※この作品はR-18です。

現代×ダンジョン×メガテン   作:ニンカタ

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メガテンゲームっぽく一人称視点で書こうとしたけど、台詞書けないのもそれはそれで面倒だね。


第1話 ※

 

 20XX年。その日突如として世界各地に空間の切れ目が現れた。勇猛果敢な若者が、その切れ目へと足を踏み入れ、中の様子を映した事から事実は広まった。

 ダンジョン。後から分かった事だが入る切れ目により中の風景や構造は異なる。自然的な風景が広がる場所もあれば、中には近代的なビルが立ち並ぶ光景すら見える。

 何より驚かれたのは生物が居た事だ。今まで地球で確認された事がないような生物ばかり。いや、中には空想ではあるが存在したか。

 ゴブリン。スライム。ユニコーン。鬼。種類は多様で数も多い。しかし困った事もある。単純に強かったのだモンスター達は。

 銃を撃ってもケロリとした反応しか返らない。これはシンプルに絶望的だった。鍛えられた軍隊もモンスター達の群れには歯が立たず、あわや人類滅亡の危機かと思われたが其処で新たな登場人物が加わる。

 

 探索者。ダンジョンから奇跡的に持ち帰ったフォルマと呼ばれる物質を武器に変え、モンスター達を狩り人間離れした身体能力を発揮する者達。中には魔法のような術すら扱うのだから恐れられたものだ。

 だが、探索者のようには誰でもなれるという事実がその恐怖心を緩和させた。ダンジョンに潜り、モンスターを倒すかフォルマを武器に変えれば人間は立ち向かえる。

 その事実を希望として探索者が激増して、ダンジョンというものが日常へと馴染んだ頃。

 

 25年後の春に、あなたの冒険は始まるのだ。

 

 

 

 あなたはダンジョンに小さな頃から惹かれていた。憧れとは少し違う。何時かは彼処に行かなければいけない。そして最奥を目指さなければいけない。そんな感覚が常に纏わりついていたのだ。

 

「馬鹿を言うな。そんな危険な事、させられるか」

 

 幼い頃に父はこう言った。父の父親はダンジョンが発生した事で割を食った方だ。ダンジョンが産まれた事でさらなる飛躍を遂げた、新しい活躍を出来たものが居れば、被害に遭う人間も居る。

 父が学生の頃に祖父は仕事が出来ないような体になった。ダンジョンが出来た事で生まれた弊害。其れ等を埋める為に補填する金銭の出処として、ハイリスクハイリターンの探索者を選んでしまったのだ。

 それ以降は語るまでもない。父は学生ながらに職を求めて、帰れば父親の介護を手伝っていた。そんな経験から父はダンジョンと探索者という言葉が嫌いなのだ。

 

「普通に生き、普通に死ね。それが当たり前の人生と言うものだ」

 

 どんな職に就いてもいい。だが探索者だけは止めろ。それが父の口癖だった。

 

「……ならば出て行け! 二度と顔を見せるな!」

 

 それでも想いは捨てられない。こうなる予感はしていた。慌てふためく母を横目に見つつ、手切れ金として叩きつけられたお金を持ち、この日あなたは探索者として歩む道を進んだのだ。

 

 

 

 

 アパートの一室を借りてお金を貯めていく。16歳になればダンジョンに潜る為の資格。初級のライセンスを得られる試験を受けられる。

 とは言ってもかなりの額の頭金が必要だ。家を出て親からの援助もないあなたでは直ぐには受けられない。だからバイトでお金を稼ぐ傍ら、勉強を同時進行で進めたのだ。

 そうして目標の頭金が揃った事で、あなたは探索者としての初歩の初歩。ライセンス試験を受ける事が出来るのだ。

 

 明日は試験の日。初級ライセンスだから簡単な学科試験くらいだが、緊張してあなたは中々眠れなかった。合格自体は疑っていない。だが今更になって受かっても探索者として上手くやっていけるだろうかなど考えてしまう。

 

 そんなネガティブな思考もやがては睡魔に流されていき……。

 

 

 

『やあ。こんばんは、かな』

 

 白い空間で何だかふわふわとした感覚。目の前には誰かが居るが、それも朧げで不確かだった。

 

『長居するつもりはない。本題に入らせてもらうよ』

『君にはこれをあげよう。この世界にはまだ無い【悪魔召喚プログラム】という代物だ』

 

 手の上に何か黒いものがふよふよと浮いている。

 

『取り敢えずは君のスマートフォンに送っておいた。必要ならば他の機器に移してくれたまえ』

『では、私の出番は此処までだ。君がどのような選択をするにしろ、もう私には関係がない』

 

 そう言って、あなたに【悪魔召喚プログラム】を授けた人物は去って行った。

 

 

 夢……ではないのは枕元に置いたスマートフォンが示していた。見知らぬアイコン。【悪魔召喚プログラム】という文字列。あなたが夢の中で言われた単語と同じである。

 

 謎はあるがあなたにはライセンス試験が本日あるのだ。先ずはそれを乗り越えてから考えよう。そう思い立ちあなたは【悪魔召喚プログラム】が入ったスマホを携え、試験会場へと向かった。

 

 

 試験自体はスムーズに終わった。特に問題に詰まることは無く、勉強の成果を発揮出来たと言えるだろう。

 この後は合格者にのみ講習が行われ、最後にライセンスとCOMPを受け取る手筈だ。

 

「お隣いいかな?」

 

 講習が開始するまでスマホを見ながら時間を潰す。なんてことない記事を読み飛ばしながら画面を見ていると、隣の空いた席に茶髪の若い女性が座ってきた。

 

『どうぞ』

『え! りんりん!?』←クリック。

 

「お、もしかしてリスナーさんかな?」

 

 少し照れたようにあなたの台詞に反応し、しーっと口元に人差し指を当てる。

 りんりん。ファン達からの愛称で本名は確か天野凛さんだったか。ファンが調べた名前はそんな名前だった気がする。

 今から貰う初級ライセンスとは違い、もう1ランク上のライセンス。中級ライセンスを保持した中級探索者でダンジョン配信者でもある。

 ダンジョン配信者はフォルマの技術革命により恩恵のあった特殊な配信機材を使用した配信者の事。撮影者の周りに浮くドローン型の機材や、シンプルに耐久性の高い機材。其れ等を用いてダンジョン内を配信する探索者達の事だ。

 だがダンジョン用の配信機材はべらぼうに高い為、COMPや装備に寄る散財も多い探索者界隈では本当に稼いでいる人しか出来ない仕事だろう。

 

「こっちに居るって事は合格したのかな? おめでとう!」

 

『ありがとうございます!』←クリック。

『楽勝でしたよ』

 

「でも、中級試験はもっと難しいぞ〜。……おっと呼ばれちゃった。またねー!」

 

 偶々横になった者同士。深い話題は投げ合わずに世間会話で話しを終わらせた。

 営業スマイルなんだろうなとは思いつつも、初めて会った有名人の笑顔に少しあなたはドキドキとした高鳴りを覚えるのだった。

 

 

「〜なので必ず報告をする事。次に──」

 

 講習は簡単なもの。これはしてはいけない。逆にこれは必ずしろ。そういった説明が終わるとCOMPの動かし方へとうつる。

 

「入っているのは【フォルマサーチ】に【オートマッピング】の2つだ。それ以外は自己負担になるので覚えておくように」

 

 オートマッピングはダンジョン内部のマッピングを自動でしてくれる機能。フォルマサーチはフォルマというダンジョン産の物質を可視化する機能。これが無いとフォルマを見つける事が不可能だという話。低ランクのフォルマサーチだからレアフォルマを見つけたい時はそれ用のサーチを買えとの説明を受けた。

 他にもアプリは沢山あるのだが、お金もフォルマも必要だから最低限のアプリしか入れてないとの事。頭金にはこのCOMPとアプリ代も入ってるから高いんだよなぁ。

 

「初級で入れるのは小規模ダンジョンだけ! それをしっかりと覚えて帰るように」

 

 最後に初級ライセンスで潜れるダンジョンについて解説して終わり。大規模ダンジョン、中規模ダンジョン、小規模ダンジョンの順にあり、あなたは小規模まで、りんりんは中規模ダンジョンまで潜るのを許可されているという事だ。

 

「それでは解散!」

 

 初級ライセンスとCOMPを携え、あなたは礼をしてから講習部屋を後にした。終わってみれば長年の努力が嘘のようにあっさりとした幕開けである。

 

 

『金属バット、ヘルメットを買う』←クリック。

『借金してアプリを揃えよう』

 

 生活費や家賃諸々を抜いて浮いたお金から最低限の装備を購入。防具は最低価格でも今の所持金を軽く上回る。良いフォルマが集まるのを願って此処は我慢の時だ。

 

 で。ライセンスも取得したし『悪魔召喚プログラム』についてだが、

 

『悪魔って何?』←クリック。

『……悪魔召喚。確かそれは異界から悪魔を特定の儀式で呼び出し、契約をし、使役する事だった筈だ。起源は古代メソポタミアまで遡り、かのソロモン王の72の悪魔が──』

 

 悪魔。悪魔は創作物の悪魔だろうか。召喚はそのまんまの通りに悪魔を召喚出来るという事だろうが、アプリ起動しても悪魔が出て来る気配はピクリともしない。

 

『取り敢えずCOMPに入れておくか』←クリック。

『ネットにバラ撒こうかな』

 

 何かの役に立つ事を期待してスマートフォンからCOMPへとアプリを移送。後は単に、スマホに入れておくのが嫌だったのでCOMPに入れておいた。アプリ起動は問題なく出来たのでOKだ。

 

『今日はもう寝ようぜ』

『りんりんの動画見よう』←クリック。

 

 天野凛ことりんりんのダンジョン放送を後追いしつつ、リスナー向けに少し露出が高い衣装を拝んでおいた。今日、この人に会ったんだよなぁと思いつつ、何時かは画面越しの中規模ダンジョンに潜る事を目指してこの日は終わった。

 

 

 小規模ダンジョンは入れ替わりが激しい。ライセンスを持っていれば公的機関に一報を入れれば直ぐに潜るのを許可される為だ。

 自然探索者が生き残れば攻略が終わり小規模ダンジョンは閉じられ、逆に死んでいれば残ったダンジョンへと次の探索者が入り攻略する。小規模ダンジョンは早い者勝ちなのだ。

 

 突如としてパックリと空間に亀裂が走り出来上がるのがダンジョンの入り口。中に入ると外の光景とは打って変わった光景があるとか。近代的、自然的かはその時に出来たダンジョンに寄る。

 

 

 あなたが初めて来たダンジョンの中は、寂れた風車小屋が見える自然的なダンジョンだった。風が吹いて、緑が生い茂る。ダンジョンの中で無ければ素直に長閑な光景だと思えただろう。

 

 

【妖鳥 タンガタ・マヌの夢見針!……回避!】

 

 初めて会ったモンスターは鳥……多分鳥?の宙に浮いた奴である。針のような物を飛ばして執拗にあなたを追いかけて来る。

 バットで渾身の一撃をお見舞いしたが、あまり効いている感じはしない。所詮安物のバットでは効果は薄いか。

 

【?? ????のうちまくり(弱)!……ヒット! クリティカル!】

【妖鳥 タンガタ・マヌを倒した!】

 

 と、暫く変な鳥とあなたは追いかけられっこをしていると、黄色い弾丸が鳥目掛けて何発か飛んでいった。他の探索者が来たのだろうかと弾丸の方向へと顔を向けると…

 

「バカヤホー!!」

 

 ぐえっ、と蛙のような声を上げつつあなたはいきなりの暴力に晒された。ドカッと背中から地面に落ち、殴られた片頬を押さえて悶絶する。

 

「何で仲魔召喚しないんだホ!! お前召喚士だホ!?」

 

『しょ、召喚士……?』

『あ、変なバケツだ』←クリック。

 

「ホー!」

 

 もう一発殴られました。

 

 

 

 

 

「アイツラは悪魔だホ! しっかりとそれを覚えておけ! この能無しホ!」

 

『てことはこれって……』←クリック。

『やっぱり変なバケツだよな……』

 

「そうだホ! それで悪魔を仲魔にするんだホ! 新兵!」

 

『サー! イエッサー!』

『仲魔ってなんですか?』←クリック。

 

「うむ。よくぞ質問したホ。新兵には1から教える必要がありそうだホ」

 

 曰く。探索者がモンスターとして認識しているのは悪魔という存在で。この【悪魔召喚プログラム】があると悪魔を仲魔にして、会話も出来るらしい。道理で今目の前のバケツ雪だるまと自分は会話出来ているんだなと、今更ながらに納得したのだ。

 

「うーむ。見守るだけのつもりだったホが、危なっかしくて見てられんホ」

「新兵! オイラが仲魔になってやるホ! さっさと契約するんだ!」

 

 妖精デモニホが仲魔になった!

 

 

 

 

「いいか? 出すか出さないかを聞いてるんだホ」

「……」

【妖鳥 タンガタ・マヌはフォルマを差し出した】

 

「良し。行けホ」

「………!」

 

「これが悪魔との交渉だホ!」

『カ、カツアゲ……』

 

 死にかけの悪魔に拳を振り上げながら会話する様は紛う事なきカツアゲである。

 悪魔は殺すだけではない。交渉するのも手段の1つだと例を見せられたが、これは交渉と言っていいのだろうか。

 

「緊縛魔法で縛らないだけマシだホ」

 

 中には魔法で縛って金銭を漁る人間も居るのだとか。恐ろしい世界だ。

 

【あなたのバット殴り!……ヒット!】

【妖鳥 タンガタ・マヌに大ダメージ!】

【妖鳥 タンガタ・マヌを倒した!】

 

「ふむ。お前もMAGが馴染んできたホ。やっと戦力になれたホね」

 

 デモニホのサポートを受けながら何度か戦闘を行う。するとある一戦から体が軽くなった気がした。気の所為ではなくバットを振る時も軽快に振れる。

 デモニホがそんなあなたを見て次は1対1で戦えと指示。結果は逃げ回るだけだった悪魔にあなたは1人で勝利を収めたのだ。

 

「よし。次はボスだホ」

 

 最低限の事は教えた。後は実戦で覚えていけ。肩で息をしているあなたを放って、デモニホはずんずんと先へ進んでいった。これでは何方がリーダーなのか…。

 

 

 

【妖鳥 ハーピーがあらわれた!】

【ハーピーのマハザン!……ヒット!……回避!】

『ぎえっ!』

「ちゃんと避けろホ!」

 

【ハーピーのマリンカリン……ヒット!】

『うおおおお!!!』

 

【あなたのバット殴り!……回避!】

「そぉい!!」

 

【デモニホの攻撃!……ヒット!】

『ハッ!』

 

 手は翼に足は鳥の足。体と顔は人間の女性。そんな悪魔に衝撃魔法でボコられ、魅了魔法を解く為に殴られ、偶に来るデモニホ教官からの回復が間に合わなければ死んでいただろう。デモニホ教官の拳でも死にそうになったが。

 

【あなたのバット殴り!……ヒット!】

【ハーピーはたおれた!】

「待てホ!」

 

『どうしました教官!』←クリック。

『早く殺しましょうよ教官!』

 

「うむ。殺すのもいいが1つ思い付いたホ」

 

 ハーピーがあなたの攻撃を受けて地面に倒れ伏した。直ぐにトドメを刺そうとあなたはバットを持って駆け寄る。しかしデモニホ教官はあなたの行動を遮り、銃をハーピーに向けながら少し考え込む様子を見せる。

 

「おい、お前。生きたいか? 死にたいか? 何方か選べホ」

「こ、殺さないで下さい! 生きたいです!」

「ならこいつの仲魔になれホ」

「え……そ、それは」

 

【デモニホの銃撃!……ミス!】

「YESかNOかで答えろホ。俺は気が短いんだホ」

「は、はい!なります! その方の仲魔になります!」

「交渉成立だホ」

 

【妖鳥 ハーピーが仲魔になった!】

 

 デモニホ教官以外の初めての仲魔だと少し感動する想いと、大体脅迫で交渉するんだなと、あなたは銃を頭に突き付けながら話していたデモニホ教官を見て学んだ。

 

「召喚しろホ」

【ハーピーを召喚】

 

「お前こいつを抱けホ」

 

『え……!?』←クリック

『サー!イエッサー!』

 

 驚くあなたにデモニホは続けて言葉を繋いだ。

 

「女だろうが子供だろうが殺る時は殺れホ。お前最初は戸惑ったホ?」

 

 ハーピー戦。見た目が女の子に見える悪魔にあなたの行動は鈍っていた。だから何度も攻撃を食らう羽目になる。途中からはデモニホ教官の一喝もあり果敢に攻めるようになったが、毎度これでは困るのだとデモニホ教官は言う。

 

「女に慣れてないから挙動も変になるホ。だから経験を積んで慣れろホ」

 

 必要ならば男女平等に泣いたり笑ったり出来なくする。それがあなたにデモニホ教官が求めるものだ。この命令も1つの訓練なのだ。

 

「優しくお願いします。……召喚士様」

 

 ハーピーも抵抗すればデモニホ教官に殺されるとわかっているのか、あなたに抱かれる事を覚悟している様子だ。

 

【デモニホのディア!】

【ハーピーは少し回復した!】

「終わったら呼べホー」

 

 最低限の傷は治し、デモニホ教官はその場を後にした。見られていてはやり辛いだろうと、気を回してくれたのか。

 

 

「んっ……あっ……そ、そこ……」

 

 あなたにも少しは性知識がある。愛撫も前戯も無しに挿入すれば痛いという知識が。だから欲も兼ねて後ろからハーピーを抱き寄せ、その胸へと手を伸ばした。

 生まれてから感じた事のない女性の胸の感触。柔らかく、何度も触っても飽きないような中毒性。そして何より少し安心するのだ。胸を触っていると。

 

「んっ……ちゅ……ちゅる……」

 

 胸を揉みしだきながらハーピーと顔が合うと、彼女から自然と顔を寄せて、あなたの唇へと彼女の唇は触れた。直ぐに後から口の中へとヌメッとした温かい感覚が襲って来て、これは舌だなとあなたは遅れて理解した。

 

「召喚士様……んっ……」

 

 少し体を密着させる為にあなたは胸を掴む腕に力を入れ、ハーピーを更に近く寄せる。鼻息を荒くしてハーピーの唇を貪るようにあなたから求め出した。勃起した肉棒はハーピーの臀部へとズボンを押し上げて主張し、あなたからの必死な求めを受けて、ハーピーは少し嬉しくなったのか目元を細めてあなたを呼んだ。

 

「サマナー様……次は爪を切ってくださいね」

 

 女性の女陰はとてもデリケート。少しの爪の伸びも引っ掻き傷の原因になる。このまま伸びた爪でハーピーのを解すのは不味い。幾らあなたの方が今は立場が上でも好感度が下がる要因になってしまう。ならばとあなたは考えた末に、

 

「あ……そ、そんな……」

 

 顔を近付けハーピーの場所へと舌を伸ばす。知識でだけ知っている行為。上手く行くかは分からないが手よりはマシだという判断から、あなたはハーピーの女陰を味わう。

 野性味というのだろうか。ダンジョンの中だが自然の中で暮らしていた彼女の其処からは独特な味がする。

 

「あっ……だめ……きちゃ……」

 

 しかしがむしゃらなあなたの責めでもハーピーは喜んだような声を上げている。少なくとも嫌いではない様子。ならばこのままハーピーを解す為に舌を縦横無尽に動かす。

 反応が大きかった箇所を何個か割り当て、行為の最中で調べていく。時には敢えて感じない場所へと舌を動かし、喘ぎが単調になってきたら、其処へと舌を動かす。

 

「んんっ!?」

 

 ビクンと体を跳ね上げ、ピクピクと小刻みにハーピーは足を震わせながら、快楽の証として白色の液体を噴出したのだ。

 

「来て……」

 

 ハーピーも一度絶頂し、気分が高まってきたのかあなたのモノへと熱い視線を送る。耐えきれない肉棒は外に出ると天高くそそり立ち、否応無く目の前の雌を誘惑した。

 

「ああ……っ! はあっ……!」

 

 人間ではないからあなたを抱き締める事は出来ないが、あなたの肉棒がハーピーの中へと進むに連れて、その羽根の手であなたを包んだ。両足も出来るだけあなたの腰の裏で交差させ、あなたとの距離を近付けようとする。

 

「んっ! ふっ……! んっ!」

 

 唇を再び合わせ、正面から向かい合い腰を振る。片方の手を腰に添えて、もう片方は胸を触ったり、腰の動きを早める為に両手で腰を掴んだり。変化を加えてあなたとハーピーは交わった。

 

「ああ〜〜〜っ!!♡♡」

 

 最後には強い抱擁をあなたから受けて、ハーピーはビクビクと大きく体を震わせながら絶頂した。ドクドクとハーピーとあなたの結合部分からは白い液体が地面へと垂れるのだった。

 

 

 

「満足したホ?」

 

 2度、3度と交合を続けあなたの初体験は幕を閉じた。ハーピーは既にCOMPの中へと戻し、身支度を整えたあなたは大声でデモニホを呼んだ。

 

「丁度良かったホ。メニューも決まってなホ」

 

 渡されたメニューにはびっしりと基礎トレーニングやら、毎日走る距離が書かれている。

 

「まだ日常で悪魔を出すには色々と面倒が多い。だからオイラが居ない時はそれをやるんだホ!分かったな?」

 

『ハーピー呼び出しても良いですか?』

『ハーピーと毎日ヤれって何ですか?』←クリック。

 

「体の繋がりというのも馬鹿に出来ないホ。ハーピーとの心の距離を近付けるのと、女に慣れる練習を並行させるんだホ」

 

 毎日女を抱いてたら少しは慣れるホ?と教官であるデモニホはなんて事は無い風にあなたに言った。

 

 ……ダンジョン攻略をする日もやるんですか?とあなたが尋ねると。

 

「勿論だホ。ハーピーとの性行為。トレーニング。異界攻略は毎日やるに決まってるホ?」

 

 ……体が保つだろうか。




あなた
レベルはまだ一桁台。最初はMAGが馴染んで無かったから攻撃してもダメージは与えられなかったが、馴染んでからはスキルも覚えて戦力になれました。

使用スキル
バット殴り 物理属性。単体に小ダメージ。

デモニホ君
あなたを鍛える鬼教官。かなり弱体化している為レベルも低くスキルのランクも低い。基本はオイラだが偶に俺という時もある。大体脅迫の時に俺になる模様。

使用スキル
うちまくり(弱) 銃撃属性(本来なら万能属性)単体に2〜3回の小ダメージ。
ディア 単体回復技
ラクカジャ 防御力を一段階上げる。

ハーピー
ボスだったけどデモニホ君にボコられて脅されてあなたの性方面での道具になった子。意外と主人公との身体相性は悪くなかったので暫くはこのままでも良いかなと思っているとかいないとか。

使用スキル
ザン 衝撃属性 単体に小ダメージ
マハザン 衝撃属性 全体に小ダメージ
マリンカリン 魔法 単体をCHARM状態にする。

タイトルは適当に考えたから他と被ってそうなら変えるかも。

追記
ハーピーのイメージはD2メガテン、ハーピーと検索して出て来る画像をイメージしています。参考にどうぞ。
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