今回と次回は佐枝&知恵ですが、三話目は相手が異なります。
道中で一悶着あったものの、どうにか俺たちは川へとやってきた。
都会と違ってネオンの明かりも無いような場所ではあるが、道中、特に道に迷うこともなかった。脇道に逸れなかったことも理由だが、最も大きな理由としては星明りや月明りで十分に視界が確保できたからだろう。
「こういう時に自然の良さってものを感じますよね。スローライフを望む人が一定数いるのにも納得です」
「……ああ、確かに。月と星が綺麗だね。働いてると、こんなのにも気が付かないほど余裕がなくなっちゃう」
「それでも、うちの学校は他に比べると緩い方だろう。一般的な学校とは重視している部分が違うからな。
まあ、それによって緊張を強いられる部分がないではないが、少なくとも、一般の高校であれば知恵は注意されて然りだぞ。何せ二日酔いの常習犯だからな」
俺のセリフに知恵が褪せた表情で呟き、茶柱先生が微かに唇を歪めて続けた。最後には知恵を揶揄っている辺り、壊れる前の関係に立ち返ろうとしているのだろうか? そうだとすればいい傾向である。
「ブーブー、佐枝ちゃんだって人のことは言えないでしょ~。お眼鏡に適う生徒がいないからって、申し訳程度にしか担任としての務めを果たしてなかったじゃん。
少なくとも、教師としての仕事はキチンと果たしていた分、私の方が立派ですぅ~」
それに対して、知恵がブーイング。
「いや、正直に言ってどっちもどっちだから。『高度育成高等学校』だからこそ通用しているだけで、一般的な『教師』としてはどっちも問題大ありだから。――まあ、だからこそ、生徒とのセックスも受け入れるんだろうけど。
それを思えば、俺としてはありがたい限りだ。まあ、そもそもが『実力者の輩出』を掲げる学校の教師だ。『普通』なんて元から求められていないんだろうさ。
それで茶柱先生――いや、今から抱くんだから佐枝と呼ばせてもらうけど、どうする?」
「どうする、とは?」
俺はそんな二人へとツッコミを入れ、その後、佐枝へと向き直り、問いかけた。
当然、主語の無い問いかけを佐枝が理解できる筈もない。だからこそ、俺は口を開き、悪魔の選択を突き付ける。
「知恵との約束もあるし、最終的に佐枝を孕ませるのは確定しているわけだけど、俺はもう、基本的には生オンリーでヤると決めているんだ。中出し以外をしないわけじゃないけど、プレイ中に必ず一回は中出しをする。実際、俺のハーレムメンバーからはコンドームを使ったプレイは不評を受けているからな。
今の俺には相手が孕むか孕まないか――言い換えよう。孕ませるか孕ませないかを選べる確信がある。だが、確証を示せるわけじゃない。
だからこそ、佐枝が俺が在学中に孕むのを恐れるのなら、そちらから望まない限り、膣内射精はしないと誓おう。――その代わり、俺の卒業時までは、或いはそちらから膣内射精を求めてくるまでは、アナルセックスオンリーとさせてもらう。
さあ、佐枝はどちらを選ぶ? 孕む危険を承知で膣内射精を受け入れるか? それとも、孕まない安心感と引き換えに俺に尻を開発されるか?」
佐枝は俺の事情を詳しく知っているわけではない。前以てコンドームの拒否も伝えれば、まさに究極の二択だろう。
確かに、ピルを服用すれば高確率で妊娠するのを防ぐことはできる。だが、あくまでも高確率だ。絶対ではない。
また、佐枝は気功についての情報も薄い。俺が気功で何をできるかは知っていても、どこまでできるかは知らない筈だ。
果たして、そんな状態で俺の言葉を完全に信じることができるだろうか? ……断言しよう。不可能だ。少なくとも、妊娠部分に関しては信じられる道理がない。
「本気? ってか、正気? 一刀くん」
さしもの知恵も戸惑い気味だ。
「本気で正気だよ、知恵。例外的にコンドームを着ける相手はいるけど、その相手は限定される。ハーレムメンバーはもちろん、新しくハーレムに加える人物に関しては一切の例外はない。これを吞めないのなら、俺のハーレムに加わる資格はないし、余程の理由がないと加える価値もない」
まず、俺はその点を断言した。そして、そのまま続ける。
「そんな相手に対して価値を見出すとするなら、精々が『クラスの共有資産』という形になるだろう。文字通りにその身体を使って、クラスの男子共のやる気を引き出してもらうことになる。生徒であろうと、教師であろうと。
そもそも、うちのクラスは劣等生が多過ぎるんだよ。本当にAクラスで卒業したいってんなら、不足分を埋めるためにも死ぬ気で頑張れってんだ。だが、実際にはそんなこともなく、僅かな実力者におんぶに抱っこだ。特に女子」
これも本当。特化的な戦力は相応に配置されているが、本当に一点特化な生徒も少なくないのだ。須藤や、既に退学になった山内なんかがいい例だろう。
山内の場合、あの『ホラ吹き』をもっと効果的・効率的に動かすことができたのなら、本当に強力な戦力になった筈だ。
クラス対抗が絡むからこそ、嘘と真実を使い分け、更にはその比率も自在に変えられるようになったとすれば、相手に疑心暗鬼を生じさせる上でこれ以上ないほどの武器となる。
そうなった場合、俺は諸手を挙げて山内を歓迎しただろう。
だが実際には、山内はせっかくのその能力を、自分をよく見せることに――それも、『あまりにもバレバレな嘘』という形でしか使わなかった。使うことができなかった。俺がそれとなく指摘しても振り返らず、親しい友人の中にも指摘する者がおらず、ついぞ自分でも気づくことができなかった。
それが事実であり現実だ。上に立とうとする――立つ者から言わせてもらえば、可能性を考慮しても『価値が無い』と断言せざるを得ない。むしろ、害の方が大きい。
それ故に、俺は山内を退学に押しやった。せめてもの役に立ってもらう形で。
一方の須藤は、俺の言葉を受け入れた。そうして勉強に取り組んだ。元が低過ぎるからこそ成績が未だに底辺であるのは事実だが、『向上している』という事実は認める必要がある。
分かりやすいからこの二人を例に挙げたが、探せばもっといるだろう。他に分かりやすいのは『博士』の愛称を持つ外村辺りだろうか。アイツは本当にコンピュータ関連に強い。情報化社会である現代の事情を鑑みれば、重要度の高い人物である。
そして、退学になった山内を除く男子勢は、先日の期末試験では本当に頑張った。
「知ってるか? こないだの期末試験、有栖と帆波は優秀な成績を取った男子に生下着をプレゼントしたんだぜ? 前以てそれを告知して、有言実行したんだ。
それだけでなく、俺の開催した勉強合宿中にも俺相手のフェラやイラマを披露した。性行為に興味津々ながら縁の薄い奴らに対して、実力者になればこんなことも可能だ、というのを分かりやすい形で示したんだ。……あの二人は、そこまで身体を張ったんだ。
確かに倫理的には問題のあるやり方だろうが、その結果はどうだった? 担任として、女子に比べ男子の成績は著しく上昇してると思わなかったか?」
「確かに、男子の成績は軒並み上昇していると思ったが……」
俺の質問に、佐枝は表情を歪めながらも同意を以て返した。頷かざるを得ないだろう。やり方に問題があっても、確たる成果として結果は示されているのだから。
「だろう? 元々の能力が低かろうと、意欲を引き出す飴次第で、どこまでも頑張れるのが人間ってものなんだよ。
だがな? こないだの期末はタイミングや状況的にも仕方なかったとはいえ、どうして優秀な有栖や帆波がそこまで身体を張る必要がある? 本来ならそんなのは、それ以外に役に立てる能力のない奴がやるべきことじゃないか?
だからこそ、能力が低く、それでいて努力をしない奴が負うべき仕事であり、ペナルティだ。言ってみれば、おんぶに抱っこな連中が払うべき対価なんだよ」
だが、確かに成果は出たが、そのやり方に憤りを持っているのは俺も同じなのだ。
頑張った奴に褒美を与えるのは必要なことであり、必須なことだ。それを否定するつもりはない。
しかし、どうしてそのために有栖や帆波が身体を張らなければならない? 元々の成績もいいし、普段から勉強も見てやっているんだぞ? その上で彼女たちが生下着までプレゼントする必要が本当にあるのか? そんなのは、クラスに貢献できない生徒がやるべきことじゃないのか?
先日の件の実行には俺も絡んでいるが、そういった疑問が尽きることは無い。
「全員がAクラスでの卒業を目指しているわけではない? ああ、中にはそんな奴もいるかもしれないな。だが、この学校生活の根幹に『クラス闘争』が組み込まれているのは事実だ。なら、必要最低限の協力は行って然るべきだ。そして、必要最低限の協力を行った結果が平均点すれすれの成績だとするならば、お話にならんだろう、そんなのは。
あの唯我独尊を地でいく高円寺だって、授業態度は真面目だし、テストでも好成績を収めているんだぞ。そう、シッカリと対価を示しているんだ。だからこそ、俺もまた高円寺の行動を許容している。
身を削りたくないというのなら、流石に高円寺ほどとは言わないが、せめて平田や千秋レベルの優秀さは示せ。そう思うのは、実力者として、クラスの統率者としておかしなことか?
それができないならば、強者の庇護下に入ることだ。恵、麻耶、波瑠加、愛里……決して現在のスペックが高いとは言えない彼女たちだが、それでも彼女たちは俺や清隆の庇護下にある」
まあ愛里の場合、魅力特化過ぎて単純に『庇護下』と言っていいのか分からない部分はあるが、形の上ではそうなるだろう。実際に彼女の学力・身体能力・コミュニケーション能力が低めなのは事実だ。それも徐々に向上してきてはいるが。
「それは多分に運が良かった結果でもあるんだろうが、その一方で俺や清隆に抱かれていることは確かだ。庇護を受けるための代価だな。
強者のモチベーションを高め維持するために身体を張るか、弱者のやる気を引き出すために身体を張るか。極論すればそれだけの違いだとも言える」
真実は、むしろノリノリでセックスをしているわけだし、だからこそのハーレムメンバーなわけだが、事情を抜きにして事実だけを捉えれば、そういう見方ができるのは間違いない。
「俺たちに抱かれるのは嫌。クラスメイトに抱かれるのも嫌。それでいて本人の能力はそこまででもなく、大した結果を出すこともできない。
そんなのは通用する筈がなく、クラスのリーダーとしてはそんな我儘を吞み込む理由もない。我儘ってのは、特権の代名詞なんだからな。
ああ、俺の言っていることは非情で非道だろうさ。そんなことは言われるまでもなく分かっている。
だが、俺たちの通っている学校はどこだ? 高度育成高等学校――『実力者の輩出』を謳う学校だろう?
そして一度社会に出れば、実力のない奴は、分不相応な奴は、食い物にされて終わりだ。おんぶに抱っこでAクラスに上がって卒業した奴が、分不相応でない、と断言できるか? できないだろう?
とどのつまり、結局は遅かれ早かれだ」
俺の言葉は暴論にして極論だ。そんなことは分かっている。しかし、決して否定できる内容ではない。
それが企業であれ大学であれ、Aクラスで卒業した生徒にはそれだけのものを求めるのが普通だ。だが、優秀なクラスメイトに引っ張られる形でAクラスの卒業を果たした生徒には、肝心の『実』が不足していることはわざわざ指摘するまでもない。
そりゃあ、全く成長しないわけでなし、そこそこ優秀にはなっているかもしれないが、精々が『期待に応えられる』止まりであり、『期待を凌駕する』ほどではないのが大半だろう。
そして、志望先次第では『期待に応えられない』可能性だってなくはないのだ。そんな奴を受け入れてしまった、受け入れざるを得なかった側の不満は、果たしてどこへ向かうか?
普通に考えれば、それを推薦した学校と、推薦されてきた当の本人だろう。だが、推薦してきた学校は政府が運営する名門校であり、声高に非難するのは難しい。そうなると、その分だけ余計に非難は当人へと向かうのが道理だ。悪い意味でレッテルを貼られるわけだ。
それでも、非難だけで済めば御の字だろう。場合によっては扱い自体が変わる可能性だってある。何故なら、『期待に応えられる』と思ったから優遇して受け入れたのだ。である以上、『期待に応えられない』相手を優遇し続ける意味はない。
しかし、アッサリと退学・退社させたのでは元が取れない。経営者目線で捉えれば、どうにかして元を取り戻そうとするだろう。そうなった場合、経営者が『名門校卒業』という価値に目を付ける可能性は十分にある。
それが学校であれ会社であれ、強大であればあるほどに『後ろ暗さ』を兼ね備えていて然りだ。『品行方正』一本で成り上がれるほど、現代社会は甘くないのだから。
である以上、肩書という『価値』に『若さ』というもう一つの価値がくっ付いたならば、そういった人物に待ち受ける末路は悲惨なものとなるだろう。
また、それは必ずしもAクラスでの卒業に限った話ではない。この名門校を卒業した時点で、多かれ少なかれ可能性は生じるのだ。
「だから、今この場で選べ、佐枝。二択のどちらかを選んで俺のハーレムに加わるか、それ以外の選択肢を選んでクラスの男子のやる気を引き出す慰み者――端的に言えばクラスの性奴隷になるかを。性奴隷という言い方が駄目ならば、慰安係でもいいけどな。
たとえ教師であろうと、佐枝だってDクラスの一員だ。佐枝が真に受け持ちのクラスをAクラスで卒業させたいと思うのなら、少なくともそのくらいは身体を張る必要があるし、リスクを受け入れる必要があるんだよ。俺がクラスを支配する以上、決して逃がしはしない。
同時に俺がクラスの支配者である以上、俺はクラスメイトを高みに導くために努力する必要があるんだ。そこに倫理なんか持ち込んでいられるか。俺に手段を選べるだけの余裕はない。
ああ、もちろん知恵との約束は守るさ。俺のハーレムに加わらずとも、卒業時には間違いなく妊娠させる。まあ、その場合は『ヤリ捨て』ってことになるんだろうけど、仕方ないよな? だって、それが佐枝の選んだ選択なんだから。俺は女性には真摯だからな。たとえハーレムメンバーじゃなかろうと、その意思は尊重するさ。無論、ハーレムメンバーなら尚更に」
俺は『支配者モード』に入った上で佐枝に選択を迫った。
言ってることは最悪だ。自分でもその自覚がある。だが、欲しいものを手に入れるのに、手段なんて選んではいられないのだ。――言い換えよう。効果的な手段を選ぶのは道理だ。たとえ、倫理の是非がどうあろうと。
「……分かった。アナルセックスで頼む。お前の言葉を信じないわけじゃないが、流石に妊娠云々に関しては信憑性が持てないんでな。
だがその一方で、お前の言葉に筋が通っているのは確かだし、加えて今のお前には妙な凄味がある。二択以外を選んだ場合、本当にクラスの性奴隷にさせられそうだ。流石にそれは御免だよ……」
結果、佐枝は俺のハーレムに加わることを選択した。それも、条件付きだがアナルセックスオンリーという立ち位置の。
まあ、言葉で精神的に追い詰められる一方で、言わば『覇気』とでも表するものにも追い詰められれば、こうなるのは妥当である。
「よく決断したな、佐枝。だが安心しろ。その決断が正しかったと、極上の快楽を与えることで証明してやる。
ああ、いい機会だから、知恵とのアナルセックスもこの場でしてあげるよ。……興味があるだろう?」
「無いって言ったら嘘になるけど、お手柔らかにね?」
余波を受けているのも一因だろう。俺の言葉に、知恵は引き攣った笑みを浮かべて返すのだった。
♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢
「ところで、佐枝は処女を卒業しているのか?」
「いやまあ、流石に卒業しているが……」
俺の質問に、佐枝はやや恥ずかし気に答えた。
「それがどうかしたの? 一刀くんって、別に相手が処女かどうかに拘りは無い筈でしょ?」
「拘りはないが、流石に野菜で処女を卒業させるのもどうかと思うだろ?」
小首を傾げて訊いてくる知恵に、俺はキュウリやニンジン、ナスを取り出しながら答えた。ビニールを利用した風呂敷の中には、他にも懐中電灯などが入っている。
「流石にここに『大人のオモチャ』はないからな。それの代わりだよ」
「……ああ、オモチャの代わりね。うん、納得したよ」
俺は嗤って答える。散々とオモチャで弄られたことのある知恵は、その表情を引き攣らせつつもアッサリと受け入れた。表情は引き攣っているが、その眼は期待に爛々と輝いている。
「特に、キュウリだったらこの場でこのまま食べられるしな。二人の愛液でトッピングすれば、尚更美味しくなろうってなもんだ。……もちろん、二人にもトッピングを変えて食べてもらうからそのつもりで」
「トッピングを変えて?」
「佐枝ちゃん、佐枝ちゃん。この場合のトッピングってのは一刀くんの精液のことだよ。一刀くんは精液をかけたキュウリを私たちに食べろって言ってるの」
「それはアレか? いわゆる『食ザープレイ』というやつか?」
「そのものズバリでその通りだね。……一刀くん、前に女の子の方から求められて食ザー弁当を食べさせることになってたから、もしかしたらそれでハマっちゃったかな?」
佐枝と知恵の会話が聞こえてくる。確かにそれはあるかもしれない。普通に可愛がるのも好きだが、アブノーマルだからこそ昂るものがあるのも確かだ。
「否定はできないかもしれないな。……ま、取り敢えずはキスからだ。どっちから先にやる?」
「佐枝ちゃんからでいいよ。私、起こしてもらう時にもキスしてもらったし」
知恵がそう言うので、佐枝から先にキスをすることにした。
たかがキス。されどキス。なんだかんだ、人間というのはキスに『幻想』を抱いているものなのだ。
だからこそ、真っ先にキスで愛情を示すことで、快感を叩き付けることで、それ以降の行為に対する抵抗感を外す狙いがあるのは否めない。
この期に及んで怖気ずく佐枝の身体を抱き寄せ、問答無用で唇を重ねる。もはや手慣れた行為ではあるが、決して油断はない。誠心誠意、愛情と快感を叩き付ける。
「あ……」
微かに声を洩らした佐枝だが、思いの外アッサリと目をトロンとさせた。どうやら、だいぶご無沙汰だったらしい。逆にこっちが拍子抜けするほどだ。
「まったく……。美人教師がこんなにアッサリと蕩けちゃってさ。知恵が危惧するのも分かるってもんだ。相手が俺だから良かったものの、それ以外の悪い男に引っ掛かってたらどうするんだ。
そんな、『女』としての意識が足りていない佐枝にはお仕置きをしてやらないとな。……と言うわけで、はい、キュウリをプレゼントだ」
俺は佐枝のジャージを引き摺り下ろし、露わになったオマンコへとキュウリを突っ込んだ。そして、そのままグリグリと動かしてやる。
「ひぃあ❤」
「はは。どうだ佐枝、キュウリは美味しいか?」
キュウリを動かしながら、俺は佐枝へと問いかける。
「分かんない❤ 分かんないいいぃぃ❤ ご無沙汰で気持ち良すぎてバカになるうううぅぅ❤」
「はぁ……。分かんない、じゃないだろ! 美味しいから気持ち良いんだろうが! そんなことも分からない奴にはもっと激しくしてやる!」
俺は佐枝へと理不尽な怒りをぶつけ、更に激しくキュウリを動かす。
「ダメ❤ ダメ❤ キュウリでイっちゃうううぅぅーーー❤」
すると、あっという間に佐枝はイってしまった。何ともまあ堪え性の無い。可愛らしくはあるが、大人としてはマイナスだ。
俺はキュウリを引き抜き、佐枝の愛液でコーティングされたそれを半分に割る。そして、片割れを知恵へと差し出した。
知恵も食べろ。言外にそう命じているに等しい。
「はい、知恵。半分こだ」
「わ~い、嬉しいなぁ~。――じゃなくて! 一刀くん、なんか鬼畜度上がってない!?」
「鬼畜度というよりは、独占欲とか支配欲求とかが上がっているんだ。簡単に言うとオカルト的な方面での『祝福』というか『呪縛』というか、それの影響で。
以前からそうではあったんだけど、道中の船でその手のことに詳しい奴に話を聞いて自覚したことにより、一気に影響度が高まった感じだ。
より『エゴイスト感』というか、『俺様感』が強まったとでも思ってもらえれば分かりやすいと思う。俺の寵愛を受けるんならその『価値』を示せ。……言葉にするならこんな感じのスタンス?
今はその意識をより前面に押し出しているから、尚更顕著なんだと思う。言ってみれば『支配者モード』」
「あ~、そう言われると何か納得かも……。さっき佐枝ちゃんも言ってたけど、今の一刀くん、なんか凄味があるし……。
ちなみに、これを食べない場合は?」
「ん? 当然お仕置きだが? 知恵は俺のハーレムメンバーだから見捨てることは無いけど、それはそれ。アレルギーで食べられないわけじゃないのに残すんだから、それは当然お仕置きするだろ」
「わ~、中途半端に道理を持ってくる辺りタチ悪~い。ま、佐枝ちゃんのだから別に良いけどね」
言って、知恵は佐枝の愛液が染み渡ったキュウリを躊躇うことなく口に運んだ。
「うん、キュウリだね」
「そりゃまあ、劇的に味が変わるわけでもないだろうしな。愛液や精液の味なんて、言ってしまえばプラシーボ効果によるものだろうし。
そんなわけで、次は知恵の番だな」
「いや、どんなわけ?」
「いちいち説明しなくても分かってくれよ。俺の中でマイナス評価付けちゃうぞ?
知恵が佐枝の愛液漬けキュウリを食す。次は佐枝が知恵の愛液漬けキュウリを食す。その後は二人仲良く俺のジュニアにフェラをして、精液のかかったキュウリを食す。そうして漸く本番だ。
先に佐枝のアナルにジュニアを突っ込むから、知恵は佐枝のオマンコを弄ってくれ。手でも口でもキュウリでも、何ならニンジンやナスでもいいぞ。長年の憤懣を思いっ切りぶつけてイジメて――言い換えよう。可愛がってやれ。
その後は相手を代えて同じ内容を繰り返す。ただ、アナルオンリーの佐枝と違って、知恵には膣内射精もプレゼントだ。……これが今回のプログラムだな」
若干イラつきながらも、俺は知恵へと懇切丁寧に説明した。
「そうなんだ~。相変わらずハードな内容……。まあ、進行順は分かったよ。うん、まあ、大部分においては公平だね。私だけ膣内射精の分だけプレイが多いけど……」
「心配するな。その分、佐枝もキチンと可愛がる。まあ、アナルを繰り返すか、イラマになるかは分からないけど……。
佐枝はダメな男に引っ掛かりやすいタチみたいだから、今後はそんなことが起こらないように、キチンと俺のモノだと――俺が支配者だと教えてやる必要もあるからな。
もちろん、それは知恵に対しても同じだ。真に知恵を愛せるのは俺だけだし、真に知恵が愛せるのも俺だけだ。それを、改めて教え込んであげるよ」
「一刀くん❤」
激しいまでの愛情のぶつけ合い、それが知恵の望むものだ。その経験から『男女の愛』に対して大きな猜疑心を持つ知恵は、そうしないと心の充足を得られない。そういう体質になってしまったのだ。俺との経験によって俺相手ならば改善の余地は生まれたが、未だ完全な改善には至っていないのが実情である。
だからこそ、正道に則ったお行儀の良いプレイなど、知恵はお呼びじゃないのだ。倫理も是非も関係ない。そんなものに拘っていては、心からの満足を得られないのだから。
「そんなわけで、さあ、下の口でキュウリを食べようか」
「うん❤ 頂きます❤」
俺は知恵のオマンコへとキュウリを挿し入れ、佐枝にしたのと同様にグリグリと動かした。
「どうだ知恵、キュウリは美味しいか?」
そして、佐枝にしたのと同様の質問を繰り出す。
「うん、美味しいよ❤ 一刀くんが食べさせてくれてるからかな? とっても美味しく感じる❤」
対する、知恵の返答がこちらである。顔を恍惚とさせながら、何ともこちらを擽ってくる。可愛らしいだけじゃなく、加点要素が満載だ。
「良い返事だ! そんな知恵には、ご褒美としてもっと美味しく感じさせてやる!」
俺は知恵を褒め称え、キュウリを更に激しく動かした。
「あ❤ イク❤ イっちゃう❤ 私もキュウリでイっちゃうううぅぅーーー❤」
そして、知恵もまた絶頂した。事実だけを捉えれば佐枝と何ら変わらないが、過程の違いにより俺の受けた印象は大きく違っている。佐枝は俺の相手が初めてということを差し引いても、知恵の方が明らかに印象が良い。
「はい、佐枝。半分こだ」
俺は知恵にしたのと同じように、キュウリを半分に割って佐枝に差し出す。正直、これへの対応によって、佐枝への印象もまた変わるだろう。それ次第では厳しく躾けざるを得ない。
「うん、ありがとう。ただ、すまない。これほどにイったのは久しぶりでな。まだ力が上手く入らないんだ。そういうわけだから、食べさせてもらっても構わないか?」
なるほど、と俺は頷く。話に筋は通っているし、食べさせてくれることをおねだりするとは何とも可愛らしい。十分な加点要素だ。
「そういうことなら仕方ないな。はい、どうぞ」
俺が知恵の愛液でコーティングされたキュウリを佐枝の口元に運ぶと、佐枝もまた躊躇う様子を見せずに齧りついた。一口一口、ゆっくりと咀嚼し嚥下していく。
半分しかなかったキュウリは、程なくして全てが佐枝の中に収まるのだった。
既に退学になってますが、山内に対するせめてものフォロー。
実際、本人がその能力を使いこなせていれば、それだけで即戦力確定だと思います。
言ってしまえば『話術師』や『詐術師』の類ですね。交渉役としては必須の人材です。
その一方で、どれだけ有用で貴重な能力を持っていようと、可能性と実績と利害、それらを秤に掛けた結果、場合によっては切り捨てる方が有用なこともあります。
残念ながら、山内はそういうタイプだったわけですね。
他の『よう実』二次作品だと、『卒業特典関係なく、自分の実力で志望先を目指せばいい』的なことがたびたび語られている様な気がします。
それには確かに同感なんですが、『高度育成高等学校』が『日本政府直下の名門校』というポジションだからこそ、卒業生は余計にレッテルや何かと無縁ではいられないと思います。
相応しい実力があれば撥ね退けることも可能でしょうが、実力が足りない場合は……。
なので、そこら辺を少し描写してみました。まあ、本作はRー18作品なので。
女生徒が校長を始めとする校内有力者の慰み者になる、なんてのはエロを扱う作品ではありがちな展開ですが、そうなりやすい土壌があるからこそだとも思います。
そして現状のまま進めば、特に女生徒はこうなる可能性が高いとも思います。
別に推薦じゃなくても、『名門校卒業』という一点に価値を見出して、実力の伴わない生徒を受け入れる大学や会社だって一定数はあると思いますし。
結果としてそうなるか、元よりそうすることを狙って受け入れるかの違いもあるとは思いますが……。
今回はキュウリ攻めをしたわけですが、結局のところ、使っているのが食べ物だから余計にアブノーマル感が強いだけだとも思ってます。
バイブやローターで攻める分には『普通』だと思われがちですし。
『攻める』という行為も、『物を使う』という部分も共通しているのに、『何を使うか』で反応が分かれるから面白いものだと思います。
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