉体改造を行なっているのだ。アリサたちこの世の女性のほぼ全てが受けているという強化手術も希望したのだが、男性への知見が乏しいという理由からそちらは却下されている。
しかしながら、我が愚息も改めて見てみると一回りほど大きくなった。どおりでテレスが良く鳴いていたわけだ。
「しかし、ホルモン投与だけでこれほどの急成長は説明がつかない。どうやら、ずいぶんと頑張ってくれてるみたいじゃないか」
「はは。昨日は10回くらい射精しました」
「素晴らしい♡ さすがは我らが救世主様だ♡」
投与されたホルモンも、必要に迫られなければ使われないらしい。逆に言えば、積極的な性行為がチンコの成長に繋がる。最近は毎日アリサたちとセックスに明け暮れる日々なので、成長も如実に現れているのだろう。
先生はうっとりとした顔でチンコを見ながら、手淫の動きを速める。
滑らかな動きが、あっという間に俺を限界に追い詰める。
「で、射精ます!」
「おっと♡ んんっ♡」
勢いよく吐き出される、ねっとりとした朝一番の性液。スキンスーツは器用にそれだけを体外に通す。おかげで噴水のように飛び出したそれは、無遠慮に先生の顔面と眼鏡、胸元を汚した。
「はぁ、量も濃さも問題なさそうだ♡ んっ♡ 味もいい♡」
彼女はそれを指で集め、舌を伸ばして絡めとる。ごくんっ、と喉を鳴らして飲みこみ、艶然とした笑みを浮かべた。
精子は全て保管するべき、というお達しのはずだが、彼女は毎朝俺の精液を飲み干してしまう。
「先生」
「なんだい? 今日も健康状態に問題はなさそうだが」
ベッドから身を起こし、ムチムチとした体で足を組みカルテを書き込んでいる先生に向かう。彼女は眼鏡の奥から不思議そうにこちらを見た。
「もしよければ、先生とも――」
「ふっ。やはりトウヤ君は優しいね」
毎朝手コキした上にザー飲までしてくれるエロい女医だ。俺じゃなくてもセックスしたくなる。しかしそう思って誘っても、彼女は微笑を浮かべて首を振る。
「すまないが、私は本番はできないんだ。……まだ死にたくないからね」
どこか遠くを見て、何か小さく呟く先生。何やら事情があるのだろうか。
首を捻ったその時、診察室の扉が開く。
「おはようございます、トウヤさん!」
「アリサ。いつも悪いね」
現れたのはアルファ隊隊長ことアリサだった。彼女は部屋を見渡し、先生を認めると穏やかな笑みを浮かべて一礼する。
「おはようございます、先生。――今日もトウヤさんはお変わりないようですね」
「あ、ああ。問題ないよ」
アリサは毎朝こうして、わざわざ診察室まで迎えに来てくれる。別にいいと言っているのだが、俺の身辺警護はアルファ隊の役目だと言われてしまった。
「それじゃあ、先生。失礼します」
「はは……。気をつけてね」
診察も終わり、アリサと共に先生と別れる。去り際、一瞬見えた先生の笑顔が少しぎこちなく見えたのは気のせいだろうか。
診察室の扉がしまった瞬間、アリサが俺の腕に抱きついてくる。柔らかい胸の感触が、ほのかな体温と共に腕全体を包み込む。
「トウヤさん♡ 今日もお元気そうでよかったです♡」
「みんなのおかげだよ。ストレスもないし、快適な暮らしで申し訳ないくらいだ」
「そんなことを思う必要はありませんよ。トウヤさんは立派に務めを果たしていらっしゃいますから♡」
極薄のスキンスーツは、感触としてはほとんど無視できる。俺はアリサと裸で密着しているような錯覚を抱く。ムチムチとしたハリのある肌が俺を包み込むような、温かく心地よい感触だ。
女性の柔らかさが押し寄せて、射精したばかりのチンコが再び膨らみ始める。
「あんっ♡ 朝からやる気いっぱいですね♡」
「そ、そうだな……」
「それじゃ、お部屋に戻りましょうか♡」
毎朝、定期検診の後は迎えに来てくれたアリサと共に私室に戻る。そして、ナナンたち後方支援部の船員によって整えられたばかりのベッドでセックスに興じるのだ。
アリサにグイグイと引っ張られるようにして廊下を移動する。気のせいか、日増しに彼女の積極性が増しているように見える。今や廊下を歩いている時から、彼女の股間のシミが広がっている。
「はぁ、はぁ♡ トウヤさんっ♡ 今日もいっぱい、射精してくださいね♡」
そんなことを蕩けるような顔で懇願されたら、断ることもできない。彼女の体は、何日連続で貪っても飽きることもないのだ。
今日もまた、午前中は疲れ果てるまで乱れるのだろう。そう思った矢先のことだった。
「よう、アリサ。だらしねぇ顔しやがって」
「なっ、ジェーン!?」
俺の部屋の前に、痴女が立っていた。
いや、他の船員と同じ濃紺色のスキンスーツを着た女の子なのだが。
赤髪に褐色、逞しい肉体。見るからに戦士といった、荒々しい美少女だ。八重歯をちらりと覗かせ、ジロジロと俺を見る。胸はアリサよりも少し小ぶりだが、太ももが太い。
「ジェーン? アリサの知り合いなんだな」
というか、〈ミグダル〉の船員は大概顔見知りだろうが。ともかくアリサの反応は他の船員と接した時と様子が違う。まるで旧来の腐れ縁を前にしたような感じだ。
「アンタがトウヤだな。やっと会えたな」
「はぁ。初めまして」
困惑しつつも握手を交わす。何度も執拗に手を揉まれ、ジェーンという褐色少女は満足げに笑う。
「これが男か。アタシらとそう変わらないんだな」
「ちょっとジェーン! 突然やってきてなんなの。失礼よ!」
不敵な態度のジェーンに、アリサは頬を膨らませて一歩前に出る。しかしジェーンはそれを意に介さず、俺の手を引く。
「失礼なのはどっちだよ。コイツ、借りるぜ」
「うおっと!?」
「なっ!? ちょっ、何を――」
よろめく俺を抱きかかえ、ジェーンは猛然と走り出す。アリサが目を見開いて追いかけようとするが、その背後からまた見知らぬ船員が数人飛び出してきた。
「油断したな、アルファ隊! ここは通さねぇぜ!」
「隊長、行ってください!」
ジェーンと同じく、日に焼けた肌の少女たち。アリサも数人がかりでは組み伏せられる。
「トウヤさん!」
「あ、アリサー!?」
たぶん、めちゃくちゃな憤怒を目に宿している様子のアリサ。彼女が床に押し付けられるのを見ながら、俺はジェーンに攫われるのだった。