※この作品はR-18です。

東京都高度育成高等学校・北郷伝   作:山上真

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率直にお願いします。高評価下さい。


桃色伝:15(波瑠加&愛里)

 現在、パーティールームのバスルームには、グループメンバーの全員と白波さんの姿があった。なお、見学組は須らく水着姿であり、その中には輝彦もいた。

 

「俺と心に経験がないのは事実だ。ヤると決めた以上、知識の収集を躊躇う理由はない」

 

 基本、こういうことへの参加は避けるのが輝彦だ。そのため、その珍しさに対し驚く周囲へ輝彦は堂々と宣言していた。

 経験の無い者同士の場合、変に焦ったり、どこに入れればいいか分からなかったり、などということもあるらしいからな。

 それを思えば、何らモザイクなどの処理も掛かっていない『生』の視聴ほど、勉強に効果的なのは事実でる。

 あと、元々は次の休みに合わせて童貞&処女の卒業を考えていた輝彦と心だったが、どうせだからこの機会に済ませてしまうらしい。実際、俺と清隆の下に敷かれた物とは別に、少し離れたところにもバスマットが敷かれてあった。

 今はそれに向けた事前準備と言うかなんと言うか、美雨が波瑠加と愛里の身体を教材にして、部位の名称やら行為を行う際の注意点やらを輝彦と心に教えていた。白波さんも熱心に受講している。

 今回の主題は、言ってみれば白波さんの説得である。

 俺と清隆が、実際にハーレムの主足り得る能力を持っているのか。一之瀬さんを堕とせるだけの能力を持っているのか。それらを示し、より納得した方へと、白波さんが一之瀬さんを堕とすための助力をする。……そういう流れだ。

 白波さんとしても苦肉の策であることは間違いないだろう。だが、自分の関与しないところで、そして自分の関与できないところで、一之瀬さんがハーレムに組み込まれることほど白波さんにとって我慢ならないことはない。そのため、ある意味で一之瀬さんに対する裏切りを決意したのだ。

 俺たちの言葉を聞いた白波さんは危機感を募らせる一方で、己が欲望に素直になったのである。

 さておき。

 ハーレムの主足り得ることを示すとあっては、お相手が一人などと言うことはない。それでいて、個人への扱いが淡白であってもならない。それ故に、最初は一対一で。次は一対二の複数プレイを。そういうことに決まったわけである。

 そして、俺は最初に波瑠加を、清隆は愛里を、となって準備を進めていたのだが、そこで女性陣から輝彦と心に対する提案があったわけだ。

 確かに、見学も合わせればフルメンバーが参加しているし、そちらから初体験の補佐に回すこともできる。雰囲気云々を抜きにすれば、安全面から考えても妥当な提案ではあった。結果、二人は相談の末に同意を示し、現在の状況になっている。教材として波瑠加と愛里に白羽の矢が立ったのは、順番的なものか。

 白波さんまで熱心になっているのは、まあご愛敬だろう。たとえ相手が一之瀬さんではないにせよ、レズの白波さんにとって女性の裸体はご褒美に違いあるまい。

 マットに横になりつつ、俺も講義を耳にしていたわけだが、とうとう出番がやって来た。

 美雨が、今度は俺と清隆のジュニアを指し示し、男性器についての説明を始める。

 

「ちんちん、オチンポ、ペニス……まあ、名称は何だっていいですが、『それ』とかの迂遠的な表現よりは、名称を言葉にした方が男性も昂ると思います。そこら辺は男性の好みもありますので、心さんはあとで輝彦くんに相談してください。

 男性器のサイズは人によって異なるみたいですが、一刀様と清隆くんのは一般的な男性のものよりは大きいらしいですね。なお、情報源は秘密です」

「確かに大きいですけど、なんかフニャっとしてますね……」

 

 美雨の説明を聞いた白波さんの口から、素直な感想が零れる。

 

「その通りですが、まだ勃起してませんからね。女性の乳首やクリトリスと同じですよ。主には興奮することでピンと立ちます。……まあ、生理現象として自然に立つこともありますが。

 ですので、セックスをする場合は、まず男性器を勃起させる必要があるわけです。その一方で、女性には愛液を出させるわけですね。つまり、お互いが興奮するのが前提です。

 というわけで、私たちは一旦下がりましょうか。……お待たせしました。開始してください」

 

 美雨の言葉で白波さんたちが下がり、とうとうプレイの開始である。

 

「って、言われてもねえ……」

 

 しかし、波瑠加は苦笑いだ。まあ、無理もない。他の面子に見られながらヤったことはあるが、今回のは些か趣が異なる。

 

「まあ、ヤってれば自然と昂ってくるか……」

 

 だが、一人で納得した波瑠加はそう呟いて、もはやお決まりとなった行動に出た。……そう、パイズリである。

 見方を変えれば『変わり映えしない』ということになるが、だからといって自分の長所を活かさないことほど無益なことはないのである。……隣を見やれば、愛里もまた清隆相手にパイズリを行っていた。

 経験を積んだ波瑠加のパイズリ奉仕によって、俺のジュニアは瞬く間に反り返った。

 

「あ~、ダメ。なんかノらない……」

 

 だが、何と波瑠加はそこでパイズリを止めてしまった。そのままスックと立ち上がると、周りをウロウロとし始めた。

 俺も困惑せずにはいられないし、見学席からも懐疑的な視線が飛んでくるが、何の理由もなく波瑠加が行為を止めるわけがない。俺は波瑠加を信じてジッと待った。

 すると少しして――

 

「ねえ、カズピー。マットの位置を変えたいからちょっと退いてもらっていい?」

 

 そんなことを言ってきた。

 そしてそれを聞いた瞬間、俺は波瑠加の行動に納得がいった。

 

「なるほど、そういうことか……。言われるまで気付かなかったとは、俺もまだまだだ」

 

 考えてみれば当然のこと。今回のプレイは『教材』ではなく『白波さんの説得』が主目的なのだ。ならば、必要なのは自然と白波さんへのアピールとなる。そして、レズビアンな白波さんへのアピールとなれば、効果的なのはやはりレズ行為に他ならない!

 俺と波瑠加は、協力して今まで使っていたマットの位置を、清隆のマットと縦一列になるように変更した。

 大半は怪訝そうな表情を浮かべているが、清隆と有栖は目論見に気付いたらしい。

 

「そうきたか……。なるほど、考えてみれば確かに効果的だ。この勝負は俺の負けか……。――まあ、それはそれとして最後まで楽しませてもらうが」

「ええ、確かに効果的な手です。ですが、気付くのが圧倒的に遅すぎました」

 

 そしてその瞬間、清隆と有栖は自分たちの敗北を認めた。

 

「えっと、どういうこと?」

「直前になって輝彦くんたちへの『教材』的な面が出てきてしまいましたが、今回のプレイにおける元々の趣旨は違うんですよ。あくまでも白波さんの説得が主目的です。つまり、最も興奮させるべきなのは、一刀くんでなければ清隆くんでもなく、見学している白波さんに他ならないんです」

 

 疑問を口にする千秋へと有栖が答え、俺たちもまた行動で答えを示した。

 

「え!? ひゃっ!? 波瑠加ちゃん!?」

「いきなり巻き込んじゃってゴメンね、愛里。でも、一緒に愉しもうよ」

 

 波瑠加は俺へのパイズリ奉仕を再開すると同時に、その下半身を愛里の下半身に絡めたのだ。そしてそれは、マットの位置を変えたからこそ可能なことだった。

 そう、パイズリをしながらの愛里との貝合わせ。それこそが波瑠加の導き出した解答だったのである!

 所属するハーレムこそ違うものの、波瑠加と愛里は仲良しだ。むしろ、互いが互いにグループ内では一番仲が良いかもしれない。だからこそ、二人もまた互いが相手であればレズ行為に躊躇いや忌避感はないのである!

 仕掛けられた瞬間は驚いた愛里だったが、すぐに波瑠加に応えたらしい。

 

「わぁ~!」

 

 波瑠加と愛里の睦み合いこそ俺からは見えないが、パッと表情を輝かせた白波さんの態度から推察することは容易い。実際、頬を赤く染めた彼女は、片手を胸へと運び、もう片手を秘所へと運んでいる。興奮していることは一目瞭然だ。

 

「あ~、イキそう❤ 愛里はどう!? イキそうじゃない!? カズピーは!?」

 

 パイズリ奉仕からパイフェラ奉仕へと切り替えていた波瑠加は、俺のジュニアを口から離してそう叫んだ。

 そして、直後にジュニアを再び口に含む。勢いよくスロートが行われ、ジュブジュブと卑猥な音を鳴り響かせる。

 

「う、うん! 私も、イキ、そう❤ あっ❤ これダメ❤ 清隆くんは!?」

「俺も、そろそろ!」

「クッ、こっちもだ!」

 

 四者四様の叫びが上がり、蜜音と抽送音が鳴り響く。

 

「クッ、波瑠加!」

 

 限界の近付いた俺は、ピンと尖った波瑠加の乳首を引っ張った。いや、引っ張るだけでは済まさずに捏ね繰り回した。

 

「あっ❤ ダメ❤ 乳首引っ張っちゃダメ❤ 感じる❤ 感じちゃうから❤」

「フェラを止めるな! いやらしくしゃぶるんだ! 喉奥まで咥えるんだ! スロートを続けるんだ!」

 

 思わずフェラを止めて叫んだ波瑠加に対し、俺は乳首を捏ね繰り回したままフェラの続行を命じる。

 

「う、うん❤」

 

 反射的なものだろう。頷いた波瑠加はすぐさまフェラチオを再開した。

 俺が乳首を弄りながら波瑠加の胸を動かしているため、波瑠加もまた受動的な快感を得ている。

 その一方で、自分で胸を動かす必要がなくなった分だけフェラに集中できるのは事実だ。

 

『出る!』

 

 奇しくも、俺と清隆がイったのは同時だった。声が重なったその瞬間、白濁液を勢いよく口内へと放った。無論のこと、俺は波瑠加へ、清隆は愛里へ。

 同時に波瑠加と愛里もイったらしい。

 だが、所詮これは前戯に過ぎない。本番はこれからである。

 日頃のウォーキングやジョギング、更には性行為により、波瑠加と愛里の体力も入学当初よりは上昇している。そのため、初めの頃とは比べ物にならないほど早く復活した二人は、そのまま本番の準備に取り掛かった。

 

「コンドームもねえ……。避妊のために必要だと分かってはいるんだけど、初回ほどの快感を得られないのがねえ……」

「あ、それは分かる気がする。結構清隆くんの相手はしてるけど、やっぱり生の中出しが一番気持ち良かった」

 

 波瑠加と愛里はコンドームの準備をしながら、何気ない調子で言葉を重ねた。それはつまり、何気なくこんな会話をするほどにはエロに染まったことを意味している。

 

「え!? 生の中出しって、本当ですか?」

 

 だが、それを聞いて驚かずにはいられなかった人物が一人いる。……そう、他ならぬ白波さんである。

 

「ええ、そうですね。お二人とも、最初の相手には欠かさず生の中出しをしていますよ。ハーレムの主としての覚悟と本気を、分かりやすく相手に示しているそうです。まあ、一理ありますね」

「避妊を理由にコンドームを着けるのも、普通と言えば普通なんだけどね。ただ、やっぱり女としては、『逃げ』とか『本気じゃない』って思っちゃう面があるのも確かなわけで……。

 あの二人は、初手でそれを潰してくるのよ。その上で愛を感じちゃったらもう終わりね。私たちもそれを受け止めなきゃいけないし、受け止めずにはいられない。

 ハーレムって言っても、別に一人一人を蔑ろにしてるわけじゃない。むしろその反対。全員に対して、須らく本気なのよ。

 オマケに、二人揃って絶倫ときたもんだから、現実的な意味でも一人じゃ耐えられないのよ。……たぶんだけど、この中じゃあ、私が一番最高で一番苦しい初体験を迎えたんじゃないかな?」

「あ゛~、桔梗ちゃんは最初から最後まで一人で一刀の相手をしたんだっけ? だったら、その言に偽りはないと思うよ。正直、あたしじゃあ耐えられそうにないし」

「私も別に耐えられたわけじゃないけどね~! 最後には気を失っちゃってたし! 一応、五回戦までは何とか覚えてるんだけど!」

「五回戦!? え!? それって北郷くん一人でってことですよね!?」

「そうだよ! それも、単に私が覚えてるだけで、私が気絶した後も一刀くんは続けてたから、実際に何回戦まで続いたのかは分からないんだよね~! あの二人の場合、私たちとじゃ回復速度も段違いだし! だ・か・ら、ハーレムのメンバーを増やすのは私たちにとっても死活問題なんだよね! ――逃がさないよ。千尋ちゃんも、帆波ちゃんも」

「ひぅっ!?」 

 

 女性陣は白波さんに説明しつつ、いつの間にかその話題は俺と清隆の絶倫ぶりにスライドしていた。……最後には、桔梗が白波さんに軽く脅しをかけていたが。

 

「ねえ愛里、どうせコンドーム着けなきゃいけないんなら、少しでも気分を変えるために相手も代えてみる? どう、カズピー?」

「コンドームを着けるんなら、俺は構わないぞ。たとえコンドーム越しでも、愛里とヤれるんなら俺も嬉しいしな。……清隆と愛里はどうだ?」

「まあ、コンドームを着けるんなら……。如何に一刀でも、いや一刀だからこそ、生でヤらせる気はないがな」

「清隆くんが構わないなら、私も構わないよ。一刀くんのことは嫌いじゃないし、コンドームを着ける前提だしね」

 

 その一方、俺たちの方は波瑠加からの提案により、相手をチェンジして本番をすることになった。これもコンドームを着ければこそ可能なことだ。この点でコンドームにも一長一短があるのは否めない。

 ある意味で当然と言うべきなのか。ハーレムメンバーの誰もが誰も、コンドームをセットした状態では生ほどの快感を得られないらしい。だからこそか、コンドームありきなら場合によってはこういうことも許容し得るのだ。

 

「んじゃまあ、早速」

 

 最初の初々しさはどこへやら。手扱きしてアッサリと清隆のジュニアを屹立させた波瑠加は、そのまま口を使ってコンドームをセットした。

 

「凄いな。波瑠加はそんなこともできるのか……」

「まあ、メンバーの数も一長一短ってやつ? あの中で埋没したくないなら、やっぱり胸以外の強みもあった方が良いしね。これはその思考錯誤の結果」

 

 事実である。だが、肝心の波瑠加はこれをそこまで誇る気はないらしい。その根底には、あくまでも俺相手に限ったことだが、コンドームを使ってのプレイ自体に忌避感があるから、だそうだ。……実に可愛い。

 

「波瑠加ちゃん、凄い……。ねえ、一刀くん、私も試してみていい?」

「どうぞ、ご随意に」

 

 とはいえ、どう思うかは人それぞれだ。波瑠加に触発された愛里は、自分も同じことをしようとする。それを断る理由はないので、俺も愛里の好きにさせる。

 

「それじゃあ……」

 

 そう言って、愛里もまたコンドームを口に咥え、そのまま俺のジュニアに重ね合わせる。そのまま奥深くまで咥え込み、見事に一発で成功させた。これには俺も驚きである。

 

「凄いな。波瑠加だって何度となく失敗をして漸くできるようになったってのに……」

 

 口を使ってのコンドームのセットは、必然的にジュニアを奥底まで咥え込むことになる。手を使わないでセットする分だけ、ただでさえ難易度が高いのに、ジュニアの大きさ次第では更に上がる。俺のジュニアは他より大きいらしいので相当な筈だ。

 だが、よくよく考えてみれば、俺と清隆のジュニアのサイズは遜色がない。だからこそ、波瑠加が一発で成功させられた側面があるのは否定できない。早い話、サイズ的な慣れだ。

 そして、波瑠加が失敗を繰り返した最大の要因は、スロートに手間取ったことにある。逆説的に考えれば、スロートに慣れているのなら一発での成功もあり得るのではないだろうか?

 

「もしかして、愛里ってスロートに慣れてる?」

「えっと……うん」

 

 俺の質問に、愛里は恥ずかしそうに頷いた。何故? ――

 

「愛里用の体力向上トレーニングの一環でな。試しに、腕立て伏せや腹筋とフェラを組み合わせてみたんだ」

 

 という疑問は、清隆が説明してくれたことによってすぐに解消された。

 その言葉を聞いて、俺の身体に衝撃が奔った。目から鱗と言ってもいい。それは、何とも画期的なトレーニングではなかろうか!? 実際、性技と体力の向上に繋がっていることは愛里が証明している。

 

「清隆……そんなことを考えつくなんて、お前天才か!? これはいいことを聞いた。体力が覚束ない面々には、是非とも真似しなけりゃいけないな」

 

 俺も楽しめるし、女の子たちも体力と性技が鍛えられる。まさにWinーWinというものだろう。

 そして、コンドームをセットしたからにはいよいよ本番であるわけだが、またもや波瑠加から注文が入った。さりとて、俺たちはそれを断る理由を持たなかった。

 体位としては背面座位。挿入を確認したところで、後ろから手を回し、俺は愛里の、清隆は波瑠加の、そのたわわに実った果実をむんずと鷲掴む。

 そのまま、何の遠慮をすることもなく揉みしだいた。同じ巨乳でも、相手が違うだけあってやはり感触も違うため、十分に楽しめる。

 

「んっ❤ 清隆くんにされるのとは、やっぱりちょっと違う感じ❤ これはこれでいいかも❤」

 

 愛里も喜んでくれてるようで何よりだ。

 そんな愛里だが、波瑠加と手を絡み合わせ、熱烈な口付けを行う。体位的に完全に確認できるわけではないが、舌と舌を絡ませ合い、唾液を送り合う姿が、それでも何とか視界に入る。

 目で楽しみながら、胸と乳首を弄ることで手でも楽しみ、無論のことジュニアも楽しむ。生でないのが残念だが、これはこれで実に良い。……むしろ、生だったらヤれてないわけだし。

 しかし、他の男の相手だからこそ、普段より我慢が利かないのは仕方のないことか。

 

「ゴメン、愛里。優しくしたいのは山々だけど、我慢できそうにない。激しくやらせてもらう」

 

 俺は一方的に言い捨て、手の位置を胸から腰へと変え、激しいピストンへと移行した。コンドームの装着を言い訳にして、清隆の女である愛里の子宮を勢いよくノックする。そんな背徳感を思い切り愉しむ。

 見れば、清隆も同じだった。波瑠加相手に激しいピストンを繰り出している。やはり、俺と同様に波瑠加の子宮をノックしているのだろう。その光景に燃え上がるものを感じる。

 俺も清隆も、紛れもなくエロの申し子ということか。揃いも揃って行動が同じである。

 奪われてなるものか! 負けるものか! 奪ってやる!

 自分が他の男の女にピストンしている事実。自分の女が他の男にピストンされている光景。……結果的にいろんな感情がない交ぜになって、ピストンの勢いをより増してしまう。

 

「んあ❤ んほぉ❤ あひぃ❤ あ゛ぁ❤」

「んお❤ んはぁ❤ お゛ぉ❤ んひぃ❤」

 

 驚きなのは、こんなに激しいピストンを繰り出しているというのに、愛里と波瑠加の口付けが止まないことだ。偶に唇が離れた際には下品な嬌声を上げるが、直後には再び口付けに没頭してしまう。……もしかしたら、ピストンが激しすぎるからこそ、キスに没頭することで逃避しているのかもしれない。

 また、俺と清隆が胸から手を離したためか、いつの間にか二人の少女は結んでいた手を放し、互いの胸を揉みしだいていた。

 目で楽しみながらも、愛里の子宮を更に激しくノックする。

 

『……出る!』

 

 そして、放出。

 何たる偶然か、またもや清隆と同タイミングで射精したらしかった。

 色々とない交ぜになったせいか、いつも以上に興奮した気がする。それもあって、俺はパタリとマットへ倒れ込んだ。

 それから暫しの後、愛里が復活したらしくジュニアが引き抜かれた。

 

「なんか、いつも以上に凄かった。こう、背徳感って言うか、寝取り寝取られ的って言うか、コンドーム着けてるから安全だって分かってるのに、いつも以上に燃え上がった」

「うん、私も同じ。清隆くんが波瑠加ちゃん相手に勢いよくピストンしてる姿が目に入って、それが『ああ、私、捨てられちゃったんだ……』的な悲しみを齎して、でも私に挿入してるのは一刀くんだから、『私、浮気しちゃってる……』的な申し訳なさも襲ってきて、けど、それが余計に興奮させてくるって言うか……」

「そうそう! しかも、私の相手をしてるのがキヨポンで、カズピーの相手をしてるのが愛里だから尚更って言うか! こういうのなんて言うんだろうね? 相互寝取り? 相互寝取られ? まあどっちでも良いけど、正直言ってまたやりたい!」

「ね~! 互いに合意の上で、相手的にも安全だって分かってるからこそ、思う存分に昏い悦びを満喫できる感じがもう!」

 

 波瑠加と愛里は、キャッキャウフフと今しがたのプレイに対する感想を言い合っている。最初の頃からは想像もできない姿である。……というか愛里さん、あなたキャラが変わってませんか? いや、雫モードに入ってるのか?

 

「あ、ねえねえカズピーにキヨポン。出された精液はどうすればいい? 私がカズピーの飲む? それともキヨポンのを飲んだ方が良い?」

「もちろん、波瑠加ちゃんが清隆くんのを飲んだ場合、私が一刀くんのを飲むけど」

 

 波瑠加と愛里はイイ笑顔を浮かべて、俺たちに究極の二択を突き付けてきた。

 その瞳が語っている。お前たちも昏い悦びを存分に堪能したんだろ? ……と。

 それは紛れもない事実であるからこそ、俺は何も言い返せない。

 飲む前提なのが、これまた何とも言えない。普段なら喜ぶところだが、この状況では……。

 同時に、結論も中々出せなかった。飲んでもらえるなら、愛里に俺の精液を飲んでもらいたいのは本当だ。しかし、だからといって波瑠加に清隆の精液を飲ませるのは……。

 答えの出ない二択に、俺は苦しむ。だが、この状況を導いたのも、間違いなく俺である。これが業か……。

 

「波瑠加がオレのを飲んでくれ。正直、いつも以上に興奮したのはオレも同じだ。そして、メンバー数の関係もあって、愛里に飲んでもらうのはしょっちゅうだからな。他の面子に飲んでもらえる機会があるなら逃したくない。

 まあ、言ってしまえばただの精液だからな。媚薬ってわけでなければ、膣内に出したわけでなし、昏い興奮を覚えるのに一役買うだけだ」

 

 そして、俺が迷っている間に清隆が希望を出してしまった。

 しかしまあ、言っていることは尤もだ。単に、俺が気にしすぎなだけなのだろう。

 事実、波瑠加が清隆の、愛里が俺の精液を飲む姿に、昏い悦びを覚えたことは間違いないのだから。

 ともあれ。

 こんな感じで一回戦は終わったのであった。




そんなわけで、久しぶりの波瑠加&愛里でした。

コンドームを着けていても、相手の交換に賛同しないキャラも当然います。
むしろ、逆ハー派じゃないのに受け入れてしまう波瑠加と愛里が例外と言っていいです。別のハーレムに属しているのに、個人的な仲は最大級に良いですから。
それは女の子同士に限った話ではなく、一刀と愛里、清隆と波瑠加の仲にも同じことが言えます。
それもあって、今回は仲が良いからこその背徳感を重視してみました。
基本的に一刀は寝取りをするつもりはありませんが、しないからといって惹かれないかというと、話はまた別ですからね。

ハーレムメンバーが多ければ多いなりに、少なければ少ないなりに、メンバーそれぞれも悩みと無縁ではいられません。
そういった部分も描写してみました。

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