セクハラしてたらメイドハーレムが出来ていた 作:上り坂は下り坂
ハルラとずっと繋がっていたい気持ちを押し殺してチンポを引き抜く。
ハルラも俺と同じ気持ちだったのか、お掃除フェラだと言いながら俺のチンポを丹念に丁寧に舐めしゃぶる。
その気持ち良さにかまけていたい所だが、朝食の時間が差し迫っているので先にやるべき事をやらねば。
「『光よ 輝き照らす光よ その光は普く届き不浄を払う 清浄なる光よ溢れて満たせ クリーン』」
魔法を発動する為のキーとなるワードは何でも良い。だが詠唱の内容如何によってその効力が大きく変わる。
今回俺がクリーンに求めたのはこの部屋にある全てのものの汚れを取り去る事。もちろん結構な体内魔力を消費したが、言っても俺の五分の一程度だ。
ただなぁ。詠唱の内容を即興で考えるのは面白いけど口にしたく無いと言う思いがある。その思いが強すぎて慣れた魔法なら無詠唱でも出来るようになったんだけどさ?
まっ結果は上々。部屋の匂いや、汗、精液、愛液、お漏らし、潮による汚れが綺麗さっぱり落ちて、ベッドもシーツも布団もメイド服や下着まで元通り。
「んん!? ゔぃくとりゅひゃま! ひゅおいれふね!」
「チンポ舐めるか喋るかのどちらかにしろ……」
「んー……ぺろぺろ。れろえろれろえろ」
チンポ取るんかーい。
少し笑いが漏れてしまった。それに気付いたハルラが俺を見上げてくるがチンポから口を離したがらないので頭を撫でておく。
「……そろそろお掃除は良いんじゃないか?」
「じゅぽじゅぽじゅぽじゅぽ」
「いや待て待て出そうなんだがっ?」
頭を前後させるだけでは無く、頭ごと回して捻りまで加えてきた。ハルラのフェラテクがどんどん上がって行くんだが!?
「うぁっ!? でるっ」
「んっんっ……。ちゅぱっ。んべぇ〜、見へ見へー! おせーし飲みまふ! んくっんくっごくん! っぷは。んえぇ〜」
またしても精液を搾り取られ、今度は口に溜めたそれをわざわざ見せてから飲み干して、飲み干した後の口を舌まで出して見せてきた。
もっかい犯してやろうかコイツ……!!
ハルラの頭にチョップを落とす。
「あてっ!?」
「これじゃいつまで経っても終われないだろが。丸一日お前とのセックスで潰れるぞ??」
「えぇ〜良いじゃんかあ。ヴィルくん独り占め〜」
「服着てから抱きついてくれ、興奮してしまう。……あと口が精液臭い」
「ひどい! うぅ。わかったよぅもう」
ハルラには悪いが、これ以上節操無しになると俺が自罰的になってしまう。後悔する様な選択だけはしたくないんだ。
と言う事で、一旦お互い服を着直す。
……これでようやく真面目な話が出来るな。
「ハルラ、お前に一つ言っておきたい事がある」
「私は側室? それともハーレム問題? ヴィルくんかっこいいからね……私とするまでに何人の女の子とエッチしたの?」
俺がハルラの事を理解出来るように、ハルラも俺の事を理解出来るらしい。
動揺も怒りも無く、少しだけ不満そうにはしているが、俺が多くの女性を侍らせる事は構わないみたいだ。
「えっちしたのは二人」
「ヴィルくんのえっちはセックス? それ以外も含めたら?」
「……それも含めたら合わせて三人だ」
「ウィノちゃんは?」
「…………ウィノには、はっきりとは手を出してない」
こうも的確に問い詰められると、しどろもどろになってしまうな……。
多くの女性と関係を持った事に後悔は無いが、ハルラに報告するのはなんだか忍びない。
俺はハルラの事をこんなにも想っていたのか……自分の感情すら自覚していなかったとはな。
積み重ねた時間と共に好意も積もると言う考えがあった癖に自分を除外していたなんて…………笑い話にもならん。
自分が情け無くて自嘲していると、ハルラが俺を抱き締める。
「意気地無しなんだから……。優し過ぎるんだよ、ヴィルくんは。もっと我儘で良いんだよ。……ウィノちゃんが誰かと結婚しても良いの?」
「……それは不愉快だな」
「ウィノちゃんにとっての幸せってなんだと思う?」
「……俺の側に居ること、か」
「うん、それが分かったなら大丈夫だね」
頭があがらん。将来尻に敷かれるのは決まったな。
「ありがとう、ハルラ。お前が居てくれて良かった……」
「ヴィルくんが許してくれるならいつまでだって居るからね。だって私はヴィルくんの——」
「——俺の女だものな」
「えっへへ! うん! 相談だって乗るし、好きな時に呼んで良いの。……もちろん、好きな時にえっちして、私の身体を好きに使って良いんだよぉ」
最高だな。正しく俺の女で、俺のメイド。
ハルラの腕を剥がして、俺がハルラを捕まえて抱き締める。
「抱きしめられるのも良いが、俺は俺の腕の中にハルラが居る方が落ち着くな」
「……うん。私もこれ好き……」
「俺は、俺が思って居たよりもずっとハルラに惚れ込んでいたらしい」
「……だめだよ。ヴィルくんには……ううん。ヴィクトル様には婚約者が出来るかもしれません。その時に私達を愛してしまうのはお相手に失礼になります。どうか、私達を、メイドを都合の良い相手にして下さい」
…………それが現実だよな。
貴族ってのはプライドもあるし体裁もある。
側室の子を贔屓してると見られただけで最悪家名に泥を塗る。
両家の顔を立てねばならず、メイドとばかり致して居ては不平不満は溜まっていく。
蝶よ花よと愛でられて生きてきた様な令嬢の中にはヒステリーな者や、被害妄想が強い者も多く、ハルラの様な逞しく強かで柔軟な者は少ない。
きっとトリアーナ姉上も貴族らしい貴族が苦手なのだろうな。
家名を捨てて、貴族籍を捨てて、それでも生きて行けるだけの自信と力を身に付けないと近い将来俺にも婚約が待っている。
ヘクトル家は名家。縁を繋ぎたい家など数えればキリが無い。
……父上が俺を手放したく無いと思える程の魅力を身に付けねばな。
「今しばらくは、メイドとして扱おう。だが、俺に抱かれる時だけは俺の女になってくれ」
「っ……うんっ! 畏まりました!」
嬉しさを隠し切れず、緩んだままの口元でそう答えるハルラの頬に手を添えてそっと口付けをする。
また瞳が潤み始めたハルラのスカートをたくし上げて、尻の方から下着の中に手を入れてみれば、ぐちょぐちょに濡れそぼったマンコがあった。
「また発情してるな?」
「だってぇ〜……ヴィルくんの言葉、お腹に響くんだもん……。きゅんきゅん止まらないよぉ」
流石に時間が無いのでマンコに指を入れて愛撫する。
ぐっちゅぐっちゅ、ぬっちゃぬっちゃと水音が鳴るがハルラの顔には物足りないと書かれている。
俺のでかチンポを飲み込んでいたマンコだ、指一本じゃ足りないのだろう。
中指と薬指を突っ込んで中を抉ったり、入り口を刺激していく。
そこにさらに、ハルラの口にも指を入れて舌を触っては挟んで引っ張ったりと口内もいじってやる。
ハルラは喉や口も性感帯の様なのでこれも効くだろう。バイブルにも書いてあったので信憑性は高い。
「あぅ、れろん、ちゅぱっ、しらつかんじゃらめ〜。ゆびきもひぃよぉ〜これ、しゅぐくりゅ……」
当たりだった様だ。ハルラは口も弄ってやるのが良さそうだ。
絶頂も近いみたいなので、マンコに入れている指も、口に入れている指も激しく動かしてスパートをかける。
「んちゅっ、ひやぁ〜えろれろ、いっひゃうぅ、いっひゃう、おくちでいっひゃぅ……ぅんんんんっっ!!」
腰を痙攣させて絶頂したハルラから指を引き抜く。
愛液塗れの指はひっつけてから離すと何度も糸を引く。少し白いのも付いているが、これはおそらく俺の精液だろう。
「あっ、お掃除、するね?」
俺のその指を見たハルラがすぐに咥えてきて、一本一本舌を入念に這わせながら自分の愛液と俺の精液を味わって飲んでいく。
「ちゅぱっ。んふふ。おいひー。ごくん! はぁ……ヴィルくんの味する……」
こいつの言動一つ一つが俺の息子を刺激する。気を抜いたらまたハルラとセックスを始めてしまいそうだ。
俺の理性がある内に早く部屋を出ねば。セックスしなくても出られる部屋である内に出なければならない!
「さてと、それじゃあそろそろ行くよ」
「うん……いってらっしゃいませ、ヴィクトル様。……愛しております」
「俺もだ。……行ってくる」
戦場に行く訳ではない。朝食を摂りにいくだけだ。
だが、この部屋を出た瞬間、俺とハルラの関係は男女のそれから主従のそれに切り替わる。
その切り替わりの一瞬が、俺達は少し怖いんだ。
ドアを開けて、境界線を越える……一呼吸の間を入れて俺はその線を跨いだ。
振り返れば、深く頭を下げて俺を見送るメイドのハルラが居る。
「清掃を頼んだぞ、ハルラ」
「はい、ヴィクトル様」
少し言葉が堅かったかもしれない。でも、きっといつかこの関係にも慣れるだろう。そして明確に変わる日も訪れるだろう。
それが良いものであるか、悪いものであるか、今の俺たちには分からないだけだ。
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朝食は相も変わらず美味しかった。
それが少し憎らしかった。