セクハラしてたらメイドハーレムが出来ていた 作:上り坂は下り坂
トトアと話をしたその日の晩。
なかなか寝付けず、窓から月を眺めているとドアが開く音がした。気配で誰かが近付いてきているのは分かって居たが、それが誰なのかは分からなかった。
しかしながら、夜這いしにくる人と言えば最強メイドか、筆頭戦闘メイドか、ジニアの誰かだろう。敢えて俺にも分かる程度に気配を漏らしてやって来たのだろうか。
…………いや、それは無い。あいつなら気付いたら既に挿入してましたってなってても驚かない。ジニアはそう言う奴だ。つまり違う誰か。
……家の人間ではある。知らない気配では無い。敵意も害意も無く、覚束無い足取りで俺の背後に近付いて来ている。
さて、一体誰なのか。そろそろ答え合わせと行こうか。
「今日はなかなか寝付けなくってね」
「では、私《わたくし》が寝付ける様にお側におります」
「ん……?」
言葉遣いはメイドのそれ。個人差はあれど、基本はこうだ。だが、声が。声が————姉上。
恐る恐る振り返る。
月明かりに照らされるスカート丈の長いメイド服。服越しに分かるグラマラスな身体付き。腰あたりまで伸びた波打つ綺麗なブラウンの髪。頭上に輝くホワイトブリム。
少し恥ずかしそうで、緊張しているのか身体が強張ったトリアーナ姉上が……月光を受けてより一層美しい姉上が、そこに居た。
我が姉ながら綺麗すぎる。と、目をかっぴらいて驚いていると、姉上が一歩、また一歩と近付いて来て俺の手を両手で取り、ゆっくりとベッドに手を引かれ、連れて行かれる。
「ヴィクトル様は人肌が恋しいのかもしれません。ですから……」
そう言って姉上は縁に腰掛けた俺を抱き寄せ、その豊満な胸に俺の顔を押し付けた。
「こうして、私の体温を感じて下さい……」
春先でまだ夜は少し冷える。だからだろうか、とても温かい。
けれど姉上の鼓動がとても速くて、なんだかそれが微笑ましくて。
俺は甘えるように姉上の胸に顔を自ら埋め、ふわふわのおっぱいと姉上の香りを堪能する。
「とても、落ち着きます。姉上」
「違いますわ、ヴィクトル様。私《わたくし》は一介のメイド。名前でお呼び下さい」
見上げた先では、顔を真っ赤にしながらも平静を装う可愛い
「そうだな、トリアーナ。ふっ。普段は綺麗なのに、今はとても可愛らしい」
「もぅ……」
そう揶揄うと、トリアーナが強く抱き締めて俺の顔を胸に沈めてきた。
おっぱいに包まれるのだからどちらにせよご褒美だ。
「でも、これでは寝付けそうには無いな……」
「……でっでは、もう少し……密着致しましょう」
俺がそう言うと、トリアーナがメイド服に手を掛け、胸元のボタンを外していく。
徐々に曝け出されて行く、無垢な柔肌。大きく突き出た豊満な乳房が露わになり、桜色の乳首がこんばんは。
ツンと尖った乳首も良いが、乳輪が少し大きめなのも良い。
俺は我慢出来ず、このエロメイドの乳首を口に含んで舌で転がす。
「んっひあっ……あっあぁっヴィルっ……! ヴィルにおっぱい……吸われてっ、あぁぁっ……!」
「ん? トリアーナ? 様はどうした? メイドの身分で俺を愛称で呼ぶのか?」
お仕置きに乳首を優しく歯で噛む。
「あんっ♡ ごっごめんなさっ……んんっ! ヴィクトル様ぁ、ヴィクトル様ぁ! トリアーナのおっぱい、美味しいですか?」
「病み付きになるとは、こう言う事を言うのだと思う」
弟の俺が姉のおっぱいを好きに触り、弟でありながら姉の乳首をしゃぶりつくす。
そんな俺に胸を貪られて、悦び喘ぐ姉上の姿に俺の息子はもうすっかり腫れ上がっている。
……でも大丈夫なんだ。幾ら胸を触ろうと、しゃぶろうと、挿入さえしなければ。子宮を突き上げながら射精しなければ、子どもは出来ないのだ。
それに何より、今はメイド。姉上じゃ無い。
————俺だけのメイドなんだ。
「ヴィクトル様、おっぱいだけじゃなくて……その……ちゅー。しませんか……?」
トリアーナの乳輪に俺の物なのだと噛み跡をつけていると、そんな声が俺の耳から脳に入り込んでくる。
思考なんて要らない。俺に惚れているメイドが、俺を求めている。ならば応えるのみだ。
乳首から口を離し、トリアーナの唇を何も言わずに奪う。
「んむぅっ!? ……あっ、ちゅぅちゅぅぅ……まっへぇ、ゔぃるっ、ゆっくりぃ……」
俺はトリアーナの唇を甘噛みし、舌でなぞる。
口ではゆっくりだとか言っているが、トリアーナはされるがままで抵抗など微塵もしない。それどころか俺の服の胸元をギュッと握り込んでいる。
この淫乱メイドの背に手を添えて、もっと抱き寄せる。
俺の服を握り込むトリアーナの指を解き、俺の指を絡ませる。
そしてもっと口内を蹂躙する。舌で這い回り、無理矢理トリアーナの舌を舐めて絡め取る。
「ひぁぁ……らめよぉ、ゔぃるぅ……おねえちゃん、らめになりゅぅ」
一息つく為にようやく顔を離せば、心底嬉しそうな顔を見せてくれる。
絡めた指は固く繋がり、俺を熱い眼差しで見上げ、もっとべろちゅーが欲しいと薄らと開いた口から舌がちろちろと顔を出す。
口では拒否しておきながら、行動の全てで俺を求めるエロメイドだ。
俺は天邪鬼になったのか、或いは朝に抱いたヴィーナとロロとのセックスの影響なのか、虐めてみたくなってしまった。
まるでキスするかの様にトリアーナの顎を指でくいっと持ち上げる。
期待してか窄められた彼女の唇を指でなぞり、徐々に口内へと指を入れていく。
「へぁぁ、にゃぁにぃ? ゔぃりゅぅ?」
指で舌を撫で、そのまま舌を掴んで少し引っ張り出し、口を開けさせる。
そこで俺がするのはキスでは無い。トリアーナにそのまま上を向かせ、俺は唾液をトリアーナの舌の上に垂らすのだ。
「はっ、ぁぁ……あうぅ」
「飲むな。味わえ」
端的に、命令する。
「ひゃい♡」
トリアーナは俺の唾液を全て口内に含み、美味しそうに咀嚼し、口内で掻き回す。時には俺に見えるようにと口を開けて舌で唾液をかき混ぜるさますら見せつけて来た。
「飲め」
「んっんくっ♡ んくっ♡ ごくん……飲みましたぁ♡」
忠実なメイド……いや、これこそ望んでいたかの様な満たされた表情だ。
しかし、ちゃんと言う事を聞いてやり遂げたのだから褒めてやらないとな。
「よく出来たなトリアーナ」
ご褒美はさっき求めていたべろちゅーだ。
先ずはキス。唇を触れ合わせ、どんどん唇を深く深く重ね合わせる。そして口の全てが引っ付いたまま、舌を差し込んで絡ませる。
今度は出迎えるかの様にトリアーナの舌が絡み付いてくる。
要領が良い。キスしながらの鼻呼吸も出来ており、無駄な力みも無い柔らかい唇と舌だ。もしかすると蕩けきって力が入らないだけかもしれないが……だが気持ちは分かる。
どんなに綺麗だろうが、どんなに格好良かろうが、どんなに魅力的だろうが、姉弟なのだ。
胸に噛み跡をつけられて悦んで良い相手では無く、唾液を飲ませて良い相手でも無い。
舌を絡める様なキスをして良い相手では無いのだ。
…………だが、だからこそ、気持ち良い。
そんな相手すら虜にした己が気持ち良い。これ程までに俺と言う男を求めさせている事が気持ち良い。こんなにも美しい女を俺だけが味わっていると言う事実がどんどんと昂らせてくる。
キスしかしていないのに。キスだけなのに。こんなにも興奮する。
「んちゅっ、ちぅぅ……れろんっ、れろれろ、ゔぃるぅ、ゔぃるぅ……すきぃ、すきぃ……」
トリアーナからしたら夢にまで見た光景だろう。夢の様な時間なのだろう。瞳から溢れた雫が頬を伝っている。
きっと俺が肉欲をぶつけたとしても、トリアーナは涙する程に喜ぶのだろう。
口を離せば唾液が糸引く程に絡み合っていた。
月明かりを受けて煌めく唾液の橋。それはゆっくりと垂れていく。
垂れた先にあるのはトリアーナの豊満な乳房。俺と彼女の混ざり合った唾液が、豊かな胸に線を引いていた。
「ヴィクトル……様。……寝付けそうですか?」
……そういえばそんな設定だったな。
「難しいかもしれない」
俺の視線を追ってトリアーナが俺の股間を見やる。
「じゃっじゃあっ! お姉ちゃんが! ……こほん。トリアーナが寝付ける様にして差し上げます。先ずは横になってくださいませ」
滅茶苦茶嬉しそうに素を出した事は記憶からほっぽり出すとして、言われた通りに横になると、見事なテントが張られた。
トリアーナはそこから俺に膝枕をし、自らの大きな胸を重力で垂らして見せる。
そのまま身体を揺すって乳首の先で俺の唇をくすぐり出すでは無いか。俺は擦れていない魚が如き素直さでこの餌に齧り付く。
「あ♡ んんっ、誰も取りませんからねぇ♡ ゆーっくりちゅぱちゅぱしてくださいねぇ♡」
そう言いながら俺の股間を弄り、チンポを片手で器用に露出させると、これまた器用に指で亀頭を扱き出した。
所謂、授乳プレイ! なんだかんだでベルメルと出来てなかったやつ! 母乳飲みながらしたかったけど……出ないからこそのプレイか。深いな。
「しこしこぉ。しーこしこぉ。おちんぽみるく出して、スッキリしましょうね〜♡」
…………目覚めそう。
非常に良くない。やばい。目覚めそうだ。俺を子ども扱い出来るのはマジで家族だけ。
メイド達はあくまでメイドとしての一線は越えない。俺に迫る事や俺を襲う事はあっても、下に見る様な事は絶対にしないのだ。
つまりこれは……姉上だからこそ出来る事!?
「ヴィクトル様? おっぱいちゅーちゅーがおろそかですよぉ?」
俺の葛藤など知らないトリアーナが固くなった乳首を押し付けて俺の口に含ませてくる。
俺はもう振り切っておっぱいを吸う。反対のおっぱいは乳首の先を爪でカリカリと掻くというささやかな反撃しか出来ない。
乳首の刺激に小さく喘ぎながらも、トリアーナの手が俺のデカチンポを上下に擦り、我慢汁で濡れた亀頭を優しく刺激してくる。
人差し指と中指の間に亀頭を通し、カリ首を引っ掻き、すべすべで柔らかな手のひらが、独特な快感をもたらす。
思えばこうして手で扱かれた事はあまり無かった。
大体、俺の今世の最初の女性経験は喉奥イラマチオだ。その後も勢いで生セックスしまくり。喉かおっぱいかマンコ以外の快楽とかあんま無くね? ってくらいの感覚だった。
しかし違う。違うのだ。前世で最もお世話になったのはなんだった? そう……“手”だ。最も射精させてくれた相棒と言っても過言……にしたかった!
つまりこれはある意味での原点回帰。前世ぶりの手コキだ。
「ちゅこちゅこ、ぐちゅぐちゅ、うふふっ。ヴィルのおちんぽ、手で包み切れない……こんな凶悪な物を持っていたのねぇ♡ お姉ちゃんのおっぱいとお手手で気持ち良くなろうねぇ〜♡」
もう素を隠す事すら止めた姉上が俺の名を呼びながら快感を与えてくる。
「ぐっうぅっ……もっでる……姉上っ、出ます!」
「出してぇ♡ 姉上に出すとこ見せてぇ♡ 」
長い射精。止まらない。奥から上がってくる精液が、姉上がチンポを扱く度に噴き出す。俺の腹や姉上の指を汚し、シーツにまで飛んだ。
「すごい……手が精液だらけ……こんなの出されたら……一発で孕んじゃう♡ あーむ。れろえお、ちゅるっ、ちゅるるっ」
自分の手に付いた精液を舐め取り、啜り、美味しく無いだろうに恍惚とした表情でそれを飲み干した姉上は、ゆっくりと俺の頭の下から足を抜くと、俺の腹や胸元まで飛んだ精液まで舐め取りだした。
ダマになっていた精液を舌で掬い取り、水っぽいところはずるずると啜り、俺の身体を舐め回すかの様な勢いで全ての精液を胃に収めた。
「こっちもお掃除しないとね♡」
さすが俺の息子。未だ元気いっぱいでまだまだ行けるぜと跳ねるチンポ。
俺の股の間に腰を下ろした姉上がその根本に手を添え、ゆっくりねっとりと竿を舐め上げていく。
チンポに掛かった精液を綺麗にすると言う名目で、俺のチンポを隅から隅からまで味わわんと、丹念に舌で愛おしそうに愛撫する。
掃除を終えても口は離れず、至る所に音を立てて口付けし、精一杯に開いた小さな口で亀頭だけを咥え込み、あむあむと可愛らしいフェラチオをして見せる。
「ほっひぃ……ひゃいらにゃいぃ……あむっあむっ。ちゅぅ〜〜♡ ぷはっ! こんなおちんぽでメイド達を手篭めにしていたのね。悪い子♡」
姉上は止まらなかった。俺の尻の下に足を入れて腰を底上げすると、さっきまで俺がしゃぶっていた大きなおっぱいにチンポが包まれていく。
「まだまだ元気だものね。“寝付けるように”、もっと出しましょうね?」
幸せそうだった顔が、徐々に妖艶になり、色気を帯びだした。
この言い訳を与えた時から俺の行く末は決まっていたのでは無いか……そんな思考はおっぱいによって掻き消されていく。