※この作品はR-18です。

甘くて、こわい君だった   作:Marks_Lee

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第2話

 

 

紬はリビングの隅で、身体を小さく丸めていた。

静かな部屋に響くのは、二人の呼吸だけ。

湊がそっと立ち上がり、彼女の横に寄る。

 

「……ここ、湊くんの部屋だよね」

 

薄く震える声。紬の瞳は眠たげで、けれど確かな熱を帯びている。

湊はその瞳に吸い込まれそうになりながらも、ゆっくり手を差し出した。

その手を紬は迷わず掴む。

 

「もっと奥、見せて?」

 

彼女の声は囁きのようで、少しだけ甘ったるい。

湊は扉を開け、ふたりは狭い寝室へと歩み入った。

 

薄暗い部屋は閉じられた世界のようで、

二人だけの時間を濃密に包み込む。

 

紬はゆっくりとベッドの縁に腰を下ろし、仰向けに身体を伸ばす。

制服のシャツは既に幾つかのボタンが外れ、白い肌が淡く露出している。

 

「……寒くない?」

 

湊の問いに、紬は薄く首を振る。

 

「湊くんがいれば、寒くない」

 

彼女の声は甘く震え、まるで胸の奥から溢れる蜜のようだった。

 

湊はゆっくり近づき、指先で彼女の頬を撫でる。

指先の温もりに紬の瞳が細くなり、微かに息を吐いた。

 

そのまま手を伸ばして、紬のシャツの残ったボタンを一つずつ外していく。

白く柔らかな肌が次第に姿を現し、うなじや肩のラインが浮かび上がる。

 

「……ゆっくりでいいから」

 

紬の息遣いが近づく。

湊は彼女の首筋に唇を這わせ、軽く口づける。

紬の身体が小さく震え、手が自然に湊の背中に回る。

 

胸元へと手を伸ばし、柔らかな乳房を包み込む。

その温かさに湊の指がゆっくりと動き、彼女の息遣いは一層荒くなった。

 

「声、出しちゃだめ……」

 

囁くように言う紬の声は、甘く切なげで、耳元で震える。

 

スカートの裾を少しずつまくり上げ、太ももが露になる。

指先が湿った下着の上を撫でると、紬の身体がピクピクと反応した。

 

「……もっと……湊くん」

 

唇に甘く名を呼び、身体を押し寄せてくる。

そのぬくもりと湿り気が、湊の理性を溶かしていく。

 

布の上からそっと秘所を撫で、ゆっくり指を滑り込ませると、紬の吐息が乱れ始める。

 

「やさしく、して……ね?」

 

彼女の声は震え、指先は震動するように身体を求めてくる。

 

絡み合う脚、絡みつく腕。

身体の熱がぶつかり合い、互いの鼓動が聴こえるほど近い距離。

 

紬の身体がゆっくりと反応し、腰をわずかに持ち上げる。

声を殺すように彼女は湊の名前を何度も繰り返し、甘い叫びに変わっていった。

 

「ああ……湊くん……好き……ずっと、そばにいて」

 

耳元で囁かれるその言葉は、呪文のように身体の奥底に染みていく。

 

果てたあと、紬は湊の胸に顔を埋め、まだ揺れる呼吸を伝えてくる。

 

「こうしてると、全部忘れられる。学校も、家も、外の世界も」

 

その言葉に湊は静かに頷いた。

もう戻れない深みに足を踏み入れたことを、二人とも知っている。

 

「湊くんがいれば、それでいい」

 

紬の囁きに、胸の奥が熱く締め付けられる。

夜はまだ終わらない。

このまま朝まで、ずっと彼女を離したくなかった。

これでいい?

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