※この作品はR-18です。

泡沫の返歌   作:あべ模型製作所

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年末にちなんで、ひとつお話を描いてみました。
今回は久しぶりに「サトミ」の登場です。
熟れた魅力のサトミさん。
こんな人に癒されたい。

毎年思いますが、来年こそ良い年にしたいものです。


ラスト・デイ

 

 

 12月31日、大晦日。私のお店、「横槍」も今年最後の営業日を迎えたわ。

 

 法律の規制で年越し営業はできないけど、この時期になると、いつも人肌が恋しくなる殿方たちが訪れるのよね。

 寒い夜風に吹かれて、孤独を紛らわせようとドアを叩くの。

 

 私はサトミ。歳は……恥ずかしいけど、40を少し過ぎたところ。

 この業界じゃ、もう「お婆ちゃん」扱いよ。

 

 でも、躰はまだまだ現役。柔らかな肌、豊かな胸、くびれた腰、そして蜜壺の奥底まで、殿方を虜にする自信はあるわ。

 

 なんでこの仕事をしてるかって? 最初は「お金のため」だった。でも、長年続けてると、色んなお客さんに出会えるのが楽しくなるの。

 初めての緊張した顔、毎月通ってくれる常連さん、少し自信過剰な若い子たち──。

 

 一夜限りの出会いなんて、数えきれないわ。もう、何人の男たちが私の躰を通り過ぎたかしら?

 

 それぞれの熱い息、汗にまみれた肌、欲望の吐息……思い出せば、躰の深奥が熱くなる。

 

 このお仕事、自慢できるものじゃないかも。でも、私を抱いて、吐き出して、みんなスッキリした顔で帰っていくの。お店に来るまでのストレス、仕事のイライラ、家庭の不満……。

 それを、私の躰で発散させるのよね。

 

 私だって、時にはそんな彼らの熱に溶かされて、甘い快楽に浸っちゃうわ。

 

 今、時計を見たら、もう20時。そろそろお客さんが来る頃ね。

 

 

 今日は今年最後のお客さん、50代のヨシタカさん。

 たまに寄ってくれる常連さんよ。

 

 ドアが開いて、彼の姿が見えたわ。少し疲れた顔だけど、目が優しいの。

「サトミちゃんも、一年お疲れさん」

 彼の声が部屋に響く。いつものように、ソファに座ってお話から始めるわ。

 

「ありがとう、ヨシタカさん。これ……あら、なに? まぁ、サティちゃんのぬいぐるみ!」

 彼が照れくさそうに渡してくれたの。

 ふわふわのぬいぐるみ、私の好きなキャラクターよ。

「好きだったっしょ。大したもんじゃないけどさ」

「ううん、気持ちが嬉しいわ。」

 

 ヨシタカさんは鼻を擦って、へへっと笑うの。

 可愛いわよね、こんな歳の男でも。

 

「じゃあ、お風呂に入りましょうか。」

 お互いに服を脱がしっこするの。私のブラウスをゆっくり剥ぎ取って、ブラジャーを外す彼の手が、震えてるわ。

 

 私の手も、彼のシャツのボタンを外しながら、胸板に触れる。

 年嵩の二人だけど、いちゃいちゃしてる姿は、きっと滑稽かも。

 でも、今の私たちは、まるで長年連れ添った夫婦みたい。温かな空気が部屋を包むの。

 

 お風呂場で、泡立てたボディソープを互いの身体に塗り合うわ。マットプレイや素股はなし。ただ、普通に洗いっこして、湯舟に浸かるの。

 

 彼が後ろから抱きしめてくるわ。

 胸に当たる彼の胸板、腰に回る腕の力強さ……恥ずかしいけど、躰の奥からジュンとするの。

 熱いお湯の中で、肌が密着して、互いの体温が混ざり合う。

 私の乳房が彼の手に優しく揉まれ、乳首が硬く尖るわ。

 

「ん……ヨシタカさん……」って声が漏れちゃう。

 

 お風呂を上がって、身体を拭き合う。タオルが肌を滑る感触が、微かな刺激になるの。

 ベッドに移動して、ようやく本番よ。

 

 ヨシタカさんは、私の全身を愛してくれるの。

 うなじに唇を寄せて、優しくキス。首筋を舌でなぞられると、ぞわぞわっと震えが走るわ。

 胸を両手で包み、乳首を口に含んで、チュッと吸うの。

「あ……んん……」

 

 甘い疼きが広がる。脇を指で撫でられ、おへそに舌を這わせ、太ももの内側をゆっくり舐め上げる……。

 

 そして、ようやく蜜壺へ。彼の指が、柔らかく花びらを広げるわ。

 すでに湿ってるそこを、優しく撫で回す。

「あぁぁ、そこ、うん、いいよ……」

 蜜がどんどん溢れ出して、シーツを濡らすの。

 

 ヨシタカさんの息が熱く、私の秘部に吹きかかる。

 彼の舌がクリトリスを捉えて、優しく転がすわ。

 ねっとりとした動きで、蜜を啜る音が部屋に響く。

「んんっ……あぁ……ヨシタカさん……」

 身体が勝手に腰を浮かせるの。

 

「いい、かな?」

 彼が囁いて、秘口に屹立を添えるわ。

 それだけで、彼の熱い脈動が伝わってくる。

 硬く張りつめた先端が、私の蜜でぬるぬるに濡れるの。

「うん、きて……」

 

 ジュブ……ズズズズズ……

 

 彼がゆっくり入ってくるわ。

「あぁ、ヨシタカさんが……あぁぁぁ……」

 私の内壁を押し広げ、奥まで満たす感触。

 ねっとりとした摩擦が、甘い快楽を生むの。

 

 ヌルルル、ズブブブ……

 

 彼は私を味わうように、ゆっくり動く。

 その度に、逞しい屹立が出入りして、蜜が飛び散るわ。

 

 私を抱きしめ、手を繋いで……指が絡み合うの。

 やがて、彼の動きが速くなる。奥底まで突かれ、私も昂ってくる。

 

 ズン、ズン、ズン……

 

「あぁぁ、ヨシタカさん……きて……」

 

 ズン、ズン、ズン……、ジュブ、ジュブ、ジュブ……

 

 激しい衝撃が、子宮まで響くわ。

 私の蜜壺が彼の屹立を締めつけ、ぬるぬるの音が淫らに響く。

 

「サトミさん、そろそろ……」

「うん、一緒に、一緒に……」

 屹立が熱く膨張し、そこからさらに熱いものが私に注がれるの。

 

 ビュルッ、ビュルル、ビュクビュクビュク……

 

 ドクドクと脈打つ精液が、内壁を塗りつぶすわ。

 私も頂点に達して、身体が震える。

 

「あぁぁぁ……、イく……イっちゃうぅぅぅ……」

 

 私のなかで果てたヨシタカさん、幸せそうな顔をしているわ。カワイイわよね。

 

 しばらく、繋がったまま余韻を楽しむ。

 汗ばんだ肌が密着し、互いの息が混ざる。

 

 名残惜しいけど、身体を離す。秘口から欲望の残滓が零れ落ちて、太ももを伝うの。

 ねっとりとした白濁が、私の満足を物語ってる。

 

 

 事後、いそいそと服を着る。

 ヨシタカさん「おかげでいい一年だった」って言ってくれた。

 

 その一言で、心が満たされる。

「わたしも」

 別れ際に「良い年を」と、優しい笑顔で帰っていった……。

 

 

 後始末をして、事務所に向かうの。

 オーナーのエンドウさん、経理のカヨコさん、ボーイのみんな、それに仕事を終えた他の嬢たちがいるわ。

 

 エンドウさんが「みんなご苦労さん、今年もありがとう。来年も頼むぞ」と声を掛ける。

 カヨコさんからは「少しですけど、お給料に色をつけておきました」って。

 みんな、疲れたけど満足げな顔よ。

 

 三々五々、ボーイに送られて帰宅するの。

 運転してるキヨシ君から「サトミさん、今年もお疲れ様でした」と声をかけられる。

「キヨシ君もね」

「ありがとうございます」

「これ、少し早いけど」

 彼にお年玉をあげる。

「え!? そんな、いいんですか?」

「うん、おいしいもの食べて」

 彼は前を向いたまま「ありがとうございます」と少し涙ぐんていた。

「来年も、いい年にしましょうね」

 

 

 遠くで除夜の鐘が鳴っていた。うん、来年も、いい年にしよう……。

 

 私の躰は、まだヨシタカさんの熱を覚えてるわ。甘い余韻が、夜の闇に溶けていく……。

 

 

 

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