黒の国。そこは闇の化身達の根城であり、己の野心の為にあらゆる世界を侵略する凶悪極まりない悪魔の国。その黒の国では、闇の化身達による報告会が開かれていた。
黒王「これより…報告会を開廷する。」
闇の化身達「………………」
この国の王である『黒王』の登場により、周囲は緊迫した空気が一斉に漂った。彼らは険しい顔をしながら黙る者がいれば、余りの緊迫で冷や汗をかく者や、余裕な笑みを浮かべる者もいた。
黒王「まずは、先日に続いた、イービルフィアとサキュメアリー達による激闘についてだ。」
黒王が言ったのは、イービルフィアとサキュメアリー達が繰り広げた激闘が起きた世界での報告だった。
イービルフィア。彼女らはかつてイースフィアと呼ばれる2人の女戦士で、元いた世界では世界征服を目論む反人類組織『オメガ』によって淫虐な洗脳改造によって、オメガの首領である天才科学者の『ヴォイド』用のメス豚へと変えられた哀れな二人の変身ヒロインである。
そのイービルフィアと対峙したサキュメアリー。彼女達はラブメアリーという魔法少女達で、エルゼアムと呼ばれる堕邪神の手によって嬲られ、操られ、その邪神の妻であり、眷属でもある存在へと変えられたという。
「その、イービルフィアとサキュメアリー達が、愛する者が殺され、両者諸共醜く恨みあって、殺し合ったって事か?」
黒王「その通りだ………。」
「悪堕ちしたメス豚ヒロインども、みんな殺す気満々で醜く争っていたんだってよ。女って怖えぜ………(汗)」
イービルフィアが愛するヴォイドと、サキュメアリー達の夫であるエルゼアムは、お互いの愛する者が何者かの手によって殺され、その愛する者を殺した犯人が、両方のメス豚で、彼女らは怒りと悲しみ、そして恨みや憎悪などと言った人に対する殺意の感情を爆発させながら醜く殺し合ったという。
「で、その醜い争いの果てに、結果はどうなった?」
「無論、両者の力が大爆発して、引き分けとなった模様です。」
「それってつまり、両者自滅して、そいつらが元いた世界も粉々になって滅亡って事だよな?」
黒王「……………その通りだ。其方が言う通り、その闇に染まった乙女どもが元いた世界も同じ運命を辿った。」
闇の化身達「…………………」
(雌豚は雌豚でも、殺す気満々な雌豚は怖えぜ…)
◇◆◇
闇の化身達による報告会が行われている中、黒の国にある監獄要塞タルタロスでは、囚人達が何かから逃げ回っていた。
「うわああああああっ!!助けてくれぇぇぇ!!!」
「な、なんで俺たちはあんな肉便器の雌豚から逃げ回らなきゃならないんだァァァ!!?」
「そもそもお前らのせいだろ!?アイツを凶悪な化け物へと変えてしまったのを!!」
「俺のせいなのかよ!?元々俺は悪くねえよ!もっと悪いのは、『斎藤幸夫』っていう奴が悪いんだよ!!!」
タルタロスの中で逃げ回る囚人達は、元々女を犯す事しか頭の無い下衆達で、彼らは黒の国によってこの監獄の中に囚われ、生きる事も死ぬ事も出来ない生き地獄の中で蹂躙されていると言う。
その脱獄不可の監獄の中で逃げ回る彼らは、自分達がしてきた事を責任押し付け合いながら何かに追われているという。
その、何かというのが…………!!
『ドゴォォォォォンッ!!!!!』
囚人達「ッ!!!!!」
沙耶香「こっちかぁッ!!!」
壁から突き破って現れたのは、背中に4本の太い試験管が刺さった見るからに凶暴で凶悪な令嬢戦士が現れた。彼女の名は秋宮沙耶香。彼女もこの黒の国に所属する狂戦士である。
「うわあああ!!壁を突き破ってショートカットしやがった!」
沙耶香「キェアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!血祭りの時間だアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!」
「ひっ………ひいいいいいいいっ!!!」
一人の囚人は、狂気に満ちた奇声を上げた沙也加を見て、余りの恐怖で一人で逃げ出した。
「お、おい!!自分だけ助かろうとして勝手に逃げるな!!」
沙耶香「ぎひゃ!!」
沙耶香は逃げ出したその囚人を追いかけ、手に持っていたソートオフショットガンで囚人の膝に目かけて放ち、弾は見事に囚人の膝を撃ち抜いた。
「ぎゃあああッ!!!」
膝を撃ち抜かれた囚人は地べたを這いながら進むも、目の前には沙耶香がいた。
沙耶香「ぎへへへ…」
沙耶香は狂気に満ちた笑みを浮かべ、地べたを這う囚人を見下した。
「さ、沙耶香ちゃん…許してくれ!!あの時、本当に済まなかった!!お前を裸体にさせて、ニヤッと笑った俺を許してくれよ!!悪いのはあの斉藤幸夫っていう奴だ!!俺は何も悪く無い!!!許してくれよぉぉぉ!!!」
その囚人はかつて彼女が通っていた学園の生徒で、彼はあの斉藤幸夫の手によって彼女を嬲らせたという。今の彼は涙と鼻水でべしょべしょになりながら必死に命乞いをしていた。
沙耶香「……………」
「許して…くりぇるりょな…沙耶香ちゃん…?」
養豚場の豚でも見る様な目をしていた沙耶香は、何かを思い出したのかの様に乾袋からある物を取り出した。沙耶香が取り出したのは、余りにも衝撃的な物だった。
「アイツ…何かを取り出したぞ…!!」
沙耶香が取り出した物。それは………………!!
「斉藤…幸夫………だと!?」
沙耶香が手に持っていたのは、首だけとなった斉藤幸夫だった。片方の目は虚な目をしており、もう片方の目は飛び出てていた。顎は完全に外れており、赤い液体が今でもポタリポタリと地面に垂れ流している。
「斉藤幸夫の首を取り出した…な、なんかヤバい空気が…!!」
沙耶香は親指を立てて真下にいる囚人を指して、次は斉藤幸夫だった者の横に指した。
「へっ?どういう事?」
沙耶香「……………きひゃ…❤️」
すると沙耶香の顔は再び狂気の笑みを浮かべ、すぐさまソートオフショットガンを取り出し、銃口を囚人の口へ押さえ込んだ。
「ふがっ!?ふがががが!!ふがががががが!!『ズガァァァン!!!』」
囚人は命乞いするも、沙耶香によって頭部が粉々に破壊されて絶命した。
沙耶香「獲物は…マダイル…!!!」
囚人達「………………!!!」
頭部が粉々に破壊されて絶命した囚人を直視した彼らは、硬直したまま彼女を見ているしかできなかった。
◇◆◇
欲深い悪徳にとっては絶望級の地獄であるこの黒の国。その国の中では、とある介護施設があった。
「う………あ…あぁ………」
「あ、今運びますので、待っててくださいね。」
「うう………くぅ………」
「まだ心が治りきって無いな…。」
黒の国にあるその介護施設では、虚な目をした乙女や少女達が沢山おり、彼女らは黒の国のまともな人達の手によって介護されていた。彼女らは悪徳達に陵辱され、嬲られ、最終的には快楽堕ちした女性達で、黒の国の侵攻によって鹵獲され、心を抜かれて廃人と化していた。
黒王によって心を抜かれた彼女らは、話す気力も失っており、上の空で外の景色を見たり、無意識に壁に頭を打ちつけたり、ふらふらと施設内に歩いたり、自慰行為をしたりと奇怪な行動をしていた。
「あ………あぁ………チンポ……」
「待て待て待て、俺のソレを求めてヨダレを垂らすな(汗)」
『じゅぽ、じゅぽ、じゅぽ、じゅぽ。』
「ぎゃあああ!!俺のチンポを咥えながら変な音を出すなぁぁぁ!!!」
「はーい。美味しいミカンだよ。美味しく食べてね♪」
「あーん…」
まともな人達に介護・保護されながら施設内で暮らしていく彼女達。しかし、まともな人は今でも快楽を求める彼女達に翻弄されていた。
◇◆◇
そして…その頃…………
???「さて、準備は出来ておろうな?」
???「はい、いつでも準備は出来ております。エリーゼ様。」
空中に浮かぶ要塞王国では、無数の魔法少女、退魔巫女、そしてシスターが揃った軍隊が並んでおり、彼女らの前には闇の化身が堂々と現れた。
エリーゼ「諸君!!これより我々を邪魔する者達の軍隊を根絶やしにするぞ!!」
エリーゼと名乗る闇の化身の掛け声により、軍隊は『応ッ!!』と叫んだ。
エリーゼ「黒の国から授かりしこの力で、お主らの清潔と純白を奪い、そしてお主らを穢した醜き悪魔と妖魔どもも含め、我らエルスタイン王国の野心を邪魔する者ですらも蹂躙するのだ!!」
闇の化身エリーゼ。その容姿は幼くも、カリスマ溢れる頭脳を持つ闇の化身であり、この空に浮かぶ要塞王国エルスタインを納める女帝である。そしてその傍には彼女の護衛であるアンナがいた。
エリーゼの目の前にいる魔法少女、巫女、そしてシスター達は、かつて妖魔や悪魔達に陵辱され、清潔と純白を奪われて、快楽堕ちした被害者達で、彼女らは黒の国によって再調教され、悪魔や妖魔を憎む殺戮部隊と化していた。
エリーゼ「……………さて、宴の時間だな…ククク…」
エリーゼは悪魔の様な笑みを浮かべ、エルスタインは空に浮かんだまま目的地へ前進して行った。