ラブホテルに行くには車の方がいい。なので、俺のアパートに一旦戻ることにした。それを伝えると、
「歩いてどれくらいで邦弘のアパートに着くの?」
俺は答えた。
「20分くらいかな」
「戻るのって面倒よね、アタシは初めていくからそうは思わないけど」
「まあ、仕方ないさ。それより、LINE交換しないか?」
「うん、いいよ」
なんでもOKという女だ、多恵は。それで騙されたことはないのだろうか。訊いてみると、
「うん、特にないかな」
という返答。
気付いていないだけじゃないのか。まあ、いくらなんでもそれはないか。こんな馬鹿みたいな女でも。
LINEは交換した。これでいつでも連絡がとれる。今までナンパした女のLINEの人数は50人くらい。もっといたが、だいぶ削った。
そして俺のアパートに着いた。俺は乗り、多恵は助手席に乗った。俺の車は黒いセダン。中古で去年買った。それでも100万近くはした。いつ、女が乗ってもいいように常に綺麗にしている。1週間に一度は洗車をしている。もちろん車内の清掃も怠らない。
多恵は言った。
「車の中、キレイにしてるのね。良い香りもする」
「そうだろ。レモンスカッシュっていう香りだ」
「へえ、そうなんだ。邦弘自身も清潔感あるよね」
嬉しいことを言ってくれる。
「そうか、サンキュ!」
俺も多恵を褒めた。
「多恵は色気ムンムンだよな。ムラムラしてくる」
そう言うと彼女はデカイ声で笑った。
「ありがとね」
俺はすぐさまエンジンをかけ、バックした。早く多恵とヤりたい。きっと、こいつも同じことを思っているだろう。軽い女だから。俺の多恵のイメージは誰にでも股を開く女。きっと、そうだろう。それで何があっても俺には関係ない。助けを求められたら、助けるかもしれないが。でも、金は貸さん。以前、興味のある女に金を2万貸してどこかに引っ越してしまった。連絡先も変えられて、どこに住んでいるかわからない状態に陥ってしまったことがある。だから、それ以来、女に金を貸してと言われても貸さない。どんな状況でも。
15分くらい車を走らせ、目的の場所に着いた。バックで車庫に入れると、自動でシャッターが閉まった。こんなこともあると思っていたので、金は多めに持ってきている。車庫の奥にあるドアを開け、先に多恵を行かせた。彼女はピンクのミニスカートに白いTシャツを着ている。上を見ると多恵の尻が見えた。性欲が更に増した。なので、下から尻を指で突っついた。多恵は、
「わ! びっくりした」
彼女はニターっとした笑みを浮かべまったく嫌がっていない様子。まあ、この後に及んでそれくらいで拒否はしないはず。
2階に上がるとドアがあったので開いた。前に何度も来ているので俺は珍しくない。奥にダブルベッドがあり浴室もある。そこはすりガラスではなく、ベッドから中が見える。
「よし、一緒にシャワー浴びるぞ!」
「うん!」
これから多恵を堪能してやる。体の隅から隅まで。嫌だというくらい遊んでやる。