原作にて軽井沢自身が『考えられるいじめは全部受けてきた』と言ってますし、四巻における綾小路とのやり取りの中で、『自分からスカートをたくし上げて下着に手をかける』描写もあります。
そのため、可能性だけなら決して皆無ではないのですが……。
今話を読む前にその点をご了承お願いします。
昼休み。
いつものメンバーに井の頭さんを加えた俺たちは、職員室へと向かっていた。本来の目的地は会議室なんだが、俺たちだけで入室できるわけではないからな。まずは茶柱先生か星之宮先生と合流する必要がある。
「結局、井の頭さんも同席することにしたんだな」
「ああ。最初は心も遠慮したし、俺も受け入れたんだけどな。後に気が変わって無理矢理に口説き落とした」
「口説き落とされました」
道中、俺がポツリと零すと、幸村がそれに答え、井の頭さんもそれに続いた。おずおずと小さく手を挙げて答える姿が小動物チックで可愛い。
「今日、桔梗と堀北が喧々囂々とやり合っていただろう? お前たちと共同生活を送るようになってから考えてはいたんだが、あの時の桔梗の言葉がトドメとなった。
踏み込み、踏み込まれ、そうして互いに傷つけ合う勇気と覚悟なくして、人間関係の構築はあり得ない。
心に刺さったよ。俺の母さんは俺が幼い頃に家を出ていったが、実際に俺と姉さんを産んでいるし、俺には輝彦という名前まで付けた。付けてくれた。つまり、父さんと母さんの間には、俺たちの間には、確かな繋がりがあったんだ。
だってのに、俺は今日の今日まで、その事実を蔑ろにしていた。見ないふりをしていた。ただ、母さんが俺たちを置いて家を出ていったという事実だけを拠り所にして。
果たして母さんだけが悪かったのか? それは分からない。分からなくなった。でも、分からないんなら、無理に毛嫌いするべきじゃないと思った。真相が判明するまでは、母が付けた輝彦という名前を含め、せめて受け入れる努力をするべきだと思った。思ってしまった。思えるようになったんだ。
だから、お前たちも以後は俺のことは輝彦と呼んでくれ。……ああ、はるっちのようにあだ名呼びがいいのならそれでも構わん」
ポツリ、ポツリと語った幸村――輝彦は、最後にそう言って柔らかな微笑を浮かべた。
「はるっちって……私のこと?」
「そうだ、悪いか。こっちだって慣れないことに頭を使って頑張って考えたんだ。否定はさせんぞ。
まったく……。入学して僅か一ヶ月だってのに、この短い期間で俺も随分と変わったもんだ。それだけ、周りが濃いことの証明か。朱に交われば赤くなる。俺も本格的に破天荒メンバーの一員になったようだ」
波瑠加が小首を傾げて輝彦に確認すれば、輝彦は捲し立てるようにして答えた。その後、深々と溜息を吐いて、万感を込めたかのように呟く。
「ハハ。破天荒メンバーか、そりゃあいい。そもそも、小さくまとまってるような奴に、デカいことなんかなせやしない。破天荒、大いに結構だ」
それを聞いて、俺はかんらと笑った。他のメンバーも、つられて笑いだす。
そうこうしているうちに職員室へと着いた。
「失礼します。一年Dクラスの北郷です」
「あ~、待ってたよ~!」
言葉を最後まで続ける前に、星之宮先生に遮られた。先生は手を振り、パタパタとこちらに近寄ってくる。
「んじゃ、行こっか。佐枝ちゃんは先に行ってるから。……私は詳しく聞いたわけじゃないんだけど、結構きつい相談内容なんでしょ? 確かに私は一年の担任で、佐枝ちゃん以外の女教師の中ではまだ軽井沢さんに身近な方ではあると思うけど、距離があるのは事実だからね。本格的に相談を受ける前に、少しでも距離を縮めておけってさ」
「どうもです。ご配慮を頂いたようで……」
「ううん、気にしないで。これでも保険医だからね。特に専門的な何かができるってわけじゃないけど、それでも、心に傷を抱えている子がいると聞いては放ってもおけないよ。――ある意味で心に傷を抱えてるのは、私も同じだから……」
先生方の心遣いに恐縮する恵だったが、星之宮先生は人好きのする笑顔で答えた。
それだけだったら微笑ましい一面という感想で済んだのだが、最後、ほんの刹那。囁くかのような小声で零されたその言葉と、愁いを帯びた表情を見ては、暢気に構えてもいられなくなってしまった。場合によっては、恵だけでなく星之宮先生の心をも解きほぐす必要があるだろう。
まあ、俺にできるのは快楽堕ちしかないし、当初の予定通りと言えば予定通りなわけで、むしろ端から付け込む隙があるというのなら、それに越したことがないのも事実ではあるのだが……。
俺がある意味で邪なことを考えている間に、会議室へと着いてしまった。
そして、保険医で培った経験と技能によるものか。この短時間で、星之宮先生は恵との距離をある程度縮めることに成功したらしい。全く以て恐れ入る。
「来たか。……ん? 井の頭もいるのか」
「ええ、俺が同席を頼みました。これでも、彼女に対しては本気ですから。無理に付き合わせることに対して気が引ける部分が無いでもないですが、それでも、というやつです」
「そうか。まあ、お前たちが納得済みならそれでいい。……で、どうする? 先に食べるでも、後から食べるでも、食べながら話すでも構わんぞ。時間は有限だし、どうも快い内容ではなさそうだからな。どれを選んだとて大差はなさそうだ」
その言葉に、俺たちは暫し顔を見合わせた。正直、内容については俺たちも深く分かっていないのが実情だ。必然、視線は恵へと向かう。
「各自のペースに任せた方が、まだマシかと……。自分で言うのもなんですが、結構胸糞悪い内容ですから。先に食べれば吐いちゃう可能性は否定できないですし、かといって後に回せば食欲があるかどうか……」
「少なくとも、お前自身はそう思うレベルということか……」
茶柱先生は天井を見上げて息を吐いた。話を聞く前から、頭が痛いと言わんばかりである。
まあ、無理もない。必ずしも俺たちが原因というわけではないが、俺たちが度々問題事や厄介事の起点に絡んでいるのは否定できない事実だ。
「では、軽井沢さんの進言を取り入れ、各自のペースに任せることにしましょう。――時間が限られているのも事実です。早速話を聞かせてください」
教師としての顔か。先ほどまでとは異なる真面目な雰囲気を作った星之宮先生が、始まりの合図を告げた。
そして、今朝の一件から始まり、恵の事情説明が始まったわけだが……。
正直に言うと、俺自身、恵の事情を深く聞いたのは初めてだ。
だからだろう。恵をイジメた奴らと、何よりもどこか安穏と捉えていた自分に対して、苛立ちが止まらない。
イジメは現代社会でも根深い問題だ。色々と注意喚起を促したり対策を取ったりはしているが、効果のほどは芳しくない。決して効果が無いわけではないのだが、それで表面化するのは極一部――場合によっては極一部にすら満たないかもしれないのが実情だ。
そういう事情も関係してか、イジメを題材にした作品は枚挙に暇がない。また、ドラマ、コミック、小説……媒体を問わずある程度続いている作品であれば、話の展開にイジメを取り入れることもある。
だからこそ、俺たちもまた、イジメと聞けば何かしらの情景を浮かび上がらせることが可能となっている。水をぶっかけられたり、地面に落とした食べ物を無理矢理食べさせられたりだ。まあ、それもそれで色々とバリエーションがあり、前者だけでも、『トイレの個室で」、『人前で堂々と』、『水の正体は汚水でした』などは簡単に思い浮かぶ。
そして、それらの全てを恵は受け続けてきたという。
イジメられた側の意見として恵が言うには、イジメが中々表面化しないのは、イジメる側がターゲットをよりよく吟味していることも一因だという。実際に恵もそのクチで、恵の親の勤め先のお偉いさんが、恵をイジメたうちの一人の親なのだという。
最初にイジメられた時点で、当然ながら恵は先生に相談したという。先生はそれを受け入れ、注意喚起が行われたのだろう。だが、結果的にイジメグループはそれに腹を立て、これ以上逆らうようなら親を辞めさせるぞ、と脅したわけだ。
普通に考えればあり得るわけがないのだが、中学生という未熟な子供である恵にはその判断が付かなかった。同時に、イジメグループの人間性を鑑みれば、絶対にあり得ないと断言できないのも事実。『この親にしてこの子あり』とはよく言ったものだ。
結果として、恵はイジメを受け続けることとなった。相談した教師は、注意した時点で事態の解決と判断したのか、或いはこれ以上の面倒事は御免と思ったのか、以後深く踏み込んで来ることはなかったという。
最悪なのは、恵の中学が共学だったことだろう。最初は女子だけにイジメられていた恵だったが、類は友を呼ぶ。反論しない、反撃しない、恰好のターゲットがいるということで、男のイジメグループもそこに加わったのだ。
そして、今より幼いとはいえ、恵は紛うことなき美少女である。男が加わったのならば、性的なイジメを受けない道理がなかった。
また、ターゲットから反逆されないという安全性は、徐々に、しかし着実にイジメグループの理性を麻痺させ、行動をエスカレートさせていった。
最初は地面に落とした食べ物を食べさせられた。次には、靴で踏んだ物を。次には、手を使うことを許されず、地面に口を近付けて……。
女子だけならそこで終わっていたのだが、男が加わったことで更に過激になった。服を剥ぎ取られた。首輪を着けられた。犬耳やアナルビーズを使った犬尻尾を着けられた。男共の精液を乗せた食事を食べさせられた。断れば暴行が加えられ、それでいて結果は変わらない。肉体的な痛みが増すだけだ。ひどい時には男共の小便まで浴びせられたという。
何という責苦か。中学生の少女が負うにしては、凄惨にして悲惨に過ぎる! 果たしてこれを、『イジメ』の一言で片付けてよいものか。――否! 断じて否である!
聞くだけで腹が立ってくる出来事だ。こんなことをしでかす以上、イジメグループにとって恵は人間ではなかったということなのだろう。文字通りのオモチャでしかなかったのだ。
それが行き着くところまで行った結果、恵は心と身体の両面に消えない傷を負うことになってしまった。
話しているうちに恵が震え出したので話はそこで終わりとなったが、これでも氷山の一角に過ぎないというのだから根が深い。
そこで、頭に衝撃が奔った。次いで襲ってくる痛み。
「っつぅ~。何だ?」
「正気に戻ったか。お前が殺気を振りまいた結果、皆が怯えていたのでな。取り敢えず頭を叩いてみた次第だ」
頭を押さえる俺に対し、淡々と答えたのは清隆だった。……どうやら、怒りの余り、知らずの内に殺気立っていたようだ。
「……すみません」
「いや、いい。驚きはしたが、無理もない反応だ」
頭を下げて謝罪する俺に、茶柱先生を始め、皆が理解を示してくれた。
「ね~。うちの学校も結構アクドイことやってる自覚はあったけど、最近の中学生ってそこまで悪辣なの……? ――って言うか、そんな目に遭ってて、今こうして軽井沢さんが日常生活を送れていること自体が不思議でならないんだけど!? こう言うのはあれだけど、心が壊れちゃっててもおかしくないよ!?」
「一刀が救ってくれましたから。……今でも鮮明に思い出せる。担ぎ込まれた入院先の病院で、初めてあたしは一刀に出逢った。
意識のないまま二年間を眠り続け、目覚めたばかりだという一刀は、そんな様子を微塵も感じさせなかった。心を閉ざしてどこまでも反応の鈍いあたしに、どこまでも寄り添ってくれた。『意識を失ってる間、実は古代中国――三国志の時代に行っていたんだ』、なんてバカ話をしたと思ったら、『証拠を見せるよ』、なんて言って。次の瞬間、あたしは心地の良い光に包まれていた」
全身を震えさせながら、それでも恵は言葉を紡いだ。それは、俺と恵の出逢いの話だった。それに伴い、恵の状態が落ち着いていく。
そこで一旦口を閉ざした恵は、己が制服を捲し上げた。
「ちょ、なにを!?」
「分かります、これ?」
星之宮先生が慌てる一方で、恵は落ち着き払ったもの。その脇腹に刻まれた、イジメグループによって与えられた、薄くなりはしたものの消えることのない傷を指し示す。
「この傷、本当ならここまで薄くはなかったんです。だけど、『向こうで会得したんだ』、なんて言って、一刀が気功による治療を行ってくれて。回数を重ねる度、傷跡は薄くなっていき、気付いたらあたしは人間性を取り戻していました」
「気功?」
「そんなことが……?」
「華佗直伝の
だが、俺のその行為が、結果的には今こうしてお前を苦しめていることに繋がっている。それは否定できない、否定しちゃいけない事実だ」
かつて俺がした行為を悔いるわけではない。それでも、アフターフォローが行き届いていなかった事実は、認めざるを得ないのだ。
独りでできることには限りがある。それは分かっているが、どうしても考えずにはいられないというものだ。
俺が苦悩している間に、恵は制服を着直していた。
「それでも、だから、あたしは一刀を信じる。一刀なら信じられる。もしかしたら依存なのかもしれない。ううん、間違いなく依存だと思う。だけどしょうがない。だって、一度壊れちゃったんだもの。どうにか治ったところで、完全無欠の元通りになる方がおかしいし、どうかしている。それに、あたしは現状に満足している。
真偽や是非がどうあれ、人間性を再獲得した以上、あたしはこの世界と向き合っていくしかない。そう思ったからここを目指したし、入学が叶った。一刀との再会が叶ったのは嬉しい誤算だったな。
でも、あたしの背負ったトラウマは、どうやら相当に根深かったみたいで……。今までも偶に魘されることはあったんだけど、それが今日、とうとう噴出しちゃったわけでして……。幸い、一刀のおかげでどうにか治まりはしましたが……」
恵は微笑を浮かべて語っているが、その内容はそんな表情で語るべきことではなかった。それでも、その表情で語ってしまえるという事実が、恵の容態の深刻性を表してもいた。
「佐藤の着けている『チョーカー』を『首輪』と認識したことによる連鎖反応……か」
「そして、それに対する理性面と感情面の認識の相違。その矛盾により状態悪化を招いた……と」
「緊急処置として北郷が軽井沢に対して快楽を与え、状況に対する誤認識を促し、結果的にそれは奏功した……と」
「ただ、あくまでもトラウマの一端でしかなく、何がどう他のトラウマに関わってくるかは分からない。それでいて、この学校の特色を鑑みた場合、関わらずにいられる可能性が低いのも事実……と」
「いつ、どこで、誰にトラウマのスイッチを押されるか分からない以上、敢えて自分たちの手で再発を促し、成功体験に基づいて快楽を与えることで対処する……と」
「道義面で問題はあるけど、言っていることに筋は通っているし、実際に成功している以上、一概に否定もできない。
ただ、事の根幹がイジメである以上、治療のための『プレイ』だと言ったところで、周囲に『イジメ』と受け取られる可能性は捨てきれず、だったらいっそのこと、最初から学校を巻き込んでしまえばいい……と」
「私自身、正直、軽井沢の受けたイジメがここまで酷いものだとは思っていなかった。ともすれば、人事部すら把握していない可能性がある。知っていれば受け入れようとはせんだろう」
「だけど、現実として学校は軽井沢さんを受け入れてしまった。入学を認めてしまった。である以上、私たちはその現実に向き合わなきゃならない」
茶柱先生と星之宮先生が、難しい顔で唸り合う。
「事情は分かりました。ですが、私たちだけで判断を下すには問題が大きすぎるのも事実です。それは承知してください。
ただ、軽井沢さんの事情を知ってしまった以上、教師である以上に同じ女性として看過することはできません。無理繰りにでもこの案件を通してみせます。とはいえ、そのためには仲間が必要なのも間違いありません。私たち以外の女性教師に軽井沢さんの事情を説明することの許可を頂けますか? あと、必然的に理事長にも事の詳細を説明する必要がありますが……」
「……分かりました。お願いします」
「承りました。……事情が事情です。また、赤点=退学が周知の事実となった以上、他のクラスが攻撃を仕掛けないとも限りません。いえ、方法がどうあれ、十中八九は仕掛けるでしょう。それがトラウマを引き起こす可能性もないとは言えません。ですので、数日の内には結果を出してみせます。それまでは、苦しいでしょうがどうか我慢をお願いします。
あと、結果の如何に関わらず、私が同伴の上でなら保健室を使ってもいいからね」
そう言って、星之宮先生はパチリとウインクをしたのであった。
『ありがとうございます』
星之宮先生の心意気に、俺と恵は揃って頭を下げた。
そこで本題は終わったが、場の空気が重苦しいのも事実である。これを払拭するために、敢えて俺は道化を演じることにした。
「あ、ついでだから訊いておきたいんですが、ケモミミ着けて学校生活を送るのってマイナス評価食らいますか? 個人的にはファッションの一つだから問題ないとは思ってるんですが、人によっては問題視するでしょうし。まあ、リボンやカチューシャが良くて、ケモミミがダメな理由があるなら教えてもらいたいもんですが……。
それはともかく。まずはソフトな部分からってことで、恵たちにケモミミ着けて学校生活を過ごしてもらおうかな、と思ってまして。恵だけならともかく、他の女子にも着けてもらえば恵の気も紛れるでしょうし、外からの印象も別の方向に向くと思うんですよ。
そんなわけで、マイナス評価を食らうようなら『ケモミミ着けたまま学校生活を送る権利』を購入したいんですが?」
「プッハハ! また面白いところを突いてくるね、北郷くん。さっきまでとの落差が酷くて笑いが……。
ん~、今までそんなことを訊いてきた生徒はいなかったからなぁ~? 私たちも考えたことはなかったし……」
星之宮先生はヒィヒィと笑い、それが治まったら小首を傾げて考え込む。考え込んでいるのは茶柱先生も同様だが、その様子は見るからに対極的だ。
ある意味で教師らしい『冷静さ』を前面に押し出す茶柱先生と、教師らしからぬ『可愛らしさ』――『あざとさ』とも言う――を前面に押し出す星之宮先生。……うん、どちらも非常にそそります。
「ん。ケモミミを着けて学校生活を送るのは問題ありません! 北郷くんの言った通り、極論すればファッションの一つでしかありませんからね。私の名前で許可しますし、何なら契約書も用意します。
ただし! それはあくまでも真面目に学校生活を送るならの話です。教師・生徒を問わず、思うところの出てくる人物はいるでしょうからね。そういった人たちを黙らせるためにも、実績は必要です。
まあ、難しいことはありません。授業を真面目に受けて、『やるな』と言われてきたことをやらなければいいだけのことです。ケモミミ着けたからって不真面目になるわけじゃない! ってことを理解させれば、文句や不満も沈静化するでしょう。
あと、純粋に面白そうだし~」
「台無しだ、知恵……」
最後に笑顔で宣う星之宮先生と、己の頭に手を当てて溜息を吐く茶柱先生が、実に印象的だった。
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