セクハラしてたらメイドハーレムが出来ていた 作:上り坂は下り坂
全ての間引きポイントを回ってきた俺達は、ようやく帰ってきた領都の頭上を飛び、屋敷の玄関先へとゆっくりと着陸する。
「ヴィクトル様!」
すると後ろの方から俺を呼ぶ声が聞こえてくる。振り返ればそこには水色の髪を揺らして走るスユの姿があった。
手袋を嵌めており、頬が土で汚れている事から、どうやらいつも通り庭の手入れをしていたらしい。
「スユ! ただいま!」
「ヴィクトル様ぁぁ!」
飛び付いてくるスユを受け止め抱き締めると、小さな嗚咽が耳に届いた。その事実に申し訳無さと、ぽかぽかと心が温かくなるのを感じる。
せめて俺はちゃんと此処に居るのだと教えてやる様に強く抱き締めよう。
「ひぅ……ヴィクトル様、おかえりなさい」
「ああ、ただいま帰ったよ。スユ」
ようやく顔を上げたスユの目元は赤くなっていた。土汚れもついたままだので、彼女の頬に触れながら俺とスユに『クリーン』を発動。
きっと冷静になった時に汚れを俺に付けてしまったと感じるに違いない。これで全部帳消しにしておこう。
さて、此処でスユと永遠に抱き合っていたいが、父上に帰還を報告しなければならない。なので、ただいまのキスをスユとして、苦渋の思いで俺達は屋敷へと入っていく。
玄関を越えてロビー。今日もメイド達が清掃している姿が見える。と言う事はだ。
「「「ヴィクトル様ーー!!!!」」」
多くのメイドが俺の姿を認識した瞬間に声を上げて駆け寄ってくる。
中でも反応が良かったのは、アリア、ライラ、ロロの三人だ。これでもかとおっぱい押し付けてのハグは非常に心地良く魅惑の感触だったが、断腸の思いでおっぱいを一揉みするに留めてメイド包囲網から抜け出す。
「あはは……ヴィル君すごい人気だよねぇ」
「困りもの。ウィノのヴィクトルさまなのに」
「俺に人徳があり過ぎて困るな。いやほんとに。あとウィノ? お前が俺のものなんだからな?」
「それも良い。んにゃぁ〜」
引っ付いてくるウィノと、控えめに手を繋いで来るハルラ。
それとなく嫉妬しているとアピールされると、それだけで嬉しい。もっとウィノを密着させ、ハルラとは指を絡めて手を繋ぐ。
そのままロビーを抜け、執務室まで直接向かう。そこまで来たら二人も佇まいを正してメイドとしての在り方に戻るので、俺もヘクトル家が三男として立つとしよう。
戸を三度ノックし、名を告げる。
「…………もう一度名乗れ」
ん? 父上、耳が遠くなったのか?
「ヴィクトルです!」
「そうか……入れ」
「失礼します」
執務室の戸を開けてハルラとウィノを伴って入室する。二人は俺の数歩後ろから追随しており、なんとなく両脇が寂しくなってしまう。
実際のところは、これが本来の形なんだけどな。
「父上、領内の間引きを終えてただいま戻りました」
「…………もう一度言ってくれ」
ん? やはり耳が? まだ三十代の筈なのに、過労だろうか? 心配だな。
「領内の間引きを終えて、戻りました」
「……終えたのか?」
「はい。なんとか。全てのポイントを姉上から頂いた地図頼りにひたすら回り、その地で繁殖していた魔物の間引きを終えました。気になるところとしては、何故繁殖したのかを突き止める時間が無かった事ですが、一先ずの安全が確保されたのなら、後はそこに住む者達の仕事かと思う様にしました」
「そうか…………あのジニアが追い付いた頃には最初の街でキング種を狩っていたのは本当だったか……」
何やら頭を抱えて執務机に吐息を吐きかける父上だが、俺は悪い事はしていない……はずだ。少なくとも治安維持に大きく寄与した自信と自負がある。
誇るべきとまでは言わないが、褒められて然るべき行いを成した筈だ。
「父上、何か不測の事態が有りましたか?」
「いやなに、我が息子が立派になり過ぎたと思ってな。ああそうだ。よくぞ戻ったなヴィクトル、そしてよくぞやり遂げた。……本当は期日以内にどれだけの場所を回れるかを見る予定だったのだがな。真に規格外になりおって」
「……ありがとうございます! その規格外をこそ目指して参りましたので!」
その後はハルラが持つ鞄から、上位種と思しき魔物の素材を幾らか見せ、提出。騎士達により良い装備を与えて欲しい旨も告げてさせて貰った。
ついでに、メイドが六人増えるかもしれない事も言ったら「好きにしろ」とのお言葉も頂けた。これでティア達を迎え入れる事も出来そうだ。
そして最後に改めて労いの言葉を貰った後、暫くの休息を与えられる。正確には十日。十日後には王都で開かれる成人のパーティに向かわねばならないからだな。気が重い。
ともあれ報告義務も終えた! では次に向かう場所は……
「二人とも! 風呂に行くぞ!」
「はーい!」
「ふあぁい……」
眠たそうなウィノを小脇に抱え、お風呂好きなハルラを連れたって俺達は疲れと汚れを落とすべく、浴場へと一目散に早足で向かうのだった。
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カポーン。
まあ、そんな音はしないのだが、やって来たのは屋敷の中の風呂では無く、屋敷の外に造られた風呂用の建物。
ちなみに造ったのは俺。魔法の練習兼、星見風呂を堪能するべく父上に頼んで造る許可を得た。
地面の硬化や、岩で作った縁、天井以外は囲うなど、魔法パワーにかまけた上で製作には作り直しも含めて一月は掛かった代物だ。
ちなみに風呂に入るのも魔法パワーが前提。湯船(?)を満たすだけの水魔法、それらを温める火魔法、排水の為に作った穴を開け閉めする土魔法が必要となる。
さらに因むと、魔道具で水を絶え間無く出し続ける案もあったが、それは流石に下水を作らないとどうにもならないと言う事で掛け流し案は流れた。
まあ、今の状態でも家礼達によるマンパワーがあればこその話ではあるのだがな。ゼロから手動温泉は無謀だったと今でも思う。
それでも、今では息抜きに丁度良いと、時折父上と母上が二人でまったりと心身を休める場になっていたりもする。
そんなお風呂にやって参りまして、脱衣所を抜け、浴場に先んじてやって来た俺が先ずやるのは浴場全体の『クリーン』。
次に土魔法で排水溝に栓をし、最後に火と水を同時に操って最初からお湯を出していく。
「一人で出来ちゃうのもちょっと寂しいか。皆んなでお湯溜めるの、楽しそうだよなぁ」
お湯を手の平からドバドバと出しながら黄昏れる。湯気が浴場を満たしていき、視界を少し奪っていく。
だからだろうか、聴覚が不意に布がはためく音を捉えた。その音を辿って目線を上にやると、双子魔女っ子の姿が見え入口の方へと消えていったではないか。時を同じくして脱衣所の方が俄かに騒がしくなり、やがて浴場に出て来たのは布一枚を纏ったうちのメイド達。
すっかり外に出られる様になったリーフが溢れそうな胸をぎりぎり布で隠して出て来たのを筆頭に。
恥ずかしそうにしながらも尻尾をブンブン振っているヴィーナ。
さっき入り口の方に消えたジンジャーとリンシャ。
最早布で隠し切れずに乳輪が見えてしまっているベルメル。
布を押し上げるえっちな乳輪と乳首が魅力的なスユ。
そして当たり前の様な顔で入って来たジニア。
「ヴィル君ごめ〜ん! 止められなかったぁ〜!」
そう言ってやって来たのは布すら巻けずに、全裸で舟を漕ぐウィノを抱えてやって来た全身丸見えのハルラ。
……俺、アウトドアに向いてるかもしれん。既に立派なテントを張り終えている。お湯はまだ張れていないのに。
「取り敢えずもう暫く待てお前達。お風呂はアレだ。ゆっくりまったりと楽しむもの。そうだろう?」
各々から肯定的な反応を頂いた所で、何故さっそく俺のズボンを脱がそうとしているのか。
「失礼しますね?」
「失礼するには早いんだが? リーフ? 話を聞け?」
「ヴィクトル様っ! お帰りなさい! わふっ」
「おう、ただいまヴィーナ。リーフを止めてくれないか?」
「まあまあそう言わずに〜」
「わっ私達も……あの、裸ですから……」
「お前達は俺がお湯を出しているのを上から見えただろう? 確信犯どもめっ!」
「ゆっくりするんですからぁ。ヴィクトル様も身を委ねてくださいねぇ? おっぱい揉みますかぁ?」
「ベルメル……清楚なお前はどこに行ってしまったんだ?」
「ヴィクトル様に染められてしまってぇ……えへへ……」
「じゃあ仕方ないかぁ…………」
ズボンとパンツを下ろされぼろんと出てしまったチンポを見て小さく歓声を上げるメイド達。
日も高い内からすっかり肉林風呂だ。身体を隠していた布が落ちてもお構いなしと言った様子で俺のチンポに釘付け。正直視線が気持ち良いまである。
次いで背後からベルメルが俺のシャツのボタンを外しにかかり、その際に背中にデカ過ぎるおっぱいが当たる。コリっと擦れる乳首まで分かってしまう。
お湯を貯め終えた瞬間に服を脱がされあんなことやこんな事が始まるのだろうなと気を引き締め、ようやく貯め終えたお湯。長風呂前提で四十度程度のお湯にしておいたが正解だったかもしれん。
俺がお湯を出すのをやめると、やはり即座に上の服も脱がされ、裸に剥かれた。
シャワーや石鹸などは無く、外で湯に浸かる事だけを考えた場所なので、俺は皆んなを引き連れてお湯に浸かっていく。
さて、どんなプレイが始まるのだろうかと身構える俺だったが……何も起きない。皆んな静かにお湯に浸かって俺の隣を譲り合い、密着したり少しキスを交わすだけ。
「どうなってるんだ? 皆んなもっとがっついてくるかと思ったんだが?」
「そこは筆頭戦闘メイドとして先んじて私が言い付けておきました。一番お疲れなのはヴィクトル様なのだと」
「ジニア……」
「一番最初に脱衣所に来て服を脱いだのもジニア様だったけどね」
「と、ハルラが申しておりますが」
「それとこれとは関係ありません。あわよくばを狙う精神は別途必要なのです」
なんて図太い野郎だ。良いと思います。ジニアとハルラを手招いて二人を抱き寄せ、ただ引っ付きながら並んで湯を堪能する。
「ヴィクトルさま〜お膝乗るね……」
と、そこにやって来た甘えん坊のウィノ。さっきまで平泳ぎで遊んでヴィーナに怒られていたのに気にした様子が無い。流石だな。
「んお゛っ……お゛ぉ゛〜……きもちっ、良い……ねっ?」
とろとろふわふわの温泉に入ってしまった。
ウィノはそのまま俺の身体に背中を預けてくる。普通なら滑り落ちる角度で寝てもウィノの身体が滑り落ちないのは、ウィノ温泉に息子がずっぽし入ってしまったからだろう。
気持ちえぇんですけど生殺し感もあるので、ジニアとハルラに回していた腕をウィノの身体を支える様に回し、ウィノの腹の上から膣や子宮を刺激する。
「んあっ……ヴィクトルさまぁ? お腹押すのだめー」
「ウィノが滑らない様に支えてるんだろう?」
「んうぅ……じゃあ、優しく……してね?」
俺の顔を見上げてそう言ったウィノは、すっかり瞳が蕩けており、熱い吐息と発情したメスの匂いを放っていた。
そんなウィノを見て強く脈打ったチンポ。それに膣を小さく痙攣させて気持ち良いと伝えてくる。
ジニアとハルラは気付いた様子は無い。流石に諸注意をした旨を伝えた直後に挿入するとは思っていないかったのだろう。大胆すぎた犯行で俺とのセックスを静かに堪能し始めたウィノには戦慄を覚える。
策士ウィノへの称賛を込めて、肛門を締める要領でチンポを動かし内から刺激する。お腹を揉む事で外からも刺激を与えてやる。
「ぃぐっ……ぁぅ……ふっ……くぅぅ……みゃぁ。ヴィクトルさま……ちゅう、して?」
両手で口を押さえて声を我慢するウィノはいじらしく、絶頂を迎えても緩やかに刺激を与え続ける。
すると耐えかねたのか、口も閉じられず涎を垂らしたウィノがキスをねだってくる。
俺は溜め息を吐いて仕方ない風を装いながら、唇を重ねる。
彼女の唾液を舐め取り味わう濃厚なキスを終えて、ウィノのお腹をマッサージしながら温泉の縁に首を置いて、空を見上げる。
「青空が綺麗だな」
「……そうだね。ヴィル君と一緒だとなんでも綺麗に見えちゃうけど」
「それはありますね。どこで孕ませていただくかを考えると楽しいです」
「えっ」
「どうされましたかハルラ」
「あれ。私がおかしい、のかな?」
「ゔぃくっとりゅ……ひゃまぁ……もう、むりぃ……」
二人の馬鹿話を聞いていると、ずっと細かく膣を痙攣し続けていたウィノがギブアップを告げて、腰をガクガクと揺らしながら立ち上がる。
「あっちょっとまて!」
「むりぃ……お゛っ……抜くのもイグッ……んあっ……ふぁぁ……チンポでかしゅぎぃ。おまんこぜんぶこしゅらりぇりゅぅ……」
ウィノが前に進んでぬるりと抜くならまだしも、立ち上がって仕舞えばそれはもうダメだ。
俺達三人の目の前にはねっとりと愛液を垂らしながら身体を振るわせるウィノが。視線を下せばお湯から突き出た立派な亀頭が目に入る。
「ウィノ、先あがるぅ……」
湯の中を少し移動し、段差を上ってお湯から上がったウィノはフラフラとした足取りで、ペタペタと足音を鳴らして脱衣所に去って行った。
彼女の鳴らす小さな音が、本当に良く響いていた。
何故か? 他が水音一つ立てずに俺の方を見ていたからだな。
「では失礼します……お゛ぉ゛っ……これ、好き……お風呂で孕むのも、悪くありません……ね?」
「ヴィル君??」
「……よし。ひと肌脱ぐか」
「もう皆んな裸だよ??」
これまた次は自分の番でしたね、と当たり前の様に濡れそぼった膣にチンポを嵌めるジニア。
次いでハルラのやかましい口を塞いで、愛液の滑りを湯の中でも感じさせる下の口も指で塞ぐ。
続々と集まってくるメイド達を相手すべく、やはり俺はひと肌脱ぐ事にしたのだった。
ウィノ猫過ぎて好き。