※この作品はR-18です。

Lily EP3 ~戦慄のエルスタイン~   作:YU-GO

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第十七話 ~艦隊戦~

エルスタインの周りには、純白の翼とドレスを羽織り、竜の様な尾を生やす殺戮女神『フリアエ』達がいた。その光景は、かつて彼女が元いた世界で起きた可能性の一つと同じ光景だった。

 

異形の魔物はその場で羽ばたいており、目の前には少数の艦隊が現れた。

 

エリーゼ「ほお、来おったか。」

 

城のバルコニーでは、エルスタインの女帝エリーゼが仁王立ちでセイリアの艦隊を見ていた。

 

エリーゼ「じゃが、こっちも艦隊は揃っている。これは良い見せ物になるぞ。クックック…!!」

 

◇◆◇

 

クレア「前方に複数の生体反応を確認!!フリアエです!!」

 

団長「フリアエ…あのカイムの妹…だが、今のアイツは野放ししてはいけない奴だ。」

 

セイリア艦隊の中に、リリィ達の戦艦『ナグルファル』の姿もあった。彼らもエルスタイン攻略戦に参加していた。

 

「団長!!フリアエが攻撃を仕掛けてきます!!」

 

団長「プロテクターを起動しろ!!」

 

「プロテクターを起動します!!」

 

ナグルファルが防御バリア装置『プロテクター』を展開し、他の艦隊もプロテクターを展開した。プロテクター展開後、前方に見えるフリアエの群れから無数の刃状の光弾が一斉に放ってきた。

 

団長「各員!!衝撃に備えろッ!!!」

 

無数の光弾が襲い掛かり、その攻撃を受けながらもプロテクターで防ぐセイリア艦隊とナグルファル。中にはその攻撃に耐えきれず、プロテクターが破れて撃墜される戦艦の姿もあった。

 

団長「こっちから反撃だッ!!!」

 

「了解ッ!!ビームミサイル発射ッ!!!」

 

ナグルファルから対魔物ビームミサイルを発射し、無数のビームミサイルがフリアエ達を襲った。

 

◇◆◇

 

エリーゼ「大した物よ。セイリアの者よ。じゃが、これはどうかの?」

 

エルスタインの小型戦艦には、魔法少女やシスター、巫女部隊が乗っており、その小型艦隊はセイリア艦隊の攻撃を掻い潜りながら戦艦へ近づいて来た。

 

◇◆◇

 

クレア「小型戦艦がナグルファルに侵入してきます!!」

 

団長「艦内での戦闘か!戦闘員は直ちに侵入者の撃破しろっ!!」

 

ナグルファル内では侵入してきたシスター部隊とナグルファルの戦闘員による白兵戦と銃撃戦が繰り広げていた。

 

「怯むなッ!!撃て!!」

 

『ズガガガガガガッ!』

 

シスター兵「ぐあっ!」

 

シスター兵「はあぁ!!」

 

「ザシュ!」

 

「ぎゃあっ!」

 

「でぇいっ!!」

 

『ドスッ!!』

 

シスター兵「ぐふっ!?」

 

怪我人や戦死者が出ようとも、ナグルファルの戦闘員達はエルスタインのシスター部隊兵達を撃退していた。

 

◇◆◇

 

セイリア艦隊とフリアエ部隊の激しい艦隊戦が起きている中、一隻のドリルの着いた小型戦艦が艦隊戦の中で掻い潜りながらエルスタインへ接近していた。その小型戦艦はフリアエ部隊の中を掻い潜り、多少の被弾を会いながらもエルスタインに到着するが、エルスタインにもプロテクターが張られており、容易く近づかれなかった。

 

しかし、その小型戦艦の前方に付いているドリルにより、プロテクターに穴を開け、ドリルを利用した突貫侵入を成功し、小型戦艦はエルスタインの城門に激突し、門は粉々に崩れた。

 

そして、その小型戦艦から現れたのは、リリィ達『アカシック隊』と、セイリア所属の戦士隊『ジュウソルジャー』だった。

 

リリィ「ここが…エルスタイン………!!」

 

リリィ達が目にしたのは、悪魔と契約を交わし、悪魔が住まう王国へと変貌したかの様な光景が広がるエルスタイン王国。彼女達の目の前には、無数のエルスタイン兵とシスター、巫女、魔法少女の部隊。そして、生物兵器達が、彼女達を立ちはだかっていた。

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