※この作品はR-18です。

水泳部の「伝統」~”ペナルティー”という名の凌辱事件~   作:てんぽ塔

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第1話: 水泳部の「伝統」と奈々先輩

これは、20年ほど前に、僕が実際に経験した「事件」の話だ。

 

〇学1年生の時、僕・水戸雄哉(みとゆうや)は水泳部に入部した。

別に水泳がすごく得意で入ったわけではない。僕の入った学校では、なにかの部活に入ることが義務付けられていたから、小学校からの友達の慎二に誘われて、仕方なく、という感じだ。

まあ、泳ぐことはそこそこ好きだったけど、真剣に練習することは考えたこともなかった。

 

「水泳なんて才能がないから無理だって!」

僕はそう言ったんだけど、慎二は「やってみないとわからないだろ」と笑って、強引に僕を水泳部に連れ込んだ。

 

最初の練習は地獄だった。プールの往復10回で息が上がってしまい、コーチから「もっと腹筋を使え!」と怒鳴られた。

帰る頃には全身が疲労で鉛のようになった。

 

それから4か月ほどたって、部活に入って初めての夏休みがきた。

はじめは泳ぎも下手くそだった僕もなんとかプール10往復ぐらいなら、他のメンバーに遅れずについていくことができるようになった。

 

そんなある日、コーチがみんなを集めていった。

「来月はいよいよ〇〇地区の水泳大会だ。初めて大会に出場する2年生はとくにこれから練習に集中して頑張るように。

知っていると思うが、わが部の“伝統”として、もしこの大会で、上位3位以内に入れなかった場合、出場選手は、大会後に皆の前で“ペナルティー”を受けてもらうからな。わかったか!」

「はい!」

「よし!じゃあ、各自練習開始!」

 

その日から、2年生は必死で大会に向けた練習を始めた。

その真剣さには、並々ならぬものを感じた。

僕は2年生の異様な真剣さと、コーチが言った“ペナルティー”が気になって、慎二にたずねた。

 

「ああ、それはなぁ……」

慎二は口ごもり、そしてなんともいえない笑みを浮かべていった。

「実は水泳部の伝統で、その大会で3位以内に入れなかった人は、みんなの前で恥ずかしい罰を受けることになってるんだ」

 

「えっ?どんな罰?」

 

「それはな……」慎二は周りを見回してから、小さな声で言った。

「上位に入らなかった人は、大会後の反省会で……水着を脱いで裸になるらしい。また、本当に成績とか、普段の態度が悪い場合は、その場で尻叩きのペナルティーもあるって…」

 

「ええっ!?」

僕は思わず大きな声を出してしまい、周りの部員たちが振り向いた。

 

「しっ!声が大きいぞ」

慎二は慌てて僕の口を塞いだ。

 

「そんな……それって……」

僕は言葉を失った。

僕らの水泳部は、男女混合の部活だ。

……つまり……女子も含めてメンバー全員がその“ペナルティー”の対象ということだろうか。

 

実は水泳部に入ってから、僕はずっと気になっている女子がいた。

それは2年生の先輩の佐藤奈々さんだ。

水泳部には“佐藤”が3名もいたから、みんなに下の名前で、「奈々先輩」って呼ばれていた。

奈々先輩は、笑顔が明るく、小動物のようなかわいさがあって、男子・女子ともに人気があった。

ただ、本人はとても頑張り屋なのだが、少し体が弱いところもあるのか、たまに部活を休むときもあり、2年生の中では、かなり水泳の技術が伸び悩んでいることは僕にもわかった。

 

また、たまに休むことも多いせいか、部活のコーチは奈々先輩にきつくあたることもあった。

つい先日も、奈々先輩が体調不良で休んだあと、コーチはまた彼女を問い詰めていた。

「おまえ、昨日は生理がひどいとかで、休むとか言ったけど本当か?俺はきちんと女子メンバーの周期、チェックしているから嘘が通用すると思うなよ」

今だったらかなりの問題発言だと思うが、あの当時はそんなことは“まま”あった。

 

実は奈々先輩は、母子家庭で、小さな弟たちがいたので、自身の体調不良以外にも弟たちが病気のときなどに、母親が仕事を休めず、かわりに奈々先輩がどうしても学校を休むことがあったようだ。

奈々先輩は周りに心配をかけたくなかったので、部員にも、コーチにもそのことは黙っていた(後日、僕が奈々先輩と仲良くなったとき、このことを教えてくれた)。

しかし、そんな事情を知らないコーチは奈々先輩に対する心証をかなり悪くしていたようだ。

 

なんにしても、慎二の言葉を聞いてから、僕はすごく心配になってしまった。

もしかして、奈々先輩がみんなの前で“ペナルティー”を受けることになるのではないか……いや、そんな、ばかな……

とにかく、奈々先輩もはじめ、上級生たちの真剣さは尋常ではなかった。特に2年生たちは鬼気迫る勢いでトレーニングに取り組んでいた。

 

======

 

大会当日、僕たち1年生も補欠として会場に来ていた。奈々先輩は200メートルの自由形だった。

 

「頑張ってください!」

僕は精一杯の応援を奈々先輩に送った。

 

「ありがとう!絶対入賞してみせるから!」奈々先輩はそう言って手を振ってくれた。

 

そして、いよいよ大会が始まった。奈々先輩の種目は午後の部だったので、午前中は他の部員の応援に回った。

午後になり、ついに奈々先輩の出番が来た。彼女は緊張した面持ちでスタート台に立ち、深呼吸をしていた。

 

「ガンバレ!」

僕は声を張り上げて叫んだ。周りの部員たちも「頑張れ!」と声を合わせていた。

 

プールサイドの審判長が「ピ、ピーーー!」とホイッスルをならす。奈々先輩がスタート台に上る。

 

「位置について、よーい……」「パンッ!」

 

水しぶきを上げて奈々先輩は飛び込んだ。

彼女の泳ぎは確かに上位に入れるほどの速さではなかったが、それでも精一杯の力を出して泳いでいた。

 

しかし……結果は6位だった。3位以内に入れなかったのだ。

 

プールから上がった奈々先輩は肩で息をしながら、「やっぱりダメだったか……アハハ」と力なく笑っていた。

 

大会後、部員全員で宿泊施設に戻った。夕食後、コーチが全員を一部屋に集めて“反省会”が始まった。

なぜか、“反省会”は全員水着でくるように指定されていた(これも“伝統”らしい)。

コーチは、大会に出場した選手の頑張りや活躍を一通り褒め終わると、少し芝居がかった口調でいった。

 

「さて、残念ながら1名だけ、本大会で3位以内に入れなかった選手がいる」

「奈々は、今回の大会で6位だった。奈々の頑張りは普段からみているが、6位は非常に残念な結果だ。したがって、部の伝統に従い、奈々には“ペナルティー”を受けてもらう」

 

“ペナルティー”を受けてもらう、というコーチの言葉に、部員たちの間に緊張が走った。

 

奈々先輩は真っ青な顔で下を向いていた。

 

「では始めよう、奈々、前に出なさい」

コーチがそう言うと、奈々先輩がゆっくりと立ち上がり、部員のみんなが体育座りでならんでいる前に、立った。

 

また、奈々先輩の脇には、なぜか3年生の先輩の男子が二人たっている。

その1人がいった。

 

「奈々さん、お願いします……」

「自分で脱げない場合は、手伝いますが、自分でできますか?」

 

奈々先輩は震える声で「はい……できます」と答えた。

 

「え……何をするんですか?」

1年生の女子の一人が不安そうに尋ねると、3年生の先輩が答えた。

「これがうちの水泳部の伝統なんだよ。上位に入れなかった人は……」

 

言葉を濁しながらも、先輩たちの表情から何か特別な儀式が始まることを察した。

 

部員全員の前に立った奈々先輩が、小さな声で、しかし、覚悟を決めてみんなの方を向いて、いった。

「じゃあ……始めます……皆さん、よろしくお願いします」

 

奈々先輩はそう言って、ペコリと頭を下げ、深呼吸をした後、ゆっくりと水着の紐に手をかけた。その手は小さく震えていて、顔は真っ赤に染まっている。

 

「待ってください!」思わず僕は声を上げていた。部屋中の視線が僕に集まった。

 

「水戸!?」 慎二も驚いた顔で僕を見た。

 

「こんなこと……本当に伝統なんですか?こんなの間違ってます!」

 

コーチが眉をひそめて言った。

「水戸、お前は今年入ったばかりだから知らないだろうが、これは長い間続いてきた伝統なんだ。部員たちはみんな承知している」

 

奈々先輩は一瞬僕の方を見たが、すぐに視線を落とした。

 

「でも……こんなのセクハラじゃないですか!」

 

コーチは僕のことを憎々しい目で、にらみつけた。

部屋の中に重苦しい空気が流れる。

 

そんな中、奈々先輩は、震えながらも、しかし、はっきりといった。

 

「大丈夫です。これが部活の伝統なのは、私もわかっています。」

 

そういうと奈々先輩は意を決したように、水着を脱ぎ始めた。

 

奈々先輩は震える手で水着の肩紐に指をかけた。周りの空気は凍りつくように冷たかった。水着は彼女のか細い肩から滑り落ち、肌の露出が増えた。白い肌が電灯の下で淡く光った。

 

「待って……本当にやる必要があるの?」別の2年生が泣きそうな声で尋ねた。

 

「部の伝統を守るためだ」

コーチは静かに、しかし威圧感のある声で答えた。

 

奈々先輩はゆっくりと残りの水着を下ろし始めた。部屋の空気が一瞬止まったように感じられた。周りの部員たちは固唾を飲んで見守っている。

 

そして、奈々先輩は水着を完全に脱ぎ去って、裸になった。

奈々先輩の裸はとてもきれいだった。

電灯の下で全てあらわとなった白い肌が光る。

奈々先輩は、耳まで真っ赤にして、恥じらい、震える手で必死に胸とあそこを隠している。

その姿に、申し訳ないが、僕はすごく興奮した。そして本当にきれいだ、と思った。

 

奈々先輩はコーチの方を向いて、目に涙を浮かべながら、不安げに尋ねた。

 

「コーチ、もうこれでいいですか?」

 

しかし、コーチは首を振った。「まだだ」

 

(つづく)

 





文章作成の一部に「AIのべりすと」を支援的に使用しています。
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