※この作品はR-18です。

俺の夏の出来事   作:遠藤良二

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最終話 女どもとの関係

 エロい女と付き合ったことはあるけれど、めいのようにとんでもなくドスケベな女は初めてだ。まるで、AV女優のようだ。

 

 ラブホテルから出て、多少疲れたので、めいのアパートで休むことにした。もちろん彼女の了解はもらっている。まさか、来ないで、とは言わないだろう。今年の夏はめいに出会って良かった。

 

佐藤ゆりという交際中の女がいるが、最近会ってないな。連絡もこない。いま、何をしているんだろう。気になってきた。そしてまた以前のように抱いてやりたい。かわいいやつだから。LINEを送ってみるか。

 

<ゆり、こんにちは! なにしてる? 久しぶりに抱いてやるから会わないか>

 時刻は午後10時過ぎ。めいとは用事があるという理由でアパートに帰ってきた。正直、交際しているゆりのほうがめいより大切だ。めいには言えないが。やや暫くしてLINEがきた。スマホの画面を見てみると、ゆりからで開いてみた。

 

<邦弘、久しぶり! あたしは風邪ひいて休んでるよ。邦弘の方こそ最近、連絡なかったけど何してたの? また、ナンパしてたの?>

 

 何でわかるんだ。さすが、ゆり。俺のことをよく知っている。そう思いながらゆりにLINEを返した。

<まあ、そんなとこ。会えるんだろ?>

 

 LINEはすぐにきた。

<かぜひいてるから会わないほうがいいと思うよ。うつるから>

 

<そうかぁ、そいつは残念だな。じゃあ、治ったらLINEくれ。抱いてやるから>

 

<邦弘はエッチなことばかり考えているのね。邦弘らしいけどさ>

 

<そうだろ。俺からセックスをとったら何ものこらない>

 

<そんなことはないと思うけど>

 

<ゆりとLINEしてたら会いたくなってきた。お見舞いに行くから>

 

<大丈夫? うつっても知らないよ>

 

<大丈夫だ! 風邪なんかに負ける俺じゃない>

 

<相変わらず強気ね>

 

<そりゃそうさ。何がほしい? 俺がほしいか?>

 

<邦弘は風邪が治ったらもらう(笑)。果物が食べたいな>

 

<果物な、適当に選んで買って行くわ>

 

<ごめんね、ありがとう>

 

 いまの時刻は午後10時30分過ぎ。この時間じゃ、スーパーマーケットはやっていない。コンビニに果物あるかな。行ってみるか。

 

 季節は夏だから汗臭い。シャワーあびてから行くか。そう思い、物干し竿からバスタオルとトランクスをとり、シャワーをあびた。

 

 腹が減ってきたから俺の弁当も買っていくか。そう思い、ダメージジーンズをはき、赤いTシャツを物干し竿からとり着た。財布とスマホをジーンズのポケットに入れ、部屋と車の鍵を手に持ち出発した。

 

 ゆりの風邪も徐々に良くなるだろう。そうしたら今までのように仲良くたのしく過ごそうと思う。めいとの肉体関係はゆりとの関係性のためにもうやめる。ただ、完全に付き合いをなくすのはもったいないのでたまに俺と、ゆりと、めいの3人で食事に行ったりカラオケに行ったりすることしよう。めいとの肉体関係はゆりとの関係を壊す原因になるから。いい加減にしておかないとな。本当にフラれる。俺はそういう危機感を覚えた。

 

                                    了

 

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