ありがとうございました。
他の方も引き続きお願いします。
「分かってるよね、鈴音ちゃん?」
「そちらこそ、分かっているのでしょうね?」
『ジャンケンポン! あいこでしょ! ……』
これから二回戦の始まりだというのに、ペアである筈の桔梗と鈴音はバチバチと火花を散らしてジャンケン勝負を繰り広げていた。……まあ、この二人が互いをライバル視しているのは今に始まったことじゃないので、白波さんを除いた面子は普通にそれを受け入れていた。
「あの二人って仲が悪いんですか?」
「ん~? 別にそんなこともないよ。あの二人の場合はアレだね、『喧嘩するほど仲が良い』ってやつ。互いにライバル視して切磋琢磨しているから、場合によっては相手以上に相手のことを知ってる。
そんなだから、噛み合った場合は凄いよ。もちろん、嚙み合わない部分もあるけどね」
「それと、この状況でジャンケンすることに何の意味が?」
「ハッキリしたことは言えないけど、先攻かポジションでも決めてるんじゃない?」
「先攻にポジション、ですか?」
「そ。さっきのはやや変則的ではあったけど、形としては男1の女1だったわけじゃない? ただ、今回は男1の女2になるわけだからね。どっちが先に挿入するかとか、どっちが良いポジションを取るかとか、そういう問題が出てくるのよ。
実際にヤり始めてから流れで、っていうのもありだけど、あの二人だからねえ~。そんなのスムーズにいくとは思えないし、だからああして事前にジャンケンで決めてるんじゃない?」
「その、『良いポジション』って何ですか? 全然想像できないんですけど……」
「分かりやすいところだと顔面騎乗かな。一刀の顔に腰を降ろせば、自分のアソコを一刀の口で攻めてもらえるからね。足に腰を下ろすのとどっちが気持ちいいかってなったら、格段にそっちでしょ。
白波さんってレズなんでしょ? んで、一之瀬さんが好きときた。だったら、一之瀬さんのアソコを舐めしゃぶりたいとか思わないの?」
「それは!? それは、思いますけど……」
「でしょ? 要はそれと同じ。一刀に舐めしゃぶってもらうことで気持ち良くなりたいのよ。
一刀はハーレム推進派ってだけじゃなく、その方針が『エロに貴賤なし。ただし、自分が関わる場合においてはゲイを除く』だからね。主がそんなんじゃあ、ハーレムの一員であるあたしたちだって少なからず影響を受けるわよ。
だから、あたしたちだってレズ行為そのものに対する忌避感や嫌悪感はないわ。相手次第ならあるかもしれないけどね」
見学席に目をやれば、恵と白波さんとのそんなやり取りが映った。
なお、輝彦たちの姿はない。どうやら、アイツ等も本番をしに行ったらしい。頑張れよ、と心の中で二人に対してエールを送る。
「千秋さん、私たちはどうしますか?」
「って、言われてもねえ……。あっちと違って、私たちは互いのこともよく知らないし、もう流れに任せるしかないんじゃない? 下手の考え休むに似たり、ってね」
「やはり、そうなりますか……。基本、私って頭から入るタイプなので、計算外に弱いんですよね」
「そうと分かってて、なんでこんな提案したのよ?」
「え? 清隆くんとセックスするための方便ですが、なにか?」
「うわぁ……。この子、全く悪びれもせずに言っちゃったよ……」
一方、清隆サイドも千秋と有栖が言葉を交わしていたが、特に作戦などは思い浮かばないようだった。
というか、有栖ぇ……。どこかでそうじゃないかと思っていたが、やはりそうだったか。
結局のところ、俺と清隆、両者のハーレムに属している有栖にとっては、一之瀬さんと白波さんがどちらのハーレムに属したところで大した違いはないのだ。
こういう提案を持ちかけた時点で、ハーレムメンバーを増やしたい清隆の心情には慮っているし、言ってみればその時点で義理は果たしている。
清隆も清隆で、白波さんが条件の変更を申し出て来た時点で、勝負を受けるには有栖の提案に乗るしかなかった。決して可能性が無いわけでもなかったからな。
千秋は巻き込まれである。……何と言うか、不憫ポジが定着してきているな。もしかしたら白蓮と気が合うかもしれない。
♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢
マットの位置を再び横並びに直し、いよいよ二回戦目の開始と相成った。
「それじゃ、気持ち良くしてね一刀くん。代わりに、私と鈴音ちゃんで一刀くんも気持ち良くしてあげるからさ」
俺の顔面に腰を下ろした桔梗は、明るい調子でそう言った。その声音には、鈴音に対するものだろう優越感がありありと感じられる。熾烈なジャンケン勝負を制したのは桔梗だったようだ。
「クッ……! 何故私は、あそこでグーを出してしまったの……!?」
その一方で、俺の下半身の方からは鈴音のそんな声が聞こえてくる。見えはしないが、悔しがっているのがありありと分かる。
「はいはい、いつまでもそんな顔しないの。そんなんじゃあ、二人を盛り上げることなんてできないでしょ?」
「クッ、分かってるわよ」
そんなやり取りの僅かあと、俺のジュニアに衝撃が奔った。桔梗と鈴音の二人が、舌を這わせているのだ。
異なる二つの舌が同時に襲いかかり、それでいて、動かし方も異なっている。これで快感を覚えるな、と言う方が無理だ。
幸福を甘受ばかりしてもいられないので、俺もお礼に取り掛かる。
まあ、そうは言っても視界が利かないので触角と感覚だよりになってしまうのだが、そこについては然程気にしない。――する必要がない、と言う方が正しいか。
何せ、気持ち良くなりたいのは桔梗も同じなのだ。そして、この状況で俺の視界が利かないことなど彼女も重々承知の上だ。ならばこそ、位置調整は彼女の方でやってくれる。俺はただ、思いっ切り口と舌を動かすだけでいいのだ。
舐め、つつき、吸う。
「あっ❤ 良い❤ 一刀くん、それ良いよ❤」
それに伴い桔梗から嬌声が上がり、応じて蜜も溢れ出る。ジュルジュルと音を立てて吸い付けば、桔梗もまた快感を覚えて嬌声を上げ、再び蜜が溢れ出す。……まさしく無限ループの完成だ。
同時、桔梗だけが快感を享受しているのを我慢できない鈴音が、私も忘れるな! と言わんばかりにアピールを強める。そうなれば、俺に齎される快感もいや増すというもの。
そして、そこまでされたなら、俺もまた鈴音に応えねばならない。
「鈴音! 膝で可愛がってやるから位置を合わせろ!」
「ひぃや❤ 喋るのは❤」
「分かったわ!」
喜ばせるために舐めしゃぶるのと、意図をもって喋るのとでは、やはり口や舌の動かし方が異なるのだろう。鈴音へのメッセージは、そのまま予期せぬ快感を桔梗に齎したらしかった。
その一方で鈴音から返事が戻り、合わせて、モゾモゾと鈴音が動いているのを感じた。その動きが止まったのを機と見計らい、微妙に足を動かす。
「んっ❤ もどかしいけど、これはこれで❤」
すると、鈴音からそんな声が上がり、再度モゾモゾとしだした。おそらく、フィットする位置を探しているのだろう。
「ああっ❤ ここ❤ ここ良い❤」
そして、見事にジャストフィットする位置を探し当てたのだろう。一層のこと鈴音の嬌声が強まった。
そうなると、堪らないのが桔梗である。より快感を覚えるべく、そして鈴音を見返すべく、一層のこと俺に腰を押し付けながら、舌と口の動きを活発化させる。
結果、鈴音もそれを受けて立つ。
二人揃って、ハムッと俺のジュニアの竿部分を咥えたのが分かった。そのまま、舌を動かしながらスライドさせていく。舌の動かし方や、そのスライド速度も不揃いで、それがまた快感を齎してくれる。
「凄い……。横から北郷くんのオチンチンを咥えたまま、桔梗ちゃんと堀北さんがキスしてる……。こんなやり方もあるんだ……。私もハーレムに加われば帆波ちゃんと……エヘ、エヘヘ……」
見学席から、そんな白波さんの感想が聞こえてきた。最初は驚愕の声を洩らし、次いで、桔梗と鈴音を自分と一之瀬さんに入れ替えての妄想を。……実に良い傾向である。
一言に『ハーレム』と言ったところで、その運営形態は人によって異なるだろう。その点において、俺はだいぶ緩いと言える筈だ。メンバー同士が自発的に楽しむのも規制はしていないし、希望があるなら大抵は受け入れるしな。
そして、規制が緩いということは、その分だけ新規加入する上での敷居が低いことにも繋がる。
ハーレムである以上、前提として俺とのプレイがあるのは避けられないが、人数が多いからこそ最小限に済ませることも可能となる。
レズである白波さんにとって、男である俺とのプレイにどれほどの忌避感や抵抗感があるのかは分からないが、男である俺を挿むからこそ、こんな楽しみ方があるのは事実だ。
俺を昂らせる一方で、ハーレムに対する白波さんの心理的抵抗感を減らすことに成功したのだ。桔梗と鈴音は実に見事と言えるだろう。
そんなことを俺が思った瞬間だった。
「くぅお!?」
竿を攻めていたかと思えば、二人は攻撃先を玉に変えたのである。予期せぬ攻撃に、俺も意表を突かれてしまった。耐えようと思って耐えられるものではなく、そのまま一気に暴発させて――させられてしまった。
「フフ、出た出た❤」
「やっぱり、毎回毎回負けっぱなしって言うのはね❤」
何ということか。この二人は俺に対する意趣返しも目論んでいたらしい。
まあ、結果として俺を暴発させたのは見事だが、それまでにこの二人もだいぶイっている。しとどに流れる蜜がその証明だ。単に軽度の絶頂だから余裕を持っていられるだけなのだ。……それを知る身としては、その言葉が二人の強がりに思えて微笑ましい。
そして次の瞬間、俺の顔の上から桔梗が退いた。
今度は鈴音が座るのかと思ったが、どうやら違ったらしい。二人揃って俺の腰部に腰掛ける。ムクリと上半身を起こすと、二人の貝で俺のジュニアを挟み込んでるのが分かった。
また、その髪から顔から、身体の至る所にさっき放出したばかりの俺の精液を纏っており、それがまた淫靡な雰囲気を漂わせている。
「それじゃあ――」
「――第二試合の始まりよ」
桔梗と鈴音は口々に言い、その腰を動かしつつ、互いが互いに攻めかかった。目標は、相手の身体に掛かった俺の精液であるらしい。そして、あくまでも舌で掬うのをルールに課しているようだ。手は、その補助にしか使ってはいけないのだろう。
だからこそか、非効率的で獣的なその動きは、これまでとはまた違った淫靡さを醸し出す。
その精液は自分のものだと、女の本能を全開にして求め合い、ぶつかり合っている。
「はわぁ~。私と帆波ちゃんが北郷くんのハーレムに加わったら、帆波ちゃんもあんな風に激しく私を攻めてくれるのかな❤」
そして、再び聞こえてくる白波さんの妄想。
それを聞いた瞬間、俺は勝利を確信した。何故ならば、白波さんは『北郷くんの』と言ったからだ。
「フフ。負けが確定しちゃいましたね? 清隆くん」
「……仕方ない。元より不利な勝負だった。そして、それを承知の上でないと、そもそも挑むことすらできなかった。1%の勝率に期待をかけたくなってしまう程には、一之瀬は魅力的な女だという証明だな。
まあ、負けてしまった以上は仕方ないさ。こうなったら、後はもうお前たちの身体を愉しむだけだ。……負けは覚悟の上だったが、負けて悔しくないわけじゃないからな。その鬱憤も込めて激しくいくぞ。
もちろん、有栖相手には中出しをしてやる。お前が俺と本番をするのは初めてだからな。お前も、それを期待してるんだろう?」
「ええ! ええ! 清隆くんの劣情を、思いっ切り私に叩き付けてください!」
「坂柳さんに中出しするのは構わないけど、ちゃんと私のことも愉しませてよね?」
「もちろんだ」
横からは、清隆たちのそんなやり取りが聞こえてくる。――いや、実際に見える。
清隆が横たえらせた有栖のオマンコにジュニアを突き刺してピストン運動をする傍ら、立ち上がらせた千秋のオマンコを舐めしゃぶっているのが視界に入る。……うん、向こうも愉しんでいるようで何よりだ。
そう思う一方で、若干向こうを羨ましく思ってしまった。
いや、こちらも気持ち良いは気持ち良いのだが、桔梗と鈴音のやつ、今回はどうあっても挿入させる気がないらしいのだ。白波さんの説得を考えれば分からないではないのだが、決して不満が無いわけではない。
そこで、思いついた。
そうだ、白波さんだ。この状況を好転させるには、上手く彼女を利用すれば良い。
「ねえ、白波さん! そっちに何か希望はあるかな?」
「ッ……!? 希望、ですか?」
不意に俺から話しかけられたことにより白波さんは驚いていたが、すぐに訊き返してきた。
それを見た瞬間、桔梗と鈴音が、しまった! と言わんばかりに顔を歪めたが、もはや遅いというものだ。
「そう。今回の趣旨は『白波さんの説得』だからね。見たいプレイがあるなら、可能な限りは応えるよ」
「急にそう言われましても……」
「すぐに思い浮かばないようなら、この二人を白波さんと一之瀬さんに置き換えて考えてみてよ。一之瀬さんと一緒に受けてみたいプレイの一つや二つぐらいはあるんじゃないかな?」
「私が、帆波ちゃんと一緒に……。そういうことなら、こういうのは良いですか? ――なんですけど?」
「もちろん。複数プレイじゃ、特に珍しいわけじゃないよ。――そんなわけだから、桔梗と鈴音はマットに横になろうか。どっちが下になるかはそっちの判断に任せるよ」
「あ~あ、読みが甘かったなあ……。まさか、千尋ちゃんを巻き込むとは思わなかった」
「そうね。でも、趣旨を考えたら、確かにルール違反というわけではないわ。むしろ、巻き込んで然るべきとも言える。……ここは素直に諦めましょう」
「クンニ権は私がもらっちゃったからね。下には私がなるよ。……その代わり、これで分けだからね?」
「ええ、分かったわ」
もはや、この流れを変えることは不可能だ。諦めた二人は、素直にマットに横になる。下になったのは桔梗だった。
「それじゃあ、コンドームを着けて……と」
コンドームを手に取った俺は、そこで僅かに思案した。このまま着けても構わない。だが、それよりは――
「白波さんが着けてみる?」
思いついたままに、俺は白波さんに提案を持ちかけていた。
白波さん自身、見学を通してだいぶハーレム加入に前向きになっている。ならば……そう思ったわけである。
「えっと、じゃあ、やってみます」
案の定、白波さんは断らなかった。
「凄い……。近くで見ると本当に大きい……。これが男の人の――と言うよりは、北郷くんの……」
ついでとばかりにマジマジと見つめ、匂いを嗅ぎ、その繊手で実際に触れてくる。
程なくして気を取り直した白波さんは、恵のアドバイスを受けながら俺のジュニアにコンドームを装着させた。
「それじゃあ、そちらのご期待に応えてくるよ」
言って、俺はマットに横になる桔梗と鈴音の元へと戻った。
「白波さんもだいぶ堕ちているみたいね」
「あ~あ、これで一刀くんの毒牙に掛かるのがまた一人増えるわけか」
二人揃ってニヤニヤとした表情を浮かべているため、言葉とは裏腹に歓迎しているのは間違いない。
「やっぱり、嫌々協力されるのと、積極的に協力してくれるのじゃ、後者の方が良いからな。
白波さんの中で俺のハーレムに対する忌避感が減ったのは、二人のおかげでもあるよ。だから、そのお礼に二人のことを思いっ切り可愛がってあげるよ」
「攻める、の間違いじゃなくて?」
「だよね~!」
「じゃあ、言い直そう。思いっ切り、攻めてあげるよ!」
言うと同時、俺はジュニアを思いっ切りオマンコに突き刺した。
まずは、下側の桔梗へ。奥まで突き刺したら、即座に抜いて、今度は上の鈴音へ。それが終わったら、また桔梗へ。……この繰り返しだ。
「あん❤ 良い❤ 激し❤ でも、若干休めるのが❤」
「ええ❤ 逆に❤ 快感と❤ 苦痛を❤ 長引かせて❤」
そう。連続ピストンであることに違いはないが、一回抜き差しするごとに対象を入れ替えているため、僅かとはいえその間は片方が休めるのだ。
身体を休ませることができているその分だけ、長く快感を得られることは事実だろう。
だがその一方で、容易くは絶頂できないことを意味していた。できても精々が軽イキだ。これでは、気をやるには及ばない。その点は苦痛だろう。
それを知りつつ、俺はこのルーチンを変えない。俺が気持ち良いことに違いはないからだ。
「クッ、出る!」
「え!?」
「私、まだ!?」
そして、二人に先駆けて一足早く精液を放射。
まだイけてない二人が不満と驚きを露わにするが、一先ずは無視。手早くジュニアを抜き取ってコンドームを外し、中身が零れないように軽く結ぶ。それを鈴音の背中の上に放ったら、再びコンドームを装着。ピストンを再開した。
「あんっ❤ これ❤ まさか❤」
「いえ❤ 間違い❤ ないわ❤ 彼❤ 持久戦を❤ 仕掛けてきた❤ みたい❤」
「最大値と❤ 回復力が❤ 桁違いだから❤ 行えるってことね❤」
俺がピストンを再開した瞬間、二人は俺の目論見を察したらしい。
嬌声混じりに意見を交わしているが、そのものズバリでドンピシャリである。
まさしく、俺は快感地獄を二人にプレゼントしようとしているのだ。
「あっ❤ 私も❤ 帆波ちゃんと❤ あんな目に❤」
イきそうでイけない。それでも、シッカリと快感を受け取っている二人の様相に、白波さんも昂っているらしい。激しく己を慰めている。
片手は着込んだ水着の下に潜り込んで胸を弄り、股布部分は横にズラされてオマンコが丸見えだ。もう片方の手が、そこを激しく抜き差ししている。
一つ、また一つと、鈴音の上に中身入りのコンドームが増えていく。
それに伴い、二人も体力が低下してきたらしい。まあ、当然である。いくら休めると言っても、一回ピストンする毎のほんの僅かな間でしかないのだから。
同時、快感が蓄積されていることも確か。
「お願い❤ もう❤ もうイかせてえ❤」
「限界なの❤ これ以上は❤ 耐えられない❤」
そして、二人の口からそんな弱音が洩れた瞬間、俺はピストンを止めてジュニアも抜いた。
「え!?」
「何で!?」
切なげな瞳で、必死に二人は訊いてくる。
「だって俺、二人が俺に屈服するのなんて望んでないし。ハーレムメンバーは色々なタイプがいるけど、二人には俺と上を目指して高め合ってもらわないと」
それに対し、俺は臆面もなく言ってのけた。
「……そりゃあね。そりゃあ確かにそう言ったけど!」
「この状況で、そんなこと知るかっていうのよ!」
『いいから私をイかせなさい!』
俺の言い分に激昂した二人は、怒りのあまりに飛び掛かってきた。それはさながら獣の如く。桔梗が勢いよく騎乗位ピストンを繰り返し、鈴音は顔面騎乗して強制クンニを求める。
そうだ! これだ! これなのだ! 実際の勝敗など関係ない。俺に並び立とうと、それだけでは済ませずに乗り越えんとする、貪欲なまでの負けん気。これこそを、俺はこの二人に求めているのだ! まあ、タイプで言えば有栖も同じだが、だからこそ、容易く屈服されては困るのだ。
敗北を認めるのは構わないが、心から負けを認められては面白くも何ともない。俺を立てつつも、黙って俺に従うを潔しとしない、どこかで俺をやり込めようとする、ある種の気高さ。それこそが、三人に共通する魅力なのだから。
あくまでも自分がイくべく、己の体力を度外視でピストンを繰り返す桔梗も見事なら、俺にクンニを強制させる鈴音も見事である。
「んあ❤ んお❤ おほ❤」
「おう❤ おあ❤ あお❤」
とても人が発しているとは思えない嬌声が、二人の口から零れでる。
それと並行して、パン! パン! パン! パン! と激しく肉を打つ音が響く。
『イク❤ イクイクイク❤ イック~~~~~~❤』
元より限界が近付いていたこともあるのだろう。程なくして二人は絶頂を迎えた。
しかし、驚くことに二人が気をやることはなかった。歯を食いしばって気絶を免れた二人は、パン! と手を打ち合わせた。
それはまさしく、バトンタッチとポジションチェンジの証。
ちゃっちゃかとコンドームを外し、手早く新たなコンドームを装着させたら、今度は鈴音が勢いよく騎乗位ピストンを繰り出し、桔梗がクンニを強制してきた。
さりとて、イったばかりなのである。今度の限界は、先よりもよっぽど早く迎えることになるのが道理というものだ。
『イック~~~~~~❤』
そうして、瞬く間に再度の絶頂を迎えた二人は、今度こそ快感に任せて気を失うのであった。
はい、名ばかりなセックスバトルの後半戦でした。
少なくとも、三対三を提案した有栖には元からそんなつもりなどなく、清隆と大々的にセックスをするための方便です。
まあ、大なり小なり、組織なんてのは一枚岩じゃありませんからね。
組織というほどではなくとも、グループ内で完全に意見が一致するのも逆に珍しいというものです。
千尋も自慰経験くらいはあるでしょうが、本格的なセックスになると話は別でしょうからね。
途中で雰囲気に流されて妄想プレイを愉しんでますし、完全に一刀ハーレムに傾いてます。
実際にヤってる当人たちも、途中からは自分がイくことしか頭にありません。
桔梗と鈴音はハーレムメンバーの中だと体力がある方なので、内容次第では持久戦だと逆に厳しいです。
感想・評価お願いします。