※この作品はR-18です。

君と紡ぐ永遠のメロディ   作:彼処舐ノ助嗅過

9 / 10
注)R18警報発令! R18警報発令! 異種間性交描写検知! 異種間性交描写検知! 閲覧注意されたし! 閲覧注意されたし!
※R18描写が苦手な方は、梨子とまつたけの関係が一歩進んで心だけでなく肉体的なつながりも強くなり、想いや絆が深くなったというふうに捉えて、次のエピソードに飛んでいただいても大丈夫です。

梨子を傷つけてしまうのではないか、と自身の強まる本能に怯えるまつたけ。
そんなまつたけを、梨子は優しく受け入れようとする。
ふたりの想いは種族を超え、心も体も1つになろうとしていた。

※シリーズ全体
・本作品はアニメ版『ラブライブ!サンシャイン!!』を原作とした二次創作です。
・アニメ本編との時間軸のズレや、独自の設定・キャラクター解釈を含んでおります。
・原作を尊重しつつも、キャラクターの性格・関係性に独自解釈が加わる場面がございます。
・アニメ最終話に登場する犬「プレリュード」は本作には登場せず、オリジナルキャラクターの犬が登場・物語の中心となっております。
・人と動物(犬)との恋愛要素を含む内容となっております。苦手な方、抵抗のある方は閲覧をお控えください。
・ストーリー後半には、**18歳以上推奨の描写(R-18相当)**が含まれます。年齢制限・閲覧にご注意ください。
・本作はフィクションです。実在の人物・団体・作品とは一切関係ありません。


#9 1つになる心と体

それは、梨子がまつたけと「家族になろう」と誓った夜から、少しずつ始まった。

まつたけは、梨子の隣にいる時間が減った。

以前なら、彼女がソファに座ればすぐに隣に寄り添い、寝るときもベッドの近くで静かに眠っていた。

でも最近は──

まるで距離を取るかのように、

少し離れたところで横になることが増えた。

 

「……まつたけ?」

梨子が手を伸ばしても、まつたけは申し訳なさそうに目を伏せ、そっとその場から離れていく。

さらに、朝早くからひとりで庭を走り回り、夜も散歩に出ると、普段よりずっと長い距離を歩きたがった。

 

(……どうして?)

梨子は戸惑っていた。

思い当たることが、ひとつだけあった。

 

──あの日、

自分の気持ちを隠さないと決めてから。

(まさか、わたしのせい?)

 

梨子は、

ふと自分の胸に手を当てた。

(わたしが、まつたけに特別な感情を抱いていること……気づかれてるの?)

でも、それは違った。

 

まつたけは、梨子の感情だけではなく、彼女が発する微かなフェロモンまでも、鋭く感じ取っていた。

梨子が近くにいると、甘くて、温かくて、まるで本能を刺激する香りに包まれてしまう。

 

(……抑えなきゃ)

(でも、君のそばにいると、

 どうしても──)

まつたけは、何度も何度も自分に言い聞かせた。

ただの犬だった頃ならこんな感情に苦しむことはなかったはずだ。

 

でも今は──

彼は、梨子を"異性"として、"特別な存在"として、強く、深く、求めてしまっていた。

だからこそ、距離を取った。

走って、歩いて、身体を疲れさせることで、本能を押し込めようとした。

──でも、それはとても苦しかった。

 

 

夜。

梨子は、ソファに座って、

まつたけが遠くから自分を見つめるのを感じていた。

 

まつたけの視線は、何かに耐えるように、苦しそうだった。

(まつたけ……)

梨子は、胸が痛くなった。

──まつたけは、わたしを"そういうふうに"見てくれてる。

 

それは、正直に言えば、嬉しかった。

こんなにも特別な存在に思ってもらえていることが、心から嬉しかった。

でも──

梨子は、まつたけの苦しげな視線を見つめながら、そっと自分の手を握った。

(わたし、嬉しいだけじゃ、だめだ)

(まつたけが、苦しんでる)

 

彼を困らせたくない。

彼を、苦しませたくない。

──そのためなら、わたしは。

梨子は、静かに決意した。

 

「まつたけ」

小さな声で名前を呼ぶ。

まつたけは、耳をぴくりと動かしたが、動かなかった。

 

梨子は、そっと微笑んだ。

「大丈夫だよ。わたしは、君を困らせたりしない」

 

まつたけは、静かに顔を上げた。

その瞳には、

感情が渦巻いていた。

 

切なさと、

戸惑いと、

そして、

深い、深い愛情。

 

梨子は、

そっと続けた。

 

「だから──

 君がちゃんとわたしを見てくれてること、

 ちゃんと、嬉しいって思ってるから」

 

まつたけは、

静かに、でも確かに梨子を見つめていた。

 

梨子は、

心の中で誓った。

 

(君の苦しみを、わたしがほどいてあげたい)

(君がわたしを求めてくれるなら──

 わたしは、君に応えたい)

 

夜風が、

静かにカーテンを揺らしていた。

 

ふたりの間に流れる空気は、

ゆっくりと、

でも確かに変わり始めていた。

 

 

数日後の夜。

夏の名残を感じさせる、湿った風が静かにカーテンを揺らしていた。

 

梨子は、

リビングのソファに座っていた。

まつたけは、

いつもならすぐ隣にいるはずなのに──

今は少し離れた場所、部屋の隅で静かに体を丸めていた。

 

(本当は、もっとそばにいたいのに──)

梨子は、まつたけが自分から距離を取ろうとしていることに、痛いほど気づいていた。

そして、それが彼の苦しみから来ていることも。

(だったら、わたしから近づいてみよう)

 

少し怖かった。

拒まれるかもしれない。

まつたけを、もっと苦しめるかもしれない。

それでも──

 

(わたしは、君とちゃんと向き合いたい)

梨子は、そっと立ち上がった。

 

まつたけは、微かに耳を動かしたが、こちらを見ようとはしなかった。

梨子は、静かに、まつたけの方へ歩いた。

 

歩幅は、

ゆっくり、慎重に。

まるで、

ガラス細工に触れるような慎重さだった。

 

まつたけの前に立つと、

梨子は静かに膝を折った。

 

「──まつたけ」

まつたけは、

わずかに顔を上げた。

梨子は、

そっと手を伸ばした。

 

「わたしは、君を困らせたいわけじゃない。

 でも、

 わたしの気持ち、ちゃんと伝えたいんだ」

まつたけの毛並みに、梨子の指先が触れた。

 

ほんの、ほんの軽い接触。

それでも、

まつたけの体がぴくりと震えた。

梨子は、

そのまま手を引っ込めることはしなかった。

 

「ねえ、まつたけ──

 わたし、君とちゃんと向き合いたいの」

静かに、でも確かに。

梨子の声は、まつたけの耳に届いた。

 

 

まつたけは、

梨子の手のぬくもりを感じながら、

戸惑っていた。

 

(駄目だ、離れなきゃ)

本能が叫んでいた。

 

このままじゃ、

彼女を困らせてしまうかもしれない。

傷つけてしまうかもしれない。

でも──

 

(君が、こんなに優しいから)

(君が、こんなにまっすぐだから)

まつたけは、

梨子の手から逃げなかった。

 

いや──逃げられなかった。

梨子の指先が、

ゆっくりと首筋を撫でた。

 

その感触は、

甘く、切なく、

まつたけの心をかき乱した。

 

(……抗えない)

梨子の近くにいると、

自分を抑えることが難しくなる。

でも──

それ以上に、

彼女から離れたくなかった。

 

まつたけは、

ゆっくりと、梨子の膝に顔を寄せた。

梨子は、

驚いたように少し目を見開いたが、

すぐに微笑んだ。

まつたけは、

そのまま静かに梨子の膝に頭を預けた。

 

(僕は、君のそばにいたい)

それが、

彼の、静かな答えだった。

梨子は、

そっとまつたけの耳の後ろを撫でた。

 

「ありがとう、まつたけ」

優しい声。

温かい指先。

 

まつたけは、

梨子の香りに包まれながら、

静かに目を閉じた。

本能に抗うのは、

苦しかった。

 

でも、

彼女がこんなにもそばにいてくれるなら──

それだけで、

どんな苦しみも耐えられる気がした。

 

夜は、

静かに更けていった。

ふたりの間に流れる空気は、

触れ合うたびに、

少しずつ、確かに変わっていた。

 

 

久しぶりの小旅行。

梨子は、運転席に手を置きながら、助手席で外を眺めているまつたけに目を向けた。

 

「あと少しで着くよ」

まつたけは、窓の外に鼻先を向けて、心地よさそうに風の匂いを嗅いでいた。

 

向かう先は、静かな海辺の町。

観光地というほど賑やかではないけれど、穏やかで澄んだ海と、素朴な街並みが広がっている場所だった。

梨子が選んだのは、小さなペット可のコテージ。

 

「ほら、着いたよ。今日の宿」

車を停めてドアを開けると、まつたけが嬉しそうに跳び出した。

 

コテージの前には、小さな庭と、その向こうに海が広がっていた。

梨子は、荷物を置くとすぐに、まつたけと一緒に海岸へ向かった。

砂浜は、足元が少し柔らかくて心地いい。

 

梨子は、

靴を脱いで裸足になり、

まつたけもその隣を並んで歩いた。

 

波打ち際でじゃれるように走るまつたけ。

梨子は、笑いながら彼を追いかけた。

 

「待ってよ、まつたけー!」

しぶきが上がり、

ふたりの影が砂浜に伸びる。

 

ふと、

梨子は立ち止まった。

目の前に広がる海は、

太陽の光を受けてキラキラと輝いていた。

 

まつたけも、

梨子の隣に座って、

同じ海を眺めていた。

風が吹いて、

ふたりの髪と毛並みを揺らした。

 

こんな日々が、ふたりにとって幸せだった。

 

 

それから数日後。

お風呂から出た梨子は、まつたけが彼女の脱いだシャツやソックス、下着の匂いを嗅いでいるのを見てしまう。

ハァハァ、と苦し気な息遣い。陰部は、苦しそうに大きくなっていた。

(まつたけ……わたしの匂いで……)

まつたけは、いけないとわかっていても彼女の匂いを嗅ぐことを止められなかった。

ダメだと分かっているが、こうでもしないと梨子本人に欲望をぶつけてしまうのではないか、とまつたけは恐れていた。

梨子は、恥ずかしさと切なさでいたたまれない気持ちになっていた。

まつたけが自分を意識していることも嬉しかったが、なんとかしてあげたいと強く思うようになっていた。

その場はそっと見ていないフリをして、まつたけの気が済むまで匂いを嗅がせることにした。

やがて、まつたけの陰部から乳白色の液体が溢れ出した。

そんなことが何日か続いた。

 

 

そんなある日、梨子は、ソファに座りながら、そっとまつたけにブラッシングをしていた。

まつたけは、目を細めて、うっとりとした表情を浮かべている。

 

静かな時間。

誰にも邪魔されない、ふたりだけの世界。

──と。

まつたけが、ふと梨子の手に鼻先を押し当てたかと思うと、次の瞬間、彼の体から微かな変化が伝わってきた。

 

(あ……)

梨子は、ブラシを止めた。

すぐに気付いた。

彼の体温が、普段よりも少し高くなっている。視線が、どこか切なげに自分を見つめている。

そして──わずかに、彼の体が震えていた。

 

(まつたけ、発情してる……)

梨子は、そっと息を呑んだ。

 

けれど、逃げることはしなかった。

だって、わかっていたから。

これは、ただの本能ではない。

 

彼が今、自分を異性として認識してくれているということ。

 

そして──

それが、

強い想いの表れだということを。

梨子は、小さく微笑んだ。

 

「──こういう時のためにね」

静かに言葉を紡ぐ。

「少し、調べてたんだ」

 

まつたけは、不安そうに梨子を見上げた。

「……まつたけも一緒に、見たでしょ?」

 

あの日。

犬と人が、どうすればいいか──

無理をせず、傷つけず、互いを守れる方法を、一緒に勉強した。

 

「だから、ね──」

梨子は、

そっと両手を広げた。

「怖くないし、まつたけも怖がらなくていいよ。わたしが、全部受け止めてあげるから」

 

「我慢しなくていいんだよ。わたしだって、触れたくて触れてるのに──まつたけだけ我慢するなんて、おかしいよ」

声は穏やかだった。

でも、そこには揺るぎない強さがあった。

 

「いいんだよ。まつたけも、したいようにして」

梨子は、少しだけ頬を染めながらも、微笑んだ。

「……だって、それは本能に負けたわけじゃない。わたしのこと、好きだから──だよね?」

 

まつたけは、小さくくぅ~んと甘えた声を漏らし、

そっと梨子の胸元に顔を寄せた。

梨子は、両腕でまつたけをしっかりと抱きしめた。

あたたかい。

彼の体温と、想いが、静かに胸に沁みていく。

 

「……あ、でもね」

梨子は、少しだけ頬を赤らめながら、いたずらっぽく微笑んだ。

「わたしが、待ってとか、今はダメって言ったら──ちゃんと、言うこと聞いてね?」

まつたけは、梨子を見上げて、わかっているよと言わんばかりに尻尾を振った。

その仕草に、梨子の胸が、ふわりとあたたかくなった。

「──ありがとう、まつたけ」

 

梨子は、もう一度、まつたけの額にキスを落とした。

そしてパジャマのボタンをゆっくりと外し、下着姿になる。

可愛らしく、照明の光によって妖艶な美しさも醸し出している。

まつたけは、目が離せなかった。

 

梨子も恥ずかしかったけど、でも、勇気を出したいという気持ちがあった。

「ねえ、まつたけ。いいよ。……来て?」

まつたけの目が、大きく揺れた。

梨子は、開いた両手のまま、そっと囁いた。

「おいで、まつたけ」

 

まつたけは、躊躇いながらも梨子の肌に鼻先を寄せた。

嗅ぎなれたいつもの、落ち着く彼女の匂いに混じって、彼女の放つフェロモンが強く感じられた。

ペロリ、と太ももを舐めると、梨子の体がわずかに震えた。

そんな彼女の反応に本能が刺激され、ペロペロと体を舐め回すまつたけ。特に柔らかい2つの膨らみ、その先端の敏感な部分に舌の表面が触れた時、梨子はぴくりと身を震わせた。

「ん……ッ」

まつたけも驚いたのか、動きがピタリと止まった。

梨子は頰を紅潮させながらも、わずかに潤んだ瞳でまつたけを見つめ返した。そして──彼の頭を優しく抱きしめた。

「──平気だよ、もっと強くしても」

その言葉に安心したように、まつたけはゆっくりと舌で彼女の膨らみを舐め回し始めた。

 

先端の部分は桜色で綺麗だった。その部分が次第に硬さを持っていくと、梨子は甘い吐息を漏らした。

「はぁ……んッ……まつたけ……」

無意識に、体が反応する。

そんな梨子の反応を見ながら、まつたけは時折顔を上げ、彼女の顔を覗き込んだ。少し息が荒いような彼女は、まつたけの頭を撫でながら微笑んだ。

「いいよ。続けて?」

また、彼の舌が動き出す。

本能のままに動きながらも、労るようなその舌使いに、梨子も徐々に快感を覚え始めた。

「あッ……んん……っ」

(気持ちいい……)

気づけば、自ら胸を突き出していた。

まつたけもそれに応えるように舌先を突起に押し付けた。

 

「やぁ……っ」

(なんか変な気分になってくるかも……)

梨子の頭の中が真っ白になっていく。

体の奥底から湧き上がる熱い感覚。それに押し流されそうだった。

まつたけは

(梨子はここが気持ちいいんだね)

と、彼女の敏感な部分を探すように執拗に攻め始めた。

梨子の息遣いが荒くなる。まつたけはそれを確認しながら、徐々に刺激を強めていった。

「まつたけっ……まつたけぇ……」

呂律が回らなくなってくる梨子に、まつたけは動きを止めなかった。そしてついに──

「あぁっ!やぁぁぁぁぁぁっ」

今までで一番大きな嬌声を上げ、全身を痙攣させた。

絶頂に達したのだ。

そんな梨子を労るようにペロリ、と頰を舐め上げるまつたけだったが、梨子はまつたけを見つめたまま動かなかった。

その瞳は潤み、頰が紅潮していた。

 

まつたけはそんな梨子の表情を見て、ふたたび彼女の肌に舌を這わせた。

そしてまつたけは気付いていた。

一番濃厚な香りがする部分を覆っている下着が、ビッチョリと濡れていることを。

まつたけは、梨子の下着に鼻先を押し当てた。

「あ……ッ」

梨子が慌てて止めようとするが、時既に遅し。

まつたけは興奮したように鼻を押し付け、クンクンと匂いを嗅いだ。

「やだ、恥ずかしい……っ」

恥ずかしさで思わず顔を背ける梨子だったが、まつたけは構わずに続けた。

「へ、変な匂いするでしょ? あんまり舐めちゃやだよ……」

梨子の言葉を無視し、夢中で下着に顔を押し付けるまつたけ。

まつたけは、梨子の一番大事な部分から漂う濃厚な香りに酔いそうになっていた。

(これが、女の子の……梨子の匂いなんだ)

 

そして──。

「ひゃっ!?」

思わず甘い悲鳴を上げる梨子。

彼は、手袋を履いた手と口先と鼻先を使って、器用に梨子の下着を脱がせてしまったのだ。

薄い毛に覆われたぐしょぐしょに濡れ、強いフェロモンを放出する花弁に、まつたけは引き寄せられるように顔を近づけた。

「やだ……恥ずかしいよ……」

梨子の腰が無意識に引けるが、まつたけはお構いなしだった。

(ま、まさか……)

嫌な予感は的中した。彼はクンニを始めたのだ。

「あッ!やぁんっ!!やめっ」

容赦ない攻撃に、何度も大きく体を震わせる梨子。

そしてついに───今まで感じたことのない熱と感触が梨子を襲った。

「あっ、ああッ!」

頭の奥深くまで響くような快感。全身に電気が流れるようだった。

それはあまりにも強烈で、そして甘美な感覚だった。

「ああぁ……ッ!!」

(どうしよう、凄い気持ちいい)

そんな梨子のアソコを夢中で舐め続けるまつたけ。

梨子は、口から涎を垂らしながら悶絶した。

「まちゅたけぇ……っ!ダメぇ!」

舌先で敏感な部分を弾かれたり、転がされるたびに、体がビクンと跳ねた。

もう梨子は何も考えられなくなっていた。快感だけが梨子を支配している状態だった。

そんな状態の中──突然それは訪れた。

(!?)

次の瞬間、体の奥で熱いものが弾けるような感覚に襲われ、目の前が真っ白になった。今までで一番大きな絶頂だった。

「はあぁぁんっ! ……ッ!!」

梨子は、体を大きく仰け反らせながらプッシャァ~と潮を吹き、絶頂を迎えた。

まつたけはそれすらも愛おしそうに舐め取る。

「はあっ……はあっ……」

梨子は、全身を襲う強烈な絶頂感に体を震わせながら、ぐったりとまつたけにもたれかかった。

まつたけも梨子の体温を愛おしそうに感じていた。

 

そんな二人の視線の先には、透明な蜜にまみれたままの、艶めかしい花弁が。

それはまるで何かを求めるようにヒクついていた。

(まつたけを……求めてるんだ……)

そんなことを思う自分が恥ずかしくて顔を真っ赤に染める梨子だったが、体は正直だった。彼女の子宮の奥深くが疼き始めていたのだ。

 

まつたけの方も梨子の愛液を浴びたことで、彼女の雌の匂いに反応し始めていた。

「……まつたけ」

梨子は熱っぽい瞳で彼を見つめた。そして四つん這いのポーズで、お尻をまつたけの方に向ける。

まつたけは興奮したように、その花弁に鼻先を押し付けた。

「いいよ、おいで」

まつたけは梨子のお尻に顔を近づけ、クンクンと嗅ぎ始めた。

「やぁ……っ」

恥ずかしさに顔を真っ赤に染める梨子だったが、同時に興奮も覚えていた。

まつたけは、その匂いを堪能するように何度も呼吸を繰り返すと、彼女に覆いかぶさるような姿勢になった。

(ついに……まつたけと……)

梨子はドキドキしながらまつたけを待った。

そして、ついにその瞬間が訪れた。

熱く濡れた粘膜が押し当てられ、ゆっくりと侵入してくる感触に、梨子は思わず声を漏らした。

「う……あぁ……」

メリメリと音を立てて膣内に侵入してくる異物感に思わず顔を歪める梨子。初めてのため、痛みも伴った。

まつたけは梨子の異変に気付いたのか、一度動きを止めると梨子を気遣いながら少しずつ侵入した。そして半分ほど入ったところで動きを止めた。

「はあ……はぁ……」

痛みと圧迫感に息を荒らげながらも、梨子はゆっくりと深呼吸を繰り返した。

 

すると徐々に体の力が抜けていき、それを感じ取ったかのように再び動き始めたまつたけ。ゆっくりと抜き差しを繰り返し始めると、その動きに合わせて梨子の口から甘い声が漏れ始めた。

「あっ、あぁん……っ」

最初は痛みを感じていたものの、次第に快感へと変わっていった。

「あっ、あぁっ」

まつたけは梨子の反応を見ながら腰を動かし続けた。そしてある一点を突いた時、梨子の体がビクンと跳ねた。

「やんっ!そこぉ……ッ!」

どうやらそこが彼女の弱点らしいと判断したまつたけは、重点的に攻め始めた。その部分を突かれる度に、梨子の口から甘い声が漏れた。

「あぁんっ!だめぇ……ッ!!」

あまりの快感に思わず逃げようとするが、しっかりと覆いかぶられているため逃げることも出来ず、ただひたすらに快感を受け入れることしかできなかった。

「あぁっ、ダメッ!またイッちゃう……ッ!」

梨子は体を大きく仰け反らせながら絶頂を迎えた。それと同時に膣内が激しく収縮し、まつたけのものを締め付ける。するとまつたけは、一度ペニスを抜くとお尻合わせの姿勢になり、再度挿入した。

犬が本格的に種付けをする時の体勢である。

 

まつたけのペニスは再びガチガチに勃起し、それを梨子の膣奥へと進めていく。

「やっ、だめっ! 今イッたばっかりだからぁっ!」

抵抗するものの、そのまま押し倒されるような形で体を固定される。そしてまつたけはそのまま腰を動かし始めた。

そしてしばらくすると……。熱を持った液体が、子宮を満たしていくのがわかった。

「あつい……ッ!いっぱい出てるよぉっ!!」

ドクンドクンと脈打ちながら大量に中出しされる感覚は未知のもので、梨子は思わず体を震わせた。

中出しの快感に酔いしれるように、まつたけは最後の一滴まで絞り出すかのようにそのままの姿勢を保つ。犬の射精は長い。交尾の時間は、10分~1時間以上と長く、生殖器が特殊な形状のため、簡単に抜け落ちないようになっているため、梨子は栓をされたような状態で大量の精液を受け止めることになった。

「あ……はあっ……」

梨子はビクビクと体を震わせながら、その余韻に浸っていた。そしてしばらく経った後、ゆっくりと引き抜かれていった。それと同時に梨子の中から大量の精液が溢れ出てきた。それはシーツに大きな染みを作った程であった。

その後も、二人は何度も交わった。明け方になるまで、休む間もなく交わり続けたのだった。

 

 

──梨子。

君の手が、

僕の背中に触れた瞬間、

胸の奥で、何かが震えた。

 

苦しかった。

どうしようもなかった。

 

ただそばにいたいだけなのに。

ただ触れたいだけなのに。

 

君を困らせるかもしれない。

嫌われるかもしれない。

 

そんな怖さに、

僕は、ずっと、踏みとどまっていた。

 

──でも。

君は、逃げなかった。

君は、受け止めてくれた。

 

「怖くないし、まつたけも怖がらなくていいよ。わたしが、全部受け止めてあげるから」

その言葉が、

僕のすべてを救った。

 

こんなにもあたたかい腕に抱かれて、

こんなにもやさしい声で名前を呼ばれて、

どうして、

僕は今まで怖がっていたんだろう。

 

君がいるだけで、

世界がまるごとやさしくなる。

 

君が笑ってくれるだけで、

僕は、もうそれ以上何もいらない。

君のためなら、

どんな苦しみでも耐えてみせる。

 

だって僕は、

君を好きになったんじゃない。

──君だけを、愛してしまったんだ。

 

だから、

君が許してくれるなら──

 

君と、

家族になりたい。

 

どんな形でもいい。

君の隣にいられるなら、

それだけでいい。

 

僕は、

君がくれるこのぬくもりを、

一生、守りたい。

 

梨子、

ありがとう。

 

こんな僕を、

受け入れてくれて。

 

(──ずっと、君の隣にいたい)

 

僕は、

そっと尻尾を振った。

 

言葉はないけれど、

この想いだけは、

きっと伝わると信じて。

 

 

朝。

カーテンの隙間から差し込む光が、

淡いベールのように部屋を満たしていた。

 

梨子は、まどろみの中で目を開けた。

 

柔らかいベッドの感触。

そして──

すぐそばに感じる、あたたかい体温。

 

顔を少し動かすと、まつたけの寝顔が目に入った。

静かな寝息。

少しだけ動く耳。

 

(……可愛い)

梨子は、そう思いながら、そっと指先でまつたけの耳をなぞった。

 

すると、まつたけがゆっくりと目を開けた。

その瞳が、まっすぐに梨子を見つめる。

 

「……おはよう」

梨子は、小さな声で呟いた。

 

まつたけは、ごろりと身体を動かして、梨子の顔に鼻先を近づけた。

そして──ぺろりと、頬を舐めた。

 

「きゃっ」

梨子は、思わず声を上げて、顔を赤らめた。

(だ、だって……)

昨夜のことを思い出す。

 

静かに交わした約束。

抱きしめ合った温もり。

そして、心に残る強い鼓動。

 

(……いつもと違う)

確かに、何かが変わった。でも、それは怖いものじゃなかった。

 

あたたかくて、胸が満たされるような、そんな変化だった。

 

まつたけは、

梨子の照れた顔を見上げ、

嬉しそうに尻尾を振った。

 

「もう、まつたけ……」

 

梨子は、

頬に手を当てながら、苦笑した。

 

でも──

心の中は、

満ち足りた温もりでいっぱいだった。

 

まつたけが、

梨子の膝に頭を預けた。

 

梨子は、

そっとまつたけの頭を撫でた。

 

指先に伝わる毛並みの感触。

その下にある、確かな命の鼓動。

 

(わたしたちは──)

梨子は、目を細めた。

(わたしたちは、これでいいんだ)

 

まつたけも、

静かに目を閉じながら、

梨子の手のひらに顔をすり寄せた。

 

ふたりだけの、

穏やかで、あたたかい朝。

 

何も言葉はいらなかった。

互いに触れ合いながら、ただそこにいるだけで、心が満たされていく。

 

(……ずっと、こうしていられたらいいな)

梨子は、そっと胸の奥でそう願った。

 

まつたけもまた、静かに尻尾を振りながら、彼女の願いにそっと応えるように寄り添った。

 

──ふたりの朝は、

静かに、でも確かに、

未来へと続いていた。

 

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