セクハラしてたらメイドハーレムが出来ていた 作:上り坂は下り坂
呼び出した四人は、どこか緊張した面持ちだった。
それも致し方無い。前の家の契約書を破棄出来なければ新たな魔法雇用契約は出来ないからだ。即ち、自分の進退が掛かっている。
王都のヘクトル邸は利用回数が少ない為に重要なものが殆ど無い。なので雇うメイドとはただの契約書へのサインで済んでいる。
これも訳アリを引き取っているが故の配慮だ。しかしだからこそ狙われる。そして魔法契約を結びたくても結べない者達が多く居る。
前に勤めていた家の機密情報を漏らさせない為に、クビにした後でも魔法契約書は破棄されないのが当然だからだ。
そして魔法契約を結べないメイドに真の意味で信用を置く事は出来ず、重用も出来ない。
王都ヘクトル邸に勤めるメイドの多くがただの契約を交わしただけのメイド達。ヘクトル領の屋敷には移せぬ者達なのだ。
なればこそ、四人が緊張を表に出すのも致し方無い。
まあ? 契約書、あるんですけどね?
俺は一人一人の名前を呼んだ。
呼ばれた順に俺の前へと来させ、そして勿体振る様に一枚一枚懐から羊皮紙を取り出して広げ、手渡す。
シャオは泣き出しそうな顔を。レインは懐かしさと覚悟を秘めた顔を。ユーラは安心した様な顔を。リンナはワクワクと高揚を隠しきれぬ顔を。
「これは決別だ。そして新たな覚悟を問う儀式だ。四人とも、俺に生涯の忠誠を誓えるか?」
「「「「誓います!」」」」
気持ちが良いくらいの即答だった。
俺も俺の責務を全うすると誓おう。そして、お前達を背負い続ける覚悟を持とう。
「では、それを破壊しろ。塗り潰しても、斬り裂いても、破り捨てても構わん」
シャオは身体強化を用いて躊躇無く破り捨てた。ユーラとリンナは俺が提供した魔法のインクを垂らして名前の欄をぐちゃぐちゃにした。
そしてレインは、首飾りを握り締めながら、ゆっくりとナイフで斬り裂いた。
「……おめでとう。お前達は今この時、本当の意味で解放された。……そして直ぐに新たな契約に縛られる事になる。今一度問おう。お前達は俺に、ヘクトル家に、生涯の忠誠を誓えるか? 誓っても後悔は無いか? 最後の機会だ。よく自分に問い掛けてみろ。幾らでも待つ」
待つ間、父上と相談して決めた四枚の魔法契約書の文言を確認し、机の上に広げていく。
すると、俺が契約書を広げた端から直ぐに魔法インクにペン先を浸して行きやがる。それも四人ともがだ。
「……人の厚意をなんだと思ってるんだ、お前達は」
「愛です!」
「愛ですね〜」
「今なら、愛だと思えます」
「その愛に報い、たいで、す」
「……せめて内容は確認しろ。一生性奴隷になるとか書いてあるかもしれないぞ」
「問題ありません♡」
「現状と変わらない気もしますね〜?」
「その、まあ……ヴィクトル様なら……」
「性奴隷……悪く、ないね?」
一周回って舐められてるのか俺は? 頬が少し引き攣る。
しかしまあ、そう思ってくれる程に信を置いてくれているなら本望だ。
肩を竦めて後は四人に任せてしまう。
この羊皮紙には既に俺の名前が書いてある。四人が使用者の魔力を吸い取る羽根ペンと魔法のインクで名前を掛けば、後は勝手に契約魔法が発動する。
このスクロールタイプの契約は身体に魔力の凝りを作らない。スクロールと言う外部からの魔法によって縛られる物だからだ。目に魔力を集めてよく見てみれば、薄らと主従の間にスクロールを介した魔力のラインが見える様になるって感じの代物。
便利だが、便利故に使う時は慎重になる物、の筈なんだがな。
スラスラと名前が記入され、魔法による契約が呆気なく施される。
これで、俺からの魔法を介した命令をこの四人は拒否する事が出来なくなった。……いやほんとに呆気ないな。大事な契約だと言うのに。
喜ばしいはずなのに、少し釈然としない気分だよ。
「………おめでとう。今この時から、シャオ、レイン、ユーラ、リンナ、お前達は名実共に俺のメイドとなった。これから末永くよろしく頼むぞ」
「「「「よろしくお願い致します、ご主人様♡」」」」
四人のメイド達は満ち足りた様な顔付きで、丁寧な所作と共に頭を下げてみせた。
はあ、全く……これだからメイドは最高だぜ!
おっと本音が。それはさておき、しっかり魔法が発動するかを確認しなくては。
「では早速、魔法の効果を確認する。シャオから順に魔法による命令を行うので、少し抵抗する意思を持ってみてくれ。『シャオ、嘘を吐かずに俺の質問に答えろ』。今晩、俺とえっちしたいか?」
「……し、したく、……した、い、です……! うぅ……♡」
シャオは反対の答えを言おうとした様だが、魔法が発動して発言を修正された様だ。バッチリだな!
「よしよし。後でいっぱいしような〜」
「恥ずかしいですよぅ……」
恥ずかしがるシャオを呼び寄せて足の間に座らせ抱き枕の様に扱うと、シャオは子猫の様に身体を擦り付けてきた。ヨーシヨシヨシ。
次はレインに質問していこうか。
「『レイン、嘘を禁ずる』。ハークロックへの情報に俺がメイド服を着る趣味があると書いたか否か、答えてくれ」
「うえっ!? あ、あのそれは……あ、あぁ、かかか、書きましたぁ!」
「これはお仕置き確定だな。シャオどんなのが良いと思う?」
「えっち禁止です!」
「俺がレインとしたくなったらどうする?」
「シャオがお世話させて頂きます!」
「おー、そりゃ良い。じゃあ後でたっぷりしような〜」
「ひどい意地悪ですよぉ。今更そんなお預けだなんて……!」
んー、楽しい! メイドは愛でるのも可愛がるのも意地悪するのも楽しいな!
本気で悲しそうなレインもこちらに呼び寄せ、隣に座らせる。
「『ユーラ、正直に答えろ』。どんなキスが好きだ?」
「んなっ!? ヴィクトル様、それは……あ、魔法が……! いっ息が苦しくなるまで、べ、べったりくっつけ合ったままの、キス、ですぅぅ……!!」
「良いね。えっちだね。俺は好きだよ」
「恥ずかしくて死ねます……酷いセクハラですよ!」
「じゃあ、キスはお預けで良いか?」
「…………やです」
真っ赤なユーラもまた可愛い。普段はクールなのに本性は甘えん坊っていうギャップが堪らん。後でいっぱいキスしませう。
では最後にリンナ。
「『リンナ、正直に答えよ』。今一番好きなものはなんだ?」
「どくし……おふるぉぉぉ……うぐぐぐ、えっつぃぃ……お姉ちゃん、とヴィクトル、様です……あぅ」
「かなりがんばったな」
「物理的に嘘が、つけない。新感覚っ! おも、しろいです!」
「はっは! そりゃ良かったよ」
出会って数日で姉と俺が同列か。オチンポパワーは恐ろしい。
当の姉であるユーラは感激して妹を可愛がっており、純粋な姉妹愛を感じられる。キマシタワーでは無い家族愛。これもまた良きかな。
無事、魔法の発動を確認出来た以上、しっかりと契約は結べた様だ。四枚の羊皮紙を丸めて紐で縛り、魔法鞄へと収納する。
「さて、これにて再契約、再雇用は終了。名実ともにお前達は俺のメイドとなった。……それも俺の言う事に逆らえないメイド……堪らんなあ!」
ぐへへと笑って見せれば、満更でも無さそうな顔は四つ返ってきた。どうやら悪代官プレイは難しそうだ。
俺は頭を悩ませ、そして思い付いた事を実験する為に一つ命令を出した。
「取り敢えず脱げ」
メイド達の『やっぱり』と言いたげな表情を驚きに染めてやるのが楽しみだぜ。
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メイド服を脱がせたメイドを四人、ベッドに座らせる。
来ているのは肌着と下着のみ。
胸元を大きく押し上げる豊満な乳房、程良く手に収まるジャストな乳房、ぺったんことは言わない程度の乳房、そして肉付きが薄くてぺったんこ、よりどりみどりのおっぱいの羅列。
下着にも個性があって良い。
黒とレースの誘う気満々アダルトなパンティ、普段からこれですと言わんばかりの純白パンティ、ちょっと攻めてはみたがやっぱり恥ずかしいらしい髪色と同じ赤の勝負パンティ、そして水色と白の縞パン。
千差万別。十人十色。みんな違ってみんな良い。
眼福にして目の保養、永遠に眺めていたいが俺は触れて弄れる立場にある。なら触るよなぁ!? 日和ってる奴いるぅ!?
「まあ、まだ触んないっすけど。今日はちょっとね、契約魔法の紋章で遊んでみようと思います。痛いとか苦しいとか、そう言うのじゃ無いので安心してくれ」
彼女達にはあまり良い思い出がない契約紋だからこそ、今日そのイメージを覆してやろうと思う。
先ずは即堕ちチョロメイドのシャオの下腹部に手を置きましてっと。
「あの、ご主人様。消さない……ですよね?」
俺が以前施した形だけの紋章に愛着でも感じているのか、はたまた罪悪感か。シャオはハートの紋章を俺から隠す様に大切そうに両手で覆った。
「んー、じゃあ今回のは胸に置くか。失礼するぞ」
「んっ……はい♡ ありがとうございます……♡」
おっぱい触ったら感謝された。俺も偉くなったものだ。
さておき、今回施すのは、以前リンナに掛けられていた一方的な視界共有紋のアレンジだ。
五感を視覚から触覚に変更。一方的共有を破棄し、魔力置き場作って対象魔力の持ち主との共有に置き換える。今回作る魔力置き場は三つ。
三角形の各頂点に丸を置き、その丸同士を繋げ、中央には被術者と術の方向性を示す為のハートでも置いてみよう。
シャオの胸元。おっぱいの間に、俺の魔力でそんな紋章を作り上げる。
そしてレイン、ユーラ、リンナの魔力を拝借してシャオの胸元の丸に各人の魔力を注ぐ。
「おしおし。いー感じ。じゃあちょっくら失礼」
無事施術を終えたら、シャオの乳首のポッチを摘み上げ、伸ばして離す。
「「「「んっ……!?」」」」
するとどうだ。シャオは当然のこと、他三人も同様に己が乳首を押さえてしまった。
魔法は成功した様だ。
いやー、えっちな事が楽しくなるじゃないの!
「さてさてシャオさん。そんじゃあちょっとエッチしよっか?」
「ま、お待ち下さい!? 今のこの状態でそんな事されたら……!」
「どうなるんだろうなあ? 楽しみだな!」
止めようと動き出したレインに構わずシャオの唇を奪う。
すると他三人が唇を押さえた。
シャオと舌を絡めると、三人は半開きの口の中で舌を一人で動かしており、しかし自分の前には誰も居ないことを実感すると寂しげに俺を見つめてきた。
「きしゅ……切ない、です」
「して、してください……」
「んっ、ずる、い。これ、やだぁ」
サディストの気は無い筈なのだが、如何せん唆る。
美女、美人、美少女メイドが物欲しげな目でキスをせがむ様はそれだけで雄として満たされる気分だ。
シャオとユーラが好きな長いキスをしながら、再度乳首をいじめていく。今度は両方の乳首を摘み、軽くねじったりひねったり、何度か強めに潰す。
シャオの乳首をそこまで弄った事は無かった筈だが、シャオはそれだけで身体を何度も震わせた。
瞳に涙を溜め、繋がったままの唇を自らもっと押し付け、太ももを何度もこすり合わせる。
そしてそれはもちろんシャオにとどまらない。
レインが胸元を抑えながら俯くと、ビクンビクンと身体を跳ねさせた。口元から垂れた涎がベッドにいやらしく垂れている。
ユーラは唇を自分の手で押さえ、股間に手を滑り込ませると勝手に自慰を初めてしまった。クチュクチュと聞こえる水音とくぐもった喘ぎ声は興奮を掻き立ててくる。
二人とは違い、リンナはまだまだ平気そう。荒い吐息と潤んだ瞳を見ればリンナがすっかり発情している事は分かる。しかし、自分の身体を物足りなさそうに抱きしめてはいるが、余裕も感じられた。性感帯の開発が甘いからだろうか?
リンナへの追い打ちを兼ねて、シャオのおまんこへと指を滑らせていく。
赤い扇状的な下着に手を突っ込み、膣口へと指を滑り込ませればそこはもうぐちょぐちょ。指に大量に纏いつく粘っこい液体を掬いとり、シャオの膣全体に塗り広げていく。
俺の目的はクリトリス。愛液で滑りを良くしてからの、皮被りなクリトリスを上からシコシコ擦りまくる。
「ンン゛ッ!? ん、んふっ、ふー♡ ぷはっ、あ、りゃめぇ、激しいのぉぉ♡♡」
思わず唇を離したシャオが俺の服を掴んで堪える様に身を寄せてくる。
耳まで真っ赤にして縋り付くシャオはいじらくて仕方が無い。
乳首を摘んでいた指を離してその手でシャオの身体をきつめに抱きしめ、耳を咥える。
「イ゛ッ、アッ……ゔぃう、とぅ、さまぁ……すき、しゅき♡ イク、シャオ、イクゥ……!!」
「だめ゛、いぐ、これいぐ……お゛ぉ゛ッ……♡ イグ、またイグッ♡ あ゛あ゛ぁぁぁ……♡」
「は、はっ、はっ……きちゃ、う……んぐ♡ ぐっ、あぁ♡ ……まっへ、らめ……ぁいくっ♡」
「んゅ……♡ ぁっ、んっ……きゅぅぅ♡ ……クリちゃん、だめぇ♡」
きつ目の抱擁耳咥えクリ扱きね、よしよし。これからシャオの弱点をもっと探っていってやろう。
そしてシャオと一緒に絶頂した様子の三人。うんうん、魔法の出来は完璧だな。
一番深イキしてるのはレインかな? 次点でユーラ。やっぱりリンナはまだ軽め。
にしても、いやぁ良いね。身悶えるメイドを眺めるのも乙なもの。普通のプレイじゃ目の前で一人しか見えない所、三人の絶頂姿を拝めるんだ。俺はもしかすると、最高の魔法を編み出してしまったのかもしれない。
「ほらほら、お前達。まだまだ夜は長いぞ? 今晩はシャオが満足するまで寝かさないからな! はっはっは!」
楽しい感覚共有プレイは朝日が顔を出すまで続いた。
ベッドの上は、涎やらイキ潮やら愛液やらで悲惨な事になっていたが、光景としては非常に満足の行く乱れっぷりだった。
シャオの子宮口をひと突きするだけでおほ声が四つも聞こえてきた時には革命だと思ったね。
俺は新たな悪戯魔法を手にして、王都での日々を過ごし終えたのだった。