現実にはないのなら、せめて妄想の世界で。
十二月。コミケの会場は、夏のそれとは打って変わって、冷たい空気が漂う中でも熱気で満ちていた。
俺のサークルはいつものように、幼馴染ヒロインをメインにしたエロ同人誌を並べ、最初の山場を越えて少し落ち着きを見せていた。
売れ行きはそこそこ。ページをめくる音と、遠くから聞こえる歓声が混じり合う中、俺はため息をついた。
「今回はこんなもんかなぁ……」と呟きながら、周囲を見渡す。
お、コスプレイヤーだ。露出度の高い衣装がエロくてカッコいい。
──この場だから普通に見てるけど、実社会だったら正直痴女レベルだよなぁ。まぁ、だからこそこういう「場」が存在するんだけど。
もうこんな時間か。そろそろ撤収するか……。
そう思って荷物をまとめ始めていると、俺の卓の前にひとりのコスプレイヤーがふらりと現れた。珍しいな、この島に来る女子なんてほとんどいないのに。
そう思って顔を上げると、そこに立っていたのはロングの金髪に褐色の肌の女の子。派手なコスプレ衣装が彼女のボディラインを強調していて、胸の谷間がチラリと覗く。
んん? どこかで見たような……?
「へぇ、ここにいたんだぁ」
その声に、俺の記憶がビビッと反応した。ムム、この俺に女人の知り合いなど……。
んん? あぁ、もしかして……!?
彼女はニヤリと笑った。
「思い出したようだな」
あぁぁぁぁ~~~~~俺の童貞を捨ててくれた「リエ」ちゃん? なんで? ここに?
「おっほ、リエちゃん、ひ、久しぶりです」
俺は慌てて声を絞り出した。心臓がドクドク鳴り始める。
あの夏のソープランドでの記憶が一気に蘇り、股間が疼きだした。
「一度コミケに来てみたくてよ、そしたらお前がいた。へぇこういうの描いてんだ」
リエちゃんは俺の同人誌を手に取り、パラパラとめくり始めた。
なんか、ものすごく恥ずかしい。幼馴染ヒロインとのくんずほぐれつシーン……それを女の子に読まれている……これはなんの罰ゲームだ……?
ページをめくる彼女の指が細くて、褐色の肌が照明に照らされてテカテカ光ってる。俺の顔が熱くなる。
「ふーん、こういうこと、したいんだ」
リエちゃんはニマニマしながら言った。目が俺の股間をチラリと見下ろす。
「ムム、まぁ、……うん」
俺は言葉に詰まりながら頷いた。心の中で、あの夏のあの感触がフラッシュバックする。
彼女の蜜壺の熱さ、ヌルヌルの締め付け……。
「そうかそうか。ならさ」
リエちゃんは一枚のカードを差し出した。
なんだろう? これは、ここいらで一番高いホテルのルームキーだ!?
「待ってるかんな」
それだけを言い残し、リエちゃんは去っていった。
残された俺は、呆然とカードを見つめながら、コミケの喧騒に取り残された。
……これは、そういうことだよなぁ……。
コミケ撤収後、友人の誘いを全部断り、件のホテルに来た。
冬の風が冷たく頰を刺すが、心の中は熱い。
カードを通し、部屋に入る。
「おぉ、逃げずに来たな」
リエちゃんはニマニマしていた。部屋は豪華で、大きなベッドが中央にあり、窓からは街の夜景が広がっている。彼女はすでにコスプレ衣装を脱いで、派手な私服に着替えていた。
薄手の生地から褐色の肌が透けて見え、小ぶりな胸の膨らみが揺れる。
「どうして……?」
俺は声を震わせて聞いた。なぜ俺なんかと?
「ふん、……どうしてっかなぁ、と思ってな。……やっぱり汗臭えな。さっさとシャワー浴びて来い」
リエちゃんはそう言って、俺を浴室に押し込んだ。
シャワーを浴びて出てくると、リエちゃんはすでにバスタオル一枚だった。
その姿に、俺の息子がムクムクと反応した。タオルの下から覗く褐色の太もも、濡れた金髪が肩にかかり、甘い香りが部屋に広がる。
「よしよし」
リエちゃんはバスタオルをバサリと落とすと、跪いて息子をしゃぶり始めた。
グジュ、ジュブブ、ジュブジュブジュブ……
あぁぁ、のっつ気持ちいい……。
彼女の口が亀頭を包み込み、舌が絡みつく。ジュポジュポと音を立てて、根元まで飲み込む。
時折上目遣いをするリエちゃんもカワイイ。
褐色の肌が俺の太ももに触れ、熱い息が漏れる。
俺は思わず腰を突き出し、彼女の頭を撫でた。
「あっ、リエちゃん……」と声が漏れる。
彼女の舌が裏筋を這い、玉を優しく吸う。快感が脊髄を駆け上がり、俺の息子がビクビクと脈打つ。夏の記憶が重なり、興奮が倍増する。
「うぅ……出ちゃう……」
そう呟くと、リエちゃんはスピードを上げ、喉奥まで咥え込んだ。耐えきれず、発砲してしまう愚息。熱い迸りが彼女の口内にビュルルルと噴き出す。
リエちゃんはゴクリと飲み込み、唇を拭ってニヤリ。
「まだできんだろ」
「うん」
ビンビンの息子。
あの夏から二回目のセックス。
またクンニをした。
リエちゃんをベッドに押し倒し、大股を開かせる。すでにグチュグチュの蜜壺。黒い恥毛が湿り、ピンクの秘肉がテラテラ光る。
「あんっ」と彼女の声が漏れる。
俺は顔を埋め、ペロペロと舐め上げる。塩辛い味と甘い匂いが混じり、舌でクリトリスを転がす。
「上手くなったじゃん……あぁぁぁ、そこ……」
リエちゃんの腰が浮き、褐色の太ももが俺の頭を挟む。
「そこぉ、いいよ、あぁぁぁぁっ」
ジュルジュルと音を立てて吸うと、彼女の蜜が溢れ出す。
あぁ、もう我慢できん。
「挿入れていい?」
「いいよ。おいで」
リエちゃんが頷き、俺は息子を手に取り、ゆっくりとリエちゃんの中にお邪魔する。
クチュ、ズブブブブブブ……。
俺の息子が深奥に達すると、リエちゃんが叫んだ。
「んあぁっ、あぁぁぁ……、すごくいいっ」
あぁぁ、中のヒダヒダが気持ちいい……。
熱くヌルヌルの壁が俺を締め付け、根元まで飲み込む。
グチュンと音が響き、リエちゃんの体がビクンと震える。
「あぁぁ……大きい……」
彼女の喘ぎ声に、俺の腰が自然と動き出す。
腰を振り、リエちゃんの蕩けた表情を眺める。
「なぁ、なんで俺なんかと?」
もう一度聞いてみた。
「なんでだろうなぁ……あぁぁ」
リエちゃんは喘ぎながら答える。
「んん、色々思い出つくっとこと思ってな。なんとなくお前のことを思い出した」
え、俺と思い出を……!?
それを聞いて、段々腰つきが激しくなる。
あぁ止まらない……。
グチョグチョと淫靡な音が部屋に響き、彼女の小ぶりな胸が揺れる。
褐色の肌が汗で光り、金髪が乱れる。
衝動的に俺は彼女の唇にキスをした。彼女は拒むことなく、舌を絡めてきた。
手を差し出すと、リエちゃんは恋人繋ぎをしてくれた。
あぁ、こんなことがあるなんて……。
グッチョグチョ、ジュルルルル、パンパンパン……
ピストンを速める。
「リエちゃん、好きだ……」
思わず呟くと、彼女は「わたしも……あっ、好きよっ」と返してきた。
この瞬間だけでもいい、なんたる幸せか……。
そろそろヤバい。
「あぁ、射精る、射精る」
「おぉ、射精せ、射精せ」
びゅるるるるるるるる……
熱い迸りが彼女の中に噴き出す。
蜜壺が痙攣し、俺をさらに締め付ける。
絶頂の余韻に浸るが、息子はまだ元気だった。
「今度は後ろから来いよ」と、リエちゃんは窓に手をついた。
え、そこからだと……。
精が溢れる秘口に蓋をするように、後ろからリエちゃんを貫く。
案の定、背中越しに窓から外が見えていた。
帰るため列をなしてる参加者たち。
あぁ、俺は今、それを見下ろしながらセックスしてるんだぁ。
息子が益々元気になった。
彼女の尻を掴み、バックから突き上げる。
褐色の尻肉が波打ち、グチャグチャと音がする。
「あぁぁぁぁ、いいよ……深い……」
リエちゃんの声が部屋に響く。
窓ガラスに彼女の息が曇り、夜景がぼやける。
俺は腰を振り続け、彼女の首筋を舐める。
汗の味が混じり、興奮が頂点に。
「また、射精る……」
三度目の発砲。
びゅるるるる……
リエちゃんの蜜壺に全てを注ぎ込む。
めくるめくコミケ後だった。
ベッドに崩れ落ち、互いに息を整える。
リエちゃんの褐色の体を抱きしめながら、俺は思う。やっぱ、三次元も、悪くないな……。