アウラの小さな手が僕の肩に添えられた。その指先は驚くほど冷たく、僕の肌を粟立たせる。
「本当に……いいの?」
囁くような声はいつもの彼女からは想像もつかないほど脆く儚げだった。
答えの代わりに頷くと、アウラの顔がゆっくりと近づいてくる。金の髪がさらりと僕の頬を撫でた。
(やっぱり……子供みたいだ)
そう思った矢先、小さな唇が僕のそれに重なった。
柔らかい。けれど意外なほど力強い。唇を割って入ってきた舌は、熱く湿っていて――
ぬるり。
まるで別の生き物のように僕の口腔内を這い回る。不慣れなはずなのに執拗に求めるその動きは、むしろ経験豊富な老獪さを思わせた。
「ん……ふぅ……」
アウラの喉から漏れる小さな喘ぎが耳を擽る。同時に僕の背中には小さな身体全体の重みがかかる。細い腕が必死に首に巻き付いてくる感覚。
(こんな……小さな身体で……!)
背徳感と切なさが胸を締め付ける。でもそれは間違いなく快感だった。
舌が絡みつくたびにゾクリとしたものが脊椎を駆け上がり、僕の腰が無意識に跳ねてしまう。
「……っ」
アウラの口から微かな笑い声が漏れた。その瞬間、彼女の細い指が僕の頬を撫でる。冷たいはずの指先が、今は燃えるように熱く感じられた。
「……おいしい……」
吐息混じりの呟きに続いて、アウラは一度唇を離した。互いの唾液が銀色の糸となって切れかけてはつながる。その様に羞恥で顔が火照るのがわかる。
でも彼女は止まらない。濡れた唇をぺろりと舐めると、再び僕の首筋に顔を埋めた。
「もっと……ちょうだい……」
舌先が鎖骨のくぼみをなぞり、小さな歯が皮膚を優しく噛む。痛みと紙一重の疼きが走るたびに、理性の糸が一本一本切られていくようだった。
ふと気づけば僕はいつの間にか床に膝をついており、アウラが上から覆いかぶさるような姿勢になっていた。まさに四つん這いだ。
「……君の匂い……大好き」
アウラは僕の胸板に顔を擦りつけながら言った。
汗ばんだ肌の上を小さな鼻先が辿っていく。濃厚な土と若葉の香りが鼻腔を突く――それは紛れもない“森の巫女”の臭気でありながら、同時に熟れた果実のような甘酸っぱいフェロモンも混ざっていた。
(こんなこと……ダメだ……)
良心の呵責が脳裏を過る。相手はどう見ても幼い子供にしか見えない。けれどその矛盾が却って僕の劣情を煽る。
「ねぇ……欲しいよ……」
アウラの囁きが最後の理性を打ち砕いた。
腰のあたりが熱い塊に包まれる感覚。細い指先がズボンの前を探り当て、躊躇うことなく解いていった。
「んっ……ふふ……大きくなってる」
彼女の声には明らかな悦びの色が含まれている。
そして――
「全部……食べちゃってもいいよね?」
アウラの顔がゆっくりと近づく。その青と緑の瞳は爛々と輝き、もはや純粋な子供のそれではなかった。
僕はただ呆然と彼女を見つめることしかできなかった。抗うことなど不可能だということを本能が告げていたからだ。
「いただきまぁす♪」
アウラの声は蜂蜜と毒を混ぜ合わせたように甘くて危険だった。彼女の唇が剥き出しになった肉棒の根本に触れた瞬間、電流のような快感が背筋を走り抜けた。
「うぁ……っ!」
思わず呻いた俺をアウラの青と緑のオッドアイが見上げてくる。その瞳には玩具を与えられた無邪気な喜びと、狩人のような計算深い光が同居していた。
「おいひぃ……♥」
小さな舌が鈴口を抉るように舐め上げる。温かく湿った感触に全身が粟立つ。幼い容姿に似合わぬ巧みな舌技は、かつて魔獣たちを操る指揮者のものだった。
「んちゅ……ぷはっ……」
アウラの口内に深く迎え入れられた亀頭を、彼女の小さな前歯がかすかに引っ掻く。その刺激に思わず腰が浮いた。
「気持ちいい?」
唾液で濡れた唇を舐めながらアウラが問う。その姿は純朴な少女そのものだが、投げかける言葉は娼婦のそれだ。
「……ああ」
認めるしかなかった。事実、俺の肉棒は子供のような存在による奉仕に完全に屈服し、みっともなく脈打っていた。
「よかったぁ」
アウラの笑顔が眩しい。その無垢な表情とのギャップが堪らなく背徳的だった。
「もっとしてあげるね」
そう言って彼女は小さな手で竿を握りしめた。幼児特有の高い体温がダイレクトに伝わってくる。
「んっ……おっきくなってきた……」
アウラの吐息が亀頭にかかる。彼女の手コキは拙くも執拗で、上下に扱かれるたびに皮膚が引っ張られ甘美な摩擦が生まれる。
「ここ……好き?」
鈴口に親指が押し付けられグリッと捻られる。
「くっ……!」
鋭い痛みが走った。思わず腰が引ける。
しかしアウラは許してくれない。逃げる陰嚢を追いかけるように小さな掌が掴みかかり揉みしだく。
「あっ……やめ……」
懇願する俺にアウラはくすりと笑いかけた。
「ダメだよ? わたしが我慢できなくなっちゃうから」
その言葉通り彼女の瞳は潤み始めている。幼い顔立ちなのに発情した牝鹿のような色香を纏っていた。
「ねぇ……そろそろ欲しいんだけど」
アウラが自らズボンを脱ぎ捨てる。露わになった太腿は信じられないほど白く柔らかそうで……
「ちゃんと準備できてるのはわかってるもん」
その言葉とともにアウラが俺の上に跨ってきた。体重の軽さ故か全く重さを感じない。
むしろ温もりだけがダイレクトに伝わってくる。
「んぅ……」
蜜壺に先端が触れた瞬間、アウラの口から甘い溜息が漏れた。濡れた粘膜が触れるだけで狂おしいほどの期待感が膨れ上がる。
(あんな小さい身体に……入るわけがない)
常識ではあり得ない組み合わせだ。しかし目の前の少女はそれを望んでいる。
「挿入れるね?」
宣言と共に腰が沈む。
「ひぐっ!」
アウラの悲鳴のような嬌声が響く。
確かに狭い。だが驚くほど滑らかに肉棒が飲み込まれていく。処女の締まり具合ではなく、百戦錬磨の娼婦が持つ弛緩と収縮が交互に繰り返される名器だ。しかもその熱さと言ったら―熔けた銅でも注ぎ込まれたのではないかと思うほど。
「あああっ!! 入っちゃったぁ♡」
蕩けた声で言いながらアウラが腰を揺らす。結合部からじゅぶじゅぶと卑猥な水音が立ち上る。
「すごい……こんなの初めて……!」
幼い少女の外見とは裏腹な乱れ様に、俺はただ茫然自失となった。
「動いていい?」
返事も待たずにアウラが動き始める。浅く抜き差しするピストン運動はすぐに深いストロークへと変わり、ついには騎乗位での杭打ち運動へ移行した。
「んほぉっ!! これいいぃっ♡」
子猫のような体型に見合わぬ豪快な腰遣いが炸裂する。結合部からは白濁した蜜が泡立ち飛び散り、甘ったるい雌臭を撒き散らした。
「やめて……もうイッてしまいそうだ」
懇願する俺をアウラは嘲笑った。
「ダーメ。わたしの中いっぱいにしてもらうまでは許さないもん」
そう言うと彼女はより激しく尻を打ち付けてきた。パン! パァン! と乾いた肉音が寝室に響き渡る。
「あぁん! 奥まで当たってるぅ~!!」
アウラの嬌声が一段と甲高くなった。膣壁がキュウゥッと締め上げてくる。
「くあっ……! 抜いてくれっ!」
あまりの刺激に俺は限界寸前だった。だがアウラは聞き入れようとしないばかりか―
「出してっ!! 赤ちゃん孕ませてぇーーーッ!!」
絶叫と共に一番深く腰を落としてきた。
ドチュッ!!
最奥に亀頭が叩きつけられた衝撃で俺の意識が飛ぶほどの快感が走った。同時に灼熱の奔流が尿道を駆け上がる。
ビュルルルーーーーッ!!
「イ゛グぅぅぅっ♡♡♡」
熱い塊が迸るのを感じながらアウラは弓なりに仰け反った。小さな身体がビクビク震えながら俺の放った精子を受け止めている。
「あったかい……これが精液なんだ……」
恍惚とした表情で呟くアウラ。その目尻には涙が浮かんでいた。
(まさか……本当に妊娠する気なのか?)
戦慄する俺をよそにアウラは再び腰を振り始めた。射精直後の敏感な肉棒を容赦なく責め立てる。
「もっともっと欲しいよぉぉぉぉっ!!」
彼女の叫びに呼応するように魔獣たちの咆哮が遠くで轟いた。それは祝福の雄叫びなのか、それとも新たなる主人誕生への警鐘なのか。
いずれにせよ一つだけ確かなことがある。
俺はアウラという禁断の少女を完全に狂わせてしまったということだ。