セクハラしてたらメイドハーレムが出来ていた 作:上り坂は下り坂
朝食を食べ終えた俺は、タイミングを見計らってヴァン父上に耳打ちで精通した事を報告しておく。
「うむ。それは何よりだ。例え家を出るとしても血は繋いで行け。伯爵家の血では無く、ヴィクトル、お前の血を繋いで行くのだぞ」
「……父上。はいっ!」
なんとも嬉しい言葉を掛けてくれる。貴族としての義務を果たす為に子を残す事も考えて居たのだが、今の言葉のお陰で肩の荷が降りた様な気がする。
もしかしたら父上も義務感に苛まれた経験があったのかもしれないな……。
「所で……以前行った性教育の内容は憶えているな?」
「男性器、女性器の構造や名称ならば確と。それと性感帯や愛撫に関しても教わりましたね」
「であれば構わない。それと、性行為はメイドに頼むか娼館へ行きなさい。メイドに頼む場合は相手の同意を得るのを忘れるな。それを肝に命じておけ」
「……はい!」
同意……同意ねぇ。メイドに拒否権なんてあるのだろうか? ヘクトル家に限ればあるのか?
我が家では俺たち子どもも普通にメイドに怒られるからな……まあ、なる様になるか。
報告すべき事は終えたので父上の元を去り、今日は蔵書室へと向かう。
性教育で教わった事は多いが、この世界の人体の構造が前世と同じかは分からない。なので、性知識と人体に関する本を読みたかった。
屋敷の地下一階にある蔵書室へと移動し、重厚な扉を開けて中に入る。
「ん? あら、ヴィクトル様。ようこそいらっしゃいました。今日はどう言った本をお探しですか?」
そう声を掛けてきたのは、蔵書室の維持管理を任されているメイドのリーフ。
淡い緑色の綺麗な髪を右肩の前に垂らしており、左側から見るとうなじが見えてセクシーだ。胸も大きく突き出ており、比例する様にお尻も大きく育っているのか服のラインが女性らし過ぎるその体付きは最早目に毒だ。
加えて垂れ目と泣き黒子と言う要素も持つリーフは、その美貌からかあまり外に顔を出さない。
蔵書室自体もそこそこ広く、顔を合わせる機会も少ないので妖精とすら呼ばれることもあるらしい。
「ある本を探しにきたんだけど……リーフが入ってすぐの場所に居るなんて珍しい、何かあったか?」
「あぁ……えっとぉ……修繕が必要そうな本を纏めておりまして。今から運び出そうと思っていたんです」
成る程そう言う理由だったか。であれば、
「では、それは俺が運ぼう。どこに持って行けばいい?」
「いえ、ヴィクトル様にご迷惑は掛けられませんので……」
「ふむ……俺の頼みを聞いて欲しいから、リーフの仕事を手伝わせてくれ」
「まあ……ふふふ。そうですね、分かりました。では、お屋敷一階にある蔵へと運んで頂けますか?」
「相分かった。では行ってくる」
リーフは女性や子どもにはあまり抵抗感は無いのか比較的に姿を見せる。
だがそれでも外には多くの人が居て、多くの男が居る。例え女性だとしても彼女の身体には目を奪われるだろう。
大人になっても籠らざるを得ない程の美貌にリーフ自身が疲れてしまった。
仕方の無い事と言うのは往々にしてある。どうか負い目などは感じずに居心地の良いままに我が家に仕えていて欲しいものだ。
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木箱自体の重さと、分厚い装丁や分厚い紙で構成された大量の本は、想像以上に重かった。
身体強化の魔法を自らに掛ければ楽は出来たのだろうが、本来ならリーフが運んでいた事を思うと使う気にはなれなかった。
仕事を終えて蔵書室へ戻ってきた時には軽く汗をかいており、想像以上に本の管理とは大変なのだと思い知ったよ。
「あっ、おかえりなさい! 汗をかいておられますね……今お拭きしますからじっとしていてください」
清楚なメイド服に包まれた大きな胸をゆさゆさと揺らしながら駆け寄ってきたリーフは、ハンカチで丁寧に俺の額や首筋をぽんぽん優しく叩いて汗を吸わせていく。
力加減も絶妙で、汗を拭き取る事に気持ち良いと思う日が来るとは思わなかった。
だがそれ以上に……俺よりも身長が高いリーフが前屈みになっている事で重力に引かれて垂れ下がる大きくて長い胸が気になってしまう。
「……すまないリーフ。目を瞑らせてくれ。実は今朝、精通してな……君の安心出来る子どもでは無くなってしまったと思う」
「えっ……あぁ、お気になさらず。私は貴方様の事を子どもだとみくびった事は御座いません。幼少の頃より理性的で理知的な目をしていると思っていましたから」
「……そうか」
「はい。……それに、ヴィクトル様にだけはすっかり慣れてしまいました。貴方様の
そう微笑んだリーフはまるで少女の様で、美しいと言うよりも可愛く見えた。……彼女の年齢知らないけど。
俺は昔から暇な時はここに立ち入っては本を読んでいた。最初はここの扉を一人では開けられなかったからハルラやウィノと開けては入って居たのだが、その当時の事もリーフは知っていた。
そんな俺がリーフと初めて顔を合わせたのは確か八歳。あれから五年経つが外見上の変化は見えない。老化も成長もしていない様な……本当に妖精の可能性もあるのか?
「はい、汗を拭き終えましたよ。それでは次はヴィクトル様の頼みを聞きましょうか」
考えても詮無いことか。
「ああ、人体に関する本と、性知識を得られる本を探しにきたんだ。その場所まで案内してほしい」
「精通されたのなら必要な知識ですね、かしこまりました。ではこちらへどうぞ」
俺は彼女の大きなお尻を追った。
……いや違う違う違う。彼女の背中を追ったんだ。
「人体の本は左手の本棚に、性知識の本は右手の本棚に御座います」
「リーフ、ありがとう。おかげで時間を無駄にせず済んだ。後は自分で選ぶから戻っていいぞ」
「うふふっ……私の事はお気になさらずお選び下さい」
どう言う意味だ? そしてなんの笑みだ?
にしても可愛い笑顔だな。顔が良いと言うのはずるい。それで苦労している彼女には言えないが。
まあ、なんにせよ、さっさと本を選んでしまおう。人体のは……中身も分からないしパッと目についた『種族による人体構造 原本写し』と言う物を手に取る。
性知識は……本棚の下の方には無いか。となると上部になるのだが、上から二段目以降にまだ手が届かない。
俺の身長は百五十程はある筈なので、この本棚二メートル半はあるな。でかい……。
「すまない、リーフ。台を持ってきて貰えるか?」
「言っていただければ私が取りますよ?」
「君にそれを強いるのは酷だろう? だから自分で取る」
「……お勧めはこちらです」
リーフは何故か俺の気遣いを無視して俺の背後から覆い被さる様に本棚上部へと手を伸ばす。
その体勢になると、リーフの大きな胸が必然俺に当たる。
本を取るのに苦戦しているのか胸は何度も俺の身体に合わせて形を変える。
非常に柔らかい、だが張りもある。服越しなのにそれが手に取る様に分かる。
そしてようやく気付いたが、こいつ……俺を揶揄っている。悪戯そうな顔で俺を見下ろしながら胸を押し当てて来ているんだから確定だ。
子どもでは無くなったと言ったのにも関わらず、こう言う事をするのならそれに相応しい態度で返す。
身体を反転し、持っていた本を置いてからリーフの胸を下から優しく揉み込み。俺の手に収まりきらない程の巨乳に指が埋もれて行く。
「んっ……中々届かないですね」
どうやらまだ引かないらしい。
今度は胸の先端の方へと指を伸ばして乳首を見つけ、先端を指で転がす。
「んんっ……」
勃起してきた乳首を摘み上げて巨乳を引き延ばす。
「んあ! ヴィクトル様? ……えっちな事は駄目なんですよぉ?」
煽る様な言葉を瞳を潤ませながら紡ぐリーフ。
息が少し乱れており、彼女の甘い吐息に頭がくらっとする。
「これは、俺のささやかな抵抗だ。いちメイドに誑かされるわけにはいかない。どんなに魅力的で、どんなに妖艶で、どんなに可愛かろうと、俺は! 流されないっ!」
決意と共に胸から手を離し、リーフのでか尻を揉む。
ぐにぐにと形を変える尻。こちらも胸同様に大きく、揉み応えしか無い。そしてきっと飽きる事も無いだろう。
「ふぅー……ふぅー……んっ……お尻激しいです……」
「どうした? リーフは尻を触られただけで息を荒くする淫らな女だったのか?」
「ちがっ……ちがくて……ヴィクトル様だから……」
男心をくすぐる言葉を……。
尻肉を掴み上げて離し、揉み込み、こねくり回し、軽く何度も叩く。
「あぅっ……お腹にっひびいてっ……んんっ」
叩く度に漏れ出る嬌声は静かな蔵書室にも響く。
「……俺はリーフという一人の人が好きだ。仕事を熟す傍ら俺達の相手もしてくれて、時には本を読み聞かせてくれた事もあった……。良いかリーフ。俺はお前の身体では無く、お前自身が魅力的だと思う」
「んんっ、あっ……やぁっ」
語りかけながらも手は止めずにリーフの尻を虐め抜く。
「だからな、身体で誘う様な事をするな。お前は、お前なりのアプローチをしろ。でないと、俺の身体は興奮しても、心が奮わない。良いな!?」
「ひゃいっ……ひゃい……くるっ何かきちゃう……んお゛っっ……」
締めに尻を一際強く叩いてやると、腰をガクガクと震わせてリーフはへたり込んでしまった。
どうやら盛大に絶頂を迎えられたらしく、腰が抜けてしまった様だな。
俺の身体にしがみ付きながら腰をまだカクカクと動かすリーフの頭を撫でてやりながら思う。
バキバキに勃起した己がチンポの処理に困ってしまった、と。
もう一話リーフ続きます