※この作品はR-18です。

泡沫の返歌   作:あべ模型製作所

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ゲームの主導権は渡さない。テレサのプライド。
オムニバス短編官能小説、第六話。
※純然たるファンタジィです。
※Grok3を使用。
※コンセプトをAIに入力し、出力されたものをさらに加筆修正。


イニシアティヴ

 

 

 すっかり昼の時間が短くなって、夜は結構涼しくなってきたわね。そろそろエアコンの暖房を入れようか悩み始める季節。あれだけ暑かった8月が懐かしくなっちゃう。

 

「あいつがこない」

 

 私、テレサ。ソープランド「横槍」の看板娘よ。

 

「あいつ」って、月に一度、給料日に必ず私を抱きに来ていた、外資系ファンドに勤めるお客さんのこと。去年のクリスマスに来てからパッタリと姿を見せなくなった。

 

「客はそいつだけじゃないのだろう」

 そう返してきたのは姉のマリア。私たちは幕張ベイエリアのマンションで、一緒に住んでいるの。

 数年前にメゾネットタイプの一室を手に入れた。原資は勿論、ふたりがお店で稼いだ、大事な大事なお金。

 ここの高層階は年中海風が通り抜けて、夏でも気持ちのいいところね。

 

 ……で、いつも通りに一階のリビングにある器具でベンチプレスをしていたマリアが、汗を流していた。補助をしていた私は唇を尖らせて言い返す。

「当たり前じゃない、出勤日は予約でパンパンよ」

「そうだろう。突然客が来なくなるのは特別なことじゃない。……それとも、なにかその客にこだわりがあるのか?」

「そんなこと、ないわよ。毎回口説きにかかるから鬱陶しく思っていたくらい。来なくなって精々したわ」

 マリアはバーベルを下ろすとタオルを手に取った。

「ふん、ならばいいだろう。今日はこれから出勤なのだろう。今はまず、目の前の客に全力で当たれ」

 ふふ、マリアらしい言いようね。彼女がシャワーを浴びに行くそぶりを見せた。

「私も仕事前にシャワーを浴びるわ」

 

 浴室でいつも、私たちはお互いの躰を確かめ合う。マリアは「インナーマッスルは完璧だな」私の躰を隅々まで調べていた。

「あなたも、……ふふ、最近ちょっと鍛えすぎじゃないの?」と胸をまさぐる。「そうか? 私の客で何人か筋肉仲間がいるからな。そのせいかもしれん」私は彼女の秘部を摩りながら「ここはどうかしら?」と指を陰核に添えた。

「んっ」ってマリアが声を漏れ、ロングの黒髪が揺れる。ふふ、もう濡れてるじゃない。「お前はどうだ?」と彼女も私の耳たぶをさする。ただそれだけなのに、気持ちが昂る。

 

 お互い、Gカップの胸を押し付け合い、ハグをしてキスを交わす。最後はふたりで達する。これも朝のルーティン。

 

 

 シャワーから上がり、身支度を整えた私は、出かける前に一言添える。

「ご飯、用意してあるから」

 食卓に並んでいるのは、普通の食事と変わらない。ううん、むしろカロリーは多いほうよ。

 私たちは筋肉マンを目指してはいない。むしろ、ふくよかな脂肪もないと「商品」として失格ね。

 インストラクターの指導の元、私たちが摂取するカロリーは一日に4000キロカロリー。

 不断の努力で、私たちは「我儘ボディ」を手に入れた。

 

 マリアから「ありがとう」とキスをされた。

 

 

・・・

 

 

 出勤するとまず、ナオトさんと打ち合わせに入る。今夜の予約の確認のためよ。今日も三回戦。ハードな一日になりそうね。

 

 打ち合わせが終わって事務所を出て行こうとすると、カヨコさんがちょいちょいと手を振って呼び寄せてきた。なにかしら? すると彼女は「今夜は、ちょっと期待してもいいかもね」ですって。なんのことかしら。それにしてもカヨコさん、経理なのに、お店のことはなんでも知ってるのよね。

 それに……、彼女はどこかまだ「現役」の空気を残している。多分、今でも嬢としてやっていける。この空気はなんのために……?

 

 うーん、そうね、誰のために残しているのかしら?

 

 

 メイクさんにスタイリングを決めてもらい、コーデは私が決める。今夜は白いカクテルドレス、胸元が大きく開いた、とてもセクシーなデザイン。スリットも深くて、いかにも私らしい。

 

 準備を整えて、お部屋に入る。さぁ、ゲームの始まり。

 

 一人目はどこかの会社の重役さん。ネットリとしたプレイスタイルが得意。じんわりとした腰使いで私をイかせてくれる。そういえばこの人も「愛人にならないか?」って囁いてくるわ。いつもの通り、丁重にお断りしたけれど。

 

 二人目は工事会社の所長さん。30代で営業所の所長を任されてるんだって。ふーん、ちょっと自己顕示欲が強いかな。プレイスタイルはオラオラ系。乱暴にされるのも悪くないけれど、あまりガッツくのは感心しないわ。

 

 

 二人目が終わった後のインターバル。流石に疲れるわね。今夜のゲームは私の圧勝かな。というよりも、二人とも頭の中はセックスのことだけ、それを転がすだけだから、楽と言えば楽なんだけど、ちょっと物足りないなぁ。

 

 次のお客さんが来るまで、メイクを直してSNS用の写真を撮っておく。他の子は知らないけれど、私はこのタイミングの自分を撮るの。なんででしょうねぇ、ゲームプレイヤーはゲーム中が一番輝くからかな。

 

 ……そういえば、カヨコさんが「期待してもいいかも」って言ってたけど、今のところ期待するほどの展開はないわね。

 

 

 そして三人目。顔を見て驚かなかった、と言ったらウソになる。あの外資系の彼だった。

 

「あら、ご無沙汰だったじゃない」、クールを装い、微笑みを浮かべるけれど、内心のドキドキが止まらない。浅黒く焼けた彼の肌、白い歯を見せる笑顔は、彼が過ごした時間を物語ってる。

「仕事でしばらくクアラルンプールに行ってたんだ」。ふふん、そうなんだ。「向こうに行っている間、テレサに会いたくて仕方がなかったよ」へぇ、嬉しいことを言うじゃない。だけど、私はテレサ。簡単に貴方のものにはならないわよ。そんな私の感情を読んだのか、彼の目に、クリスマスの「テレサ、お前が欲しい」という情熱が宿る。私は茶髪をかき上げ、「ふふ、じゃあ私とのゲームが恋しくなったのね?」と挑発的に返す。久しぶりに、彼とのゲームの始まりよ。

 

 浴室に移動し、彼のスーツを脱がせてあげる。見えるところだけじゃない、彼の細マッチョな体も浅黒く、一回り逞しくなったような気がした。いつも通りに口でパンツをスルッと下ろしてあげると、「ボロン」と飛び出した逸物はすでに私を求めて怒張していた。

「相変わらず逞しいわね」とウィンクすると、彼は私のカクテルドレスをゆっくりと下ろしながら、「テレサのルージュ、覚えてるよ」と囁き、私の深紅の唇に視線を這わせる。

 クリスマスの禁断のキスの記憶が、私の深奥をゾクッと揺さぶる。

 

 湯船に浸かり、背中を洗ってあげる。柔らかな手で肩を撫で、自慢の胸を押し付けると、彼の鼻息が熱くなる。

「グチュグチュ」と素股で太ももを擦り、恥毛が彼をこそばゆく刺激する。石鹸以外のヌルヌルが混じる感触に、彼も私も興奮が高まる。

 私のターンが続いている。「ジュポジュポ」と潜望鏡で咥え、彼の「ハァッ」という熱い息と先走り汁に、私の胸が躍る。今日も彼は私の手のひらの上。主導権は私のものよ。

「クリスマスのキス、忘れられなかった」と彼が吐露すると、私の動きが一瞬止まる。だけど、私はプロ、余裕を見せつけつつ、チュポンと口を離す。「今夜も楽しませてね」と耳元で囁く。

 

 ベッドに移り、彼の首筋に唇を這わせる。豊かな胸でムニュッと屹立を包んであげると、彼の熱い脈動を感じる。彼も「んっ」と敏感に反応し、私の征服欲を煽る。

「私のことも愛してくれるかしら?」と脚を拡げ、ピンクの蜜壺がヒクヒク蠢く。彼が「勿論」と顔を寄せ、陰核をペロッと舐め上げる。「んあぁ、そこぉっ」と愛液がジワリと滲む。指が深奥にズチュッと進入し、私の弱点を突く。「おぉ、あぁぁぁんっ」と達し、大量のヌルヌルが溢れる。 

 もう彼の顔はベチョベチョ。内心「今夜のゲームも私の勝ちね」とほくそ笑む。

 

「今夜はどうする?」と聞くと、彼は「対面座位で」と答える。彼の好きな体位だ。私も好きよ。

 ゆっくりと彼に跨る。ビクビクと怒張した逸物が「クチュン」と添えられる。

 ゆっくりと彼を呑み込む。ヌププププと彼が侵入してきた。「んあぁぁぁ」。しばらく会わない間に、彼の逸物は硬度を増したみたい。いつもより、ほかの誰よりも気持ちいい気がするわ。

 グチュグチュと締め付ける蜜壺が彼を包み、鍛えた腹筋を収縮させてシゴキ上げる。彼も私のお尻をホールドし、懸命に腰を振っていた。快感に身をゆだねながらも、私は「うん、いいね」と低く囁く。けど、彼が「テレサ、俺はお前を忘れられなかった」と本気な目で言われると、心が揺れる。愛液が彼の太ももを濡らし、クチュクチュと淫靡な音が響く。

「向こうでも女を抱いた」彼は腰をグラインドさせ、胸を揉みしだきながらながら囁いてきた。時折乳首をつまみ、私を弄ぶ。

「だけど、お前以上の女はいなかったよ」一段と深く逸物を押し込んできた。あぁ、そこ。イイところに当たってる……。

 

 ……ゲームの主導権は渡さないわ。余裕を装うけど、子宮が疼いて仕方ない。本当にイイ男だよ、彼って。

 昂ぶりが抑えきれず、彼は私を抱えて立ち上がる。駅弁ね。いいわ、やってあげる。私は脚を絡ませ、ガッチリと彼をホールドする。「グッチョグッチョ」と突き上げる音が部屋を満たし、「うんっ、あぁ、いいわ」と掠れた声が漏れる。力強い男に犯される興奮に、私のプロの余裕が崩れ始める。流されるまま背中に爪を立て、「あぁぁぁぁっ、イくぅっ、イっちゃうっ」と叫ぶと、蜜壺がキュゥッと締まり、ビクンと震える。「俺も射精るっ!」って彼が吼え、「んあぁぁぁっ!」と私が叫んだ瞬間、ビュルルッと熱い迸りが膣内に注がれる。

 愛液と精が混ざり、結合部からグチョグチョと溢れる。濃厚な絶頂が二人を貫いた。

 

 

 対面座位に戻り、繋がったままの余韻を楽しむ。汗に濡れた茶髪を彼が撫で、私は目を細めて微笑む。彼の目はまだ燃えていた。

「テレサ、俺はまだ諦めてない。いつかお前を俺の女にする」と言う彼に、心がキュンと疼く。けどね、プロの看板娘として、ゲームの主導権は渡さないよ。

 

「私は今の生活スタイルを変える気はないわよ」とクールに返す。「私は、自分の力で歩く。誰かのヒモ付きなんて真っ平だわ」と続け、茶髪をかき上げて挑発的な笑みを浮かべる。「今まではお金が、貴方と私を繋いでいた。でも、これからは貴方自身の力で私を繋ぎ留めなくてはいけない。そして私はこれからも他の男とのゲームを楽しむつもりよ。それに貴方、耐えられる?」

 

 私の言葉は、ゲームのルールを突きつける刃のようだ。彼はジッと見つめる。その眼差しは、まるで深奥を直接刺激するかのように熱い。

 おもむろに彼は「これが答えだ」と呟き、彼がいたばかりの秘口に顔を寄せる。「ねぇ、射精したばっかりだよ、ねぇ」と焦るけど、彼は自分の精と愛液が混ざった蜜壺を躊躇なく舐め上げる。「ズズズズズ……」淫らな音が響き、「あぁぁぁぁっ」という甘い叫びが部屋にこだまする。私のプロの余裕が、初めて彼の情熱に飲み込まれそうになる。

 彼は顔を上げ、私の目を見つめる。「他の男に抱かれようと、俺は一向に構わない。最後に俺の隣にいてくれれば、それでいい」と囁き、再び秘部を激しく愛撫する。「ジュルッ、ズズズ」と音を立て、陰核を舌で転がし、深奥を指で掻き上げる。「んぁっ、ダメっ、そこっ!」

「あ、あ、あぁ……」声が掠れ、目は虚空を泳ぐ。執拗な愛撫に蜜壺が再びキュゥッって締まる。愛液が溢れ、シーツに新たな染みを作る。躰は快感に震え、内心で「この男……私のゲームを本気で揺さぶってるわ」と認めるしかなかった……。

 

 やがて波が来た。「あぁぁぁ、イくっ、おおきいのがきちゃうっ」と言った瞬間、今晩最大の快感が訪れ、盛大に潮を吹いてしまった。「あぁぁぁ……」私は背をのけ反って彼の愛を受け止めた。

 

 絶頂の波が収まり、息を整える。ようやく彼は秘部から口を離し、私を抱きしめる。

「テレサ、俺は本気だ」と囁く彼に、私は一瞬迷う。クリスマスのルージュの感触が唇に蘇り、心が疼く。だけど、プロのプライドが私を立ち直らせる。「ふふ、いい男ならこの店で何人も見るわ。貴方もその一人よ」と突き放し、目を細めて笑う。

 

「でも……、今夜は少し特別だったかもね?」と、一瞬だけ本音が漏れる。

 

 

 別れ際、彼が「もう一度だけ」とキスを求める。私は迷いながらも、軽く唇を重ねてあげた。

「これで満足?」と笑うけど、私の目には微かな揺れが残る。

 

 部屋を出る彼の背中を見送りながら、鏡の前に立つ。汗と紅潮した頬、ルージュの赤が残る唇を指でなぞり、「まさか、私……彼に本気で揺さぶられてる?」と呟く。次に来たら……、どうなるかしら?

 

 

 心の奥で疼きが消えず、ゲームは新たな局面に突入した。

 

 

 

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