アンナにとどめをされそうになったリリィ。しかし電子モニターから幼い女帝の声により、アンナは止まり、モニターにはエルスタインの女帝であるエリーゼが映し出されていた。
エリーゼ「アカシックの戦士、そしてセイリア同盟国の戦士よ。ごきげんよう。余はエルスタインの女帝エリーゼである。」
ジャック「アイツが…エリーゼ?どう見ても幼い身体を持っているぞ?」
ガレオン「いや、外見だけで実力を判断したらアカンで。ホンマにヤバいプレッシャーがこっちにも感じ取るで…!!」
ガレオンはエリーゼを見て、侮れない程の強敵である事を感じていた。
◇◆◇
リリィ「エリーゼ…モニターから何をする気なの!?」
エリーゼ「単なる顔合わせじゃよ。お主らがアンナをここまで追い込んだ事を気になってのう…。」
イエロー「な、何なのよ…あのロリババァ…あんな奴、ドリータと比べたら、ドリータの方が可愛げがあるわよ…!!」
ドリータ「わしと比較するのやめてくれんか?(汗)」
エリーゼ「お邪魔虫やら余を見下す生意気な下等生物がおる様じゃが、まぁお主らを嬲るのはまた今度にしよう…。」
イエロー/ドリータ(ギグッ!!き、聞かれてる!?)
ジュウイエローとドリータはエリーゼに聞かれている事を知ってゾッと鳥肌が立った。
エリーゼ「…さて、それよりも、お主らが救った香奈子という奴は、わしがもらっておく。」
エリーゼはそう言うと闇の力を利用し、安全な場所へ避難していた筈の香奈子を闇の中へ引き摺り込んだ。
香奈子「あっ!ぐあぁ!!」
日菜「お姉ちゃんッ!!」
日菜は香奈子を手を差し伸べて救おうとするも、時すでに遅く、彼女は闇の中は引き摺り込まれた。
日菜「お姉ちゃん!!お姉ちゃんッ!!!」
エリーゼ「くははははっ!!案ずるな香奈子の妹よ!!其方の姉はこちらにおるぞ!」
日菜はエリーゼが映っているモニターを見ると、そこに囚われの身となった香奈子が映っていた。
日菜「お姉ちゃん…!!」
ドリータ「日菜ッ!!今は無理じゃ!!この工場が崩れ落ちる!!」
ルカ「ここまで来て…みんな!!急いで逃げるぞ!!」
ルカの号令により、リリィ達は急いで崩落してゆく生物兵器工場から脱出した。
エリーゼ「アンナよ。」
アンナ「はっ!エリーゼ様!!」
エリーゼ「お主もここから脱出せよ。」
アンナも生物兵器工場から脱出し、フリアエと生物兵器達の死骸は崩れ落ちる工場と共に下敷きとなって逝った……………。
◇◆◇
キャンプ地にて、日菜は香奈子が拐われた事で、自分を責めていた。
日菜「……………。」
心咲「日菜ちゃん、凄く暗い顔をしている…。」
バルト「愛する姉と再開できたものの、あのエリーゼの手によって拐われたからな…。」
ドリータ「ちょっとお主ら、外に出てくれぬか?」
アイリス「ドリータさん?」
ドリータ「良いから外へ出てくれぬか?」
ドリータが言った通り、バルト達は一時的に外へ出た。だがバルトはその事を強く理解した。
◇◆◇
ドリータ「日菜、顔を上げて、わしを見ろ。」
日菜「えっ?」
ドリータが言われた通り、日菜は顔を上げると、仁王立ちで日菜を見るドリータがいた。
ドリータ「日菜、その香奈子と言う姉は、救えるチャンスがある。わしはそのチャンスとやら、可能性とやらを誰よりも信じておる!!」
日菜「チャンスなんて…可能性ですらなんて…無いの『むにっ!』あうっ!?」
日菜はドリータに頬を強くつねられた。
ドリータ「確かに一般の兵士達からにしたら、チャンスや可能性は無いと信じる。じゃが、今のお前は、スタンドやらを操る戦士で、アカシックの戦士じゃろ?」
ドリータが言った事により、日菜は思い出した。自分がアカシックの戦士へと成長していた事を。
日菜「……………わかっているわ。でも、例えチャンスや可能性が凄く低くても、1%でも0.5%でも、わずかな確率を意地でも信じてみせるわ。ドリータ。」
ドリータ「どうした?日菜よ?」
日菜「……………共に……お姉ちゃんを…香奈子お姉ちゃんを助けよう!!」
ドリータ「うむっ!その意気込み、見事にあっぱれッ!!」
ドリータは手を差し伸べ、日菜その差し伸べた手を強気握った。
朝陽「立ち直るの早いな…(汗)」
ガレオン「ドリータはドリータの良い所があるでんな。日菜ちゃんが立ち直っていて、俺は嬉しいでぇ。」
◇◆◇
小依「その少年はまだ意識が戻るまでが時間が掛かるわね…。」
リリィ「そうね。命に別状はないのだけれど…。」
香奈子のギア・ブレイカーによって致命傷を負い、意識を失った少年は意識が来るまでは大人しく眠っていた。
次回、黒と桃色が交わり合う性行為。
通訳:心咲、発情。それに巻き込まれる朝陽。